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2013年3月15日 (金)

未曾有と想定外─東日本大震災に学ぶ①・畑村 洋太郎

「未曾有」と「想定外」、二つの言葉に隠れてしまった本質的な問題とは? 3月11日から原発事故調査委員会・委員長に就任するまでに、失敗学の視点から考えた大津波と原発事故。
311後の日本を考えるヒント。

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著者の本は今から読もうと思っているが沢山ある。
著者の専門の本だ。
①津波と未曾有
②原発と想定外
③日本で生きるということ
3章に分かれている。

まずは、津波と未曾有。
「未曾有」 の言葉の解説がある。
「いまだかってない」 と言う意味だそうだ。
東北大震災を、「戦後最大の危機」の言葉は正解だが、「未曾有」の出来事と言うのは間違いであるとある。
想定外と同様に、責任逃れの言い方だと思える。
著者は、三陸海岸の津波対策はそれ相応の物だと評価している。
が所詮限界がある。
三陸沖の地震では、平成6年の地震が記憶にある。
が調べると、869年7月9日に貞観地震と言うのがある。
二郎の誕生日と同じ日だ。
この年数では言い伝えなどは残っていない。
地勢調査で分かる事もある。
それから何度も地震はある。
有名な、「これより下に住むな」 の石碑。
つまりその下まで水は上がって来たと言う事だ!
そう言う事まで調べて、いまだかってないと言えるのだろう!
話は変わるが、兵庫県に住んでいる幸せを感じている。
四国があり、淡路島もある。
津波は瀬戸内海までは来ないだろう!

津波に対抗するのか?備えるのか?
人は忘れるものだそうだ!三日坊主!
東北も最初は逃げる事に重点を置いていたそうだ。つまり備える。
がだんだんと対抗す考えになって来たそうだ。
土建国家と言われる由縁か?
逃げることを重点的やっておく。堤防なんて避難の時間稼ぎと思わなければならない!
避難訓練を行い、実際に何をおいても逃げることを考える。
人間なんて楽な方向に走る。
結果土木技術の進歩により、自然をコントロールできると考えた!
今回の津波を見物しようとして、逃げずに逆に海の方に来て亡くなった人もいるようだ。
釜石市を誉めているが、小学生が訓練により上級生が下級生を誘導して無事に避難している。
「自分で判断して行動する」
とりあえず高台に逃げる事が最重要!
他の事に構わないで逃げなければならない。
記憶にあるのは、宮城県の南三陸町役場に勤務していた24歳女性職員が逃げずに防災無線で町民に避難を呼びかけ続け、犠牲になった話だ!
遠藤未希さん。名前が知り合いと同じなので覚えている。
彼女なんかは何をおいても逃げるべきだったのか?
頭が下がる!
沢山の高い職業倫理を持った人が亡くなっている。
著者言う通り、これを美談に終わらせずに、こう言う人を簡単に死なせない社会を作らなければならない。

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