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2012年1月24日 (火)

墨子よみがえる②・半藤 一利

②国家百年の計は人材登用にあり
半藤一利の定番と言うべき、米百俵の精神が出て来る。
これは人材を育てなさいと言う事の説明だ。
能力あるのもを取りたてる。当たり前の事だが出来ない。
墨子の時代から現在に至るまで出来ない。
ここで 「趙括談兵」 が出て来る。
秦と趙の、長平の戦い。
越の名将、趙 の子、趙括。秀才であったようだが、父親から見れば 「学校秀才」 に過ぎない。父は認めなかった。
「将軍の器にあらず」 と言っても趙王が将軍にする。
ここで長平の戦いだ。秦は常勝将軍 白起だ。完敗する。
人材を見抜くの難しい。
難しいから、学校秀才に頼る。
ここで再び半藤節がでる。
河井継之助だ!半藤一利に同意見だ。
初めて河井継之助を知ったのは、短編英雄児でだ!
メチャメチャ面白かったのを覚えている。
長岡の小藩で家老にまでなったのが間違いか?
小さ過ぎたと言われる。もっと大きな舞台が必要だったんだろう。
それにしても小栗上野介と言いもったいない事をしたと思う!
人は殺してしまえば終わりである!

どう人材を見分けるか?
義なざられば、高給を与えず・高い地位を与えず・信頼しない・相談相手にしない。

上に立つものは 「天」 を恐れなければならない!

義・天の説明は後で出てきそう!

③「天」と「鬼神」は存在する?
いたる所が半藤節だ。山本五十六が出て来る。
太平洋戦争について、天の意思なのか?天命なのか?
話が変わるが宮城谷昌光。著者の本を読むと、天意・神命という事が素直にはいってくる。
くじの結果でもそう思える!
天の中に鬼神が存在して、罰を与える。本当かいな?
世の上に立つ人は、天を恐れ、鬼神の天罰を恐れ、おのれの分を守って真面目に正しく業務に精励すべきである。利益を追求せず、アホなおべっか使いをまわりに集めずに、人材を登用すべきとあった。
同感である!

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