« 電車の事故(7月25日) | トップページ | 源氏の流儀―源義朝伝・高橋 直樹  »

2012年8月 7日 (火)

曾我兄弟の密命―天皇の刺客・高橋 直樹

忠臣蔵、鍵屋の辻の決闘と並び、日本三大仇討ちのひとつとして知られる曾我兄弟の仇討ち。親孝行の美談として語られ続けた、この悲劇の物語の裏には、苦節17年もの壮絶な策略が隠されていた。頼朝と曾我兄弟の知られざる因縁。そして、勝者によって歴史の闇に葬られた敗者の無念を力強く描いた長篇小説。

20120807_book2


伝奇小説を読んでいる感じ。
大好きな作家、隆慶一郎、新宮正春がいる。著者もその系統か?
源義朝伝についで読んだ。
高橋直樹もよく読む。但し暗い!
子供の頃日本の三大仇討ちの一つだと言う事は、何故か知っていた。
美談として理解していた。
そのうち色々知るようになった。確か頼朝を狙ったと言う説もあった事は知っていた。
今回初めて曽我兄弟の仇討ちの本として読んだ。
生い立ちから書かれている。そして壮大なドラマが描かれる。
京都、天皇と鎌倉の頼朝との対立。

伊東祐親は工藤氏と対立する。
曽我兄弟の親の敵が工藤氏になる。
頼朝が言う。伊東祐親と北条時政の差は無い。
単に偶然のなせる業か?伊東祐親は頼朝と娘の仲を裂き、生まれた子供を殺す。
頼朝挙兵時に平氏側に立つ!
北条時政は娘、政子との仲を認め頼朝側に立つ!
結果伊東氏は没落する。

京都と鎌倉の対立。
頼朝の娘を天皇家へ入れたい。
京都側は拒否したい!
京都側は武家には頼れない。
平家・木曽義仲・源義経・奥州藤原氏・・・・・・皆滅びた!
鎌倉に対抗できる武将はいない。
ここで陰謀がある。
後鳥羽天皇 高倉範季 源範頼 甲斐源氏―安田義資 京の小次郎 曽我兄弟と結ぶ。
曽我兄弟の仇討ちにかまけて、頼朝を殺害する。
同時に遠江の安田氏が挙兵する。
頼朝に対抗できるまとまった戦力がある。
暗殺現場は富士、遠江は隣だ!
鎌倉では源範頼を祭り上げる!頼朝の後継にする。
全ては頼朝を殺害が前提である!
「吾妻鏡」 を裏読みすればそう言う読みが出来る?
仇討ち成功!
でも頼朝暗殺失敗!
ここで暗殺者の一人が言う。
「ときはいまぞ!」
チョッとおかしかった!
その後の 源範頼 安田義資一族の粛清!
それが頼朝暗殺失敗の結果であると!
一気に読めて面白かった!
著者のまだ読んでない本が何冊かある。引き続き読んで行きたい!

« 電車の事故(7月25日) | トップページ | 源氏の流儀―源義朝伝・高橋 直樹  »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

戦国武将(武将)」カテゴリの記事

鎌倉時代」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 曾我兄弟の密命―天皇の刺客・高橋 直樹:

« 電車の事故(7月25日) | トップページ | 源氏の流儀―源義朝伝・高橋 直樹  »

2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フォト
無料ブログはココログ

カテゴリー

大和ミュージアム

  • 20120917_yamato12_2
    呉の大和ミュージアムです。 2012年9月に訪れました。