安全大会の講話② 「平尾誠二」
3年前のラグビーの平尾誠二の話である。得意なコーチングの話がメインである。
学生時代の話をしてくれた。平尾の現役時代は同志社の黄金時代である。その時大学選手権の決勝で慶応とあたったらしい。慶応はスクラムが得意でスクラムトライもある。そこでスクラムに対する練習をしていたらしい。そこへ岡コーチが授業を終えて練習を見に来たようだ。二郎も岡コーチはテレビでも良く見ていたので顔は知っている。「昔の100キロは動かないが、今の100キロは走るからな!」と言う話をしていたのを覚えている。
練習を見て「何しているんや?」
平尾「スクラムの対策です」
コーチ「そのスクラムトライで何点取られるのを覚悟しているんや?」
平尾「1~2トライです」
コーチ「それやったら3トライ以上とったらええんやろ。攻めたらええんや!」
それで皆その気になったらしい。大八木なんか「そや5トライとったら勝てるんや!」とその気になって、もう勝ったみたいなみたいな雰囲気になったらしい。
ちなみに大八木の事を、「頭はいい!足は速い!審判の見ていないところで反則する!」と笑わせた。
当時部員は100人以上いる。試合に出るのは15人、スクラムの練習をするのに両方で30人としても、後は見ているだけ! それにスクラムの練習なんか面白くないらしい。コーチはそれに全員付き合わなければならない事を、言っていたようだ。
平尾曰く、岡コーチは日本でも有数の理論派らしい。
試合は、どうも慶応に攻め込まれて青息吐息だったようだ。大八木なんかも浮足立っていたようだ。こうなるとやはり学生ですね。ハーフタイムにコーチの指示に頼りたいが、「死ぬ気でやれ!」の一言だった。
二郎思うに、ここまで来たらつけ刃みたいな事をしても同じ。今までやってきた事を必死でやれ! と言う事かと・・・・・・・
理論派のコーチが言う「死ぬ気でやれ!」の精神論は迫力を感じる。
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コメント
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ちょっとお邪魔しました
ではまた
投稿: あんちゃん | 2010年8月27日 (金) 23時51分
会場へお越しいただいた平尾氏を
ご案内する際、ものすごくシュッとされていたので
あまりに自分がだらしない人間に思えて
「こんな姿でお迎えして申し訳ございません」と
訳のわからないことを口走ってしまうと、
「いやいや!全然かまわないよ!」と
本当に心から爽やかにおっしゃられました。
その後のことはボーっとなって何も覚えてないのです。
投稿: 総務の担当 | 2010年9月 2日 (木) 10時44分