ゴルゴ13 「2万5千年の荒野」
今回の震災での原発事故について、かって読んだゴルゴ13を思い出した。
今でも印象に残っている。秀作だ!検索してみれば熱烈なファンが多いのが分かる。
二郎もその一人かも知れませんネ。いまだに覚えているのだから。
題名がいい。プルトニュームの半減期が2万5千年だそうだ!
書かれたのは1984年だ!検索して探し出した。今は4月だ。3月13日にもうアップしている人がいる。
2万5千年の荒野
ロスで起きた原発事故。爆発を防ぐには神技的パイプ射撃が必要!! その時技師は、偶然目撃したゴルゴの狙撃を思い出し依頼を決意!
この事故を隠蔽しようとした会社。一人の技術者が命をかけた!偶然居合わせたゴルゴ13に狙撃を依頼する。黙って仕事を引き受ける。
放射能の漏れた原子炉の中で、少なくとも厚さ40ミリはあるステンレスバルブの一点を撃ち抜く!蒸気でよく見えない中、図面を信じて・・・・・
当然成功する!冷却水が流れ込む。同じ様な話だ!
狙撃を目撃した自分の命と引き換えに。
放射能を浴び過ぎて死ぬ運命にある自分の命と。
最後にゴルゴ13が火を付けた煙草を、死に行くものへ渡す!
この場面は好きな人が多い!
記者会見でこの事を知った同僚が全てを告白する。会社の責任だと!
最後の言葉が印象的だ!
「原子炉も基本的には石油や石炭と同じなのです。ただ、原子炉はひとたび炉心そのものが暴走したら、今の科学の力では抑えることができないのです。その事実を認めた上で、様々の改良がなされ、何重もの安全装置が施されて、今や技術的に原子炉はなんの問題もありません」「じゃあ、なぜ事故が起こったんだ」「いずれ石炭や石油は枯渇します。今更、木炭やローソクの生活に戻れますか。原子力は絶対に必要なのです」
今、現在の話でもある!東京電力も大変だが死ぬ気で頑張って欲しい!嘘は無しですヨ!
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