坂の上の雲・常勝将軍・立見尚文
司馬遼太郎は負け組でも、潔い、信念を貫いた人物が好きなのではないか?
この立見尚文の名前も司馬遼太郎で知った。
凄い人と思った。
薩長の軍人が、戊辰戦争時の自慢話をしていると、言われたそうだ。
「あのときはこう逃げたではないか!」
事実を言われて、嫌がられたのではないか?
実際に山県有朋は、避けたと言うか嫌がったようだ。
ただ戦場における指揮官と、軍政家の能力は別だったようだ。
元桑名藩士で柳生新陰流の達人らしい。
新撰組副長、土方歳三とも一緒に戦ったようだ。
賊軍と言う事で干された様だが、その能力は捨てがたかったんだろう!
日露戦争は第8師団を率いた。
八甲田山、雪中行軍で有名な師団である。
兵には慕われたそうである。
この常勝将軍がドラマに出て来なかったのは寂しかった。
黒溝台の戦いで踏ん張ったのは立見尚文だったと言われている。
「東洋一の指揮官」 、との評価もある。
司馬遼太郎は誉めている。
立見尚文の本もある。
こう言う本が出て来るのは、やはり司馬遼太郎の影響で名前が売れたからか?
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