遠藤 直経(通称は喜右衛門尉)・ (軍師・参謀・忠臣)
この武将の名前を知ったのは珍しく津本陽によってだ。
著者は高く評価していた。
武将として見る目はあったようだ!
浅井家と織田家が同盟関係にあった時、信長の接待役の直経は信長暗殺計画を長政に進言した。
朝倉氏と織田氏との関係が悪化した時、直経は織田側につくべきであると強硬に主張した。
信長と接するうちに信長の内政外交の手腕を高く評価するようになった。
姉川の戦いで浅井軍大敗が濃厚となった際、直経は味方武将の首級を掲げて、信長の暗殺を謀ったが捕らえられ斬首された。
一度目はともかく、二度目の織田側に付くべきととの進言が用いられれば面白かったと思う。
こう言う武将はもっと評価されても良いと思う。
裏切ることなく最後まで浅井家に忠誠を尽くした。
名臣に当然あげられる武将と思う!
最近、負け組とか怪しい人を読んでいて思いだした武将だ!
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