ドキュメント東京電力―福島原発誕生の内幕・田原 総一朗
GHQに解体された電力事業は、官僚組織との激しい主導権争いの末、再国有化を免れ、巨大企業・東京電力が生まれる。
その暗闘の駆け引き材料とされたのが、原子力発電。福島原発も議論、検討もなおざりのまま建設が進められた。
誕生からの東電の姿を、当事者への取材を交えて丹念に追った名作ノンフィクション。待望の復刊。
この本は昔読んでいる。田原 総一朗 の本はよく読んでいる。
30年たっているが、今書かれたのかと思ってしまう。
リアルだ!
前に読んだ時の内容で覚えているのは下記」の通りである!
①官僚と言うのは当てにならない。信用できない。
②近衛文麿を信用できない!
これは、「電力の鬼!」 と言われた木田川一隆が思っていたと言う!
①についてはこの時と今と何も変わらないと感じる。責任逃ればかりしている・・・・・・
②ついては納得。この系統には細川護煕、鳩山由紀夫がいると思う。
血統に対する信仰!馬じゃあるまいと思うが・・・・・・
そんなものを当てにしてはいけない。今は実感している!
近衛内閣が成立した時、「うかれ革新」 と吐き捨てたと言う、松永安左エ門。
近衛を信用しなかった!
ロンドンで二人で女性を買う。マア仕方がないのか?
また会う約束をするが、近衛は来なかった。疲れから行きたくない、と言いながら他の女のところに行っていた。
その場限りの約束を平気でするとある。
今なら、「うかれ民主党」 なのか?
鳩山由紀夫なら、同じ事をやりそうだ!
今回新たに読んだが、内容は今書いたのではないかと思ってしまう。
国家VS電力会社!
どちらが主導権を握るか?
読んでいて嫌になる。
福島県は貧しかったようだ。餌にひかれて原子力発電所の土地を売る。
貧乏が有数の金持ちの待ちになる。
これについては、庁舎を見れば分かると思う。
当時の福島県知事は、官僚の無責任さを言う。言い訳がうまいと!
原子力は安全なのか?
が背に腹は変えれなかったのか?
当時の話では、成長は止めなければならない!
限りある資源なのだからと言う事が記述されている。
宇宙船、地球号が話題なったと思う。
が今はそんなことは無い!
エネルギー効率も上がり、少ないエネルギー消費量で生産性は逆に上がっている。
節約しようと言う気はサラサラないと感じる。
現に石油は枯渇しない。シェールオイルが出てきた。
温暖化防止なんて夢なのか?
この本が書かれた時に、「ソフト・エネルギー・パス」 が流行した。
太陽・風力・水力等再生可能なエネルギーを、石油・原子力等のような、「ハード・エネルギー・パス」 に頼らず、
地域毎に必要なだけのエネルルギー作りだす!
30年前からなにも進歩していな感じがする。
田原総一郎の大好きな、利権が絡む!
よく調べると思う!よく思わない方が話をするのだろう!
九電力会社の体制を維持しようとするが、国家が介入する。
東北の震災で国家管理になってしまったのか?
大変面白い本でした!
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