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2011年1月 4日 (火)

ふたつの 「赤ひげ」

正月に光テレビで「黒澤明 赤ひげ」をやっていた。
この映画は好きだ!
傑作だと思う。
いつでも見れるのに、テレビで放映されていると見てしまう。
どう言うわけか奥さんが見始めた。

「赤ひげ」と言うと、NHKでやっていた連続ドラマの「赤ひげ」を思い出す。
倉本聰脚本、小林桂樹・あおい輝彦主演だ。
この倉本聰脚本は、印象的だった。
良く覚えている場面がある。
お仕着せを着るようになった場面だ。
主人公が診療所で働く事に納得できずに、お仕着せを着れずにいた。
緊急患者なのにお仕着せを着ていなかった為、「何故医者だと分かるんですか?お仕着せを着ていないじゃないですか?」と責められる場面。
お仕着せを初めて着た時、賄いの女性達の明るい顔。

特に印象に残っているのは、告知の場面だ。
余命いくばくもない。それを患者に言うかどうかだ。
赤ひげは「言うな!誰しも怖い」
これは説得力があった。
結局(役は若尾文子だった思う)言ってしまうのだが、真剣に見ていたのを思い出した。

「赤ひげ」の原作者は、山本周五郎だ。
親父が山本周五郎が好きで、全集を持っていた。
良く自分の好きな作品を読んだ。
あまり良い読者では無い。「さぶ」を読んだが、英二の事の方が印象深かった。
みんな、さぶの事を言っていたが・・・・・

20110102_akahige

「黒澤明 赤ひげ」は、奥さんとゆっくり見れた。

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