墨子よみがえる ③・半藤 一利
④「運命論」 「宿命論」 を否定する。
運命論・宿命論なんて、国の為、社会の為、人の為に百害あって一利も無しと説く様だ!
どうなんでしょかね?
努力しなくなるということなんでしょうネ!
分からないでも無い!
墨子が己の信念に生きた事は分かる。
⑤「君子は鐘の如し」 について。
公孟子が君子を鐘にたとえる。 「叩けば鳴り、叩かなければ鳴らない」
万事控えめに、問われなければ沈黙し、問われた時に初めて応える。
これが君子のとるべき態度と言う。
墨子反論する。聞きもしないのに喋るあなたは何なんだと!
ここで 「義」 が出て来る。
人として行なう正しい道、と言う事らしい!
墨子一人では何も出来ない。せいぜい一人の仕事しか出来ない。
が多分こう言っていると思う。
義の精神を世の中の多くの人に広める事が、正しく国を治める事になる。
どうなんでしょうかね!
それでも金や野心の為にやっていると言われたようだ!
⑥義の為に死すとも可なり。
葉隠れが出て来た。それで赤穂浪士討ち入りは、単なる死闘と論じる。
仇討は親の仇を子供がとる。下位のものが討つことになる。
浅野長矩の子供か弟がやるべきで、家来がやるのはルール違反!
荒木又右衛門の仇討も主命に寄るのもだったはず。
義もみずからの実行あるのみ、となれば赤穂浪士も正しい。
がアチコチで説く必要はないと言われるが、反論する。
要は多数でやった方が良い結果を残す。
多数にするためには義を説いてまわらなければならない。
私めはそう解釈した!
ついでに武士道と墨子は同じものなり!
そうなんだろう!
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