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2012年5月

2012年5月30日 (水)

日本海軍はなぜ過ったか――海軍反省会四〇〇時間の証言より・澤地 久枝・半藤 一利・戸高 一成

勝算もなく、戦争へ突き進んでいったのはなぜか。「国の将来なんか考えるよりも、自分の局部局部でやりまして」「本当に検討されず、どんどん勢いに流されていった」――。
太平洋戦争の作戦立案をした海軍トップエリートたち。
その生の声を記録した「海軍反省会」録音テープによって、はじめて明かされる日米開戦の内実。
その衝撃をめぐる白熱の鼎談。

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日本のエリート教育と言うものの正体を見た感じがする。
末端で死んで行く兵たち!
反省とはいえ、根本での責任追及は無かったようだ!
今までから知っている話がほとんどんだ!
特攻の話。
「俺も後から行く!」  と言いながら特攻を見送り、
「いや戦後復興の為に働く!」
となれば宇垣纏、大西瀧治郎は潔くはあった!
問題も多いが・・・・・
この生き残った人達に戦後復興を任せたのは誤りか?
終戦と分かっているのに特攻に出し、その時点で俺も後から行く。
当然行かない!
自分の息子を特攻に行かせない細工をした人も多かったようだ!
最低ですよね!
もっともっと非難されてよいのではないか!
現実に人が死んでいる!

面白い話があった。
勝つと言う成算はあったかのかと言う事でだ!
開戦を決めた時、伏見宮を総長の座から降ろしている。
責任が皇室に行ったら困る。
と言う事は、負けの可能性を考えていた事になる!

真珠湾攻撃!
これをアメリカは東京裁判で出そうとしたが、出せなかったようだ。
何故なら攻撃を受けると、知っていた事が明白だったようだ!

さんざん言われた海軍善玉説は無かったようだ!
陸軍に責任を押しつけていたようだ!
識者と言われる人は戦争美化に繋がると言うかもしれないが、著者たちが言っている様に正しい歴史を教えなければならないと思う!
日本自体が長期戦略が無い!
開戦に踏み切った人達は何の成算もない。
ただやりたくて仕方が無い!歴史に名前を残す為に・・・・
著者たちの言うように15歳ぐらいで死んでいく兵の事等何とも思っていない。
昭和のエリート、いかに成績優秀でも、危機管理はなにも出来ていない。
日露戦争はアメリカに仲裁を依頼する考えがあった。
ドイツ頼みの戦争をよくやったと思う!終わりの構想も無い。
もっともドイツびいきになったのも、メイドと称して女をあてがわられたからのようだ!

対米比率7割の戦力で無ければ戦えない。
何の根拠があったのか?
日本海軍は、日露戦争と太平洋戦争しか対外戦争はしていないのでないか?
歴史的勝利と大敗!
思い上がりもはなはだしい!
予算を取る為に戦争を煽っている感じの話がある!
読んでいて楽しい本では無い!

野球 最強の監督 - 戦略のナゾを解き明かす・小野 俊哉

落合は巨人最強打線をどう封じて優勝したのか。
外国人監督はどんな新風を吹き込んだか。
広岡、古葉が弱小チームを初優勝に導いた指導術とは。
V9川上とV3原の相違は?
優勝監督が黙して語らない采配のポイント。
その秘中の秘をデータ分析と豊富なエピソードで明らかにする。

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選択と決断。監督の仕事と理解している。
その場面での戦術、やる事を選択する。
投手のところにチャンスが来る。続投が?代打か?
代打も誰を出すか?
その決断!
上手く行けば名監督、勝負師と言われる。
下手すればアホな監督と言われる。
著者はデータを重視している。
その中から傾向と言うかパターンを見つける。

昔の話だが、西鉄三原監督が南海鶴岡監督の継投をほめていた話があった。
タイミング良く、継投する。それも今みたいに中継ぎ、押さえと分業化もされていない。
そんなに有名で無い投手の継投をほめていた。
どちらかと言えばカンに頼る話だ。
そう言う監督の話は無い。
データから判断している。
20世紀の監督として、川上・広岡・古葉・長島。
21世紀の監督として、星野・落合・原・ヒルマン・バレンタイン。
川上以降の監督の話だ。
あまり興奮する本では無い。
かって読んだ、 「浜田昭八 監督たちの戦い」
これは興奮した。
時代も違えば人も球団も違う!
その中で比較するのは簡単だが、単純なものではないだろう。
やはり今の監督の中では、落合だろうと思う!
日本シリーズの継投の決断なんて、恐らく落合しか出来ないだろう!
もっと冷静に名前だけでない、監督の本を読んでみたい!

2012年5月29日 (火)

ウチハ・イタチ(ナルトのキャラクター) 「映画スノーホワイトから・・・・・」

最近映画の予告編を見る。
スノーホワイトと言う映画ある。いずれ公開されれば見に行くつもりだ!
この予告編をみる度に思う!
人が切られる。 その瞬間に黒くバラバラになる!
カラスが乱舞する!
ナルトのウチハ・イタチの世界だ!
カラスを見る度にイタチを思い出す!
イタチの持つ術、幻術でカラスが出てくる。

ナルトのキャラクターの中で、自来也とイタチが好みだ!
一度、この二人は戦っている。
イタチの「天照」という術で、イタチは相棒の鬼鮫と一緒に自来也から逃げる・・・・・
鬼鮫がイタチに、「二人がかりなら自来也に勝てたのでは?」と言う。
イタチは「無理だ」と言う!(ホント?)

残念ながら、自来也もイタチも死んでしまった。
ところが、悪役のキャラクターが「穢土転生」という術で、イタチを始め特殊能力を持っていた忍び達を蘇らせ、操っている。

イタチは特別に優秀な能力を持つ忍びで、その能力で操りから自分を解放し、悪のキャラクターを止めようとしている。

こう言う場面はどうだろうと、想像している。
深海、暗く冷たい・・・・
何かがある。
地震が起こる・・・・・激しく揺れて、死体が浮きあがって来る。

「輪廻転生」の術が使える長門を、イタチが蘇らせる。
「輪廻転生」の術は、死者を生き返らせることができる。
深海に沈んだ、自来也を生き返らせる!

次にイタチを「穢土転生」から「輪廻転生」に変え、本当に生き返る!(出来るのか?)
そして長門は旅立つ!

奥さんにそんな都合の良い話ないと、馬鹿にされてます。

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「穢土転生」のイタチ

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悪役カブトと戦うイタチ

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イタチの術でカラスが一杯出てくる

2012年5月28日 (月)

戦国武将・人気のウラ事情・鈴木 眞哉

信玄と謙信は互いをどう見ていたか?金ケ崎の退き口で殿を務めたのは秀吉だけではなかった!?
武田二十四将は適当に決められた!?名将、知将、勇将、姦雄、忠臣…後世の人間に貼られたレッテルは、武将の人気を大きく左右する。
しかしそこには、事実無根のオベッカや買いかぶり、つくられた功名や悪評が潜んでいるかもしれない。いまでは意外な存命中の評価がどうして変わったか、武将イメージの“通説”を疑う。
信長・秀吉・家康、だれがいちばん人気があった?私たちの勘違いが明かされる57のエピソード。


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最近著者の本をよく読む。疑問に思えば何も信用出来ない。
そう言う事だったんだろうと言う話が多いと思う。
戦国武将の話が沢山ある。よく言われる歴史は勝者によって書かれる。決められる!
後である事無い事を言われるのが負けた方!
成功したか失敗したかを知った上で人を観察すれば、成功者は偉く見えるし、失敗者はつまらなく見える!印象に残る話は多い。

信長・秀吉・家康が戦ったなら誰が強いか?
佐竹義宣が言う。分かり切った事を聞くなと!
秀吉は信長に勝てるなら臣従していない。
家康も秀吉に勝てるなら臣従していない。

秀吉の言う天下を取れそうな大名は?
大名にいない。陪臣に3人!
小早川隆景・直江兼続・鍋島直茂。
大気・勇気・知恵の3要素をバランスよく持ちあわせなければならない!
3人は二つを持ち、一つかけるそうだ!

太田三楽斎と言う武将がいる。
名は知れているようだ!
智仁勇の三徳兼ね備えた良将とも言う!小田原の陣の時、
秀吉が家康に言ったそうだ。
ここに二つの不思議あり!
一つは秀吉のような者が匹夫から起こって天下の主になった事。
もう一つは三楽斎ほどの知恵がありながら一国も保ち得ない事。
著者言う、天才と秀才は違うのか!

天下一・三傑・四天王・七本槍・十勇士とかの数字に合わせたのは、かなりいいかげんとの事!
数字合わせしたところがあるようだ!

存命中から悪く言われたのが、松永久秀!
信長が誰も出来ない事を3つ行ったと!
①大仏を焼いた事!(これは三好三人衆側の失火で焼けた!)
②三好長慶の息子義興を毒殺した!(証拠は無い!)
③将軍義輝を殺した事!(一人でやったのではなく、三好三人衆と共に襲撃した!)

好きな作家、戸部新十郎の小説、「松永久秀」
弾正についてはこれが公平に書かれていると思う。
但し戸部ワールドだ!
柳生松吟庵、果心居士が出て来る。
この本は好きだ!
そのせいでもないが、そんなに悪くは思わない。やはり負けたせいなのか?

話がそれた!
家康が勝ったために、三成は良く書かれない!
が弁護した人も何人かいる。
「司馬遼太郎、関ヶ原」 これは家康、三成とも公平に書かれていると思う!
徳川に対抗して悪く言われない武将が三人いる。
嶋左近・大谷吉継・真田幸村。直江兼読もそうなんだろう!
信玄と謙信がお互いをどう見ていたか!
光秀(福知山)と、秀吉(長浜)をこっそり祀った話。
加藤清正の戦歴?あまり良い話では無い。
色々記述してあり面白かった。
ただ何冊も書いているとダブっているくのは仕方がないと思う!

戦国時代の大誤解・鈴木 眞哉

武田の騎馬軍団などありえない!?信長は桶狭間で奇襲していない!?刀を交えたチャンバラなどそうそうなかった!?
テレビドラマではおなじみの名場面が、じつは怪しいとなったなら…。
その武将に染みついたイメージ、教科書に当たり前のように載っている事件。
私たちが信じてきた通説をいったん疑ってみることの重要性を、学界での最新の議論も交えながら浮かび上がらせる。
狸親父風の秀吉とお調子者の家康―こんな発想ができない人は、歴史を見る目がないかも!?全47項目、あなたの“歴史常識”が試される。

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著者の本はよく読んでいる。と言っても古本屋が主だ。
NHKと言うところは変な信用があるみたい。
大河ドラマも変な、得体の知れない人を出さない。
と言う事で山本勘助も出さなかったようだ!
が時宗の時は、兄がモンゴルに行った事になっていた。
生き残って時宗の死にも立ち会った。
大河ドラマが全部事実ではないと記述している。
チョッとNHKには恨み?がありそう。

大誤解が記述されている。①怪しい人たち
②歪められたヒーロー
③ウソっぱちの名場面
④おかしな風景
⑤不思議な合戦シーン
司馬遼太郎、尻啖孫市と言う小説がある。
雑賀孫市が主人公で、実在の人物でほとんど真実の事と思っていた。
がそうでもないのが段々と分かってきた。
著者は鈴木と言う姓でどうやら末裔にあたるそうだ!実際は鈴木孫一重秀がモデルだそうだ!
この小説はカン違いの元になると思う!
小説と言ってしまってはそうだが、司馬遼太郎だ!
事実に近い事は書いていると思っていたがどうなんだろう?
伝奇小説に分類されるのか?

著者言う旧説を信じているタイプである。
①墨俣の一夜城は無かったようだ!
②備中高松城の堤防は言われている程の苦労は無かったようだようだ!
がやった秀吉は偉かったと思う。やりもしないで大したことが無いと言ってはおしまいだ!
後からでは何とでも言える!
③小田原での、石垣山の一夜城もそんなものでは無かったようだ。
本格的な築城だったようだ!
そう言う話が多い。
④川中島の一騎打ち。
⑤鉄砲の伝来の事等もある。
⑥武士たちの食事は質より量!
⑦金銭を軽蔑しなかった戦国の武士。
⑧弓矢を重視。槍は突くもので無く振り回す物!
⑨名前の話がある。名前を呼ばない。
木下藤吉郎秀吉。
秀吉とは呼ばない。呼ぶなら藤吉郎と呼ぶようだ。
大河ドラマで、足利尊氏が弟義直と、父から呼ばれる。
「又太郎、直義」 と呼んだ。
尊氏は通称又太郎なので問題ないが、直義の通称は伝わっていない。
これは間違いと断定している。「おまえたち」と呼んだ方がよい!
⑩山城から平城への変化は鉄砲のせい?では無さそう!その前から平城はあったようだ!
加速したかもしれないが・・・・・・
面白い話が多い。

2012年5月26日 (土)

暴力団・溝口敦

なぜ暴力団はなくならないのか?学歴、年収、出世の条件とは?覚醒剤や野球賭博でどのように儲けるのか?女はヤクザになれるのか?なぜヒモが多いのか?刺青や指詰めのワケは?警察との癒着は?ヤクザが恐れる集団とは何か?出会った時の対処法とは?その筋をも唸らせた第一人者が、時代ごとに変化し、社会の裏で生き延びる「わるいやつら」を、やさしく解き明かす「現代極道の基礎知識」。


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著者は刺された経験がある。
身体を張って本を出版している!
今回は著者もことわっているが、書き方がチョッとヘン!今までとは違う!
暴力団を分かり易く説明している。
指定暴力団は22ある。
金の流れもよく分かる。が主に山口組を例として記述されている。
男はつらいよ!寅さんも分類すればヤクザになるそうだ。

暴力団のシノギの手口は4つ!
覚醒剤・恐喝・賭博・ノミ行為。
説明がある大変よく分かる。
今はみかじめを払うと罰せられる。が必ず抜け道がある。
みかじめ料をビルの家賃に上乗せする。
取りはぐれがない!
そう言う話もあり、具体的だ!
覚醒剤・賭博は儲かるようだ!
アスベストの解体・産廃でも儲けているようだ!
やはり隙間産業に入り込んでいる。

「バカでなれず、利口でなれず、中途半端でなおなれず」
現役の中堅ヤクザが言う!
「ヤクザは、バカか利口でなければ絶対に出世できない!中途半端は絶対にダメ!」
後の方が分かり易い。
刺青の事も分かり易い。
見栄を張るのもありそう。事情はあるのだろうけど、昔は針の使いまわしもありC型肝炎が蔓延した事もあったようだ。
竹中4代目は刺青をしていない。
弟の言葉。「痛い目して、高い銭出して、身体に悪いと分かっているのに入れるのはおかしい!」
非常に健全な意見だ!
この本を読んでいる時に、橋下大阪市長の市公務員の刺青の話が出ていた。
橋下市長に全面的に賛成です!

リクルートの方法、指詰め、新興宗教の利用などが記述されている。
海外との比較もある。
やはり日本だけと言う。公然と看板をあげているは・・・・・・
暴力団と言う組織犯罪集団の存在を認める法律を持っているのは日本だけだそうだ!

警察のあえて言えば、ええかげんさが記述されている!
組織保護を図る。その為には違法行為?も行なう。
ここら辺になると、大沢在昌の小説そのままだ。
今は総会屋は絶滅状態らしい。
それでも総会屋対策の部署がまだ残っている。警察が必要と言う事をアピールする為に・・・・・・
本根は暴力団が無くなれば警察は困る。
警察に素直なヤクザが望ましい。関東の暴力団は言う事を聞くそうだ!
司山口組6代目、弘道会は警察官の個人情報を集めている。
取り調べの時に、取り調べの警官に言う。
「子供さんは幼稚園だそうで!」
そりゃ揉めると思う!
警察に目の敵にされるのは分かる。
取り調べで被害を受けたと警察を訴え、勝訴した様だ。
その後も警察の神経を逆なぜする。
勝ち取った金を東海交通遺児を励ます会に寄付する。

面白いと言ったら怒られるが、大阪の取り調べは凄いらしい。
威嚇する!そうでなければゲロしない!
そんな大阪で取り調べを受けて、東京で取り調べを受けるとまずゲロしない。
優しいと言うか、手ぬるいらしいと思われている。

弘道会は秘密部隊をもっていると言われている。
ヒットマン部隊で、誰がメンバーかも知らない。
これも大沢在昌の世界だ!銃など特殊な訓練を受ける。
規模はともかく存在しているんだろうと思う。

半グレ集団
暴走族からの暴力団へと言うのは昔あったようだ!
今は少ないと言うか無いそうだ!
市川海老蔵の事件も、元暴走族のグループだそうだ。半グレ集団!先輩後輩の関係を重視している。
若い。シノギも振り込み詐欺がある。ITにも詳しい。高齢者から金を取るのもためらわない。
暴力団も恐れない。喧嘩になれば割を食うのは暴力団の方だ。
素人に分類されているので刑罰が軽い?

暴力団が割に合わなくなり、半グレ集団が割に合う時代になって来ている。
元力士の賭博も半グレ集団に分類されるようだ。
暴力団とは違う。

最後に暴力団の今後について記述している。
出会った時にどうするかも記述している。
元暴力団の元幹部が言う。
「良い政治家悪い政治家もいる。但し暴力団は悪い暴力団しかいない!」
私も著者のファンである。まだまだ書いて欲しい!
楽しみにしている!

抗争・溝口 敦 

日本刀で斬殺。繁華街で銃撃戦。手榴弾で爆破。警察官に銃乱射―。かつての仲間であっても、殺るとなったら容赦はしない。戦後、日本各地で「抗争」は繰り広げられた。暴力団はなぜ殺し合うのか?闇に蠢くヤクザの歴史を振り返る上で欠くことのできない抗争を、40年以上に渡り最前線で取材してきたジャーナリスト・溝口敦氏がレポートする。


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やくざ・暴力団の抗争の話だ!
著者の本はよく読んでいるのであらかた知っている話だ!
暴力団の戦後史がある。
主に山口組だ!
かって読んだ中内功が書かれていた本の中で、中内功が戦後神戸から出て行って大きくなった物として、ダイエーと山口組と言っていた!
ダイエーはもろくも潰れたが?、片方は未だに日本最強を誇っている!
暴力団員の二人に一人は山口組だ。
これは消耗戦を挑まれたら勝てる対抗組織は無いと言う事だ!

二部構成で一部は山口組がメインだ。
何故抗争が起こるかも記述してある。分かり易い!
山口組の歴史、大阪戦争、4代目暗殺、一和会との抗争、宅見勝暗殺・住吉会と國粋会。
以上がある。全部山口組が絡んでいる。

広島は第2部で出て来る。

知っているので気になるのは、戦後の大阪侵攻、柳川組の事、一和会の最後を巡る竹中組との抗争、波谷組との抗争。そんなところが無いと思ったが枝の事か!
竹中4代目は言う。
「人間いっぺんは死んやろう!何が怖くて護衛しくさる!」
配下も困っただろう!実際襲撃を受けて死ぬ!

話は変わるが若いころ姫路にいた。夜に魚町を歩いていて、何か事務所みたいなところを通った。
明りが付いていて中から見返された!
後で教えてくれた。竹中の事務所やと!
のんきな奴がいて、「竹中工務店かいな?遅くまで仕事してるんやな!」
今から思えば怖い話だ!
一和会の事務所は三宮と元町の間にあった。一時そこの高架下沿いを仕事で通っていた。
ある時戦闘服?みたいな服装の人間がメチャメチャ多かった!
チョッとどころか大分怖かった事を覚えている!

宅見勝襲撃は、新神戸のホテルだったので、知らないところでは無い。
当初から身内の犯行と言われていた!
そりゃNo2を殺したら後の報復がどうなるのか?
分かるだけに弱小組織の犯行では無いのは分かる。
渡辺5代目は宅見に頭が上がらない。
この辺は読んでいて事情がよく分かる。どちらかと言えば何処にでもある話だ!
企業でもある、社長と実力派の専務との意見の食い違いみたいなものなのか?
著者が山健の本を出す時、渡辺組長が反対し、「本を出すな!」
それを出版社が宅見に相談すように言ったので、相談したら出版の妨害は無くなったようだ!
宅見若頭が組長を押さえたようだ!
宅見若頭は経済ヤクザで財産もあったようだ!
襲撃した中野会も解散に追い込まれ、襲撃した人間もほとんど殺されたようだ!

関係無いが、古本屋で著者の山健の本を買ったら、裏に渡辺5代目の署名があったと思う!

第二部
広島仁義なき戦い、沖縄抗争、北海道北見抗争、中京統一の司6代目(弘道会)、九州抗争。
西へ行くほど戦いが凄惨になるようだ。
確かに沖縄、九州は読んでいても恐ろしい。
北見抗争がある。これは加茂田組が出て来る。
著者の加茂田に対する書き方は冷たい。事実なんだろう。
いろんな意味で存在が大きかったようだ!
これも何処にでもある話だが、5代目と6代目とでは取り巻き?が違う。
今は間違っても5代目に近づかない方がよいらしい。
チョッと怖い本だった!

なぜ日本人は落合博満が嫌いか?・テリー伊藤

選手としても監督としても実績は抜群なのに、落合博満への評価は低すぎるのではないか。落合流の超合理主義こそ、今日本人が参考にすべきリーダー像ではないか。無類の野球好きのテリー伊藤が鋭く突っ込む。


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書名が間違いかと思った!
なぜ日本人はテリー伊藤が嫌いか?では無かった!
やはり落合博満だった。

著者は落合博満と親しそうだ!
ロッテ入団から中日監督まで。
プレーヤーとして超一流!
コーチを経験せずに監督になり、監督としても超一流!
野村克也も褒めていたと思う!

色々書かれているが、俺流を通した!
名球会にもはいっていない。この辺は金田正一との関係もあると思うが・・・・・
コーチの言う通りにしない。あくまで納得したうえでやる。
当たり前の事と思うが、これを自分勝手と言われる。
かって西武時代の清原がフォームをいろいろ変えるのをからかったそうだ!

元オリックスのパンチ佐藤。
今の状況をマラソンの、ロザボタにたとえてどこら辺を走っているかを言い、現状を表現していた。
出塁してベースで落合に挨拶したら、
「ヨオ、ルーキー、今ロザボタはどこら辺を走っているのだ?」
と聞かれた話を思い出した。
これはテレビで見ていて笑ってしまった!


監督としても良くやると思った。
記述されているが、やはり補強の事だ!
現有戦力と言うか、底上げを図り戦力を上げる。
たいした補強はしていない。それより出て行った方が多いのかと思う。
選手を見る目があると思う!
金持ち球団とは違う!

評論家時代、ソフトバンク対中日の日本シリーズの解説をしていた。
ニュースステーションだったが、メチャメチャ分かり易い解説だったのを覚えている。
落合に関しては、下手な実績も残さない名前だけの選手よりはるかに評価せれて良い!

WBCに選手を派遣しなかった。
これは選手の自主性に任せたそうだ!
その前の北京オリンピックには4人選手を出し、川上が戦線離脱した!
著者がいい例えを言っている!
「あなたは宴会の途中で帰れるか?」
和を尊ぶ精神から見れば帰れない!
が落合は帰るだろう!
そう言うことなら優勝祝賀会の途中で帰れるのか?
これは意地の悪い質問だ!

今は落合流も必要だと記述している。
鳩山首相は明らかに失格!
これが落合首相にしたらどうなるかを、テリー伊藤の考えを落合に言わしている。
「小沢も、亀井も、社民党も関係ない。この政策を押し通す!」
「そんなに物を欲しがって幸せになれるんですか?」
「マグロも日本人は食べ過ぎ。カニも食べ放題で食べるものなのか?」
「いくら安いと言ってもタンスにはいりきれないほど服を買ってどうするんですか?」
「世界一の貯蓄をもっている日本人が老後は不安だと言い続けるのか」
落合だったら言うだろうと思っている。実際言いそうだ!

マア色々あるが、まだまだ必要な人材と思う!
復帰を楽しみに待っていよう!

タクシーの運転手との会話(バブルは遠く)

タクシーに乗った。
運転手さんが話しかけて来た。
話しているうちに今のタクシーの売上の悪さの話になった。
運転手さん曰く、最近はチケットでの支払いが1枚もない。
バブル華やかかな頃はチケットの支払いは何枚かあった。
何年か前までも1枚ぐらいはあった。
朝から12時間仕事してもいくらにもならない。
甚だしきは何千円の売り上げしかない。
年金貰いながらやって丁度だと言っていた。
と言う事は若い人ではタクシーでは食べていけないのではないか?
と言うような話をしてくれた。

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会社に入った頃は、タクシーのチケットを1冊貰える人もいたようだ。
今はあるにはあるが使うなんてとんでもない話だ。
使うならチャンとした理由がいる。
それに現金精算したほうが手数料がいらない。
当たり前の話だ!
こう言う事を懐かしむ事が問題なのか?

2012年5月20日 (日)

映画・バトルシップ

エイリアンの侵略部隊と各国の連合艦隊が洋上で激闘を繰り広げる姿を描くアクション大作。ハワイ沖の太平洋上で大規模な軍事演習を行っていた、アメリカを中心とした世界各国の護衛艦隊の前に、突如として正体不明のエイリアンの母船が出現。地球側の呼びかけ応じることなく、侵略を始める。演習に参加していた米海軍の新人将校アレックスや、アレックスがライバル心を抱いている海上自衛隊の指揮官ナガタらは、弱点もわからない謎の侵略者と相対することになる。

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予告編をさんざん見た。
面白いとは思ったので、タイタンの戦いの後見たかったが、先に「ジョン・カーター」 「キラーエリート」 を見てしまった。
テイラー・キッチュが主演で、ジョンカーターに続き見た。
今売れている役者と思う。ジョニーデップに似ている。
この映画の最初はナンパで出てきて、コンビニ?に泥棒に入り海軍士官になる。
チョッと士官になるのが早いと思った。最初はコメディかと思った。

映画は日本に対するビップサービスがある。
浅野忠信が海上自衛隊将校で、主人公のライバルになる。
各国海軍が参加している中での日本だ!
最初の各国の対抗のレクレーションでサッカーの試合がある。アメリカ対日本だ!
又各国のニュースの場面に日本語もある。中国語だったらショック!
嬉しくない事はない。

宇宙人とコンタクトを取るべきでないと言うのが、映画「スカイライン ―征服―」だ。
宇宙人が良い人とは限らない。征服者と考えた方が分かり易い。
スペインの南米征服、アメリカのインデェアンの迫害がいい例と思う。
この映画では地球型惑星を見つけ、そこへ電波を送る。
この惑星に名前はあるが、位置は言わなかった。
何光年離れているか分からない。
が相当離れているはずだ。
NHKで放送していたが、地球型惑星なんて見つけれない。
燃えていないのだから見えない。恒星のふらつきから判定する。
まして地球型惑星と言うのは、恒星から距離、巨大惑星の存在。
分かるのが不思議と思う。
話がそれた。

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この電波によりエイリアンが攻撃に来る。
謎の飛行物体?
時代を表わしている。中国か?と言われるがそうではない。
ハワイ沖の演習中の艦隊の前に現れ、バリアーの中に3隻閉じ込められる。
この中の1隻が、自衛隊艦、妙高!艦長はナガタ、浅野忠信だ。
主人公はメチャをする。まわりにの良く思われていない。
3隻の軍艦の2隻が沈められる。1隻は本人の責任もある。
反撃する。但し艦長の座をナガタに譲る。
みんな驚く。がいい場面だ!
エイリアンはヒューマノイド型だ。呼吸は地球でも出来そう。
一人捕まえたが、奪回される。
そのマスクより日、日光に目が弱い事を突きとめる。

ここで孫子が出て来た。見えない敵を見る。
主人公は6回読んだが理解できないと!
頭脳を使った戦いが繰り広げられる。

宇宙船はエネルギー、動力源が何か分からない。
高性能銃で敵の風ぼう?を二人で狙撃する。
しかし狙撃銃程度で破壊できるのか?
こう言う場合ゴルゴ13では、特別製の銃弾を造る。
破壊する事により日光が入り目がくらむ!
ここは合い打ちになる。

通信型宇宙船が破壊される。
がエイリアンは通信したい。
ハワイにある通信機を使おうとする。
ここに主人公の恋人がたまたまいる。
シャーリー・セロンに似ていたと思うが?
奇麗な女優だ!

通信基地を攻撃に行く軍艦が無い。いやある。退艦している記念艦、戦艦ミズーリーを持ち出す。
が蒸気タービンなんか動かせない。
老兵は死なず!退役している元乗組員が協力する。
ミサイルは無い。第2次世界大戦の主砲、50口径40.6cm砲で勝負する。
砲弾の重量は1トンある。
ここで又孫子の兵法になる。
敵の意表つく!
ハラハラドキドキで最後まで見させる。
無事撃退できたが、又来るかどうかとか?死体の解剖とか、敵の宇宙船、兵器の調査はどうなったのか?
そんな事を考えました!

2012年5月18日 (金)

ヤクザ崩壊 侵食される六代目山口組②・半グレ集団にホスト・溝口 敦

半グレ集団が記述されている。シノギが色々ある。
振り込み詐欺!
やっているのは素人のようだ!
野球賭博をしたのも力士だ!
隙間産業と言うか、思いもかけないところの銭儲けに走る。
何故振り込み詐欺にかかるのか?
著者はそに手口を記述している。なるほどと思ってしまう。
振り込み詐欺では金融機関から現金をおろさなければならない。
初めて知ったが、」「出し子」 という商売がある。信用できる人間に引きださせる。
但しATMにはカメラがある。捕まっても絶対にはかない。月100万の収入があるそうだ!

社会的弱者を食う。
高齢者・多重債務者・生活保護受給者・ワーキングプア・ネットカフェ難民・ホームレス。
闇金融、わずか?3万円を借りただけなのに、自殺にまで追い込んでいる。
催促の電話がずっとかかって来る。
ついには死を選んだようだ!
儲ける方法はどこかにあるようだ!
取り締まりが出来ないのかと思ってしまう。

ホストの話がある。
女に入れあげる男もいれば、男に入れあげる女もいる。
占い師でわりと名前のうれたお婆さんのホストに狂っていたようだ。
著者も人が悪い。誰かすぐに分かる!自分でその婆さんの事を本にしている!
えらそうに何を言っているのかと思っていたお婆さんだ!
ホストにはまる女の転落の例がある。新地でナンバーワンになったぐらいの奇麗な女性だったようだ。
実際にホストにいれあげて、ソープで働いてホスト通いの話もよく聞く!
この例では一晩でホストの為に800万使ったとある。
ホストクラブは風俗店を兼営しているケースが多い。
女をいくらでも遊ばせる。金が払えなくなったら女の器量に応じた店で働かせる。
女は売る物があるので簡単にツケで遊ばせるようだ!
この女は飛田新地にまわされた。飛田・九条・松島と沈められ、
昔の客に出会い 「なんや1万円の女やったんか!」 と言われたようだ。
こんな話は数えられないほどあるのだろう!

日本はヤクザ、終戦後の混乱を任侠道を貫いたとして親近感があるのか?
今は余程の事が無い限り殺し合いはしない。
下手な事をすれば長期の刑に服し、組もおかしくなる。
そこで不良外人がのさばるようになった!
揉めれば負けるのはヤクザだ!
ヤクザも、もめごとは避ける。
時にはヤクザも身内を殺されて、メンツ上損得勘定を度外視して中国人を追った!
裁判所はこの報復行為を認めず、日本側を逮捕した!
この事件後、中国人の姿が少なくなったのは事実のようだ!

いろんな話がある。
暴力団に対しては偏重とも言える規制があるので、特別法が無い半グレ集団がのさばっている。
今からどうなるのか?勝者は暴力団か?半グレ集団か?警察か?
著者は前から警察に関しては指摘している。
警察官のパチンコ業界への天下り!
県毎に1000人とすれば4万7000人が天下っている計算になる。
チョッとおかしいのではないかと思う!

著者の本ははっきり言って面白いと思う!
次に読む本はもう目をつけてある!

ヤクザ崩壊 侵食される六代目山口組①・山口組・溝口 敦

芸能人、スポーツ選手への暴行事件、ヤミ金、振り込め詐欺、貧困ビジネス…裏社会を騒がす暴力事件の主役は、六代目山口組を中心とするヤクザ組織から「半グレ」に移りつつある。警察は取り締まる術もなく、ヤクザは「シノギ」を次々と奪われる。日本暴力史に激変をもたらす「半グレ」集団の正体をレポートし、日本固有のヤクザ社会がその基盤から崩壊する様を、圧倒的取材力と筆力で描ききる、著者渾身の書き下ろしハードノンフィクション。

 
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著者の本はよく読んでいる。
山口組の専門家かと思っていた。が他も詳しい!何処からネタを仕入れているのか興味がある。
取材は徹底的にやっていると思う!
著者は以前面白い事を記述していた。
中国での話だ!
タクシーに手帳を忘れたそうだ。金も入っている。
著者にとっては手帳の情報は金に替えれない!
と言う事でその筋に頼んだようだ!
条件と言うか、状況によるが返って来る事があるそうだ!
当然金は諦めなければならないが・・・・・
幸運にも返ってきたそうだ!
そう言う話は覚えている!

この本は、朝青竜と市川海老蔵の暴行事件から始まる。
題名に六代目山口組とある。
今のヤクザは大変そう。
まず総会屋と言う物はもう無い!
一時はやった経済ヤクザも無いようだ!稲川会の石井進。山口組の宅見勝が有名だ。
さんざんマスコミにも登場した!
暴力団、今後どうなっていくのか?
マフィア化するのか?
日本だけだそうだ!ヤクザと言うかマフィアが堂々と看板を上げている。
半グレ集団と言うのがある。
ヤクザでは無い。やる事は相当あくどい事をするようだ!
色々話が飛んだ!

山口組の記述がある。
ヤクザも格差社会なのかと思ってしまう。
著者が他の本で記述していたが、昔山建が、しのぎが出来ないので奥さんを実家に帰らせた話があった。
今のヤクザは違う!そんな事は無いとあった。相当収入はある。
今と言っても確かバブルの時期だったと思うが・・・・・
今は末端は金を持っていないそうだ!一般社会と同じ様だ!
六代目は愛知出身のようだ。中京地区は山口組が押さえているようだ!
外国人もそんなにいないようだ!
この自信が司幕府を開こうとしている。
ヤクザには、警察にとって良いヤクザと悪いヤクザがあるようだ。
よいヤクザとは関東のヤクザで警察と慣れ合っている。
悪いヤクザは当然山口組の事だ!
弘道会は3ない主義と言う。
警察官に会わない。言わない。事務所に入れない。
こう言うヤクザを相手にしなければならない愛知県警は負けっぱなしだそうだ!
要は昔みたいに情報が取れず、取りに行こうとすれば癒着と言われる。
警察もやりにくい時代だ!

銀行のキャッシュカードについて

某銀行のキャッシュカードの暗証番号がおかしくなり、お金を引き出せない!
そこで銀行に行った。銀行はメガバンクの一つのグループ銀行だ!
M銀行!よく考えてみると、みずほ・三菱UFJ・三井住友と、メガバンクは全部M銀行だ
窓口で説明した。
カードを再発行する事になった。
ここで受付けの女性に聞いた。番号を決めなくてもよいのかと?
前のままだと!分からなければここで教えると!
前のが分からないのだから来ているのだ。
改めて発行すればよいのではないか?そこで番号を決めればよいのみと思った。
キャッシュカードは前のは、いらなくなるのだからと思ったが・・・・

そうこうしているうちにカードを送ってきた。
暗証番号を使ったが2回まで駄目だったので、又受付に行った。
前に担当してくれた女性だ!
説明したら、書類を書いて欲しい!
銀行は自分の証明の為、免許か保健証がいる!
二郎もうかつだ。住所変更していない!
そうすると又手続がいるとうるさい事を言われた!
このおばはん、アホかと思った。(受付けは若くは無い!)
前から状況を分かっているのに、その時に番号を分かるようにしていればどう言う事は無い!
暇なので仕事を増やして、忙しそうにしているのかと・・・・・・
大銀行だと改めて思った!
嫌味だ!
それでこっちも急いでいるので、もういいと言って金をおろした!
その前に入金したばかりだったが・・・・・
相手が望むことを的確に理解でき処理する人間は多くないと分かっているが、二郎のようなイラチな性格には我慢できない。

2012年5月15日 (火)

耳が聞こえにくい・・・・・・

最近特に耳が遠くなった感じがする。
聞こえにくいし、聞き直す事も多い!
何故なんだろうかと心配になった。
しばらくほっておいたが、ようやく耳鼻咽喉科に行った!
顔面神経麻痺でお世話になった先生ところだ。
なじみの先生なので遠慮なく言われる!
耳を見てくれて、「そりゃ聞こえへんやろ!」
詰っている!
と言う事で吸引と言うか耳から垢?と吸い出してくれた!
耳とか鼻に突っ込まれると、治療とは言え耐えられない。
今回も相当我慢した!
我慢したと言ったら先生に怒られるか・・・・・
その後も綿棒を突っ込む!

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えらいもんです!
世の中がうるさくなってきた!
引続き来るように言われた!
その帰り横断歩道で信号を待っていると、何とうるさい事か?
世の中こんなにうるさかったのか?
早く病院には行くべきだった!
みなさん、注意しましょう!

證券会社のミス

親父が残してくれた二郎名義の口座がある。
證券会社のだ!
有難かった!
そう言う風に親父は家族名義で口座を作ってくれていた。
良き時代だったのか?
昔は他人名義の口座も作れた!
今はそうはいかない!
別に気にいらない證券会社では無い!
今回、印鑑を押して送り返さなければならない書類があった!
ところが證券会社から連絡があった。
間違えて違う人の書類を送った。
と言う連絡だ!
マアそう言う訳で、あやまりがてら書類を持って来てくれた。
菓子箱をぶら下げて・・・・・
(菓子箱については食べ歩きで・・・・)

それより後がどうなっているのか興味があった。
恐らく郵送した担当者は相当絞られているはずだ!
再発防止と言う事で又何かチェックの方法を検討しているはずだ!
ミスはミスだ!
一つのミスが新たなミスを生む感じがしないでも無いが・・・・・・
色々ありますよ!

歴史から何を学ぶべきか―教養としての「日本史」の読み方③・仮説を楽しむ・小和田哲男

歴史のifを記述している。
些細な事だが面白い。
ポルトガル人は種子島に漂流した!
もし屋久島に漂流していればどうなったか?
鉄砲は屋久島と言われるようになったのか?
種子島は海岸が砂鉄でおおわれ、鍛冶氏も多くいた。
屋久島は砂鉄も無く鍛冶氏もいない!だから鉄砲に興味は持たなかったのではないか!
面白いifとは思うが、どこかで日本に入り、同じ様な結果になっていたのではないか?
その場合は、屋久島でも無くどんな名前だったんだろう!
関ヶ原、今川義元、武田信玄のifがある。これはあまり興味が無い。
著者は以前から記述していたと思うが、本願寺王国?の可能性はあり得たと思っているようだ!
が百姓が以前と変わらないと思えば持たない話だ!
実際に加賀では変わらなかったようだ!
大好きな、佐藤大輔 「信長信記」 
これには本能寺の変を生き残った信長は海外に出て行くとある。
誰しも、著者も同じ様に考えているようだ!
仮説を楽しむ事で歴史を深く洞察できるようになる。
思いもかけない名前が出て来た。
肥後加藤清正家臣、森本義太夫と飯田覚兵衛の二人だ!
これも知ったのは司馬遼太郎の短編でだ!
清正の幼馴染で家臣となった。このあたりは司馬遼太郎により知っていた。
清正は築城・治水等土木工事を得意とした!
今でも肥後では慕われている。

著者言う、このようなテクノラートがいあたからそう言われる!
この二人は戦いにも強い!
このふ二人のおかげで築城の名手と言われていると記述されている。
別に清正が名手でもなかったのか?
確かに清正は鉄砲の名手を抱えて、別に家臣に射撃を教えさせたわけではない。
単にこのような名手が家臣にいることで、加藤家は射撃が上手いと思わせたようだ!
こう言う話から思う事がある。
同じく築城の名手と言われる、藤堂高虎だ!
清正と同じ様に専門家を抱えていたのか?
著者は、早雲が備中の出身と決定していた。と先に記述した。
その経過がこの本に載っていた。
読む順番を間違ったのか!
早雲の出生には何案かある。
確か伊勢の浪人と、子どもの頃には教えられた!
①山城宇治説
②大和在原説
③伊勢素浪人説
④京都伊勢氏説
⑤備中伊勢氏説
この中から備中伊勢氏説に落ち着くのは、下手な推理小説を読むより面白い!
著者も参戦したようだ!
手紙・文書が重要になる。
しかし調べる方もよく調べると思う!メチャメチャ根気がいる!
次々否定されて、最後に備中伊勢氏が残った。
がこれも確定するには問題が出て来た。
そこから京都伊勢氏が本命になった。
しかし京都伊勢氏と備中伊勢氏が同一人物と分かったようだ!
これには著者が論証したようだ。
そんなに自慢していない!誰かとは大違いと思う!
先日備中で決定かと、勝手に思ったが、論証されていた!
すいませんでした!

歴史から何を学ぶべきか―教養としての「日本史」の読み方②・過去に目をつぶる者は現在も盲目になる・小和田哲男

著者は書き難い話も記述している。
南京大虐殺と従軍慰安婦の問題。
「過去に目をつぶる者は現在も盲目になる」
実際に日本は、強制連行をしたし、731部隊もあった。
人体実験もしたようだ!
こう言うことを言うと反省していないと言われが、ドイツも人体実験は行なっていたし、カチンの森のポーランド兵の虐殺もある!
ソビエトも色々あったようだし、イギリス・アメリカも叩けば埃が出るだろう。
歴史は勝者のものなのか?
ゲーリングが裁判で言った、「勝てば反対の席にいる」 は真実だろう!
とはいっても正しく判断しなければならない。
まぼろしと言う事は無いだろうし、又そんな大虐殺だったんだろうか?
これに関しては、無かったと言うのも問題だし、無いと言われればすぐに反応して再度調べようとしないのも問題ではないか思うが・・・・・

この南京事件前に、平頂山事件とい虐殺があったようだ。
報復と言うことで、村人3000人を機銃掃射して殺し、銃剣で刺したようだ。
信じられない話ではある。
もっとも中国も日本人を虐殺した、通州事件と言う事件があるようだ。
調べると、在留日本人380名中、惨殺された260名。
中国に何もよう言わないのを事を批判している!
何人殺したかではなく、やった事を問題にしなければならない!
お互い言い出したらきりがないだろう。
他国へ侵略すればロクな事は無い。と言うことをもっと知るべきなのか?
ソ連参戦により満州でソ連兵に襲われた女性達!
引きあげて来る時に、博多で中絶されたのは事実のようだ!
被害女性は3,4万と言われている。
これに関しては日本は忘れたい。女性もそっとしておきたいのだろう!
それはそれで、事実として残しておく必要はある。

日本は、徳川時代に身分の固定をした。
この事についての最大の書籍は、 「カムイ伝」 と思う!
律令制の段階で、良民に対して賤民と言う呼称と、賤民視された人々が設定されていた。
江戸幕府、士農工商、圧倒的多数を占める農民に、その下の階層がいると言う事で、百姓たちの身分制被差別意識を緩和させたようだ!

これについてはカムイ伝が詳しい!
実際に農民から差別されている!これが描かれている!
子供の頃に読んだが印象に残っている!
書き難い事を記述している。
書いている方も、読んでいる方もいい感じはしない!

歴史から何を学ぶべきか―教養としての「日本史」の読み方①・歴史は勝者が書く・小和田哲男

歴史はドラマではない。先人たちがどう考え、どう生きてきたかの生々しい記録である。過去に起こった出来事を批判する眼、そして学ぶ眼、この二つの眼力のある人には、歴史は多くのことを教えてくれる―本書はそのための一つの指針となる本である。

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沢山の著書があるので、読むタイミングが問題になる。タイミングと言うか順番だ!
従来の著者の本とは違い、書き方も違う感じがして面白かった。
印象に残る話が多い。
「歴史は鏡である」
古代の歴史書、水鏡、今鏡、大鏡、吾妻鏡、後鏡と鏡がつくそうだ。
過去を映し、未来を照らす鏡とあった!
桶狭間の戦い!
今までの概念が否定されたようだ!
そもそもこれは桶狭間でなく、田楽狭間だと教えられた!
同じ様な話に長篠の合戦がある。
奇襲作戦で勝ったと信じて来た。丘の下で休息をとっている今川義元を攻めおろしたと!
藤本正行氏らの研究によって、迂回奇襲は後世作られた話だと!
小が大に勝つには奇襲しか無いと言う、思い込みが奇襲になった!
著者はチャンと記述している。自身も間違っていたと言っているようなものだ!
山の上に攻め上がったとある!
著者も認める事はなかなか出来にくかったのでは?
藤本正行には色々書かれていたと思う!
歴史は勝者が書く!記録を残す!従って都合の悪い事は消される。
記述されたいた内容によりこう言う事だと思う!
本能寺の変の明智光秀。そのまま勝てば、(他の書籍より:羽柴秀吉の信じられない運により負けた)
信長の残虐さが強調され、光秀は朝敵?を討った忠臣と言うことになっていたかも知れない。
同じく石田三成。
三成も勝っていれば、家康の横暴さが強調され、家康は松永久秀と並ぶ戦国の悪になっていただろう!

今川義元。
桶狭間で負けなければ、京都まで行ったかも知れない!天下に号令していたかもしれない!
公家風に染まり、武をおろそかにしたとは言われなかっただろう!
秀吉の話もあった。信長が浅井長政の離反により苦境になる。
この時はすぐに撤退した。
しんがりを誰が務めるか?
司馬遼太郎では、秀吉が志願した事になっている。
実際は、秀吉・光秀・池田筑後守その他が残されたようだ。
現実は秀吉一人の力のようになっている。
但し司馬遼太郎は、撤退中、光秀と家康が秀吉を助けたとあった。

こう言うことが沢山記述されている!
そもそも鎌倉時代の吾妻鏡にしても、北条の悪いところは記述されていない。と言うのは昔から知っている。
でも他に史料が無いので、信じられている。
そう言えば 「甲陽軍鑑」 も信用できないと言われたが最近は信用できると言われている。
裏を取りながら調べる歴史学者は大変だ!
日記・手紙も調べる。
信長の比叡山焼き討ち、これも日記によれば相当な虐殺があったとされたが、比叡山を調べたら大火事の後が見られない!
従ってそんな大がかりなのもでは無かったとされる。
2つの日記に書いてあるので真実と思うが、そうでは無かったようだ!
山本勘助も実在を疑われていたが、実際手紙に名前があり存在が認められた。
こう言うのを面白いと言うのか!

苦境を乗り越えた者だけが生き残る―ビジネスや人生に役立つ戦国武将の知恵・小和田哲男

「困ったときこそ、力が試される」「こっぴどく負けた経験が、人を大きくする」――。危機を自己変革のチャンスと捉え、乱世を生き抜いた戦国武将15人の知恵を紹介する。


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15人の武将が紹介される。変わったところでは、尼子経久・蜂須賀家政・結城晴朝がある。
チョッと出来過ぎと思う話がある。
吉田一彦が紹介していたが、第2次世界大戦での謀略の話がある。
こう言う話はイギリスが得意だ!
密書と言うが暗号がある。それを偽造する。
カムフラージュした死体に重要書類を持たせてドイツに渡るようにする。
不自然さがないように注意する。
自分達がそう言う事をするので、相手も同じ事をすると思い貴重な情報を信じなかった事があったようだ!
イギリスの例でも思うが、謀略・謀り事を実施するのは確かに難しいと思う!

何処まで信じて良いのか?
何が言いたいかと言うと、毛利元就の謀略の話だ!
①陶晴賢の家臣、江良丹後守房英の謀反の噂を流し、筆跡を真似した元就宛の誓書を山口に落として来る。
② 厳島、安芸の宮島の戦いの時、間者を山口に遣わして、元就の反省の言葉を噂として流す。
「厳島に城を造ったのは失敗だった。今攻められたらひとたまりもない」
どの本でも出て来る話だ。がそんなに簡単な事なんだろうか?
噂を流すと言うが、何処で誰に流すのか?
誰が誰に流すのか?
手紙を落とすとあるが、何処へ落とすのか?
不自然さが無いようにどうやったのか知りたい!
戦国武将はそんなに信じ易い人の良い人たちだったのかと思ってしまう。
そう言えば、信長も斎藤道三の娘を迎えて、夜に岐阜の方を見ていたようだ。
道山から信長に寝返った武将がいて、城を放火するので、火の手が上がるのを待っている。
この話も面白いが、どうなんだろう?
最近よく常識にとらわれるな!と言っている歴史研究家が多いようだ!
今の常識から言えばイギリスの謀略の話が良く分かる。
戦国時代は今と違うのは分かるが、これは具体的な話が欲しい!

前から思っていた事を記述した!
この本にも朝倉宗滴の家訓があった。
名将とは、一度大敗を経験した方が良い!
家康の三方が原の戦いがそうなんだろう!
信玄も若い時には大敗している。
そう思えば信長は大敗していない!
最後に一つ。
昔読んだ小和田哲男の本では、伊勢新九郎の出生として4つほどあげていた。
今は備中伊勢氏の出身と記述している。
もはや備中で決定と言う事なのか!

2012年5月14日 (月)

映画・「キラー・エリート」

ジェイソン・ステイサム、クライブ・オーウェン、ロバート・デ・ニーロが共演し、元SAS(英国陸軍特殊部隊)隊員のラヌルフ・ファインズによるベストセラー小説を映画化したアクション。殺し屋稼業から足を洗ったダニーのもとに一通の手紙が届き、師であり相棒でもあったハンターが、オマーン首長の息子3人を殺した男たちへの報復という依頼に失敗し、捕えられたことを知る。ハンターを助けるため依頼を引き継いだダニーだったが、ターゲットとなる男たちはみな、国家レベルの秘密結社「フェザー・メン」に固く守られた元SASの兵士たちだった。

大物の共演だ。
メチャメチャ面白かった!
追う者、追われる者の知力体力を尽くした戦い!
事情があり引退した暗殺者(ジェイソン・ステイサム)のところへ、かっての師(ロバート・デ・ニーロ)の囚われた写真が届く。
オマーンの首長とその息子に、師は拘束されている。彼らが依頼した暗殺を失敗したためだ。
オマーンの首長の息子は、4男で長男・次男・三男はSASに殺された。
その復讐のために3人の暗殺を依頼した。ジェイソンは師の釈放ために、しかたなく暗殺を引継ぐ。

ジェイソンはパリで仲間を2人集め、ロンドンに向かう。
暗殺者側がSNSについて情報収集すると、すぐに「フェザー・メン」に連絡が入った。
不審な情報は全て行くようになっている。ここでクライブ・オーエンが出て来る。
渋い表情だ!すぐにピンと来て調べる。
オマーンで暗殺者達の写真撮影に成功するが、カメラの反射で暗殺者達に見破られる。
映画、トミーリー・ジョーンズのミッシング。これも双眼鏡の反射で見つけられる話だった!

一人目の暗殺後、二人目の殺しの下調べを行う。
ここでジェイソン・ステイサムとクライブ・オーウェンが車越しに見合う。
どちらも同じ臭いを感じている場面だ!一瞬見合わせて追撃が始まる。
病院での格闘は凄まじい!奥さんは気分が悪くなったようだ!
イギリス国家?が捜査の邪魔する。
あり得る話だ。
結局暗殺は成功するが、暗殺者の一人が捕まる。
が、逃げてトラックにはねられる!この場面はおかしい。
犯人を二人で捕まえて、手錠も掛けずに連れて行く。そりゃ逃げるだろう!
その場面の為に手錠を外していたのか?

ジェイソン・ステイサムがクライブ・オーウェンを待ち伏せして何もせず警告だけで帰る!
こう言う場面は好きだ!
依頼の3人の暗殺に成功する。が、暴露本が出版されて、他に息子殺しの犯人がいた。もう一人殺さなければならない。
その連絡が依頼者から直接、自宅に電話が入る。「何故分かったんだ!」 と怒る!
連絡はエージェントが行っていたのに、情報がもれている。
一緒にいる恋人の枕元に銃弾が置いてある。いつでもやれると言う意思表示だ!
塩野七生の十字軍物語2で、イスラムの指導者サラデンが、ベッドに挨拶の甘菓子と暗殺集団の探検を置かれた話があった。
脅しには最適か!

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もう一人の暗殺の為にイギリスに戻るが、待ち受けるSAS隊員!
再びの戦い。
今度はリベンジに成功するが、とらえられたジェイソン・ステイサムをクライブ・オーウェンが尋問する。
椅子に縛り付けられている。そこへ謎の人物が出て来る。大物のようだった!
オマーンの石油利権の為の争いで、暗殺させてオマーン首長と新たな契約を結ぶ計画だ!
二人とも取るにとらない存在だ!
ここで又凄まじい格闘が出る。
結局ジェイソン・ステイサムが逃げる。大物は殺される!当然か!

最後はオマーンでの対決だ!主演三人がそろい踏みだ!

面白い映画でした!
実話で無ければ2も作って欲しい映画だ。
今度は偶然からお互い協力するスジだ!
ダメだろうな!

2012年5月11日 (金)

「孫子」の読み方⑯・山本七平・解説より(守屋淳)

奥さんに感心された!
よく1冊の本からよく書くと!
解説を読んでいても面白い。
日本は幸せなのか?
太平洋戦争以後戦争をしていない。
山本七平の実体験がある。

戦場の大部分の日時は輸送と行軍すなわち自らの輸送についやらされるのであって、いわいる「ドンパチの戦闘は一瞬だと言える」

日本軍は、1万数千の兵と何千頭の馬が、おびただしい量の排泄物を残してゾロゾロ歩いて行く。
公害ならぬ黄害による環境汚染になる。
普通のハエ・大きな銀バエ・アブ。

入浴も洗濯も出来ない状態から発生するシラミ・ノミ・南京虫・ダニ。想像を絶する!
こういう体験をした人が少なくなってくる。
この凄惨な体験は貴重なものになって来ている。

日本軍の 「精神力」 万能主義は、結果として現場を無視した実行不可能な命令とその強制、それの対する下からの実態とかけ離れた報告や追従を蔓延させた。
孫子は、敵が来れば兵は逃げる。
食料が無くなれば兵は食料のある方へ逃亡する。
当然の事を当然として、味方にも敵にも当然の事だと言う事を前提として考える。
日本軍は、敵が来れば 「必勝の信念」 で迎え撃ち、食料が無くなれば 「泥水をすすり、草を食み」で耐える。

それを当然の事とし、自からに課し部下にも要求する。
人間への味方と把握の仕方が、あまりにも違う!と言う解説だ!
改めて面白い?本だった!

学校で教えてもよいと思うが・・・・・・・

宮城谷昌光 「歴史の活力」―六韜・信用出来る人の見分け方

孫子を読んでから以前読んだ本が新鮮になってきた。
宮城谷昌光 「歴史の活力」 のなかで 「信用出来る人の見分け方」 と言うことで 「六韜」 をあげている。
部下の外面と内面の違いには15種類あるとある。
読んでいて面白い。著者が分かり易く書いている。

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信用できない部下
①外見は謹厳実直だが、内実は不肖である者。
②外見は温和だが、内実は盗みをする者。
③外見はつつしみ深く、内実は高慢な者。
④外見は清廉だが、まごころのない者。
⑤外見は努力家だが、内実は情け容赦のない者。
⑥外見は真情あふれているようで、さっぱり誠意のない者。
⑦外見は智謀あるようで、実は決断力のない者。
⑧果敢を好むが、実は無能な者。
⑨外見は誠実であるが、信頼を置けない者。
⑩外見は勇気がありそうなのに、実はいくじのない者。
⑪慇懃無礼な者。

信用できる部下
①ぼんやり見えるが、忠実な者。
②過激で変わった言動をするが、実際の効果を上げる者。
③厳格で苛酷だが、冷静で沈着である者。
④外見は冴えないが、使いとなれば、必ず使命をはたす者。

「六韜」 はその方法まで懇切に示していると言う。
①まず話す。相手の表情を見るのではなく言葉に集中する。次にある事について徹底的に問い詰める。
②ここで相手の表情を見る。どう言う表情でどう返答するかを見る。
③人を使ってその人間の素行を探っておく。
④私的な場でなく会議などで、真正面から質問する。賛同する人間があれば徳がある事になる。
⑤財務の職につける。貪欲で猾悪な人間であれば馬脚が出て来る。
⑥女を近付ける。
⑦緊急で難儀な任務をあたえ、胆力をためす。
⑧酒の酔いかたをみる。

自分に当てはめてみる。
④辺りから駄目だ!但し⑧に関しては問題ないと自分で思っている。
無理に酒は飲まない。前日の事を覚えていないなんてことは今まで無い。これからも無いだろう!
目立つ席で発言したがる人間がいる。声が大きい!
大層に言わなくてもよいのと思うのに言う!
言うことは立派な事?を言っているが、いざとなれば何にもやらない。
「やっとかんかいヤ!」
声の大きいのが勝ちなところもあり、正当な評価なんか出来るのだろうか!
とある仕事があり、担当者と言われているのがよくやっていると言われる。
本人も否定せずそう言う風に思わせる。
実際は別の担当者がやっているのと言うことは、二郎は知っている。
何処にでもある話だが、人間の評価なんて当てにならないし、なかなか出来るのもでは無い!
改めて参考になると思った!

2012年5月10日 (木)

「戦国武将」名将のすごい手の内―頭一つ抜け出す生き方・小和田哲男

この本には、戦国時代を駆け抜けた21人の主な武将が登場します。そこで、彼らが重大な局面に立ったときどう行動したか。考え抜かれた知恵の結晶や、磐石といわれた敵の備えを破る工夫・アイデアが次々と明かされます。戦国時代と現代は、時間差こそありますが、置かれている状況はそれほど変わらず、現代サラリーマンの生き方に、本書は大きなヒントを与えてくれるはずです。

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久しぶりに小和田哲男を読む。
「三笠書房の知的生き方文庫」によく出ている。
はっきり言えばブックオフで探した。2軒行ったが何冊かあった。
順番に読んで行きたい。
山本七平、孫子を読んだ。例として武田信玄・毛利元就・後北条氏があげられていたので、この本も知っている話が多い。
スタート地点が同じでも何故差が出るのか?
単にツキの問題では無さそう!
人より頭一つ抜け出す生き方。に焦点を当てている。

No2に徹する生き方!ベストオブNo2!
豊臣秀長・武田信繁・石田三成・本多正信・直江兼続の話がある。
いろんなエピソードが紹介されている。

印象に残ったのは朝倉宗滴だ!
折りにふれてまとめた話があるそうだ!
著者がまとめてくれている。
①良い手本は取り入れる。悪い見本は反面教師にする。
②いざという時のために「節約に努める」
③優れた人物たちの情報を集める。
④つねに「謙虚な気持ち」 を忘れない。
⑤「挫折」 が人を大きくする。
⑥部下にいばり散らさない。
⑦部下に恐れられるだけではダメ。
⑧学んだことは独占しない。
浅薄な知識で申し訳ないが、マキャベリの君主は恐れられる方がよい!との話もあった。
要は出来た君主などいない。
人のいい君主より恐れられる方が良い、と言う事と思っていた!
挫折が人を育てる。
立場が人を育てると言う話もある。

早雲の家訓がある。これも著者がまとめている。
①仏神を信じる事。
②上に立つ者の心得として、正直な心と下を憐れむ情けにしぼっている。
③嘘をつくではない。
④見栄をはらず、質素倹約に励行。
⑤常に身だしなみを整えておく。同僚が尋ねて来て慌てふためくのは見苦しい。
⑥通路等での雑談に加わるな!人の噂や上司の批判の輪に入るな!
⑦人を用いる時には自らが状況を把握する事が肝要。⑧和歌・連歌に親しむ。学文、勉強せよと。
但しお茶・将棋・囲碁は勧めていなそうだ。

特に印象に残った話をまとめた!
何処にでもありそうな話で、実践できれば申し分ないが、実践できないのでこう言う格言があるのだろう!

毛利元就・戦国最高の知将

山本七平・孫子を読んでいたら毛利元就がよく出てきた。
秀吉に間接的に影響を与えたようだ。
小早川隆景を秀吉は信頼した。隆景から元就の謀略を色々と聞いたようだ。
堺屋太一が二代目の事を書いているのに、毛利輝元がある。
その中にあった話だ。堺屋太一は出来過ぎた話と断っている。元就の言葉だ!
『我が家は今10ケ国ある。一度の危機で半分になっても5ケ国残る。更なる危機で半分になっても2ヶ国残る。それでも生まれ故郷、吉田の荘よりはるかに大きい!』
最初の信長との対決での危機、更なる危機、関ヶ原後長門・周防の2ヶ国になった。
この2ヶ国は、元就の言葉と符合する。
その時、輝元は爺さんの偉さを噛みしめただろうと言う話があった!
妙に印象に残っている。

宮城谷昌光 「歴史の活力」 に出ていた話だ。
ある時家臣に問うた。
「わしは昔の君主にたとえたら誰になるだろう?」
すかさずある儒臣が言った。
「周王朝を開いた文王・武王にくらべる事が出来ます」
元就は苦笑した。
「わしは今さらながら、周王朝の文王・武王及ばぬことを知ったわ。周王朝の文王・武王には汝のように面と向かって追従を言う臣等いなかったからだ!」


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冷徹な現実主義者と言える。改めて調べてみたら色々出て来た。
知っている話も多いが、印象に残る話が多い。
①我が毛利家は、版図の保全のみを願い、天下を望むなかれ (天下を競望せず)
②当家の事、良かれと思う者、当国にも他国にも一人もいない。
③一芸もいらず、能もいらず、遊もいらず、履歴もいらない。ただ日夜ともに武略、調略の工夫をすることこそ肝          要である。
④謀多きは勝ち、少なきは負ける。
⑤百万一心 。「百万一心」=「一日一力一心」。日々皆が力を合わせ、心を一つにして事にあたること。
⑥昔から国を奪うのは皆、重臣である。明君賢主は重臣に権限を持たせず、自ら将士を率いるもの。もし重臣に権限を持たせれば、仕える者たちは、功労によって禄を得ても、これは主君からもらったものと思わず、重臣のとりなしと思う。そうなれば主君はかすんで、重臣だけが目立ち、重臣の権勢は強くなり、国中の士は重臣に心寄せるようになってしまう。(この話の例は中国に多い!宮城谷昌光を読めば沢山の例がある)

元就は時代が時代と言え、あまり人間を信じなかったようだ!

ビルの自動販売機について・・・・・・

最近、ビル、事務所ビルの買収が多い。
二郎の会社が入っているビルも買収された。
最初は日本でも名だたる生命保険会社の建てたビルだ!
竣工後約25年で売却した。それから又2回目の売却があった。
それはあまり問題では無い。
言いたい事は自動販売機の事だ。
最初は保険会社の都合なのか、いろんなメーカーがあった。
系列の問題もあるのだろう!
ところが売却後、だんだんに整理されて来ていて台数も少なくなって来ていた。
これは良い事だと思った。何社が残っていた。
が今回自動販売機を撤去しているのを見た。
どうなるかと思っていたら、世界に名だたる一社になっていた。
3台並んでいても同じメーカーなので、入っている物もダブっている!
オレンジジュースも好みがある。
キリンレモンもありゃサイダーもあり、7アップもスプライトもある。

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選べるのは良かったと思うが・・・・・・・
多過ぎるとは思っていたが・・・・・・
面白くない!メーカーは営業努力したんだろうが陰謀かと思ってしまう。
ビルも何かメリットが無ければ替えないし、統一もしないだろう!
色々話を聞いていると、メーカーも相当な営業をしたようだ。
弱小メーカーにとっては辛いと思う!
何事も色々あるので、選択肢があるので面白いのではないか!

街頭宣伝 (レッドブル)

街頭で試供品?を提供している。試供品と言うより商品だ!
レッドブルの缶のコスチュームの、可愛い女の子が配っている。
前にたまたま声をかけられて貰った事がある。
そのまま持って帰って飲もうと思ったら、その場で開けた。
要は渡した本人にその場で飲めと言う事だ!
まあそなもんかなとおもって飲んだ!
ただで飲まして貰ってよく言うと自分でもおもった!
レッドブルはFIで知っている。チャンピオン、セバスチャン・ベッテル!
サッカーの宮本が移籍したチームがレッドブル・ザルツブルクだった。
ついでに知り合いがエネルギー補給の為に飲んでいた!
その程度の知識だ!

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関係無い話になった。
何が言いたいかと言うと、又宣伝の為に渡している現場に出くわした!
このまま歩いて行けば又貰えるかと思った。
ラッキー!
ところが中年のおっちゃんが先に貰っていた。
そのまま黙って飲んでいたらいいのに、嬉しいのか女の子と喋り続けている!
通り過ぎる時もまだ喋っている。
おかげで貰い損ねた!
自分でも思う!セコイ、変なおっちゃんやと!
又出会うだろう!
その時までの楽しみにしておこう。

2012年5月 8日 (火)

漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」秋本治― 似たもの夫婦

奥さんが大好きな漫画だ!
先日の香取慎吾の実写の映画を見て喜んでいた。
ブックオフに行ったら、気になり105円の漫画の文庫本のところに行った。
探したら、こちら葛飾区亀有公園前派出所①~⑥があった。
迷いもしなかった。6冊630円まとめて買った。
初期の作品かと思ったら、作者の自選集だった。
奥さんが作業部屋から出て来ない。
何をしているかと思うとにニヤニヤと笑っている!
「面白い」と言って、漫画を読んでいる!
確かに面白い!
顔が崩れているのが分かるだけに辛い!
二郎も同じ様に笑って読んでいる!
似たもの夫婦か?

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北野町広場でのコンサート『SOLZICK』

日曜日に北野に行った。
食事をしていて北野をウロウロしていたらコンサート?をやっていた。
路上ではなく広場でだ。
5人の男性グループ、『SOLZICK』
北野町広場の階段状のところに沢山の人が座って聞いている。
奥さんが誉めていた!上手いと!
ムッときた!
昨日高倉健の歌を下手と言われた事が頭に残っている!
が、確かに上手かったと思う。

アカペラの概念を覆す強力ビートアカペラグループ、とうたい文句にあった!
アカペラが何か分からない。恥かしくて聞けない!
帰って調べたら、『現在では楽器を使わずに人間の声だけで演奏すること』
とあった。
知る人ぞ知る!知らないのは二郎だけか?

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(妻コメ:CDを売っている女性が案内をくれました。私たちのマンションの側のライブハウス「CASHBOX」のもので、SOLZICKさんはその日の夕方に出演となってました)

SOLZICK のOFFICAL WEB

報道ステーション SUNDAYの特集より『中小企業の倒産』

5月6日、朝にかけたテレビで放送していた。
中小企業の倒産・廃業の特集だった。
電気工事会社の苦境の例があった。
他人事とは思えなかった!
帝国データバンクの調査員の目を通して説明される。
電気工事会社が金を支払って貰えない!
請け負っている会社が金を払ってくれない。
請け負っている会社もお客さん?から支払って貰えない。
したがって払えないと!よく分かる!
が末端のこの電気工事会社は耐えられない!
金策に走らなければならない。
不安があっても払ってもらえると信じるしかない!

個人でやっている。何でもやと言うか70歳の女社長が出て来た。
この人も苦労している。
亀井静香が支払い猶予の法案を通した。
これが悪くなって来ている例のようだ。
猶予を受けると新たに金を借りれ無いようだ!
6000万の借り入れを2000万まで減らしたようだが、限界のようだ!

3年前に倒産した老舗の帽子屋が新たに開業したようだ!
これは倒産時の映像が残っている。
若い社長だった。
円高、企業の海外逃避等理由はいろいろある。
訪ねて行った調査員も嬉しいだろう!
ただ3年前は社長は凄い指輪をしていた。(実際はどれくらいの物かは分からない)
今回の映像では指輪はしていなかった!

山本七平の孫子にあったが、ゾッキ屋という商売がある。
企業に行って、社長・社員・事務所・トイレ等を見れば1時間で潰れるかどうか分かる。
この調査員も同じだろう!
分かっても何も出来ない事もあるんだろう。
他人事とは思えない特集だった!

年を感じさせる出来事だった・・・・・・・・

下手な歌と言われて・・(高倉健・・)

最初に断っておく!高倉健のファンだ!
連休中にDVDを見た。
懐かしい映画だ!シリーズ物だ!
かってはオールナイトで映画を上映していた。
高倉健、『昭和残侠伝』
悪役のやくざの理不尽に我慢する!
悪役の俳優はたいがい決まっている。
河津清三郎・安部徹・渡辺文雄・内田朝雄と言うところが親分で、今井健二・山本麟一・金子信雄・天津敏・八名信夫・曽根晴美とかが良く出ている。
我慢に我慢を重ねて、切れる!
最後に切り込みに行く場面。
高倉健の歌と共に、高倉健・花田秀次郎と池部良・風間重吉が並んで行く!
高倉健が一人で行く。池部良が待っている。
「お供させてください」
スクリーンに声がかかった!
「よォ、健さん。待ってました!」

その思い出の場面の歌を、奥さんが 「何と下手な!」
ムッときた!
この懐かしい場面を何と思っているのか?
確かに歌は上手くは無い!どちらかと言えば演技も上手く無い!
大根か?
が存在感はある!
年を感じさせる出来事だった・・・・・・・・

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2012年5月 6日 (日)

映画・「ジョン・カーター」

学生時代から火星シリーズはよく知っていた。
チョッと好きになれず、ヒロイックファンタジーと言うか、スペースファンタジーは読まなかった。
が映像化には興味がある。
「ターザン」の作者、エドガー・ライス・バローズのヒロイックファンタジー「火星のプリンセス」の映画化だ!
主演はどこかで見た感じがした。
調べると、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」 に両者とも出ていた。
絡みは無かったが・・・・・・・

火星が揉めている。種族もいろいろ出て来る。
二カ国が対立している。空を飛ぶ機械。飛行機だが熱源は光だ!
カーターが、未知なる惑星バルスーム、つまり火星に行く。方法はある。
そこで対立に巻き込まれる。
ソダンガ王国とヘリウム王国だ!
全宇宙を支配しつつあるマタイ・シャン、僧侶の恰好をしている。
ソダンガ王国の王子とヘリウム王国の王女とを攻略結婚を策す!

火星は砂漠の国だが、カーターは重力の関係で高く飛べる。
最初は上手く飛べない!だんだんに要領が分かって来るのが面白い。
地球も火星も惑星が9つあるとわかっている。
王女と太陽系の地図を描き、自分達の惑星の位置が分かるのが面白い。
ともあれ王女との恋がある!

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マタイ・シャンは滅びの美学と言っていた!
自由に変身出来るので、混戦になれば本物か偽物か迷う!
最初に出会った4本の手の部族が協力する。サーク族!
円形闘技場で、怪物が出て来てカーターが戦う!
ここらあたりはスターウォーズの世界だ!
もっとも空を飛ぶ機械もスターウォーズを意識している?
最初に出会った4本の手の部族が協力する。
戦いは面白かった!
王女と結ばれるが、マタイ・シャンに地球に送り返される!
火星に戻る為の策略がある。
これに原作者エドガー・ライス・バローズが絡む!
最後はなかなかの見せ場だった 。
面白かったです!
最近はよく思うが、続編・ジョンカーター2は出来るのだろうか?

2012年5月 5日 (土)

「孫子」の読み方⑮・⑬用間篇・山本 七平

⑬用間篇  謀略活動に力を入れる
必ず勝ち、誰にも勝つ勝利を獲得出来るのは、事前に敵情を完全に知っているからである。
この 『先知』 すなわち 『予め知る』 は鬼神に祈り、星占いなどし、先例から類推できるものではなく、必ず
人を使い、それによって敵情をつかむことで、できる。この為に間者を用いる。
間者には五種類ある。
1)因(郷)間:敵国内の民を用いる
2)内間:敵の役人を用いる
3)反間:敵の間者を逆用する
4)死間:故意に偽の情報を敵の耳に入れる
5)生間:敵中に潜入させ、絶対に生きて情報を持ち帰らせる。
例として、秀吉の小田原の陣が出て来る。
情報機関の責任者は腹臣中の腹臣でなければならない。
この時の責任者は、堀秀政ではないかと推測している!
それに秀吉の謀略の先生の存在を示す。小早川隆景から毛利輝元の謀略の話を聞いている。
まるで身近に置いている技能者の存在だ!
秀吉は元就にならって小田原城内の 「守将・右左・謁者・門番・舎人」 まで調べ上げ、その人脈をたよって相手に連絡したのは確からしい。
ここで秀吉と家康の駆け引きがある。
北条側が家康の寝返りの噂を流す。
家康は、秀吉が14・5騎で各陣営を巡視している時、井伊直政の秀吉攻撃の進言も蹴った!
ここら辺りはアンウンの呼吸と言うべきか?

的確な情報の握らずに動けば、失敗するに決まっている。
太平洋戦争の日本軍そのままである!

「孫子」の読み方⑭・⑫火攻篇・山本 七平

⑫火攻篇  目的の達成は慎重に
現在では参考にならないと記述している。
火攻めには五種類ある。
1)人を焼く。
2)集積した軍需品を焼く。
3)輜重車を焼く。
4)貯蔵所を焼く。
5)駐留している陣営を焼く。
放火には時期がある。乾燥機・風が起きる時期(星座による)

火攻めに対応しなければならない。
1)敵陣の内部に火の手があがったら、速やかに外から攻撃する。
2)敵に動揺が無ければ、攻撃せずに待機し、状況を伺い攻撃する。
3)敵陣の外から放火出来る時は、適当な時期に放火する。
4)風上から放火する。
5)昼の風は長く続くが、夜の風はすぐ止む。五種の火の変化がある事を知る。

比叡山の焼き打ちが例としてある。

有利でなければ軍を動かさず、獲得できなければ軍を用いず、危機でなければ戦わない。
一時の怒りで軍を動かさない。利と合致すれば軍を動かし、合致しなければやめる。
怒りは喜びに転じ、一持的な怒りも悦びにかえれる。
亡国が再生する事もなく、死者も生き返らない。
戦争は慎重に!
これが国を安泰にし、軍を保全できる道とある。
この篇はページも少なかった!

「孫子」の読み方⑬・⑪九地篇・山本 七平

⑪九地篇  部下のやる気を引き出す
心理的環境編と理解している。
軍を運用するのには九種類の地に応じた運用がある。1)散地:諸侯が自国領内で戦う場合、その戦場になる地。(戦わない)
2)軽地:他国に進攻しても余り深入りしていない地。(駐留しない)
3)争地:彼我双方にとって奪取すれば有利な地。(攻めない)
4)交地:彼我双方いずれも進攻可能な地。(連絡を密にする)
5)衢地:諸侯の領地が隣接している地で、先に押さえた者が周囲の衆望を集めうる地。(隣国と友好関係を結ぶ)
6)重地:他領に深く進攻し敵の城が背後にあるような地。(補給がままならないので現地調達する)
7)圮地:山林や沼沢があり、行軍が困難地。(早やかに通過する)
8)囲地:進攻はあい路で帰路が大きく迂回しなければならない地。(早やかに脱出する)
9)死地:速やかに勇戦しなければ必ず敗滅させられる地。(死に物狂いで戦う)
昔の『用兵の名人』 は、敵軍の前線と後方の連絡を遮断し、大小の部隊を連携させず、将と兵が一体感を持たないようにして、上下の指揮系統を混乱させ、兵卒をバラバラにして終結させず、終結しても統一指揮が出来ないようにして、有利な時には行動し、不利な時は行動しない。

しかしどうやってそれをするのか?
著者の実体験がある。ゲリラに通信を切断され手からの話がある。
苦労してダメになった例だ!
敵の大軍が攻撃してきた場合の対処方法。
相手の思い及ばざる点に乗じ、思いもよらぬ方法で、警戒していないところを急襲する。
これは 『長篠の戦い』 の酒井忠次の、鳶巣塁の奪取を例としてあげている。
敵国に侵入する軍の兵。
敵地に深く侵入すれば、心は戦いに専念する。
沃野を略奪するので食料は不足しない。
休養させて疲労させない。気力を蓄えて兵を運用する。
敵に計り知れない巧妙な謀略ををなす。
戦う以外に方法の無いところへ兵力を投入すれば、死んでも逃げないが、死ねばおしまいなので全力をふるって戦う。
兵を戦うよりほかに方法のない環境に置くと、命を惜しまぬ勇士になる。

故に用兵の巧みな者は、皆を一致協力させ、一つにして、一人の人間を使う様に自由に使う。

将軍の務めは、静かに思いを秘め厳正で適切に処理されねばならない。
作戦計画は知られないようにする。
駐留地を変え、道は迂回して分からないようにする。攻撃は高所に登って梯子をはずすようにして、他国に侵攻したら船を焼き、引くに引けない状態にするし、羊の群れを追い立てるようにする。
兵は勢いに乗せられて東西に奔走し、どこへ行くのかを知らず、指揮官の意のままに動く。
三軍を集めて、このようにきびしい環境に置く。
これを将軍の務めという!
これは毛利元就の、厳島の合戦が例に出される。

勝つには勝つだけの、負けるには負ける事情がある例である。
改めて毛利元就の謀略が凄まじいか、よく分かる。

賞罰の法を無視した賞罰を行い、軍政を無視した命令をかかげ、三軍をいつわって一人を使用するように団結させる。
三軍をいつわる時には説明抜きで任務を与え、言葉で知らせてはいけない。
利になる事を知らせても害になる事は知らせない。
軍が敗亡する環境に見せかけて、必死の戦闘をさせて軍を生存させ、そのままでは死滅するよう環境に見せかけて、必死の戦闘をさせて軍を生存させる。
軍とは生きるか死ぬかの瀬戸際に来て、はじめて勝敗の主導権を握うるものである!
戦争遂行の原則はひたすらに敵の意向に従いつつ、敵の意図を明らかにすることである。
もし敵につけいる隙があれば、その虚に乗じ、最重要地点を奪い、味方の行動の時期をさとらせず、敵の行動に随従している様に行動し、戦機をみて一気に勝敗を決する。
『始めは処女の如し』 で油断させ、隙を見て 『後には脱兎の如し』 で不意に急襲する。

九地篇は長く感じた。記述も長くなった!
それに人間観察学の様な感じを受けた。

「孫子」の読み方⑫・⑩地形篇・山本 七平   

⑩地形篇  組織の統率に意を用いよ
戦場の地形には六種類ある。
1)通:両軍が自由に往来・行動出来る地点。
2)挂:進撃が容易だが撤退がむずかしい地点。
3)支:出撃した方が不利になる地点。
4)隘 :山間部のようなで、先に占拠する。先に占拠されれば攻撃をしない。
5)険:険阻な地形で、先に占拠されていれば撤退しても攻撃してはならない。
6)遠:自国を遠く離れているので彼我互角なら挑戦してはならない。
その六つの地形を理解せず他の要因が加わると、軍は六つの状態を生じる。
1)走:敗走
2)弛:兵が強く軍幹部が弱くて統制出来ない。
3)陥:士気があがらず窮地におちいる。
4)崩:部下が勝手に戦って崩壊する。
5)乱:将師がぜい弱で厳格で無く命令も徹底せず幹部も兵も一定の原則を守らない。
6)北:将師が敵情を察知できず、弱兵で精鋭部隊を持たない。
話は変わるが、プロシア参謀長モルトケは、前線司令官の独断を許したようだ。
戦場で戦っている将師が一番よく分かっている。
ついでに思いだしたが、パウルカレルの独ソ戦!
ドイツのフィリッツバイエルライン将軍。
仕えた大物将軍、グデーリアン、ロンメルが言ったと言う。
目の前の戦闘が優先される!
孫子も言う。戦場の地形等後方の君主が分かる訳がない。
必ず勝つとの見通しが立てば戦い、負ける見通しが立てば戦わない。
将師は功績をあげても名誉を求めず、退いても罪を避けない。
こう言う将師は国の宝とあった。
が面白い例があった。
太平洋戦争、香港攻略戦で隙を見つけ、命令違反を行った若林中尉!
これにより損害も減らせて、時間も節約出来たようだ!
後で軍法会議にかけろとの意見があったと言う!
言ったのは陸大出のエリートだろう!
こう言う人間は、自分が立てた作戦が上手くいかないと人のせいにする!

遠慮せずに戦って良い場合が八つある。
1)寒風が吹き行軍に無理を重ねている場合。
2)真夏の炎天下で疲れ果てて遠方に行こうと無理している場合。
3)長く戦場にいて厭戦気分になり、為政者がそれを阻止できない場合。
4)物資が尽きて、略奪する場所もない場合。
5)人数が少なく、水利が不便で流行病にかかり、救援軍が来ない場合。
6)行軍で疲れて、食事もせず、鎧兜も外している状態の場合。
7)敵将に威厳が無く、兵に団結が無く、相互に助け合わない場合。
8)宿営しようとしているが設備が出来ず、相互に連絡が取れないような場合。

逆にこのような場所に味方をおいてはならない!

「孫子」の読み方⑪・⑨行軍篇・山本 七平

⑨行軍篇  敵情をどう探るか
作戦篇であったが、戦場の大部分の日時は輸送と行軍すなわち自らの輸送についやらされるのであって、いわいる「ドンパチの戦闘は一瞬だと言える」
行軍に対する、用心の方法、注意のしかたのの要点が記されている。
1)地形への判断。
2)地形や周囲の情況、細かい変化に基づく敵情判断。
3)敵の状態や対応に基づく敵情判断。
4)以上に対応する部下掌握の基本。

部下の健康管理に完璧で、同時に敵に対して有利な地に位置をしめようと言うことを協調している。
多くの大軍が、小部隊の奇襲や遊激戦に敗れた六つの地。
1)絶間:絶壁の切り立つ谷間
2)天井:井戸のように落ちくぼんだ地
3)天牢:三方が険阻で、牢獄のように、狭い出入り口が一つしかない地
4)天羅:草木密生したジャングル地帯
5)天陥:低地の湿地で天然の落とし穴のような地
6)天隙:山岳部の細かく狭いところ
このような地には近づかないこととある。

天羅、ジャングルに敗れたのがアメリカ。
天隙のアフカニスタンに侵攻してやぶれたソ連。
絶間、天隙のカブールを見て引きあげたイギリス。
六つ全部兼ね備えたような 長島。周囲を徹底的に平定してから皆殺し作戦を行なった信長!」

立地を正確に判断して速やかに撤退する。
同時に相手のわずかな微候も見逃さず、常に偵察を怠らないこと!
行軍の注意事項。細かな現象への観察が必要とある。
著者の経験が記述される。
相場も、勧める人の表情から判断出来る話。
自信があるかどうかを判断するのでろう!
売ろうとすると無理を言うので、表情に出るのだろう!
ゾッキ屋。倒産しかかった出版社からその在庫を紙屑同様の値段で買い、融資する。
倒産するのは、1時間の社員とはなし、トイレを借り倉庫をのぞけば分かると言う!
作戦も自信がなければその兆候はあらゆるところに出て来るのだろう!

観察、注意が肝心か!(シャーロックホームズが浮かんだ!)

「孫子」の読み方⑩・⑧九変篇 ・山本 七平

⑧九変篇  臨機応変に対応する
それぞれの地で軍をどのように動かすかを示す。
1)圮地:行軍困難な場所で、宿営することが無い。
2)衢地:諸国の勢力が錯綜しているところ、外交で処理する。
3)絶地:国境を遠く離れている場所での交戦は、長くとどまらない。
4)囲地:謀略で脱する。
5)死地:生存の望みのない場所では、勇戦するのみ。

「君命も受けざる所あり」
沖縄戦線が例にでる。
大本営、現地の状況も分からずに命令する。
米軍に出血させ、長期戦に持ち込み実施している沖縄を無視する。
どうするか?
骨抜きにするのが良いとある。
これも例がある。アメリカ本社の意向を無視する。
上手くやらなければならない。
結果よければよいとも考えれる。
安易な気休めが一番危ない!

将に五つの危険がある。
1)必死:殺されるだけである。
2)必生:捕虜にされるだけである。
3)忿速:怒りから急に事を行なえば侮られるだけである。
4)廉潔:高潔と言うきれいごとにとらわれると恥をかくだけである。
5)愛民:民の思いやりで甘えのままにすると、苦しむ。
これは小田原北条氏を例にあげている。
分かり易かった!

「孫子」の読み方⑨・⑦軍争篇 ・山本 七平

⑦軍争篇  相手の油断を誘え
「迂直の計」
迂回しながら実は最も近い道を取って要点を確保して不敗の位置に立つ!
徳川家康の例が出て来る。
本能寺の変の後、信長の後継者争いに参加せず、甲斐・信濃に向かった。
甲斐・信濃に向かったには 「迂」 になる。
が実際は 「直」 だったようだ!

三河武士の忠誠と言うが、家康も裏切られている。
石川数正の出奔。
焦る事は禁物である。しかし目的を放棄してはならない。
時代背景が違う。命令の伝達方法はドラや太鼓、旗やのぼりを使用する。
孫子には文章による命令の伝達が出て来ない。
小田原の陣の前に、家康が公示した軍令がある。文章で残っている。
著者も褒めている内容である!

戦気のとらえ方がある。
変化に上手く対応する。
1)士気の変化。朝は気力が満ちて鋭く、昼は気力がにぶって怠り、日暮れには疲れて休息に帰る。
2)心の変化。整った味方で乱れた敵を撃ち、冷静に味方を維持し、敵が騒然となるのを待つ。
3)戦闘力の変化。遠くから来た敵を待ち、疲労した敵を待ち、充分に食べて飢えた敵を待つ。
秩序だった敵を迎撃してはならない。
堂々たる陣がまえの敵を攻撃してはならない。

最後に戦闘の法則がある。
1)高地の敵に攻めのぼってはならない。
2)高地を背後にした敵に正面攻撃してはならない。
3)いつわって敗走する敵を追撃してはならない。
4)敵の精鋭を攻めてはならない。
5)おとり部隊にひっかかってはならない。
6)帰国する敵を阻止してはならない。
7)敵を包囲したら必ずどこかをあけておくこと。
8)窮地に陥った敵を追いつめてはならない。

当たり前のことだが、出来ていないので記述されていると思う・・・・・・

「孫子」の読み方⑧・⑥虚実篇・山本 七平   

⑥虚実篇  戦いは変幻自在に
虚実。虚々実々!
面白い例が出ている。
ビルマで戦った英国は、最初日本の戦い方が分からず対応に苦慮したようだ。
ところが、やがて試験の模範解答通りに動く事が分かった。
『自らを無形に置いて、相手の形に対するように軍を動かす』
日本軍の参謀、陸大での秀才はそうでは無い。
この話から山本五十六を思い出した。
自分の参謀に黒島亀人を選んだ。人が違えば考えも違うのに、黒島以外は同じ回答になる。
黒島だけが独創的な作戦を言う!
戦死前、黒島を変えようとした。その時小沢治三郎が推薦した人物も変わり者だったようだ!
そう思うと、山本五十六は孫子を理解していたのだろうかと思ってしまう!
話がそれた。

歴史は繰り返さず、まったく同じ生涯を二度とおくる事が無いように、同じ戦いが繰り返される事は無い。
歴史の教訓は、あくまで教訓であり、同じ事が再現すと思ってはならないし、現状が半永久的に固定すと思ってもならない。
そのため、
常に正確な情報を獲得し、組織は柔軟にし、運用は常に新しい情勢に対応したものでなくてはならない。
『水の流れ』のように自己を規制して来る外部の変化に対応する。

小牧長久手の戦いが例として出て来る。
戦う場所を知り、戦う場所をしりうるならば、千里の遠い地でも敵と会戦出来る。
戦う地を知らず、戦いの日を知らなければ。左右・前後の部隊は互いに救援できず、数里の近くでも救援できない。
終戦間際の 「在支皇軍百万健在」
広大な中国に百万いても各個撃破されるだけである。

兵の多い少ないが全てではない。敵の正確な情報をつかみ、自分の方は無にして、秘匿する。

なかなか出来ないでしょうネ!

「孫子」の読み方⑦・⑤勢篇・山本 七平

⑤勢篇    組織力で勢いに乗れ
戦闘に巧みなものは、戦勝を勢いに求めても人に求めない。
「勢」 にのると俊発的に相手を圧倒する。
では 「勢」 とは何か?
「形勢逆転」
形が変われば勢も変わる。
「形」 を外的静的量的とすれば、「勢」 は内的動的質的で、両者は密接に関連している。
「時世」 と 「時勢」
時代の形が変われば、その新しい 『形』 の 『勢』 にのる者も変わる。 

大軍を統制するのには、小部隊を統制すると同様に力を発揮させるのは編成による。
『形』 と『命令伝達』 の完備である。
戦いは正攻法的に対峙し、奇襲を加えて勝つ者である。
戦勢は奇襲・正攻の二つだが、この組み合わせでさまざまな戦術が生じる。
言っている事は大変よく分かるが、出来る出来ないは別問題!
桶狭間の戦いと硫黄島の戦いが出て来る。
この解説は非常に分かり易い。特に硫黄島の栗林中将の戦い方の例は分か理易い。

巧みに敵を誘導する者は、わざと隙を見せて敵を誘い込む。
その場所に敵を動かしてじっと待ち、敵を叩く!

「カッコいい決断などした事が無いし、必要ない」
「朝令暮改を恐れるな」
決断とは 「形」 を決定すること、それによって 「勢」 が生じる。
それもせず部下の尻ばかり叩いているのは、自らの無能を示しているにすぎない!

「孫子」の読み方⑥・④形篇・山本 七平   

④形篇    敵の崩れを待つ
例として秀吉の朝鮮出兵が出て来る。
要は秀吉が攻めて来るかどうかの決定権は秀吉にあり、朝鮮には無い!
人間、誰でもそうであって欲しい情報に飛びつき易い。
朝鮮から秀吉への使者は、小田原北条との戦いのときに来たらしい。
統一してからは国内を固めると言う意見もある。外征等出来ない。
朝鮮側は正史とと副との意見が分かれた。
来ないという意見をとった。
が決定権は秀吉にあり、朝鮮に無い。
どうするか?
『何が出現して来るか分からない変化の時代に自らを守ることは、自己の内部を固めて、情報に対して希望的観測を加えず、常に最悪の事態に対処しておくこととある!』

著者は、マッカーサー・ナポレオン・クトウゾフを例に挙げる。
マッカーサー:沖縄を取ればフィリピン作戦は不要。最上の勝ちでは無い!
ナポレオン:作戦は上出来の作戦である。がこれも最上の勝ちでは無い!
クトウゾフ:ナポレオンを破ったが、冬将軍によるものとされている。が完膚無きまでにナポレオンを叩きのめしたのは、彼であって他人では無い。モスクワも撤退して勝ち易き状態になるまで待つ!
『善く戦う者の勝や、智名無く、勇功無し』
それが最上なんだろう!

最近の尖閣諸島の中国の漁船の船長の逮捕の騒ぎがそうなんだろう。
中国がどう動くのか?
民主党政権は、中国がそんなことしないだろうと、希望的観測にすがる。
そして船長を釈放する。
逮捕後の中国の対応は、日本は分からない。
決定権は日本に無い!まさにその通りの結果になった。
中国の女性報道官の、頭のよさそうなのは分かるが、可愛くない表情で言われると、むかっと来る。
関係ない話になった。
北朝鮮のミサイル発射。
いかに国際世論が中止を求めても、決定権は北朝鮮にある。
実際に発射された!
それに対する日本の対応は、最悪(ミサイル発射)を想定して行動していたのではないか?
北朝鮮の良識に期待せずに、最悪を考えていたようだ!

「孫子」の読み方⑤・③謀攻篇・山本 七平

③謀攻篇  戦わずに勝て
「彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず危し」
有名な名言でもあり、子どもの頃から知っている。
仲間内で、意味も理解せずに言っていた。
「敵を知らず、己を知らなければ、百選百敗だ!」

「勝と知る」 の 「五者」
1)双方の優劣を比較して戦えるか戦えないかを知ること。
2)兵力が多いか少ないかで運用が違うことをしること。
3)上下が一心同体で同じことを欲していること。
4)前もって先々のことを考え、考えていない相手のすきを待つこと。
5)将が有能で君主が余計な介入をしないこと。(作戦・軍政・指揮権への介入)

この五つの基準で自己と相手を対比して、
「彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず危し」 だと言う!
日本はこの前提を無視して、この言葉だけが進んでいる。

太平洋戦争開始の日本軍。
解説で多少考慮したのは2)だけでとある。
1)総合的に優劣を比較せず
3)泥沼の日中戦争で国民はうんざりして
4)軍需物資、石油の不足で陸海軍とも機動力を失って半身不随になる事を見透かされ
5)陸海軍バラバラで、統一的な総合指揮権も確立せず
これで、自己を知らずアメリカも知らず・・・・・・

出来れば戦いはしない方がよい。五たび戦う。
1)五たび勝つ国は災難に陥り
2)四たび勝つ国は疲弊し
3)三たび勝つ国は一時的覇権を得
4)二たび勝つ国は一国の王となる
5)一たび勝つ国は天命を受けた帝となる
軽微な損害と言っても戦えば被害が出る。

この言葉だけ知っていて、その気になるのが最も危険とある!
そうなると、風林火山の武田信玄は偉かったのか?
織田信長はどうなのかなと思ってしまう?

プロシアのビスマルクとモルトケ。
役割分担が出来ていてお互いの領域には踏み込まない!
アウステルリッツの戦い。三帝会戦!
ナポレオンの一元指揮と皇帝が口を出したロシア、オーストリア!
勝つには勝つだけの、負けるには負ける理由がある!

「孫子」の読み方④・②作戦篇・山本 七平   

②作戦篇  早期収束をを心がける
戦場の大部分の日時は輸送と行軍すなわち自らの輸送についやらされるのであって、いわいる「ドンパチの戦闘は一瞬だと言える。」 そして、国力の損耗はこの輸送時に生じる。
戦争は長く続けるものではない。
戦術がまずくとも早やかに終結すべきで、戦術が巧みで長く戦争を続けた例は聞いた事が無い。
戦争を巧みに行なう者は、一度召集した者をもう一度召集する事は無く、食糧・飼料を三度も輸送させる事はしない。
戦争にならざる場合は、まずくとも速急に終結を図る。
これを個々の戦闘を 「速戦即決」 
「兵は拙速、速戦即決こそ日本軍の得意とするところ」 と豪語していた将校がいたそうだ!
自己正当化!自分のやっている事を、恣意的な引用で正当化している!
短期間で決着をつけるべきで、長期戦になるのは立派ではない。
その長期戦の中の各戦闘を、速戦即決でやっても意味は無いとされている。

一面撤退、一面進出。
撤退は拙速を要するが、進出も拙速を要する!
一面撤退、一面進出の同時断行は可能かも知れないが、損害を覚悟しなければならない!
要は難しいと言う事のようだ!

将の慎重に考慮する所の者は五つあり。
1)理:物事の筋道を正しく治める。
2)備:用意万端を遺漏なく整える。
3)果:決断して行なう事。
4)戒:事を生じる前に、慎重に事を行なう。
5)約:事を簡略にしてすべて大本を取り不要のことは取り除いて煩わしいことをはぶくこと。

あらゆる方法で闘争を回避せよ。万やむを得ないときは拙速できりあげろ、そうしないと競争力を失う。
日露戦争は当てはまるような感じがする。が太平洋戦争はどうかなと思う内容だ!
大陸からの無条件撤退と言う選択氏もあったようだ。
中国は海軍が無いので、撤退すればそれで終わりで、それ以降は金を使わないでよい!
中国大陸を一撃出来ると考えた日本軍!
著者自身フィリッピンで食料を現地調達するよいうに、大本営から命令されたようだ。
それを「孫子の兵法」と言う参謀もいたそうだ!

「孫子」の読み方③・①計篇・山本 七平   

①計篇    的確な見通しの立て方
競争の優劣により、闘争の結果は明らかで、やる前から結果は分かっていると考える。
優劣の計算の基礎五つ
道・天・地・将・法
1)道:統治者と国民の一体感。
2)天:時間的条件、国際情勢・経済情勢。
3)地:地勢・地形・
4)将:将師の器量。近衛文麿も東条英機も将では無い!ルーズベルト・チャーチル。
5)法:法・制度・組織原則が整っていて機能する。

評価の視点七つ
1)君主はどちらが有徳か。
2)将師はどちらが有能か。
3)天の時、地の利はどちらが有利か。
4)法律・制度はどちらが完備徹底しているか。
5)士卒はどちらが精強か。
6)どちらが規律ある統一行動をとれるか。
7)賞罰はどちらが公正か。

呉子のこれを避ける原則六つ
1)土地拡大にして人民冨集。
2)恵施流布。
3)信賞必罰が適正。
4)功の順で昇進し才能を活用している。
5)兵器・装備が優れている。
6)四方の隣国、大国の助けがある。

著者はこれを適用すれば、日中戦争も太平洋戦争起こらないと!
要は丸暗記だけではダメで自分のものにしなければならないと言う事だろう!

呉子言う!戦争の発生する情勢
1)大義名分を名として起こる場合(義兵)
 自らの大義名分も正し、礼をもって対応し、介入の余地をなくさせる。
2)自国の利の為に起こる場合(彊兵)
 へりくだった態度で対応し、相手を満足させて戦争をやめさせる。
3)相互の憎悪の増幅で起こる場合(剛兵)
 言葉をもって意志の疎通を図り、憎悪をやわらげて戦争を辞めさせる。
4)国内の乱れにつけ込まれる場合(暴兵)
 巧みにあざむいて、戦争をやめさせる。
5)国内の飢餓による疲弊につけ込まれる場合(逆兵)
 計略をめぐらせて、戦争をやめさせる。
まるで朝鮮半島の事と思ってしまう。
この五つは防衛の基本と言う!

フランスは防衛予算と対外文化活動予算がが同額であり、「フランス語を修得した人間は反仏にならない」 と考えているそうだ。
2)の無理難題を押し付ける国は、中国・北朝鮮か?
これに対しては呉子は割り切っているそうだ!金を払って戦いを避ける!
それも問題多そう!

「孫子」の読み方②項目・山本 七平

よく知っている話だ。『史記』孫子呉起列伝
孫子はある時、呉王に「あなたの兵法書十三篇は全部読破した。今度は実際に兵を動かすことをさせたい。婦人の兵でもいいか」と提案された。孫子は、王の寵愛を受ける二人を隊長に任命。皆に合図の仕組みを教え、従わぬ者を処罰するための武器を用意して、ルールを三度も五度も念押しした。ところが孫子が合図をしても“婦人大いに笑ふ状態で、言うことを聞かない。孫子は「説明不足で命令が行き届かないのは“将”の責任だ」と、繰り返しルールを説明したが、女たちは大いに笑ふ”という有様。
「説明や命令が行き届かぬのは“将”の責任だが、行き届いているのに決まり通り動かぬのは士官の責任だ」と、孫子は二人の隊長を斬る。
王は驚いて「斬らないでほしい」と命じたが、孫子は「私はすでに命を受け“将”となっています。将は軍にあっては主君の命令でも従わぬことがあるものです」と、二人の隊長を斬刑に処し、全軍に知らせたところ、笑うどころか少しの声を発することなく命令に従った。
この話は出ていなかった。出ていると思う方がおかしいのか?

下記の項目毎に説明があり分かり易い
①計篇    的確な見通しの立て方
②作戦篇  早期収束をを心がける
③謀攻篇  戦わずに勝て
④形篇    敵の崩れを待つ
⑤勢篇    組織力で勢いに乗れ
⑥虚実篇  戦いは変幻自在に
⑦軍争篇  相手の油断を誘え
⑧九変篇  臨機応変に対応する
⑨行軍篇  敵情をどう探るか
⑩地形篇  組織の統率に意を用いよ
⑪九地篇  部下のやる気を引き出す
⑫火攻篇  目的の達成は慎重に
⑬用間篇  謀略活動に力を入れる
に分かれている。それぞれが面白い!
それぞれについて思う事を述べたい!長くなる!

「孫子」の読み方①序章・山本 七平   

兵法書として名高い『孫子』。「彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず」「算多きは勝ち、算少なきは勝たず」――いずれもビジネス社会にも通じる鉄則だ。陸軍将校の体験をふまえて、参謀はどうあるべきかを説く。

20120505_book1

メチャメチャ面白かった。
著者の本は学生の頃何冊か読んだ。
最近、著者の武田信玄を読んだ。アップもした。
孫子は大分前から読もうと思い買っていたが、読む踏ん切りがつかなかった。
今回読んでよかったと思う!
孫子の解説書は、たいして読んだ訳ではないが、今までの中で一番分かり易く面白かった。
著者はフィリッピン戦線に生き残った。
いつ死ぬか分からない戦場で何を考えたんだろうか?
生き残り何気なく 「孫子」 を読んだようだ!
脳天を叩かれるような衝撃を受けたそうだ!
「愛国心」 「滅私奉公」 「必勝の信念」 に何も触れていない!
「超人的な自発的努力や能力の発揮 度はずれた勤勉」 要求もしなければあてにもしていない。

発想が違っている。
著者の経験から感じたことだろう!
秀吉の朝鮮出兵で、捕虜になった 姜沆が 「看羊録」 と言う本を著しているそうだ。
三度目の侵攻はあるのか?あるとすればどうすべきかを記述しているようだ!
この中に面白い記述がある様だ!
戦国武将、日本の武将は一人として文字を解する者が無いと記述されているとあるようだ。
たたき上げ、戦場で経験を積んでいる。
「武経七書」 も朝鮮の武将は精通している。
日本の武将は読んだことがない。
ただ日本の武将たちは、あらゆる技能者たちを身の近くに置いている。
その中に軍法に精通したものがいる。
それらの人に解説させ、自己の体験、失敗成功を考えていたようだ!
全然知らなかった訳ではないが、その知識は朝鮮の将軍に比べれば及びもつかなかったようだ!
戦場のたたき上げVS机上の秀才!
朝鮮は負けた!「兵書読みの兵書知らず」
勝った日本は絶えず戦場にいるプロ?だ!
ただ個々の戦闘に勝っても、それだけの事で戦争の勝利に持っていけない!
戦術で勝っても戦略がない!
逆に朝鮮も 「孫子」 をはじめ 「武経七書」 を読んでいるが、丸暗記?だけではどうしようもない!

「孫子」 を読んだはずの昭和の軍人!
本当に理解して読んだんだろうか?
こういう話から始まる。
ここだけ、序文だけ読んだだけでも役に立つ内容だ!
戦国時代、太平洋戦争の例と共に解説されているので分かり易い!
これが中国古典では分かり難いのではないか!

昔読んだ本の中で、第一次世界大戦で負けたドイツ皇帝が、敗戦後 「孫子」を読み何故もっと早く読まなかったのか?後悔した話が出ていたのを記憶している!
孫子・呉子と並べて説明がある。分かり易いと思う。

2012年5月 4日 (金)

映画・こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!(DVD)

奥さんがナルトに凝っている。
少年ジャンプまで買う様になった。
買えば他の物も見るようになる。
(妻コメ:ナルトと両津さんだけ読んでます。たっかいジャンプ代ですねcoldsweats01
それで最近は両津さんに凝っている。
それが高じてDVDを借りて来ている。
『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!』

二郎は学生の時から読んでいる。秋本治の名前は何処かで変わったのは知っていた。
恥ずかしいが、ガキデカと同じ作者なのかと思っていた。
作風が違うのになんでそう思ったのかは分からない!
「こちら葛飾区亀有公園前派出所 」は、親子3代に渡っての読者も多いと聞いた。

20120503_kochikame

たまたま見たテレビに、SMAPと映画の出演者が出ていた。
原作者、秋本治も出ていた。
力がはいっていると思った。
その時に、麗子役の女優を見た。ちょっとイメージが違う感じがした!
もっと美人と言う女優の方が良かったのではないか?
個人的偏見では、黒木メイサ!(ゴメンナサイ!)
映画はそれ相応に面白かった。
「踊る大捜査線」を意識する。
本庁からの捜査本部が設けられるが、パロディー気味だ!

香取慎吾の両津役はスマートすぎる。どちらかと言えばずんぐりむっくりと思うが・・・・・
誘拐犯間違い、警視総監の孫じゃなく友達の女の子を誘拐する。
それが分かったとたんに、捜査本部を解散しようとする。
本部の皆の前で、誘拐の情報を両津が知り合いに流そうとする。
中川は新聞社を買い占めて情報を流そうとする。
警視正も元に戻す。もう一度捜査だ。
沢村一樹も上手く演じていたのではないか?
自家用ヘリを捜査に持ちだす中川!
ここらあたりは漫画そのままだ!
誘拐された娘を同級生、友達の交流がある。なかなか下町の風情が出ていた!

調べてみると、公開初週興行成績が予想を大幅に下回る大惨敗だったようだ。
この作品を「香取の代表作にする!」と意気込んでいた関係者一同は頭を抱えている。
とあった!
シリーズ化も視野に入れていたようだ!
テレビドラマの視聴率も今一だったようだ!
『こち亀』の主役『両さん』を香取のはまり役にし、香取にとっての『寅さん』にしたかったようだ。
マア色々あるだろう!
香取慎吾!ご苦労さん!

20120503_kochikame2

続編を期待したいが、無理かなぁ?

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    呉の大和ミュージアムです。 2012年9月に訪れました。