日本の死・中西輝政
小泉改革は戦後日本の 「没落と死のセレモニー」 の始まりだった。未曽有の世界危機の時代に、外交で無惨な敗北を続ける日本。「ならず者国家」北朝鮮に人権蹂躪を許し、「中国市場幻想」に踊らされるこの国と、気鋭の論客が切り結ぶ。日本の 「死」 から大いなる 「再生」 へ向かう道を示した渾身の書。出色の石原慎太郎論を含む。
2003年に発行されている。
10年前か?いまだに何も変わっていないとも思えるが・・・・・・
小泉訪朝がある。これもフィクサーがいたようだ!
著者言う、国内の政局の考慮があり、国益の観念に乏しい訪朝だと!
現に喜んだのは中国だと言う!
金正日にさしで対抗できる政治家なんてなかなかいない!
8人死亡の時点で、何故席を立たなかったのか?
田中均。なんとなく胡散臭さを感じていた。
小泉訪朝に対して、アメリカが論難したと言う。
北の対しての重油供給ストップに対して、それでは難民が日本に押し寄せると言ったらしい。
逆にどうやって来るのかと?
油が無いのに船が動くのか?
確かに難民は陸地沿いに避難してくる。が中国国境では銃撃してでも止めるだろう!
田中均は反米親中の考えなんだろう!
2003年の時点で、小泉首相の危うさを指摘している。
8月15日の靖国参拝!
あれだけやると言っておきながら、逃げたようになっている。
著者は残念がっている!やるべきだったと言う!
後で出て来るが、石原慎太郎はやった!
そう言う小泉元首相の危うさを批判している。
巧みな演出に騙されるな!と言う。
今になってみれば、よく分かる!
郵政選挙にしても、劇場型だった!
ロシアのチェチェンの劇場テロに対して、突入をアメリカ、ヨーロッパは支持したと言う!
日本だったらどんけの非難があるか?
なんせテロリストを解放した国だ!
世界の常識は日本の非常識になるのか?
戦後教育の危うさと指摘する!
拉致被害者の、蓮池薫の例がある。洗脳とまでは言わないが問題は多い!
北に教育されて、日本の帝国主義の悪虐さを学んだとある。そして朝鮮統一に為に協力する気になったと!
日教組の教育と同じと言う!
辻本清美のように、補償もしていないのに9や10人の拉致被害者の事を言うのはフェアでは無い!
と平気で言う!どんな神経をしているのかと思うが・・・・・・・
チャイナスクールがある。
親中派の巣窟みたいだ!
元中国大使、阿南、丹羽・・・・・・
亡命事件で恥をさらしたようだが・・・・・
阿南陸軍大臣、切らなくてもよい腹を切った!
著者の本だけではない。たとえば古森義久もそうだが、チャイナスクールに対しては容赦なく批判している。
向こうが妥協してくれるなら値打ちがあるが、一方的にやられている感じがする!
マスコミも問題が多そう。
最近読んだ著者の本では、マスコミもマインドコントロールされていると言う!
なんとなく分かる。アメリカに対してはすき放題言っているが、中国に対しては遠慮だらけである!
韓国に対してもだ!
「中華文明」 に対する幻想を捨てて、現実と向き合う必要があると言う。
又、巨大マーケットに対する幻想もある!
世界の保守回帰の現象がある。
その中で極右の存在が大きくなっている。
石原慎太郎への期待もその表れなのか?
この本から10年経つが、政局に復帰している。
老いと成熟!まだまだ頑張って欲しい!
著者は、石原慎太郎に嫉妬を感じると言う!
が著者のシナリオ通りに進んできたのではないか?
やはり石原慎太郎への期待は大きい!
最後に解説が、櫻井よしこなのが、やはりと言う感じになる!
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