「ジャーナリズムの陥し穴: 明治から東日本大震災まで」 田原 総一朗
ジャーナリズムの世界では、政治的圧力に屈したり、偏った報道を強いられることもあるという。また、「風評被害」という言葉が昨今出回ったが、マスコミが流す情報と自分の目で見た現実とが食い違っていることはよくある。本書では、田原総一朗が三十数年にわたって見てきたこと、感じてきたこと、考えてきたことを、一ジャーナリストとしての孤高の立場から赤裸々に独白し、ジャーナリズムの裏側、そして本質に斬り込む。
久しぶりの田原 総一朗だ。
色々言われる人だ。
昔左翼、今はなんなんだろう?
報道は中立・客観・公平性が基本と言われる。がそんなのは無い。
無難な放送しか出来ない。
新聞の誕生から順をおって記述されている。
①朝鮮半島:「北は地上の天国で、南は地上の地獄」 これを信じていたようだ。
②田中角栄:新聞メディアとの系列化・許認可と言うテレビの支配。
③江副浩正:他でも言っているが、冤罪だと!そう言う面はあるのだろう。検察の陰謀?
④映像による事実:西ドイツのキャスターがいくら言葉で言っても信じて貰えないが、キャスターの後ろに映る建物・車・ファッションを見れば西ドイツの優位は明らかになる。これは説得力がある。
⑤左翼全盛:「ベトナム戦争反対」 「文化大革命礼賛」 「ソ連の実情」
反体制でいる事が知識人と勘違いしている。
歴代の首相の事が記述されている。宇野・海部・宮沢・細川・羽田・村山・橋本・小渕・森・小泉・安部・福田・麻生・・・・
問題の鳩山・管・・・・・
どうも田原総一郎は宮沢喜一・橋本竜太郎には同情的である。
自分の番組で突っ込んだ事に責任を感じている・・・・
内幕が暴露されている感じで面白い。
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