東京アウトサイダーズ―東京アンダーワールド〈2〉・ロバート ホワイティング
一攫千金を夢見るアウトサイダーたちが世界中から集まる街・東京。天才詐欺師、荒稼ぎする高級外国人娼婦、政治家を手玉にとるロビイスト、世界各国の諜報部員、麻薬密売人…夜の東京に暗躍するアウトローたちに、日本のヤミ社会はビッグ・チャンスと失望を与えてきた。そして彼らは今も、この街に様々な足跡を残し続けている―。大ベストセラー『東京アンダーワールド』に続き、手練のジャーナリスト、ロバート・ホワイティングがアウトサイダーたちを通して浮き彫りにする、知られざるもうひとつのニッポン。
東京アンダーワールドⅡ、続編である。
メチャメチャ面白い。
著者がどんな人間かと思ってしまう!
面白すぎる!
①金儲けの達人
②GI 氷河期 反米旋風
③売春婦
④詐欺師
⑤ホステス
⑥暴力団
⑦いいガイジン
前作を出版するのに削られたようだ。
好評につき続編が出来て、削ったところをまとめたと言う!
各章の題名を見ても恐ろしい。
まともなのは、いいガイジン、だけでは?
戦後から2000年ぐらいまでが記述されている。
発行される頃には、ほとんどの人は亡くなっている。
著者得意のテーマ。
「和をもって日本となす!」
そう言う意味での日米摩擦がある。
これを読んでいて思ったが、日本では売春に罪悪感がないようだ。
アメリカもアメリカと思われても仕方がないところもある。
何万のアメリカ軍人が日本にいる。
沖縄なんて島だ!
遊びだかりの若者だ!
性のはけ口もいる。いう事言うと、女性蔑視になる。
沖縄で、アメリカ兵が12歳の少女を拉致して、レイプしたとされた時、
アメリカの司令官は、「娼婦でも買えば、レイプなどしなくてもよいのに!」
非難されたと言う。そりゃ対応が悪すぎると言われても仕方がない。
が、実際問題どうするのか?
沖縄の基地周辺では娼婦がウロウロしていると言う。
橋下市長が同意するのではないか?
卒業式で暴れまくるのは沖縄の学校と言う。
日本の自衛官が暴行した時は、何も騒がない!
日本のホステスの数の多さ!
何人の女が夜働いているのかとは思う。
時代も変わった。
10年前は5千円で良かったが、同じ感じで出すと、馬鹿にするなと怒られた?と言う。
日本で稼げるだけ稼いだ外人ホステス。
満足に英語も喋れないのに、英会話学校を開く。
1995年に、ベルリンで先進国の腐敗ぶりに順位を付けた。
1位、イタリア!ワールドカップだったら文句ない。
堂々の2位には、ジャパンが入った。
暴力団が絡んでいるからだと言う。政界も同じくヤクザに汚染されている。
外人のヤクザは無理と言う。
簡単にゲロする。
銃の入手先まで、名前まで出して言ったみたい。
マフィアも沈黙の掟はあると思うが・・・・・・・・
そんな話が面白く記述されている。
いいガイジンの章は救いがある。
孤児院の援助の話もある。
以下は問題なのはわかる。
実例で、東南アジアから女性を連れて来て働かす。
信州、小諸。人口4万人で、そのうち2千人はタイからの娼婦と言う。
不法入国になる。
警察も真剣に対応しない。
来る方が悪いと言う事なのか?
ここで出て来た名前が、が、
福島瑞穂だ!
売春を強要されている女性を助ける活動をしている。
こういう活動すればよいのと思う。
憲法がどうの、格差がどうのなんて不得意な事に手を出さない方が良いと思うが・・・・・・
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