中国が空母を持つ日②
史上空母対空母の戦いは何度も無い。
知っているだけで4回、数え方により5回か?
第2次世界大戦、空母は活躍した。
本格的空母を持ったのは、アメリカ・イギリス・日本である。
ドイツ、フランス、イタリア、ソ連は空母を運用できなかった。
何より載せる飛行機が無い。
日本はゼロ戦がり、艦爆、艦攻がある。
アメリカもグラマンがあり、アベンジャーがある。
広い太平洋で争う為、飛行機も航続距離が長い。それも魚雷、爆弾を積んでだ。
イギリスは海軍国で無いドイツが相手だ。
Uボートによる攻撃に対処しなければならない。
どちらかと言うと護衛空母だ!
戦闘機もグラマンをOEMしている。
それに、シーファイヤー、シーハリケーンと陸軍機からの転用だ。
航続距離も長くない。
ドイツもメッサ―シュミットの転用だ。爆撃機はJu87があったが。
つまり日本とアメリカしか本格的空母同士の戦いはやっていない。
赤城・加賀・飛龍・瑞鶴・大鵬・・・・・・
エンタープライズ・ホーネット・ヨークタウン・レキシントン・サラトガ・・・・・・
つまり空母対空母の戦いとは、日本とアメリカの空母が戦った戦いの事だ。
第1回戦 サンゴ海海戦
第2回戦 ミッドウェー海戦
第3回戦 南太平洋海戦
第4回戦 マリアナ沖海戦
となり、余計かもしれないがレイテ沖海戦がある。
これだけしかないと思う。
サンゴ海海戦は、初めての空母対空母の戦い。レキシントン撃沈。
ミッドウェー海戦は日本の歴史的敗戦。4隻の空母損失。
南太平洋海戦は、ミッドウェー海戦の仇討、ホーネットを撃沈した。
マリアナ沖海戦は、日本が新鋭大型空母、大鵬をはじめ9隻の空母を集めた。
小沢治三郎が初めて指揮を執った。
これに対してアメリカは大小交えて14隻と言う。指揮はミッドウェー海戦のスプルーアンス提督。
日本は400機の攻撃機を発進させた。
これだけでも凄いと思う!
アメリカはその気になれば1000機を攻撃に参加させれる。
結果は惨敗!
が史上最大の空母決戦だった。
レイテ沖海戦はおとり艦隊で、最初から負けを覚悟している。
要はこれだけしか海戦は無い。
中国はようやく手に入れた虎の子の空母を簡単に動かすだろうか?
まだ訓練が必要である。
事故でも起こされたらどうしようも無い!
長距離を動かすには補給地が要る。
インド洋、アフリカには友好国があると思うが、広い太平洋はどうなんだろう!
護衛艦の航続距離もあまりない。
艦載機の航続距離はいくらなんだろう?
ドイツ・ロシア・中国は大陸国である。
飛行機は、そんなに航続距離は要らない。
興味を持って見てみよう!
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