トルコの原発輸出に暗雲
7月27日の日経新聞に不安な記事が出ていた。
前に震災に遭いながらもトルコの原発は日本に優先権を与えるとの記事があった。4月9日だった。
日本側が原発事故の処理に忙殺されているために中断している形だが「原発を建設する決意は変わっていない」と力説。放射性物質の流出問題など日本の情勢が落ちつくまで待つことは辞さないとした。フランスや韓国など日本と競合する国への対応では「日本の苦境から利益を得ようと考える国はいない」と指摘し、他国と交渉を進めて日本とてんびんにかけることはしないと言い切った。
しかし日本の対応が不信感を招いたようだ。7月末で優先交渉を打ち切ると!
腰の定まらない思い付きを言う首相のせいのようだ。
13日の管首相の 「脱原発依存」の宣言からみたい。
そりゃ不安になる。日本が原発を辞める様な事言っているのに、輸出なんか出来るのかと誰でも思う。
原発だけでなく、ああ言う事が変われば信じて貰えない。
トルコの話も多分ダメになるのだろう。
トルコは東京電力による長期運転補償を求めている。 しかし日本の電力会社には国内の対応で余裕は無い。
他の電力会社も問題は多いので余裕は無い。
トルコは日本の官民一体、政府が資金面を含めて全面協力する姿勢を評価しているようだ。
今まで原発を持ったことの無いトルコのような新興国は、原発の運転管理能力を求めている。
思い付きを言う首相では、又それを支えない自分勝手な民主党では無理なんでしょう。
あれだけ管首相と距離を置いて違いを示そうとしている人達は、自分のことしか考えていないのでしょうネ!
現政権で思う事はあるのだろうが、その立場で職務を果たそうとしている人達は評価したい。
なでしこジャパンのトロフィーを掲げてにやけている仙石の顔を見ていると絶望的になる。
管首相も何故辞めないのか良く分からない。 権力は一度握ればはなせないものなのか!
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