「あ~ぁ 楽天イーグルス」 野村克也
2009年発行。楽天の監督を解任されてからの本だ。うらみ・ボヤキが沢山ある。
解任には思うところがあるのだろう。
2009年10月11日、契約満了で解任。ここで面白いエピソードがある。
ソフトバンクの孫正義が 「二位躍進おめでとうございます」 のメッセージ!
楽天との違いを言いたかったんだろう。
球団関係者に理解者がいなければチームを変えれない。阪神タイガースの関係者。
「野村君、阪神は巨人と優勝を争って、最後に負けるのが理想的だよ」
勝つ気が、優勝する気があるのかと!
ボヤキも戦術。選手に伝わるように言う。間接的に言うのが手だ。
南海時代、門田にたえずボロクソに言った。反発心をあおる為に。
南海時代も解任されたが、その時に門田に、「そう言う事で他意は無かったんや」
と本心を話した話を思い出した。
いろんな選手の話が出て来る。
山崎・田中・岩隈・・・・・
「人間は無視・賞賛・非難の段階で試される」
人間が、人間性が出ると言う子でしょうかネ!
岩隅も自分の成績を先に考えていたらしい。
信頼!信じればこそ、この人についていけば間違いないと思われたい。
三原魔術に踊った選手。3球目にカーブがくる。ストレートだったらしいが本人はカーブと信じた。信じればこその魔術である。
吉川栄治 「難しい。やさしい。どっちも本当だ。しかし難しい道を踏み越えて、真に難しい道を知ったものだけが本物だ!」
この時代、若い時の苦労は買ってでもするなんて、はやらないでしょうネ!
スコアラーの重要さ!
「野球は成功する確率の高い作戦を選択するスポーツ」で、失敗する確率を極力抑えるのが準備。野村がよく言っているが、全盛期の杉浦の球を受けていたら、キャッチャーは考えなくなる。それほど凄い球だったらしい。出なければ38勝も出来ない。
今はそんなピッチャーはほとんどいない。だから考えろ!と言う事でしょかネ!
超二流。一芸に秀でる。自分もそうありたいと思う!
魔術師、三原脩の専売特許だ!
読んでいて自画自賛な感じが多いと思ったが、まだまだ頑張って欲しいと思う!
「スポーツ」カテゴリの記事
- 清原和博の麻薬中毒について(2016.03.22)
- 本・強打者列伝 (2014/12)・野村 克也(2016.03.16)
- 本・監督の器(2013/6)・野村克也(2016.03.14)
- 本・私の教え子ベストナイン(2013/9)・野村 克也(2016.03.09)
- 本・全日本プロレス 超人伝説(2014/7)・門馬忠雄(2016.03.08)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 本・零戦 その誕生と栄光の記録(2012/12)・堀越 二郎(2016.04.23)
- 本・韓国人がタブーにする韓国経済の真実(2011/6)三橋貴明・室谷克実(2016.04.22)
- 三橋貴明の、「大マスコミ 疑惑の報道」を読んで……… 万華鏡写輪眼の瞳術「別天神」(2016.04.21)
- 本・愚韓新論(2014/2)三橋貴明(2016.04.20)
- 本・物語 イランの歴史 誇り高きペルシアの系譜・宮田律(2016.04.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント