勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
播州明石で検索していたら、松浦静山が出て来た。『常静子剣談』
もっとも何故よく知っているかと言えば、新宮正春 「秘剣奔る―静山剣心帳」 の主人公が松浦静山だった。
剣豪小説はよく読んだ。新宮正春・戸部新一郎・隆慶一郎が好きだった。皆亡くなってしまった。
肥前平戸藩の第9代藩主で、心形刀流剣術の達人だ。
話がそれた!
野村克也監督が、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」 といっていたのは知っていた。
いつも通り検索してみた!
「負けるときには、何の理由もなく負けるわけではなく、その試合中に何か負ける要素がある。勝ったときでも、何か負けに繋がる要素があった場合がある」 と言う事らしい。
野村監督以外、他には、
「運を期待することはできないのだから、コツコツ努力することが大切だ」
「人間うまくいったときは自分の力でできたと思い、失敗したときは運が悪かったと思いやすいが、その反対を考える必要があるのだ」
「負けたときはその原因を突き詰め、勝ったときにも負けにつながる要因があったかもしれないので常にマイナスを少なくするという考え方が必要だ」
と言う意味合いに取られている。もっともいろんな解釈はある。
どのようにしたら成功するか? ではなく、どのようにしたら失敗するかを熟知し、確実に失敗する方法を避けることで、成功へと導かれるようにすればよい。
成功というのは「消去法」でしか勝ちとることができないと言われます。したがって失敗体験をいかに消去して成功体験だけを残していくか、なのですね。
努力しなければいけないと言う事なんでしょうか?
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