三国志 将の名言 参謀の名言①・守屋 洋(監修)
「泣いて馬謖を斬る」「治世の能臣、乱世の姦雄」…。曹操・劉備・孫権・諸葛亮などの英雄・名将たちの心を揺さぶる名言から、「三国志」全体を読む。
人間学の宝庫と言われる中国古典の世界、三国志の世界だ。
前にも記述したが学生時代は劉備玄徳が善で、曹操が悪と言うイメージだった。劉備を主人公にすればそうなるのだろうと思う。
まともに読んだのは、柴連三国志だった!
諸葛孔明の才能にあこがれた感じを持った。
吉川栄治・柴田連三郎とかは劉備をよく書き過ぎていると思う。
今は曹操が英傑と思う。
今回改めて名言を読んで思いを新たにした!
同じ思いの名言もある。
「智者は時に遅れず、勇者は決を留めず」
『智者は好機を逃さない。勇者は決断をためらわない』
「時に及びて早くに大業を定めざるは、慮の失なり」
『大きなチャンスが訪れたのにもたもたしているのは意思決定の無さである』
「早く大計を定め、衆人の議を用うることなかれ」
『一刻も早く決断を。衆議の意見を聞き入れてはなりません』
と言う名言がある。
反面
「これ大事なり。倉卒にすべからず」
『重大なことはあわただしくやってはいけない』
「もし臣らの議するところの従わざれば、民望を失わん」
『部下達の衆議で決まった事を受け入れなければ、人望を失うだろう』
場の空気を読む!
TPOを考えると言う事なんだろう!
読んでいて大変楽しい!
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