プロ野球「衝撃の昭和史」 ②(落合・馬場・加藤・清原)・二宮 清純
落合博満の師匠の話があった。
昔読んだ浜田昭八の「プロ野球株式会社の勝者と敗者の条件」
この本が面白かった。星野、森、落合、皆川等について記述されていた。
この本の時点では、森西武監督、選手・コーチ・監督を通じて日本シリーズ無敗とあった。
なるほどと感心したことを覚えている。
その時、落合に師匠がいると知った。ロッテ入団時の先輩、土肥に得津!
オレ流!
教えて貰うわけではない。ただバッティングを見る。
この辺りが並と違うと思った。
今回この本にも出て来ている。
両師匠は、落合に見られていたことは分かっていたようだ。
ただ両者共はっきり言う。
「落合に教えたことはない」
得津も山内監督と合わなかったようだ!
この辺りになると難しい!
俺流を貫き通す方が正解なのか?
「得津言う、最後の昔のプロ野球選手だと!」
「人に頼るな。コーチの言う事に合わなければやめろ。失敗しても誰も責任を取ってくれない」
この二人はユニフォームは引退後着ていない。
著者言う、それは野球界にとっても損失ではないか。
落合は追い込ませて勝負するバッターと言う。
バッター不利に追い込んだピッチャーは、ウイニングショットを投げる。
落合はそれを待っていたと言う!
ジャイアント馬場の話。
けがさえなければ、相当な成績を上げていたと言う!
やはり、プロレスで正解か?
(ちなみに、会社では馬場のファンと言われた事がある。)
近鉄VS巨人、三連勝四連敗。
近鉄加藤哲郎「巨人はロッテよりも弱い」発言の真相
それらしい事は言ったようだが・・・・・・・・
近鉄担当の記者が、加藤に聞いたようだ。
実際のところ巨人はどうなんや?
桑田・斉藤・槙原・水野と言いピッチャーが並んでいる。当然優勝する。
それに比べての打線はもう一つと言う事を言ったようだ。
当時近鉄は黄金期の西武を相手にしている。
石毛・辻・秋山・清原・デストラーデと並ぶ打線の方がはるかに怖い!
そうしているうちに、巨人はロッテより弱いのか言う話になった。
そりゃロッテに失礼や!西村・高沢・水上・ディアズと並ぶ。
息が抜けない。
それでどっちが怖いかと言うと、ロッテのほうやな!
それが 「巨人はロッテよりも弱い」 となったようだ!
調子に乗るとなんでも喋る性格のようだ。
このシリーズ、近鉄仰木監督と権藤投手コーチの中は良好ではなかったようだ。
負けるべくして負けたのか?
加藤哲郎の自己満足!
近鉄出身では野茂、阿波野より、この一言で知名度はある!
一瞬の輝きだったかもしれないが、満足出来ただろう!
「清原バット投げ事件」
タイトルは新人王だけとはいえ、強打者だったんだろう。
だから苦手のインコースを攻められる。
当然デッドボールも多くなる。ダントツの四球王だ!
ロッテ、平沼投手にバットを投げつけた。
内角を攻められたようだ。そんな危険球ではない。のぞければよけれるボールだったようだ。
バッドは平沼の左ひざに当たったようだ。
マウンドに向かう清原、グラブを投げ捨ててマウンドから降りる平沼!
何をしているのかと思ってしまう。
試合終了後、おさまらない平沼は駐車場で清原を待ち伏せた。
清原は逃げたようだ!
どうも番長と言われている割には情けないのでは?
その後平沼には抗議の電話が殺到したようだ!
翌日、西武辻選手会長に付き添われて、ロッテのロッカールームに謝りに来たそうだ。
ロッテは冷たかったようだが・・・・・・
あまりのインコース攻めに、OBにも相談したようだ。
なめられるな!バットでも投げ返せ!
それが頭にあったのではないか?
西武は平沼の告訴を恐れたようだ。
12章どれも面白いだ!
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