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2013年7月30日 (火)

昭和梟雄録・溝口 敦

「梟雄」とは残忍で猛々しく、悪知恵にすぐれた勇者、悪者の首領をいう。時はバブル前夜、悪党の時代。昭和の掉尾を飾る8年間に、意気みなぎる著者が現代・文藝春秋・諸君!等に寄稿した人物ルポを採録。ホテル・ニュージャパン横井英樹、トヨタ創業家豊田章一郎、全日空若狭得治、豊田商事永野一男、創価学会の池田大作と矢野絢也…。事件の渦中にいる梟雄たちへの直撃インタビューも交えた、闇の紳士録である。現在も爪痕を残す「9人のその後」を付す。

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著者の本は好きだ。よく読んでいる方だ!この本は1980年代に書かれている。
9章あり、そのうち3章が創価学会関係である。
貧しい事は悪なのか?
脱出しようとするが、正しい事をする訳ではない。
横井英樹、三越の岡田茂、三河豊田市の豊田王国、全日空若狭得治、豊田商事の永野一男、中川一郎とある。
それに、矢野絢也、山崎正友、池田大作となる。
創価学会についてはよく書いたと思うが・・・・・・・
梟雄とは?
松永弾正久秀がふさわしいと思っている。一介の訳の分からない人間が一時は畿内を治め、常人なら出来ぬ事を3つやったと言う。
昭和の梟雄が描かれる。
貧しい中からのし上がっていく!貧しくとも真面目に生きて行く人は多い。が色々いるが・・・・・

三越岡田茂
商品の配送車からも駐車料金をとる。よくやる!配送業者も怒りますよね!
戦術があって戦略がない!イベント好き!
どんな犯罪を犯しのか?
公私混同!
読んでいて、売り上げをあげるために様々な手を使っている。
強制販売!社員にも求める。
「女帝」 竹久みち、どこが良いのかと思うが・・・・・・・・
しかし、利益を得る人も多かったんだろう。
ワンマン経営の問題。そごう・ダイエー・西武と同じ感じがするが・・・・・・

豊田王国!
企業城下町は城主の支配下にある。
豊田市では11時なればスナックも閉店する。
遅くまで飲んで二日酔いにでもなれば、翌日の仕事に差し支える!

そこまでやるのか?
豊田の華麗なる家族と人脈がある。
一般人は名前まで分かっていない!
どっかみたいに、カジノに会社の金をつぎ込んだりはしない!
堅実さがにじみ出ている・・・・・・

調べると面白い話があった。

豊田喜一郎が会社を創業する際、工場の建設地を挙母市、大府市、碧南市と迷った。挙母市は発展しておらず、他の2市に比べ格段に安い土地価格だったので決めたとある。

自動車産業が本格的に軌道に乗り始めた1958年、商工会議所から市宛てに市名変更の請願書が提出された。挙母市が 「クルマのまち」に成長した点と、地名の「挙母」が読みにくく、挙母(ころも)が長野県の小諸(こもろ)と混同される事もあった為と言う。 「挙母」 という地名には古代以来の歴史があって愛着を持つ市民も多く反対も多かったが、1959年1月、名称が「豊田市」に変更された。

同じような例だが、鈴鹿市は本田技研工業鈴鹿製作所の建設当時、市側が本田技研工業に対し 「本田市」 へ市名を変更する意向があることを伝えたが、古来より伝統ある市の名前を一企業の名前に変更するべきではないという創業者本田宗一郎の考えに則って、丁重に断ったようだ。

日本の市で、明確に私的団体に由来する市名を持つのは、この豊田市と宗教都市である奈良県天理市のみである。日立市は、企業が地名を貰ったようだ。

豊田商事の永野一男
読んでいると、騙される方が悪いと!騙そうと思って騙している。
引っかかる方も問題だが、永遠に無くならない犯罪と感じる。
現に今も、大銀行?大証券会社?も不祥事が絶えない!
痴呆症の老人を騙している。
永野一男も貧しさから脱出しようとしたが、はなから騙すことから始まっている。
不謹慎だが、殺されて良かったのでは?
あのまま生きていて税金で食べさせるなんて耐えきれない!

中川一郎も秘書の鈴木宗男が問題だったようだ!
切るにきれなかったと言う。
月給30万の秘書が、豪邸を建てる。
中川一郎の政治資金の窓口だった。懐に大分入れていたと言う。
北海道の事を真剣に考えていると言うが、どうなんだろう?
中川一郎の死の原因を、著者が追及している。
著者らしく自分で裏を取っている。
鈴木宗男は度胸がいいのだろう!
中川一郎の死さえも自分の為に利用しているようだ。
中川一郎は死ぬしかなかったのか?
鈴木宗男の人間性がよく分かる!『あまり好きではない!』

そうして創価学会の登場となる。
著者に追及されるのは辛いと思うが・・・・・
矢野絢也の政治評論家としての解説は分かり易かったと思う!
嫌いではない!
愛想一如!
愛情が強ければ、憎しみも強くなる。
親子喧嘩か?兄弟喧嘩か?
読んでいて確かに面白い。
地味で悲しい少年の、今に見ていろ!
学会ものし上がる手段なのか?
池田大作も女性関係を言われると辛いと思う!
別にあっても不思議でないが、立場上強制と言うか、パワハラになりかねない。セクハラか?
やはり本人にも問題は多そう!
この3人はどう結ばれているのか?
読んでいて楽しい!学会員については、選挙にあれだけ熱心になれるのか不思議に思っていた!
楽しいと言えば怒られるか?
読むべき本である!自分の馬鹿さ加減が分かる。面白かったです!

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