墨子よみがえる②・半藤 一利
②国家百年の計は人材登用にあり。
半藤一利の定番と言うべき、米百俵の精神が出て来る。
これは人材を育てなさいと言う事の説明だ。
能力あるのもを取りたてる。当たり前の事だが出来ない。
墨子の時代から現在に至るまで出来ない。
ここで 「趙括談兵」 が出て来る。
秦と趙の、長平の戦い。
越の名将、趙 の子、趙括。秀才であったようだが、父親から見れば 「学校秀才」 に過ぎない。父は認めなかった。
「将軍の器にあらず」 と言っても趙王が将軍にする。
ここで長平の戦いだ。秦は常勝将軍 白起だ。完敗する。
人材を見抜くの難しい。
難しいから、学校秀才に頼る。
ここで再び半藤節がでる。
河井継之助だ!半藤一利に同意見だ。
初めて河井継之助を知ったのは、短編英雄児でだ!
メチャメチャ面白かったのを覚えている。
長岡の小藩で家老にまでなったのが間違いか?
小さ過ぎたと言われる。もっと大きな舞台が必要だったんだろう。
それにしても小栗上野介と言いもったいない事をしたと思う!
人は殺してしまえば終わりである!
どう人材を見分けるか?
義なざられば、高給を与えず・高い地位を与えず・信頼しない・相談相手にしない。
上に立つものは 「天」 を恐れなければならない!
義・天の説明は後で出てきそう!
③「天」と「鬼神」は存在する?
いたる所が半藤節だ。山本五十六が出て来る。
太平洋戦争について、天の意思なのか?天命なのか?
話が変わるが宮城谷昌光。著者の本を読むと、天意・神命という事が素直にはいってくる。
くじの結果でもそう思える!
天の中に鬼神が存在して、罰を与える。本当かいな?
世の上に立つ人は、天を恐れ、鬼神の天罰を恐れ、おのれの分を守って真面目に正しく業務に精励すべきである。利益を追求せず、アホなおべっか使いをまわりに集めずに、人材を登用すべきとあった。
同感である!
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