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2013年6月18日 (火)

Do or Die―スポーツは誰のもの!?21世紀への提言・二宮 清純

岡田ジャパンの敗北が意味するもの、ガルベス追放に見る日本野球の貧困、アメリカ社会とホームラン…。日本サッカーの問題点から、日本野球の暗部までを鋭く描いた渾身のスポーツ・クリティシズム。

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まえがきに意外な名前が出て来た!
著者の心の師と言う!
佐瀬稔!よく読んだ方だ。
中ソ戦争勃発す!〈第三次世界大戦・アジア篇〉 が印象に残っている。
感傷的ボクシング論、アルピニスト、日本人、スポーツ等がある。
特に、元巨人の淡口の話、西武江夏と阪急蓑田との駆け引きが印象に残る。
意外な名前が出て来て、著者には親近感を持ってしまった。
1999年発行である。10年以上前である。が今に通じる話も多い!

サッカーに話から始まる。がプロ野球と重なる人がいる。
渡邊オーナー!
著者がインタビューを求めたら、たかがスポーツライターが!と言われそう!
が渡邊オーナー抜きでは始まらない話が多い!

加茂周監督の解任の話がある。
政局ではないが、任命責任がある。そこを著者は突く!
加茂監督は、感性で指揮していたようだ。進言も聞かなかったようだ!
その監督になる経緯も問題があったようだ・・・・・・
そもそも麻雀に強いからと言う評価と、サッカーがどう繋がるのか?
ネルシーニョも怒るだろう!
ついでに言うと、長沼健も発言を取り消したようだ。著者は責任は重いと思っている。

ヴェルディ川崎の話。スポーツ振興を考えていない感じ。
横浜マリノスとフリューゲルの合併。
日韓ワールドカップの共催の話!
サッカーくじの話!今ならどうなるのだろうか?
著者の追及には、関係者も頭が痛いだろう・・・・・・
渡邊オーナーは、著者に絶対合わないだろうと思う!

プロ野球の話!
メジャーリーグ、「オンリーワン!」 個性とも言う。3拍子揃った選手!
言いかえればそつがないが、特徴がない!
メジャーリーグで成功するには何か人と違うものが必要と言う!その例も沢山ある!

ドラフト、長嶋、野村の采配、権藤大洋監督等大変面白い!
そして渡邊オーナーが出て来る。
交流戦を著者は推奨している。
その時のオーナーが著者には会いたくないと言ったようだが、気持ちは分かる。
著者は、マネージネントの知識もある。
2005年より交流戦はスタートした!それについては著者も満足だろうと思う。

コミッショナーに対しても容赦はない!
腰掛でやっている。単に内閣法制局長官を勤めていたから言いと言うもでは無い!
著者は吉國一郎コミッショナーを痛烈に批判する。殺したと思っているのではないかと思ってしまう!
が、どのコミッショナーも渡邊オーナーには遠慮するだろう!

プロアマの問題!
社会人野球はプロ予備軍ではないが、必要だと。
プロ経験者にもっと指導させればよい言っている。広岡の言っているようだが・・・・
高校野球の連投の話。監督を殺したいと思った投手もいる。本気で言っている。
監督も自分の名前を売る為には、酷使は避けれない!
脱税、野球のワールドカップ!
渡邊オーナーのリーグ脱退の脅しがある。色々ある!
マア著者らしい楽しい本である!面白かったです!


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