人間における勝負の研究―さわやかに勝ちたい人のために・米長邦雄
著者の本はよく読んだ。
これも読んだのはだいぶ前である。30年にはならないと思うが・・・・・・
が今回ラスベガスに行くのに、読み直してみた本である!
カジノがある!
読み直したが大変面白い!
著者は女にだらしないと言われる。言う人は、正義感に溢れているのだろう
普通はこの立場の人は書かないと思われている事まで記述している。
生い立ちからある。
そして著者の将棋の対局から得た事を記述している。
人生とは矛盾している。
努力したと思っても報われない。
勝負の世界もそうなんだろう・・・・・・・
何が勝負の分かれ目になるのか?
勝利の女神は誰に微笑むのか?
面白いと思う!
大切な勝負とは?
自分が決定戦とかの大きな勝負の事でもあるが、相手にとっても重要な試合の事でもある。
具体的な例がある。
4人、つまり2組の対局がある。
これに著者は絡んでいる。大野、中原、芹沢と知っている名前もある。
著者の相手、大野は勝てば無条件に決定戦に進める。
もう一組は、著者が勝った場合のみに、勝者が決定戦に進める。
こういう場合はどうなんだろう?
相撲と同じで貸し借りがあるのだろうか?
両方の対局は名勝負となったようだ!
中原が勝った。
へとへとになり、敗者が勝者に握手を求めた!
これだけの対局だったので、この勝者が決定戦に進めると!
先に終わっている著者の勝負は、著者が勝ったそうだ!
消化試合がある。
リーグ戦で、著者は残れるが、終盤で落ちそうなのもいる。
著者が勝てば相手は落ちる。
難しいところである。手抜きをすれば一発でばれる!
こういう場合も著者は言う。
全力を尽くす!
もし手を抜けば?他の誰かが落ちる事になる。
それは公平な実力の争いではない!
分かりやすい話である!
弱い奴ほど結論を出したがる。
「不可解な力は偶然か運か」
勝負の3要素は、確率・勢い・運!
著者言う男らしさとは・・・・・・・
勝たせたいと思わせるムードを作れ。
子供は父親の背中を見て育つ。
好きなことを仕事にする人間。
仕事が大事と思える人間。
そんな事が、著者の経験を通じて記述されている!
何か得る物があるある本と思うが・・・・・・・・
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