あの戦争になぜ負けたのか①・半藤 一利 中西 輝政 福田 和也, 保阪 正康, 戸高 一成, 加藤 陽子
「対米戦争の目的は何だったのか」、「陸軍エリートはどこで問違えた」等、戦後六十余年、「あの戦争」に改めて向き合った六人の論客が、参戦から敗戦までの疑問を徹底的に掘り下げる。「文藝春秋」読者賞受賞。
この手の本は、坂の上の雲・山本五十六のせいで、かなり読んだ。ほとんど半藤一利が中心だ!
付くに目新しい項目は、新聞だ!
①対米戦争の目的はなんだったのか。
バスに乗り遅れるなと言う事だ!
ドイツ頼みだ。前から思っているが、山本五十六も早期講和を願ったとされるが、何処の国に仲裁を頼む気だったんだろう?
日露戦争はアメリカに頼むために、それなりの手をうっている。
これでやってみなければ分からない!で死ぬ者はかなわない!」
②ヒトラーとの同盟は昭和史の謎。
ヒトラーは、黄色人種を最初から馬鹿にしていたようだ!
ドイツは三国同盟に冷淡だったようだ。
途中から熱が入った。
ドイツはいずれソ連と一戦交える。その為には極東からソ連を攻撃して欲しい。
それが中国でも日本でもどちらでも構わない!
中国に軍事顧問団を送る。それにより日本は相当な被害を受けたようだ!
いずれ戦うのに独ソ不可侵条約が結ばれる。キツネとタヌキの化かし合いか!
それを見て日ソ中立同盟を結ぶ日本!
ソ連もドイツに攻め込む作戦計画はあったようだ!
架空戦記、レッドサン・ブラッククロス。これにもそれが描かれている。
最初はドイツは後退するが、反撃に出る。実際とは逆だが・・・・・・・
英国は同じアングロサクソンとは言え、アメリカとは絶対に戦争しないと決めていたそうだ。
第一次世界大戦終了後に日英同盟は破棄される。
イギリスにそれとなく、アメリカと戦争するな!と暗にいわれていたようだ!
日本はドイツが勝っていた時の、負けた国のアジアの植民地を欲しがったようだ!
その為にドイツに近づく!
軍人がドイツに行くと、親ドイツ派になるそうだ!
実際はメイド・ホーメヘルパーとかと称して、女性を住ませる。現地妻か?
カタブツの石原莞爾も与えられたそうだ。
ちょっと情けない!(自分だったら大丈夫とは言わないが・・・・・)
陸軍、軍人の中に共産主義者がいたようだ。これは納得!イギリスでもいたのだから・・・・・
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