原因究明?責任追及?
部下が現場でへまをした。いや間違いなくへまである。情けなくなる。
簡単に出来る事なのに、皆自分がやらないでだれかやってくれていると思っている。
大騒ぎになってしまったので、反省会と言うか再発防止会を開催した。
関係者一同集めて、おとなしくやる予定がやはり無理。二郎が一番大声をあげていた!
ただ責任追及だけはしたくなかった。がどうしてもそうなってしまう。
知り合いの学生が面白い事を教えてくれた。
「リスクマネジメントに関する失敗について」と言う事を授業でやっていたらしい。
「失敗を伝えなかった物が悪い」と一方的に糾弾するだけでは次の失敗を防ぐことにはつながりません。
人間であれば誰にでもそんな特性、人間の悲しさといった側面が必ずあるのです。この部分を認める姿勢を忘れることなく、「責任追及」ではなく、あくまで「原因究明」を行う事が大切である。
まさにその通りである。が二郎は人間は出来ていない!
やらなければならない事を、やっていないのは本人の責任である。それを言いだすと責任追及になる。
原因究明となれば、やるようにさせるにはどうすればよいのかになるのではないか?
認めたくないが、やれと言っただけでなく、やったかの確認までやっていない二郎が悪いのか?
大声をあげている事自体が原因追及になっていない、と学生に言われそうである。
人の意見には耳を傾ける必要がある事は理解できたけど・・・・・・!
« 単なる女好きのおっちゃん? ③ | トップページ | 安全大会の講話① 「道上洋三」 »
「仕事の悩み」カテゴリの記事
- 仕事でのトラブル……… 「泣く子と地頭には勝てぬ」(2016.03.10)
- トヨタは凄いのか!『朝の遅刻について思う事!』(2015.04.14)
- 本・居酒屋力 議論を忘れた日本人・武田 邦彦(2015.03.11)
- 本・東大で教えた社会人学 人生の設計篇②・草間俊介・畑村洋太郎(2015.01.29)
- 営業回り(若い女性が大変だ!)(2013.06.25)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント