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2011年9月14日 (水)

リンカーンの演説・「人民の人民による人民のための政治」

先日リンカーンのリンカーンのビクスビー夫人に宛てた手紙を記述した。
それに対してコメントがあった。ありがとうございます。
9・11の追悼でブッシュ元大統領が引用した様だ。それで検索してみてくれたようだ。
リンカーンはわずか3時間、小学校教育を受けただけだそうだ。                
その大統領が272語、3分間のこの演説が、アメリカ民主主義の象徴のよなゲティスバーグの演説となった。


この演説より11年前に似たような演説をした人物がいるそうだ。
ハンガリー革命に失敗して亡命した
コシュート・ラヨシュ
「すべては人民のために、人民によって、行わなければならない。それが民主主義と言うものだ」
この二つの演説をつなぐ一人の人物がいたそうだ。
コシュートをアメリカに招き、リンカーンに民主主義を手ほどきした、
ダニエル・ウェブスター!(国家と政治、田勢康弘)

コシュート・ラヨシュ:1848年ハンガリー革命を戦ったが、ロシア帝国がオーストリアを支持したことで危機的状況になり、コシュートは8月にオスマン帝国に亡命、その後はイギリス、アメリカ合衆国、フランスへ身を寄せた。その間にカール・マルクス、ジュゼッペ・マッツィーニと接触があった。1867年にアウスグライヒによってオーストリア・ハンガリー二重帝国が成立するが、これを真のハンガリー独立ではないとして受け入れなかった。そのまま祖国に帰国せず、1894年にイタリアのトリノで死去した。

ダニエル・ウェブスター:19世紀前半のアメリカを代表する政治家の一人である。上院におけるいわゆる「フェイマス・ファイヴ」の一人。
①失敗の大半は資本の欠乏よりも、エネルギーの欠如から起こる。

②国民の政府は、国民のために造られ、国民によって造られ、国民に適するように造られる。

③信頼は強制によって作られるものではない。

④人間に信頼を強いることはできない。

⑤価値のあるものに新しいものはなく、新しいものに価値のあるものはない。

⑥虚言は真実でないばかりか、常にその内に争いをはらんでいる。

いろんな考えがあるのだろう!
敵の敵は味方!オーストリアの宿敵、オスマン帝国に亡命は面白い!
一つの事は流れの中で複雑に絡み合っている。その流れのはてに結果が出て来ると思う。

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