「楊家将」 ・北方謙三①
前に知り合いの中学生の息子の事を記述した。
中学は名門と言われる学校で、簡単には入れない。今年入学した。
夏休みの宿題が変わっている。
戦国武将の事を調べてるのが宿題の一つだった。
選ぶのに一苦労だったようだ!
もう一つは、ビックリするような宿題だった。
「楊家将」 の感想文を書く事だ。
当然北方謙三の本だ。北方ワールドだ!自分なりの世界に変えているようだ。
読む為のテキストと言うか案内書はあったようだ。それにしても凄い!
今回アマゾンで検索して本を探した。上下2巻で1円と81円だった。送料込みで582円だ!
相変わらずセコイと奥さんに馬鹿にされた!
宋建国から間もない頃、宋は北方の遊牧民族王朝・遼と燕雲十六州を巡る領土争いを繰り広げていた。宋には楊業の率いる楊家将が、そして遼には白き狼と呼ばれる名将・耶律休哥があり、激闘を繰り広げる。楊家の人々は一方で、楊家を妬む宋内部の奸臣たちとも戦うのであった。
三国志と並ぶほど人気があるそうだ。
三国志は学生時代に先輩に勧められて読んだ。
吉川栄治が面白いと言われて、親父の本を読んだが全然面白くなかった。
次に柴田連三郎を読んだ。メチャメチャ面白かった。
が劉備が善で、曹操が悪と言うイメージが強すぎた。
やはり合う合わないがある。今は宮城谷昌光にはまっている。
年をとって自分も変わったと思う。曹操が英傑と思うようになった。
この本の内容は単純だ。宗と遼との戦いだ。が三国志ほど大きくは無い。どちらかと言えば局地戦だ!
登場人物も限定されている。
それに単純に善悪の区別をしていない。生き方の問題を重視している!
双方に武の人がいる。それが主人公である。
戦いが始まる。どちらも司令官では無い。その地位を器では無いと避けている感じだ!
楊業:楊家の家長で楊家軍を率いる。楊令公とも呼ばれる。
耶律休哥:遼の将軍。生まれつき全身の毛が白いので白き狼と呼ばれる。若い頃は禁軍の将校だったが、蕭太后の勘気を被り、懲罰的に辺境の軍営に追放され、調練の指揮をとっていた。耶律奚低に2千の軽騎兵を率いる将校として外征軍に加わって欲しいと頼まれ参戦し、遂城の戦いにて楊業率いる楊家軍と交戦する。以後、部隊の装束を赤一色で統一した騎兵隊「赤騎兵」を率い、激闘を繰り広げる。
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