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2013年9月 7日 (土)

靖国、慰安婦、領土問題②(台湾・日本のビジョン)・東郷 和彦

台湾と日本の関係がある。
これについて著者の期待通りかどうか?
日台の漁業協定が結ばれた。
中国にくさびを打ち込んだのか?
台湾も李登輝総統は尖閣は日本領土とはっきり言う。
今の馬英九政権は、台湾領土と言うが、武力紛争までは考えていない。
それより漁業をしたい。
後は共同開発で良いと考えている。
台湾と日本は対中国と言う対応では似ていると言う。
どちらも中国の圧力を感じている。頼りはアメリカと言う!
日本の台湾化と言う。つらい現実がある。

台湾に言わせると、日本は日本と言う実態がある。
が台湾は独立できず、中国の一部と言われどうするかを台湾だけでで決めれない!
アメリカも独立を言ってしまったら支持は与えないようだ。現状を変えない!
が中国の侵攻に対しては、台湾を守る。
著者は思い切ったことを言っている。中台で紛争が起こった場合どうするのか?
日本は台湾と共に戦うべきだと!
制限はあるだろうが・・・・   

最後に新しい日本の国家ビジョンがある。
最後の章が中国関連と、日本の立場が記述されている。
中国の考え!
西欧の「合理主義」対置する「関連主義」
『公平』は『平等』に勝り、『正義』は『合理主義』より高い。
中国も新しいビジョンを持とうとする。
よく分からない・・・・・・・
日本の本来の持っているいいもの。
①自然の美しさ。
②そう言う自然と融合している伝統と、それを育んだ文化と生活。
③そう言う生活空間の創出、再興する技術。
④ 結局人間の問題になる。価値・魂・精神・霊性といったもの。

アレックス・カーの著書の冒頭にある。
「議論の余地はあるが、日本は世界で一番醜い国になってしまった」
日本は美しい自然がある。
これを生かす方法がない。
公共事業。過剰なコンクリートによる改造!
道路は芸術だと言った政治家がいた!アホの極みかと思ったが・・・・・・・
著者は静岡県に協力している。
「富国強兵」~「富国平和」~「富国有徳」へとある。
文明の空極の到着点は、美と文化にあること。
美と文化の空極は、開発ではなく自然にあること。都市ではなく、農村と田園にあること。
目に見える風景の中に、新しい理想と目標を実現すると言う。
昔は地方の風景は多彩だったと言う。確かにそうだと思う。
著者は、日本の役割はあると言う!

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