スペシャルドラマ・坂の上の雲・旅順総攻撃⑤・作戦とは・・・・・
司馬遼太郎言う。原作でもドラマでも言っている・・・・・・
「作戦は単純明快で素人にでも分かるのもで無ければならない」
ロシアは明快だ。力が全てといってよい!
引いて相手の補給線の伸びきったところで反撃する。
ナポレオン・ヒットラーも屈した。
ロシア将軍クロパトキンはそうしようとしていた。
ロシア軍23万。日本軍14万。まともに会戦すれば兵の多い方が勝つ。
まして身体も大きく見るからに強そうなロシア兵は多い。
織田信長がそうだったように、いかに戦場に敵より多くの兵を集めるか。
勝てるように持って行く。その為には待つ事も出来る。
すぐれた戦略家と言うのはそういうものなんだろう。
児玉源太郎はこの第3軍の兵を決戦に使いたい。
ただでさえ兵力は不足している。
早く旅順を落として欲しい。
逆言えばロシアは出来る限り抵抗して日本軍を引きつけなければならない。
秋山真之が言っている様に、ここは203高地を落としてあとは待っているだけで良かったのかも・・・・・
203高地も調べてみると、本当に秋山真之が言ったのかどうかは疑問視されている。
やはり司馬遼太郎は凄い!
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