戦力外通告―プロ野球を「クビ」になった男たち・TBSテレビ「バースデイ」
それでも男たちは困難を乗り越え、前に進む。夢や希望を捨てずに生きてきた勇姿に乾杯!
テレビ番組「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男たち」からリストラ時代を生きるサラリーマンへおくる、勇気が出る一冊。
この戦力外通告と言う本は多い!
が一応成功者に分類できる。 極端に言えば、犯罪者になっていれば書かれない。
勇気が出ると言う言葉出て来る通り、よい話である。
挫折を経験して、再起する。 病気になるのか?投げれなくなる。
過去の栄光が大きければ大きいほど、失ったものも大きい。
5人の選手について記述されている。
大超 基: 推薦とはいえ早稲田に入る。やっている野球に合わない。又中学生の野球をやらなければならない。合わなくて大学を辞め、アメリカに行く。人種差別も経験する。大学に再入学し、勉強をやり直し、教師になり高校野球の監督になる。
田中 一徳: 横浜ドラフト1位指名。2軍時代に、試合に出たければ俺の目の前で練習しろ! いじめ?パワハラにあっている感じがしないでもないが・・・・・・
橋本 清: 元PL学園、それだけで食べていける? ダイエーホークスを戦力外になる。王監督に、「野球をやめてからの人生の方が長いのだから、これからの人生を頑張れ!」 と激励されたようだ!
石毛 博史: 故障で引退。が復帰して地域リーグにいる。
野村 克則: 偉大な父親の影が付きまとう。
それぞれの事情がある。 良き先輩に恵まれる。 がコーチと対立する。
この辺りは落合に学びたいが、誰でも出来るものではない!
戦力外通告を受ける時期の問題がある。
皆、現役続行にこだわる! 間際に言われると、トライアウトが受けれない。 と言うより、調整の時間がない。
石毛 博史は巨人から近鉄に行く。そして阪神のテストを受ける。
星野監督に、西本コーチだったようだ。
星野監督の、「なんや、まだ使えるやないか」 の一言で力みが取れたと言う。
指導者によるんだろう! 生かすも殺すも・・・・・・
野村克則の話では、親父は出て来ない。
あくまで本人の話である。 肩が投げられない状態だったと言う。
それでも生き残りを賭けて無理する。
ヤクルト、阪神、巨人、楽天・・・・・
しかしコーチで残れたので幸せではないか?
巨人のコーチにもなっている。
迷った時の、広沢のアドバイスが面白い。
迷っている時に、聞くのはそういう答えを期待している。
広沢に、「背中を押してやる!」
最後は冷静に判断したようだ!
好きな野球で、一時の迷いがあったとはいえ、現役引退、戦力外通告を受けてからも野球をやれるのは幸せではないか?
そう思えるが・・・・・・
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