NHKスペシャル・北極大変動(2008年放送を見て)
第1集 氷が消え悲劇が始まった
第2集 氷の海から巨大資源が現れた
チョッと時間があったので見た。
皆、現状に目をつぶっているのではないか?
先日読んだ、田原総一郎の30年前の著書。
限りあるエネルギー!宇宙船地球号!
使い過ぎてはいけない!
人は忘れるものなのか?
東北の震災により原発が使えなくなった。
が誰も我慢しようとはしない。電気は安くあるものだと!
原発がダメなら、他の方法を探すのが当たり前だと!
が風力・水力は限界がある。石油が手っ取り早い。
温暖化の問題がある。
第1集で、実際に氷が無くなっている例が記述されている。
それにより北極熊の悲劇がある。
産卵も出来なくなり、餌になるアザラシもいなくなる。
絶滅の危機に直面している。
実際に氷が減っていて、氷も薄くなっている。
氷河にいくつもの巨大な穴があき、夏、大量の水が滝となってその穴に落ち込んでいると言う。
グリーンランドの氷が全て解けると世界の海面は6メートル上昇するといわれている。
この調査をしている科学者がいる。日本人もいる。
寒い中、寒いという表現は間違っているかも知れないが、大変だと思う。
これからも調査し続けるのだろう。
ご苦労さんです!
第1集の最後に、氷に閉じ込められている二酸化炭素がある。
温暖化になればこの二酸化炭素が大気中に出て来る。
又永久凍土が溶け、その中にいた微生物が活動を始めると、二酸化炭素が大気に放出されるという!
恐ろしい話になっている!
海底の資源を、氷が解けたので開発できるようになる。
開発して、更にエネルギーを使い温暖化を進める!
イタチごっこになる!
が各国が開発を狙う!
第2集ではノルウェーと、ロシアの海底の開発がある。
又大陸棚の関係があり海底の開発面積を増やそうとしている。
中国も同じような事を言っているはず・・・・・・
話は変わるが、昔は石油は砂漠の国から算出した。
これはよい事だったのではないか?
開発による環境破壊はあまり無い!
がメキシコの海底油田の事故による汚染!
北極海の開発は海底から取り出す。
ノルウェーのLNGプラントがある。世界各国からで出稼ぎに来ている。
ノルウェーは世界第3位の原油輸出大国であり、北極海初となる本格的な海底ガス田の開発に成功した。
最先端の技術で海底下2300メートル の天然ガスを生産している。
働いている人は各国からきている。インタビューではっきり言う。金を儲けに来ている。
グローバル化なのか?
日本の資源調査船がある。
ロシアも意欲的である。
北極点の海底に潜水艇で潜り国旗を設置し、関係国の反発を招いた。
北極点を含む海域の開発権を主張するのが目的だそうだ!
利権が絡むだろう。
又、韓国サムスン重工業の砕氷タンカーが紹介されている。
設計者が説明する!
個人的意見だが、海底で大々的に開発すれば環境破壊があるのではないか?
昔の北極油田も事故があったと思うが・・・・・・・
メキシコ湾の例もある!
絶対にあるはず!
最後に、逆に二酸化炭素を海底に封じ込めようとしている
マッチポンプの世界か?
資源を売り、排出権も取引に使おうとする。
ノルウェーの業者の業績は好調だ!
当然開発の場所を増やそうとする!環境破壊につながる!
東京ガスにも北極産のLNGが輸入されている!
欲望が渦巻いている
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