帝国陸軍の栄光と転落・別宮 暖朗
日露戦争で頂点に立ちながら、昭和に入るや派閥抗争と下克上をくりかえし、ついには無謀な戦争により瓦解した帝国陸軍。この典型的な日本型組織の欠陥はいったい何だったのか。参謀本部の役割、海軍との確執、統帥権問題の本質等、欧米の軍隊と比較しながら失敗の本質を問う画期的な書。
著者の本は始めて読む。
著作リストには、「坂の上の雲では分からない・・・・」 の題名の本が多いようだ。
別にそれが問題とは思わない。
がどちらかと言えば司馬遼太郎のおかげで読まれる本のひとつではないか?
司馬遼太郎を意識している。
メッケル参謀少佐を二流と言う。
色々記述してあるが、のらない!読んでいて面白くなかった。
理由は、著者はそんな風に思っていないのかも知れないが、自分の記述が絶対に正しいと言っている感じがしないでもない。
奉天会戦は、当時世界最大の会戦だったようだ。 日本は勝っていた!
司馬遼太郎言う児玉源太郎等の判断を批判している。
結果では無くプロセスを批判していると思うが・・・・・・
事実だろうと思うが、陸海軍の意識の差等は何となく納得する。
司馬遼太郎は児玉源太郎を確かに持ち上げ過ぎとは思わないで無いが・・・・・・・・
司馬遼太郎のおかげで発行出来た本と思ってしまう!
著者には申し訳ないが、面白くなかった!
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