「修験道と六波羅密」-小さな施しを-①
先日見た「文明の道3、ガンダーラ。仏教飛翔の地」にガンダーラで仏教文化が繁栄した話があった。
今は写真でしか残っていないようだ。必要もないのに爆破された。
東西文明の接点だった事が良く分かる。西洋人、ギリシャ人の仏像もあるようだ!
ローマ・ギリシャ・イラン・唐等との争奪の場所だったようだ!
その中で、「六波羅密」が出ていた。お布施の話が出て来た。
いつものように調べてみた。
六波羅蜜とは、この世に生かされたまま、仏様の境涯に到るための六つの修行をいいます。波羅蜜とは彼岸(悟りの世界)に到ることです。
①布施(ふせ):見返りを求めない応分の施しをさせていただく事をいいます。貪欲の気持ちを抑えて、完全な恵みを施すことです。布施行は物質だけではありません。
②持戒(じかい):道徳・法律等は人が作り現在はますます複雑になっています。私たちは高度な常識を持ち、瞬時瞬時に自らを戒める事が肝要です。 ③忍辱(にんにく):如何なる辱めを受けても、堪え忍ぶことが出来れば苦痛の多い現代社会において、自らが他の存在に生かされていることがわかり、全ての人の心を我が心とする仏様の慈悲に通じることとなります。 ④精進(しょうじん):不断の努力をいいます。我々人の生命は限りがあります。ひとときも無駄にすることなく日々誠心誠意尽くすことです。 ⑤禅定(ぜんじょう):冷静に第三者の立場で自分自身を見つめることをいいます。 ⑥智慧(ちえ):我々は本来仏様の智慧を頂戴してこの世に生をうけております。しかし、貪りや怒り愚痴によってその大切な智慧を曇らせてしまいがちです。
すばらしい。人間皆そう言う気持ちになれば争いも起らないだろう。
奥さんは六波羅蜜を知っていた。仏教を深く信じている。
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