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2013年1月 7日 (月)

日本型リーダーはなぜ失敗するのか④・太平洋戦争のリーダシップ・半藤 一利

太平洋戦争のリーダシップ
これについては嫌と言うほど著者の本を読んでいる。
先日読んだ、野中郁二郎、戦場のリーダーシップに通じる!
リーダーシップとは?
①最大の仕事は決断にあり
②明確な目標を示せ
③焦点に位置せよ
④情報は確実に捉えよ
⑤規格化された理論にすがるな
⑥部下には最大限の任務遂行を求めよ
イギリスモンゴメリー大将
「リーダーシップとは、人を共通の目的に団結させる能力と意志であり、人に信頼の念を起させる人格の力である」

良き例から。
①ルンガ沖夜戦、全軍突撃せよの田中頼三。現場重視!後方の秀才参謀の作戦はジャマ!3・11の海水注入を中断の指示を無視した現場の吉田昌郎所長。
頭が下がる。
②レイテ沖海戦、小沢治三郎は囮艦隊を部下に徹底させて見事に成功した
③ガ島撤退、山本五十六は意図を徹底させた。珍しいと言われる。
④歴戦の駆逐艦、雪風の艦長達。率先して戦う!
⑤ミッドウエ―海戦の山口多聞。山本五十六の後継者。闘将であり先任を飛び越えて指揮し最後まで戦う!
⑥硫黄島、米軍に流血を強いた栗林忠道
⑦終戦時の陸軍をまとめた阿南惟幾。学生時代に見た映画、「日本のいちばん長い日」
演じたのは三船敏郎、対する海軍大臣、米内光政は山村総。メチャメチャ迫力があった。黒沢年男が熱演だった。この原作者が、著者半藤一利だったと知ったのは本を読んだ時だった。
井上成美、規格化された論理にこだわらない。が斬新なアイデアほど嫌われる!
宮崎繁三郎、インパール撤退の指揮。「愚将は強兵を台無しにするが、名将は弱兵を強兵にする」

それに対しての悪い例。
成功体験にこだわる日本。
黒島亀人、ミッドウエ―での失敗。ガ島飛行場の戦艦による砲撃。自信過剰か?
アメリカは日本の作戦の傾向を読み取っている。「二つの目的があり、部隊編制の複雑性がみられ、挟撃作戦と包囲作戦をやろうとする」
「一回成功すると同じ作戦をもう一度くりかえす。勝てばすぐに引き上げ、戦果を徹底的に拡大させない」
戦後、半藤一利に 「ミッドウエ―等負ける戦いでは無かった」 と豪語したようだ。
②レイテ沖海戦の栗田建夫。謎の?撤退!闘争心の欠けたようだが、人事の間違い!
③著者も最近は山本五十六の欠点をかなり言うようになってきていると思う。越後人特有の口の重さ!口下手!説明や説得を嫌う、言ってもやらぬ奴はやらない!
これは問題だ!

このリーダーに、終戦時のウランバードルの根本博。
キスカ島撤退の木村昌福。
この二人が出て来なかったのは寂しかった。

「想定外」 と言う言葉は「無責任」 の代名詞である。と結論している。
阪神大震災で、初めてのことねので上手くいかなった。と能力の無さを誤魔化した政府と首相!
「損失」 「不確実」 「危険」 を避けようとする心理。
起きてしまった危機を失敗を徹底的に検証して、知恵をふりしぼって、次なる危機に備え、起きた場合にはそれを乗り切るだけの研究、才覚、覚悟を身につけておく。
根拠のない自信過剰、無知蒙昧、逃避癖、底知れぬ無責任など、日本人の愚劣さ、見
たくない本質を正しく見つめ直す大切だとある。

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