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2012年6月22日 (金)

再生力―危機を打ち破る『人生版・野村ノート』・野村 克也・田原総一郎

「格差の乗り越え方」を熟知した2人が語り下ろした、困難に立ち向かうための「具体的方法論」。日本人は自信を失っている。しかし、「生まれ変わる力」はある!“「氣」で越える”ための原理原則が、ここにある。

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田原総一郎との対談である。
組み合わせが新鮮と思う。
(田原総一朗「はじめに」より)
野村さんが南海ホークスの現役時代から、大の野村ファンである。
野村さんに聞きたかったのは個人や組織の「再生力」についてどのように考えているかだった。
最下位チームの選手たちが自信を失っている状況は、現在の日本の政治、経済、社会が自信を失っている状況と重なる。日本には、一人ひとりに自信を取り戻させる「再生力」が必要なのだ。
野球ファン、政治家や経営者、ビジネスマン、あるいはこれから進路を選ぶ学生、第2の人生を模索する熟年層といったみなさんにとって、得るところが大きいはずである。

以下は田原総一郎選んだ注目すべき項目と思う。
これが、「這い上がる」ための人生戦略だ!
●立て直しに必要なのは「評論家」ではなく「実践者」だ
●問題解決には「奇策」よりも「原理原則」を重視せよ
●「自信」は「信用」「信頼」から生まれる
●「夢」を持たせなければ、若者は動かない
●「即効性のない努力」を続けた者だけが生き残る
●「騙し合い」は「アンフェア」ではない
●「私」を捨て、「公」を重視しなければ、組織は育たない
●「今日の試合にどう勝つか」だけを考えよ
●「格差社会」では、何が評価されるのか?
●経験と知識は「考える力」「感じる力」で花開く

野村監督の本は何冊も読んでいるので重複している内容も多く、知っている話がほとんどだ。
自身の経験で、目標とした打者としては、当初中西太、山内一弘をあげていた。
が合わないようだった。
昔は教えてなんかくれない。自分で工夫しなければならない。
野村も教えて貰えなかったようだ。
それで考えるようになった。
そう言えば、巨人に入団したての広岡も教えて貰えなかったとあった。
鶴岡監督との事もさらりと記述している。
亡くなったからでもないと思うが、褒められてうれしかった話が最近良く記述されている。
褒めたというより計算された何気ない一言と言う感じがしないでもない。
野村監督も計算高いと言えば高校時代から計算高かったみたい。
顧問の先生とのやり取りなんかはやはり面白い。

努力することが必要!
自慢話をしている訳ではない。
自分で考えて苦労して習得したことを記述している。努力はどこかで見てくれている人がいるようだ。
そう信じた方が良いとは思う。

非常識な若者はほとんど 「この親にしてこの子あり」 とはその通りか!

教えすぎはダメと!
アドバイスを与え自分で考えさせる。
天性だけで野球をやっていれば、いずれ壁にあたる。現中日の山崎がそうだったようだ。
自分で考えることにより選手寿命が延びた。
工藤投手もそうなんだろう!

野村の巨人と言うか長嶋に対する怨念!
「頭の悪い野球が、野球をつまらなくしている」
もろに読売の事を言っている。
要は金に糸目をつけない補強の事を言っている。
4番打者だけを集めても仕方がない。
組み合わせで考える。
南海・ヤクルト・阪神・楽天と金のない球団で監督をしただけに説得力がある。
もっとも阪神は、金を持っいても出さないのか?

「真面目な優等生」の弱さ。「不真面目な優等生」の強さ。
これは何処でも当てはまる。
田原総一郎の政界の話とリンクしている。
WBCの監督問題。
出来レースと批判している。
誰が良かったのか。
原で優勝できたから良かったが、負けていれば何を言われたか?
星野がダメ。
野村は落合を勧めたようだが、無表情では絵にならないようだ。
野村も自分のところにまわって来るかと期待?したみたい。
WBCに日本のスポンサーが読売グループ。
だから原監督なのか?
最後は愚痴めいた話で終わった。

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