塩野七生 「十字軍物語Ⅰ」
塩野七生の「十字軍物語Ⅰ」を読んだ。メチャメチャ面白い。
谷光太郎「ロジステックス」に塩野七生が防衛大学校の卒業式に来賓として招かれ、祝辞を述べた話が載っていた。
古代の名将ほど補給線の確保を重視した話が載っていた。腹が減っては戦は出来ぬ!と言うことでしょうかね!
女性の身で防衛大学校の卒業式にとは、やはり大物と思う。
その事が頭にあったせいか、十字軍の補給の、兵站の話が出ているのではないかと思い読んだ。
十字軍は陸路を通っている。だから略奪の事がもっと書かれているかと思った。
今回は第一次十字軍の話だけだった。
イェルサレム制圧までと、シリア・パレスティーナの十字軍国家樹立までが書かれている。
3次ぐらいまで書かれているかと思ったがちょっと違った。
しかし一気に読まさせてくれる。
あと2巻で全部書けるのかなと思った。考えすぎですネ!
「海の都の物語」で第4次十字軍の事は詳しく書かれていた。
多分今回省かれるのではないかと思う。その話は面白かったが・・・・・
「ローマ亡き後の地中海世界」 ではクレタの戦いは省かれ、マルタの戦いは詳細に書かれていた。
やはり順を追って読んだ方がよく分かる。
たいがいみんな読んでいる人ではないかと思う。
この本から読み始める人は少ないのではないか・・・・
次が早く出て欲しいと思う!来年だが、リチャード対サラデンの駆け引きを期待して待とう!
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