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2013年12月

2013年12月31日 (火)

日本人へ 危機からの脱出篇・塩野 七生

3・11大震災、ユーロ危機、空転する権力者ポスト…緊張が解けない現代社会を冷静に見つめ、対峙するための武器とは?古代ローマから中世ルネサンスを知り尽くす著者ならではの歴史に学ぶ珠玉のヒント。『リーダー篇』 『国家と歴史篇』につづく、人気シリーズ第三弾!!

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著者のエッセイで記憶に残っているのは、海とかでビールを飲めるほどに冷やす方法を記述していたことだ。
ほとんど著者の本は読んでいるが、あまりいい読者では無いかも・・・・・
谷光太郎が記述していたが、防衛大学で講義?講演?したとあった。
そう言えば、鳩山元首相の顔を、ついてきたいとは思わないとも言っていた。
指導者に求められる資質。
知力、説得力、肉体上の耐久力、自己制御の能力、持続する意志。
ユリウス・カエサルだけがこの全てを持っている。

著者の簡単な経歴がある。そして考えがある。
イタリアからヨーロッパを見ている。イタリアの政情、ギリシャ不安・・・・・
我が家が、イタリア旅行に行っても、パソコンは盗られるはタクシーの運ちゃんに騙されるは、ヨーロッパに行って何かあるのはイタリアだった。
そんな国の、首相が女性問題でおかしくなる国の財政再建の方法?が面白い。

著者がトヨタの車が良く言われる話を記述している。
車好きなら車の事は分からなければならない。少しぐらいの故障は自分で治す?
アメリカ人は運転が下手と言う。私めもそうである。
以前聞いた話だが、F1のサーキットでわずかなエンジン音の違いが、エンジニア達には分かる。
イタリアでは小学生が分かると言う!
流石フェラーリの国か?
世界で信頼性が高い物!
ソ連のAK47突撃銃にトヨタのランクルと言う。
どちらも故障しない!

と言う事でイタリアの財政改革の話がある。
しがらみがあれば何も出来ないのか?
少数意見の反対をどうするのか・
民主主義とは、プラス1で決まる。
しがらみが無ければ思い切った事が出来る。
イタリアがそうなんだろう・・・・・

アイルランドのガイドさんが言っていた事と同じ話がある。
高学歴の若年層の失業現象!結婚も子供も作る事が出来ない。
その一方で不法に入国したアフリカ人は、人道の名のもとに手厚く保護され子供も沢山生む!

司馬遼太郎言うところの、日本人の軽薄さ?
世界に絶賛された忍耐力!
が私でも思った!京都五山送り火の騒動!
福島県産と言うだけでの拒否反応。(韓国じゃあるまいし・・・)

風評被害!
自らの手を汚さず抗議の電話、メールを送り続ける。
ヒステリックに叫ぶばかも多い。
又それを煽るマスコミ!
瓦礫処理に手を上げたのは、東京都と山形県と言う。
最初はもっと多かったが、抗議が殺到して手を下す!
東京都も抗議が殺到したが、石原知事である!相手にしない!
著者言う、無記名の投書は無視する!
瓦礫の処分は、一か所で集中管理するべきなのか、分かち合い分散した方が良いのか?
難しいところだが同じ日本なのである!何処かへ持って行くと言うのか?
苦しみはやはり分かち合う必要があると思うが・・・・・
著者の言う通り、絶対安全神話など無い事だけは分かった

著者の本は韓国でほとんど出版されているので、韓国にも行った事があるそうだ。
そこで聞かれたようだ。
日本の36年の植民地支配をどう評価するのか?
こんなことばかり聞いて来るのだろう・・・・・
竹島、歴史認識もそうなんだろう。
著者の答え!
「男と別れた後の女には、二つの生き方がある。別れた男を憎悪し怨念に燃えその男に害あれと願いながら一生をおくる生き方。過去などきれいさっぱり忘れて新しい男を見つけ、昔の彼とも仕事等一緒して、愉しい人生をおくる生き方!」
相手は黙ったそうだ!
流石ですよね!
各国の首脳に日本の歴史認識を言いまくり、憎悪に燃えている大統領がいる国もありますよネ!
著者言う、朝鮮半島は中国の防波堤になっていた。緩衝地帯と言う事だろう。
政治家も読めば良い本だと思うが・・・・・・

義に生きるか裏切るか 名将がいて、愚者がいた・中村 彰彦

敗れ去っても美名を残す者、勝ち残っても罵声を浴びる者。人物たちの真価を決めたのは何か?関ヶ原の小早川秀秋に従わなかった松野主馬、明治の終焉とともに夫に殉じた乃木希典夫人…。
確かな歴史観と志ある者へのまなざしで定評ある著者が、激動の時代を生き、消えていった男たち女たちを記す人物評伝。
戦国、江戸、幕末、明治と、著者が集めた?歴史エッセイ。

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よく調べている・・・・
協力する人も熱心にやってくれるようだ。
そりゃうれしいだろう。郷土の埋もれた人物を掘り出してくれる。
こう言う作業は大変だろう。 が資料館等に調べに行けば、調べられる方も嬉しいと思うが・・・・・・

何といっても、松野主馬が登場する。
もっと長い物語にして欲しかったが・・・・・・
子孫が生き残っている。
著者は知識が豊富だ。よく調べている。が自身言っているが、ダブっている話も多い。
徳川家康の女好き!
武田の姫?信玄の娘を求める。
この話には、遺臣達も大変だったと思う・・・・・・

殉死の話がある。
三代家光が死んだ時、二人殉死した。
やはり人材と言う事では死なれれば困る。
そこで禁止令をだす。
がこれを無視して殉死する。流石に幕府も怒る。
改易されてもおかしくは無いが、そこまでされなかった。
しかし殉死は違法と言う事が一般化した。
かくて次の殉死は、乃木希典になる。

やはり戦国時代が好きだ。
が、著者は会津びいきである。賊軍に日を当てる・・・・・
知られていない人物が沢山紹介される。
著者が紹介しまくっている感じがしなでもないが・・・・・・ 

某歴史学者を批判している。慶喜の事になる。
褒められているのは、大政奉還と、抵抗しなかった事である。
太平洋戦争で、慶喜が指導者だったら、300万人も死ななかったと言う!

著者ならずとも弾劾されるべきだろう・・・・・ 現在と同じで誰も責任をとらない。   

奇兵隊。腐敗していたと言う? ピンハネは当たり前!
そりゃそうだろう。高杉晋作が公費を遊興に使う。
上が上なら、皆真似するのではないか?   

軍神、杉野兵曹長。 死なずに生きていたのか? 証拠はないらしいが・・・・・・
中国で子孫を見つけたら話題になるだろうと! 

発足当時の日本海軍の戦術。 「単縦陣戦法」 著者が言う。
第一列には行きたくない。 いずれ倒される。第二列が前に出て来る。
ロードオヴリングの最初のシーン。 エルフ・人間の連合軍がオークと戦う。一列に並んでいる。 そこで切りあう!まず死ぬのではないだろうか?
もう一つ、グラジエーターの最初の場面。 規律を誇るローマ軍と蛮族の争い。 一列横隊になり戦う! 

日本海軍のお家芸は、「単縦陣」と言う。
横に広がるより、縦になり臨機応変に対応する。
著者は、日清戦争時の連合艦隊司令長官、伊東祐亨の原体験があると言う!   

最後は明治を駆け抜けた女達がいる。
乃木希典の妻、静子の話が印象的である。
殉死したが、成り行き?で一緒に死んだのか?
乃木希典も長州出身と言うだけで取柄はなかったのか?
会津、桑名等賊軍にも人材はいる。 

司馬遼太郎、殉死により初めて、乃木希典にたいして、そう言う見方があるのかと思った。
著者もそう思っているのではないか?
お茶屋遊び、芸者遊びと遊びまくり、芸者に子供まで生ませる。
軍事研究なんてしていたのか?
ドラマ、坂の上の雲であったが、息子保典が戦死した時、死んでくれて良かったと言っていた。
この本でもその記述があった。
能力以上の事をやらすのは間違いと言う例なのか? 

2013年12月30日 (月)

安倍総理の靖国神社参拝 『読みが甘い』

記事を見ていると、オーストラリアが、首相のオウンゴールとしていた。
上手い事言うと思った。
首相は公約と思い出来るだけ早く参拝したかったのは分かるが・・・・・・
これと配慮が足らないと思うか?
それとも自信過剰と言うのか?

沖縄に道筋をつけた。
集団自衛権もアメリカの支持を受けた。
中国、韓国は騒ぐが無視していいと!
どさくさにまぎれて行った感じがしないでもないが・・・・・・
まさかアメリカが 「失望した」 と言うとは思わなかったのだろう・・・・・・
これから釈明に時間をとらなければならなくなる。
少し調子に乗ったのではないか?
ニュースを見ていて、日本の反応は、行くことは構わないが時期が悪いと!
そう思う!
以前から靖国神社への参拝を推進している。
そう言う人が首相になったのだから行くだろう!

韓国大統領が、被害者と加害者は1000年経っても立場は変わらないと言う。
そんな国に歴史認識を言われたくないと思うが・・・・・
別に首脳会談なんかしなくても構わないと思う。
今はこれ以上の関係は必要ないのでは・・・・・・
しょせん今の関係で構わないと思っている。
つけ込まれるスキを与えてはいけない。
向こうは待っている!
日本のミス?を・・・・・・・・・
つまり総理が行くと思っている。じっと待っていたのではないか・・・・・・・
首相も餌を与えたのではないかと思う!

アメリカは中国・韓国と日本は問題をおこしてほしく無い。
火に油を注いだのか?
オウンゴールなら取り返しに行かなければならない!
時間がかかるだろう・・・・・

2013年12月29日 (日)

DVDを借りに行った出来事!割り込み?『奥さんはおさまらない!』

買い物に出かけた。
ついでにDVDを借りようかと!
奥さんが並んでレンタルしようとした。行列が出来ている。
正月前なので借りる人は多い。
その時二郎は別の事をしたかったので列を離れた。
戻ってくると奥さんが支払いをしている。
そして二郎にまくしたてる。何事かと思った!
順番を割り込んだ人がいたそうだ。

ここは順番に並んでいる。
支払いが済めば次の人と呼んでくれる。
そうして進んで行くのだが、5mぐらいは歩く。
そのすきに変な男が反対から先にかってに入ってきた。
要はズルしている!
奥さんは進んでいるのに行ったが、場所が無い。

ここからは奥さんの話だ。
男はかってに女性の係員と喋り始める。
何か偉い人と知り合いだと言う風に思わせていると言う。(奥さんの思い込みかも)
女性に何処の出身?
何かそう言う風に聞いていたようだ。(まるで二郎みたいだ)
そして金は、手袋をしているので財布から女性に取らせたそうだ。

奥さんは文句を言った。
係の女性は「先に手続きした方がよい人もいますので」と言ったそうだ。
「そしたらなんで私に列に戻れと言わないんですか?!」と、奥さんは怒って言った。
要は奥さんは、割り込んだ男性の言いなりになって世間話までして、財布からお金を取ってやったりしている間に、自分は行き場がなくてそれをじっと見ているしかなかったことに腹がたっているようだ。そしてその間に奥さんより後ろに並んでいたい人達が、他のレジで手続きを終えて帰っていく。
結局奥さんは別の女性が担当したが、その女性にいきさつを話してまくしたてて怒ったので、その女性が 「すいませんと!」とあやまってくれた。奥さんもその女性に怒って申し訳なかった、と最後は誤っていたが。。
奥さんは怒ると怖い。二郎も気をつけよう。

神戸北野の英國館での出会い!『台湾の奇麗な留学生・・やはり女好きのおっちゃんなのか?』

奥さんの余韻に付きあった。BCR休暇の余韻である!
お友達から聞いて、異人館の英國館に白いベンチがあったそうだ。30年前の話だ。そこでみな記念撮影をしたそうだ。
奥さんは、そのベンチがあるか見に行きたい。

英國館はシャーロックホームズの記念館でもある。
ロンドンのシャーロックホームズ記念館では、警官に扮したスタッフがいて一緒に記念撮影をした。
帽子とパイプを貸してくれた。メチャメチャ嬉しかった・・・・・・

入場時に奥さんが係の人に白いベンチの事を聞いたが、知らないと言われた。
奥さん、ご苦労さんです。
そう思って中に入ると、コスプレの衣装がある。
ロンドンの警官の羽織?コート?とヘルメットがある。

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これを若い二人の女性が来ている。
少し見惚れてしまった。
この衣装で二人の写真を写したいと思った。
こちらが見ているのが、二人も分かっている。
それで写真を撮って欲しいと頼まれた。
顔がにやける!
奥さんに叩かれなかったが・・・・・
それでこちらも写真を撮っても構わないか?と奥さんが聞いた。
話が少し通じなかったので、奥さんがとっさに「日本人じゃないの?」
と失礼な質問をしてしまった。
長崎と愛媛に留学で来ている。台湾からと教えてくれた。
年末の休みに3日の予定で来ていると。
こちらも友人が台湾に転勤で行くので、台湾に遊びに行こうかと思っていると話した。
二人とも笑顔が素敵でした。

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そして一緒に写真を撮ろうと言ってくれたので、二郎が写した。
本当は二郎が一緒に撮りたかった・・・・・・
『やはり女好きのおっちゃんなのか?』
車で行っていたので時間が合えば行きたいところに乗せていくのだが・・・・・・今のご時世、台湾人だったので話はし易かったと思う。
それにしても二人はよく似ていると思った。
姉妹?シスター?と聞いたら笑顔で否定された。、
後で奥さんに似ていないと怒られた。

英國館の展示には、朝食・ダイニング・寝室・浴室・ロールスロイスがある。
パブもあり、ギネスビールがあった。
イギリスと言う感じがした。
中でも帽子と上着を自由に着る事が出来る。
700円の入場料は高いのか?

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英國館の写真はこちらからご覧になれます。

2013年12月26日 (木)

インテリジェンス 武器なき戦争・手嶋 龍一・佐藤 優

東京のインテリジェンス市場は今、沸き立っている。北の独裁国家が核実験に踏み切ったのを機に、情報大国は第一級のインテリジェンス・オフィサーを日本に送りこんでいる。彼らの接触リストのトップには本書の著者名が常にある。情勢の見立てを誤ったことも、機密を漏らしたこともないからだ。極東発のインテリジェンスは対日戦略の骨格となる。武器なき戦いの幕はあがった。情報大国ニッポンの誕生に向けた驚愕のインテリジェンス入門書。

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手嶋龍一の本はほとんど読んだ。 この本が残っていた。
読もうと思いながらなかなか読めなかった! 2006年発行!
今書けば民主党政権の事ばかりになるのではないか?
動乱のインテリジェンスは、先に読んでしまった。

「情報のプロは、知っていたとは言わない」
例えがよく分かる。 立花隆、田中角栄の金脈追求!
古手の政治記者が言ったと言う。 「あんなことは知っていた。たまたま立花が書いただけだと!」
立花隆は、もし裁判になりぶち込まれたらどうしようかと思っていたと言う事は知っていた!
そこまで考えて出版した。
これを情報に変えれば、知っていてもどう使うか知らないと言う事だろう!
それにしても怪物二人が対談する。 

官僚だけではないと思うが、嫉妬心がある!
手柄は自分の物、ヘマは部下!
ここぞとばかりに記述している感じがする。
日本は省益が立ちはだかる!
東郷和彦。領土問題の著書は読んだ。
調査企画部の時の情報、生データがたくさんあったが、無視されたようだ!
当時の東欧第一課長がことごとく無視したようだ。 嫉妬心なのか?
出る釘は打たれる・・・・・・・   
官僚と言う事ではないが、第2次世界大戦の駐独大島大使。
1945年になってベルリンから安全な南に逃げる。
ベルリンに残った大使館員に、酒とつまみを持って来いと命令する。
空襲の中持っていく。命がけである。
自分なりに思うが、責任と言う物がないんかと思う!
そういう人達が、日本の運命を握っている!   

色々な話がある。   
チェチェンはイスラム原理主義とは合わない。つまり対立している。
ロシアの言う国際テロリズム! あるようだ。
日本の対応。ロシアを人道的に非難するのか? その時、北方領土問題はどうなるのか?
鈴木宗男が登場する。 佐藤優がベストな解答をする。

そして、昼行燈・谷内正太郎も出て来る。
ここらは手嶋龍一の本に重要な立場で登場する。 
インテリジェンスの出所は重要と言う。
イラクの大量破壊兵器。情報源はイタリアと言う事で割り引かなければならない。
自分のところから出た情報を、よそに確認する。イタリアらしいと言えばらしいが・・・・   
李登輝総統。中国の奥に情報提供者がいる。
その情報を使う! 中国はモグラの存在を感じて、徹底的に調査する。
3年後に処刑されたと言う。

情報提供者は絶対に秘匿しなければならない。
その為には、切り捨てもやらなければならない。   
別の本の話だが、情報機関の内部対立で、イスラエルのエジプトのスパイが発覚する。
最近のアメリカでもあった。   

大韓航空機撃墜の通信記録。
これをアメリカに渡した。がストレートに発表された。
これはまずかったようだ! 後藤田正晴がフォローする。   

沖縄返還の密約。 あったがないと言った外務大臣。川口頼子。
この人が何故外務大臣なのか分からなかった・・・・・・
最近も中国に行き、滞在時間を延長したと言う。
それで参院環境委員長を解任された。 尖閣問題を話し合う為とある。 自分自身が分かっていないのではないか?
利用されるだけと言う事が!   

薄っぺらい論理で対抗する!
靖国問題! 何でも靖国に結び付けられている。
これは国内問題である。 現在2013年では、靖国問題で中国・韓国と首脳会談が出来ない。
別にしなくてもよいと思うが・・・・・
薄っぺらい論理で対抗する。大使館に石を投げたのなら、投げたのが悪い。
そう言う風に対抗することを勧めている。
焦る必要はないと思うが・・・・・・   
鈴木宗男については評価している。
『これに関しては異論も多いだろう』   
そう言う例が沢山記述されている。
いかに優れたインテリジェンスでも、使いこなす有能な政治家が必要!
民主党政権ならば、秘密なんてなかっただろう。
日本のインテリジェンスの今後を記述している。 あまり嬉しい、希望的な話ではない!
時間がかかると思うが、徐々にやって行かなければならないのだろう。
方法も記述されている! もっと早く読めばよかったと思う! 

名将と名臣の条件・中村 彰彦

人物の器量は、運命の分岐点で明らかになる。真田幸村、保科正之、山本八重、東郷平八郎…。
戦国武将から日露戦争の名将まで、浩瀚な史料の読解と一方に偏しない公正な史観が掘り起こした、選りすぐりの傑物たち。その人物の魅力を堪能させる歴史エッセイ。

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いつもながら沢山のエッセイがある。
著者ほどになれば色々はところからの依頼が多いのだろう!
どうしても同じ題材の事も書くのだろう。
保科正之、会津関連は多い。
直江兼続も多い。
著者のまとめ方の特徴なのか?
戦国時代から明治と順番に整理されている。

直江兼続、真田幸村から始まり、関ヶ原の島津・小早川・宇喜多が描かれる。
そして著者お得意の保科正之がある。
会津、日清日露戦争がある。
知っている話も多いが、やはり面白い!

高遠城がある。
一度信州の小さな城跡に行ってみたいと思っていた。
飯田、飯山、海津・・・・・・・
著者の本を読んでいて是非に高遠城へは行きたくなった。
今度行ってみよう!
仁科五郎信盛!武田勝頼の弟で織田に抵抗して玉砕した。
武田の意地を見せたと言う。
申し訳ないが、一日で落城している。
退勢状態だったとはいえ、もう少し頑張ばれなかったのか?
条件は違うと思うが、もっと籠城している城は多いと思うが・・・・・
筑前岩屋城なんかもある。島津の猛攻に耐え玉砕した。半月は頑張った。
城の縄張りは中世の状態を踏襲していて、

主要な城門は枡形虎口形式の櫓門であり、長大な長塀に囲まれた近世城郭であったと言う。
援軍を期待できた筑前岩屋城、勝頼の援軍を期待できない信盛!
配下の兵も分かるのだろう・・・・・・・
次は保科正直の父正俊の籠城。相手は上杉景勝。
守り抜く!やはり援軍が期待出来たからなのか?
正之が養子として行った先である。

そして保科正之のエピソードが記述される。
浪人対策!由井正雪、別木庄左衛門の襲撃案が出て来る。
「映画 柳生一族の陰謀」では、夏木勲が徳川忠長の家臣として登場する!
女は怖い!正之ほどの人物でも、実の娘を殺す、継室を持つ。
第一次世界大戦のドイツの捕虜の扱い。
捕虜収容所の所長は、旧会津藩士の長男!
賊軍としてえらい目にあったことが、こういう対応になったと言う。
会津藩の名奉行の話。
維新後、松平容保の罪を問わない代わりに、そそのかしたものの処分を要求される。
長州藩が都落ちした時、3人の家老が切腹した。
それに合わせたように3人の責任者を出す。
二番家老、二番家老は会津の戦いの時に切腹している。一番家老は蝦夷に行って戦っている。
切腹している家老も数に入れてくれたようだ。
そして四番家老が切腹する。菅野権兵衛。
断罪ではなく、切腹の形をとらせることにより武士の名誉を守った。
こうしたのが保科家であるのは良い話と思うが・・・・・
会津藩関係の話はもっと普及されてもよいのではないかと思うが!
著者の思い入れが伝わってくる。

古城の風景〈1〉菅沼の城・奥平の城・松平の城・宮城谷 昌光

戦国期の古城を巡る作家の眼は、そこに将兵たちの哀歓を見る。大軍相手でも容易に落ちぬ墨守の名将として驍名を馳せた菅沼氏。今川─武田─徳川と臣従し、その勇猛を賞賛された奥平氏。籠城せずに常に城外で決戦した剽悍無類の松平氏。三氏ゆかりの城々を経巡り、高潔達意の名文で、その豊穣な思念と鋭敏な歴史観を縦横に記した白眉の城塞紀行。単行本1、2巻を合本して文庫化。

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城跡の紀行文? 単に城跡に行っただけでなく、その背景の歴史が語られる。
菅沼、奥平、松平の城が紹介されている。
三河・尾張には行った事がある。
まだ若い時のことだ。 今行けば違う目で見れるだろう・・・・・
いくつか、ほんのいくつかは行った事がある。
野田城、長篠城、安城城跡には行った事がある。
著者は古代中国の専門家と思っていた。 が東海地方には住んでいるだけに興味があるのだろう。
よく知っている。と言うか調べている。
著者が調べに来ると、調べられる方も嬉しいだろう! 調べる物により矛盾点も多く出て来る。 それを又調べる。 調べながら、謎解きをしている感じがするが・・・・・・
名前が違う。どうして違うのか? 資料を照らし合わせて推理、推測する。
又本を片手に、城廻をしてみたい。   

野田城祉
武田信玄が攻める。 映画、影武者では、夜中に信玄が狙撃されたとある。
著者もこの話を紹介している。 行った時は、木が多かった記憶がある。 

長篠城祉
武田勝頼に攻められる。 城主、
奥平信昌は家康から退路を断たれていたようだ。 武田の猛攻に耐えたと言う。 行ったのは雨の時だった。 緑が目に入ってきた。   

安城城址
岡崎、安城、刈谷、知立と行った。 安城城址は寺だったと思う。   

スラスラ読めるが、城址の背景を理解するには、一回読んだだけでは無理だろう!
続編も早く読みたい!   

2013年12月25日 (水)

リストラ後・・・・・

取引先の担当者と雑談をしていた。
珍しくお互いの境遇を話した。
聞いてビックリ!
と言えば怒られるか?
日本でも有数の大企業に勤めていて、リストラ時に応募したようだ。
当然割増金を貰っている。
が決心したのは自分の意志でだ。
回り、家族は安定を求めるので反対する。
社内結婚しているので、奥さんも大企業のよさは分かっている。
相当反対されたようだ・・・・・・
いくらかは割増金かは気になるが聞けない!
が、それなりには生きて行ける。
苦労したとは思う。

人生なんて色々あり過ぎる・・・・・・・
①われわれは現在だけを耐え忍べばよい。過去にも未来にも苦しむ必要はない。過去はもう存在しないし、未来はまだ存在していないのだから。アラン
②一度だけの人生だ。だから今この時だけを考えろ。過去は及ばず、未来は知れず。死んでからのことは宗教にまかせろ。中村天風
③人生にはただ三つの事件しかない。生まれること、生きること、死ぬことである。生まれるときは気がつかない。死ぬときは苦しむ。そして生きているときは忘れている。ラ・ブリュイエール
④人生は道路のようなものだ。一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。ベーコン
⑤乗りかけた船には、ためらわず乗ってしまえ。ツルゲーネフ
⑥寒さにふるえた者ほど太陽を暖かく感じる。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る。ホイットマン

今を正しく生きたいと思う!

国際会館のコンサート?ライブ?『幸せな人達・・・・三つ子の魂百まで』

神戸国際会館にサンタが沢山いる。
何事かと思った!
若い女性がいきなりコートを脱ぐ。
出て来たのは、赤、白、ピンク、黒のサンタが一杯いる。
何事かと思う・・・・・
若いだけに奔放である。
チケットありませんか?
の紙を持っている人も何人かいる。
こう言うのにはダブ屋は見かけない。
この寒い時にサンタ姿で記念写真を撮っている。
幸せだと思う・・・・・
何なのか?
Acid Black Cherry(アシッドブラックチェリー)
通称ABCと言う。
ロック?

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そう言えば家にも幸せな人がいる。
BCR(ベイシティローラーズ)休暇と言う。
何のことなのか?
奥さんが学習に行っているが、そこがおろそかになっている。
そりゃなるだろう!
あれだけ忙しくしていたら他に何も出来ない。
その状態をBCR休暇と言っているようだ。
上手い事言う!
しかし良く我慢している。
誰が?
当然二郎がです!
又喧嘩になりそう・・・・・
この二つを見て、五十歩百歩と思うのか?
はたまた天と地の差があると言うのか?
年齢層が違うのは分かるが、同じにしか見えない・・・・・・
三つ子の魂百までなのか・・・・・・

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BCRのファン 1977年前後

2013年12月24日 (火)

北方領土交渉秘録―失われた五度の機会・東郷 和彦

日本外交にとって戦後最大の未解決問題である北方領土。1985年、ソ連にゴルバチョフ書記長が登場して以降、膠着した事態を打開する 「機会の窓」 は五度開いていた。
にもかかわらず、日本政府がそれらを活かせなかったのはなぜか。終戦時外相だった祖父と、駐米大使を務めた父の志を継ぎ、日露領土交渉に心血を注ぎ続けてきた著者が、痛憤と悔恨を込めて綴る緊迫の外交ドキュメント。 2001年3月、北方四島は戦後、最も日本へ近づいていた!

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3代にわたり外交官を務めている。凄い家系だなと思うが・・・・・
最初から海外逃亡の話になる。4年間か?
怪物?佐藤優の裁判。
これの証人を避けるために海外に行く。といっても逃げ出している分けでは無く海外の研究所、大学にいる。
佐藤優本人が著者に帰ってくるなと言う。普通じゃないですよネ!
それ程著者の立場も危なかったと言う・・・・・
この裁判もよく分からなかった。
省内の権力争いと思ったが・・・・・
鈴木宗男がいる。
言っちゃ悪いけど、鈴木宗男もイメージが悪い。
ロシアの子供にお菓子をばらまいている。もう少しスマートに出来んかなと思った。
中川一郎の秘書から自立したのは良いが、その時もイメージが悪い。
必ず金にまつわる話がある。

出る釘は打たれる。
敵も多かったんだろう!
外務省退官理由、「対ロ外交を推進する省内に混乱をもたらし、外務省の信用を著しく失墜させた」
オランダで嘆願書が多数寄せられたと言う。
がこれを、「職権を持って書かせた!」
と新聞にのせる。オランダに対しても失礼と思う!
世界中に恥をさらしている感じ!

情けなかっただろうと思う!
日本のマスコミなんてそんなものか?
何処かのアナウンサーが、知る権利があると喚いたのを思い出す!
著者は田中真紀子外務大臣と上手くいかなかったようだ!
かなりの実力者なんだろう。
でないと大臣が敵対しない!
そう言えば川口外務大臣とはどうだったんだろう?
みていても大臣では無い!このおばちゃんもどうかなと思った!
よくあんなのにやらしていると思ったが・・・・・
虚偽の答弁をしていたはず!

著者はロシア課、ソ連課に行く運命だったのか?
日ソ、日ロ関係には通算5回もの領土問題解決のチャンスがあった現場の資料を残したかったようだ。
ソ連崩壊時、今にも4島が帰って来るような雰囲気だった。
はっきり言えば相手の足もとを見ている。
ソ連邦崩壊により混乱している。
その隙に乗じて、援助をエサに北方4島を返さそうとする。
ちょっといじましい感じがしたが・・・・・
エリティンが、ハイと言いそうになるのを、ロシア側が抑えた話は知っている。
2001年3月の森・プーチンのイルクーツク会談後、プーチン政権の画期的な譲歩案を受けて、日ロ交渉は一気に佳境を迎えるはずだった・・・・・
と、著者は言うがボタンの掛け違いがあったのか?
もう当分帰ってこないだろう・・・・・・

交渉のテクニックが記述されている。
「君が言うならよく分からないが、賛成する」
「よく分からないが、君が言うのなら反対はしない」

交渉なんて人間関係なのだろう。
好かれなくてもよいが嫌われない事が重要なんだろう・・・・・・
そう言う関係を築こうと気を使っている。
困った時、落ち目の時に訪ねて来てくれた人の事は忘れないだろう!
そういう状況下でどう対応するか?

著者の交友関係をみると広い。
読むのはこの本で5冊目である。
だから著者の交友関係の広さはよく分かる。
海外も長いだけに、日本の現状を憂いていると思う!

ドイツの統一。
その為にソ連との交渉は難航した。
ようやくソ連が崩壊して自由になり再統一出来た。
日本はロシアとそういう関係になれるのか?
日本も小渕総理が亡くなる。
著者が退官して以来、日本の首相も年替りだった。
交渉なんて出来るのかと思う!

交渉の状況、苦労はよく分かる。なんせ主導権はソ連、ロシアにある。
歴史的資料として記述されたのもよく分かる。
嫌になるような話も多い!
最後に祖父東郷茂徳の交渉!
51VS49。
相手に51を譲り、こちらは49で我慢する。
そう言う事も記述されている。

2013年12月23日 (月)

映画・47RONIN

47RONINを見に行った。
昔テレビで映画を観るのが楽しみだった。石原裕次郎、勝新太郎なんかよく観た。
長脇差忠臣蔵、ギャング忠臣蔵とかの映画をテレビで見た記憶がある。
市川雷蔵、勝新太郎が大映映画。
高倉健、片岡千恵蔵が東映映画。
どちらかと言えばパロディだった。
ピストルを撃ちまくるのが、ギャング忠臣蔵。

キアヌ・リーブスが主演で、一応日本が舞台である。
赤穂、出島、長門の国が出て来る。
赤穂の地の映像が素晴らしい。どんなところかと思ってしまうが・・・・・・
ストーリーは一応忠臣蔵である。
キアヌ・リーブスが野人?異邦人を演じている。カイと言う。
逃げだして来て、浅野内匠頭に救われる。これをに恩を感じている。
浅野家には娘がいる。
柴崎コウが演じているが、お互いに好意を抱いている。

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最初に怪物退治の場面がある。目が6つもある。
初め、もののけ姫のいのしかと思った・・・・
そうして徳川将軍を赤穂に迎える。
歓迎する。
剣士同士の試合?戦いがある。
鎧兜で闘う。物凄く大きい侍が吉良の代表。
浅野は赤で、吉良はダークな色だった。

菊池凛子が出て来る。魔性の女なのか?
この映画の前にDVDを観ている。
パシフィックリム、菊池凛子が出演している。
おとなしい真面目な役、妖艶な妖婦?毒婦?
どちらでも演じれるようである。
可愛らしさも同居する魔性の女である。
この映画では妖婦を演じている。
重要な役回りである。
浅野家改易の原因を作る。

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改易されるが、浅野の娘と吉良とが政略結婚を将軍に命じられる。
吉良は浅野の赤穂が欲しい。
そうして手に入れる。
赤穂の城も、吉良の城も大きい。
吉良の城なんか熊本城ぐらいの大きさがある。
1年喪に服す事になり、大石達は浪人になり、カイは出島に売られる。
1年間大石は穴倉にほりこまれる。
出されてカイを出島に探しに行く。
この出島が面白い。まるっきりパイレーツオブカリビアンの世界だ。
そしてカイはここで闘わされている。
相当腕をあげている。
この相手がまるっきりロードオブリングの世界だ。
大石はカイの手を借りたい。協力してもらいたい。
そうして浪人たちが集まる。
武器がいる。刀がいる。探しに行く先が羽越である。が浅野の手が回っている。
飛騨に行こうとするが、カイが反対する。
自分の育ったところに行く。幻想的な場所である。
ここでの場面もロードオブリングの死者の世界みたい・・・・・

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大石は吉良の妖婦により罠にかかる。
何とかくぐり抜る。
浪士たちは血判を押して結束を図る。
そうして策略を用いて吉良の城に攻め入る。
手に汗握る場面である。
吉良の大きなサムライも登場する。戦いの場面を期待したが、インデイージョーンズの世界で一発で終わりだ・・・・
当然本懐をとげる。
最後に場面で少し浅野方への配慮があった。
楽しい映画でした。

47RONINの公式サイト

2013年12月21日 (土)

戦後日本が失ったもの 風景③(日本の国家ビジョン)・人間・国家・東郷 和彦

ナショナリズムがある。民主党政権下で記述されている本である。
基本的に現状の認識を変える事はない。
戦前は全て悪かったのか?これに対する、右翼・保守の反論がある。
村山談話をはじめとして、謝罪路線が主流になっている。
極東裁判の被告たちは、主張した。
「太平洋戦争は侵略戦争ではない。先発帝国主義たる米英と、後発帝国主義たる日本の利害が対立し、外交による調整が失敗した結果、日本は戦わざるを得ないと断じて立ち上がった」
非常に分かり易い!著者の家族とっては、祖父東郷外務大臣を守る戦いだったと言う。

が野党として辛酸をなめた自民党が、
政権を取りかえしたとき、「絶対的自己正当化」
の主張が出てきたらどうする。
現実に自民党は政権を取りかえした。安倍総理の再登場である。
かなりと言うか、相当中韓の反発?を招いている。
日本は反省していないとなる!
著者はこうなる事を見越していたのか?

派遣について述べている。
かけがいのないその人でなければと言う仕事が無くなってきている。
そう言う中で、「新世紀エヴァンゲリオン最終回ラストシーン」を薦めている。
哲学そのものではないかと!あまりよく理解は出来ない!『頭が悪いので・・・・・』

教育の問題がある。海外で日本人留学生を見かけなくなったと言う。
圧倒的に多いのが中国人。学生生活で人脈を築くとある。それが出来なくなっている。
そう言うエネルギーがなくなってきているのか?
歴史の授業の話がある。日本史は最後まで時間がないので教えない。教えられない。
だから近現在史はほとんど教えられてきていない。
中韓は反日の事もあり徹底的に教育する。
が、日本はそこまでしない。議論で負けると言う!
著者は今からでも、現在から逆に教えることを提案している。
逆・日本史、樋口清之がある。
そう言うところからかと思うが、徳川時代の藩政改革。幕末の政治情勢。日清日露戦争。大正時代。昭和のと教えたほうが良いのかもしれない。
もっと興味を持つ教科書が必要だと思うが・・・・・

グローバリゼーション。
経済的にも、軍事的にも、政治的にも、文化的にも力のあるものが、グローバルスタンダードと言うルールを作る。
その下で勝残らなければならない!
当然携帯電話の話も出て来る。
著者も私と同じで、携帯に機能は求めていない。
話が出来て、留守番電話があり、メールが出来ればよいと思っている。
日本の携帯電話は異常進化していると言われる。
良いのに何故売れないのか?客が求めていない。
世界は要求していない。
一億の人口があるので、市場が形成されている。
他社との差をつけるために、しなくてもいい事をしている感じ!
要は世界標準になっていない!
燃料電池自動車。これは今世界標準を争っている。勝たなければならない!

15年まえの話がある。疑わしきは入国させない。
フィリッピン人で、友人に会うために一時入国しようとした。
が入管の検査で引っかかった。不法入国ではないか?虚偽の申請をしているのではないか?
小役人と言うのだろう・・・・・
自分は正義を行ったと思っている。
著者は信用問題になると思い、本省に公電を打った。適切に処理されていると!
言語の問題もあり、日本が難しいと思われている。
「日本に来てよかった。日本に行きたい。日本で仕事をしてみたい。日本に住んでみたい。」
外国人がそう思える国を造り上げる。

一次産業が日本にとってかけがえのない産業であり、
自然と触れ合うかけがいのない価値を持つと言う自覚が必要だと!
難しい話であるが、著者も考え続けるようだ! 

最後にブータンが記述されている。
両親がブータンに赴任している。惚れ込んでいる。
明治時代の日本と言う・・・・・・・
国民総幸福、GNH!何年か前に国王夫妻が来日していた。話題になっていた。
著者の両親はブータンに分骨しているそうだ。
辛抱治郎は、ブータンの事は良く記述していなかったが・・・・・・
と言うより表と裏があると言っていたが・・・・
日本人を問う一冊である!


戦後日本が失ったもの 風景②(日本の風景)・人間・国家・東郷 和彦

本題に入る。
著者の経歴が語られる。
秀才なんだろうと思う!
祖父は、二郎でも知っている外交官である。
開戦、終戦時の外務大臣である。
が特に興味深かったのは、半藤一利のノモンハンに出ていた、ソ連のモロトフと紛争後の処理を巡ってのやり合いである!
外務省に入省してからロシア語を学ぶ!何か仕組まれている感じがする!
そして海外生活が長く、日本に帰って来てからの、日本に対する思いがある。
オランダは、自由な民主主義を謳歌している。
妊娠中絶の自由。職業としての売春の肯定。ソフトドラッグの一部解禁。同性愛。安楽死の選択の自由。
個人の自由について、オランダほど寛大なところはない。
がそのオランダで 「建物の外観は公共財」 と言う規制がかかっている。
日本みたいに、自由と言ってどんな建物でも造れるわけではない。
調和を、町全体とまわりを考えてデザインする。
北欧やオランダのようにかってに自分の都合の良いところだけ取り入れようとする、識者はそんな事は考えない。

内容は下記の題名である。
第一部、失われた風景
第二部、失われたアイデンティティ
第三部、日本の国家ビジョン
エピローグがある。

水村美苗の 『日本語が亡びるとき』 から始まる。
日本語も日本文化も絶対大丈夫ではない
そして著者の海外の経験が語られ、衝撃的な本の話になる。
隠れたる日本研究のベストセラー!
アレックスカー 『犬と鬼』
アレックスカーは、アメリカの東洋文化研究者。
12歳の頃にアメリカ海軍の弁護士である両親と日本に来たそうだ。
日本の古い住居を購入して住んでいる。徳島県祖谷。
色々な町造りのアドバイスをしているようだ。

著者は衝撃を受けたそうだ。
さわりだけしか記述していないが、確かに衝撃的である。
日本は底が浅いのか?
第一部、第1章が、国土―土建国家となっている。
これだけでも内容が想像できる。
ましてや、道路は総合芸術と言う政治家がいる。早く辞めてくれんかなと思うが・・・・・・
題名の、犬と鬼は韓非子からとっているそうだ。
絵師曰く 「犬馬は難く、鬼魅は易し」
そこらにいる犬などありきたりのものは難しく、想像上の物は易しい!
と言う意味だそうだ。
鬼魅は、コンクリート・鉄・ガラス・技術に例えられる。
犬馬は、地味な投資と文化と自然と環境の保護。

コンクリートは総合芸術と言った政治家!魑魅魍魎の世界か?
東北の震災で、防波堤を造る。すぐに土建屋が儲かる話になる!
コンクリートだ!先行きに希望が持てなくなる!
日本はブレーキがないと言う。やり始めたら止まらない。
どうすればよいのか?
やる事は多そう!

著者が言っているが、電柱を埋設にする提案がある。
金はかかる。ダムよりそちらに金を使うべきなのか?
もっとも日本の行政は横の連絡がない。自分さえ良ければよい?
共同溝を造って、水・排水・ガス・電気をまとめる。今は光もか?

出来るだけ自然に戻す努力が必要か?
今年の4月にアメリカに行った。シカゴも観光した。
フランク・ロイド・ライト邸に案内して貰った。
帝国ホテルを設計した。日本の風景を絶賛した。
石原慎太郎が言う
緑を抹消し、代わりにコンクリートででっちあげ、原色のネオンや看板の氾濫した東京の醜悪さは、かって世界最大の人口を備えながら、あの雅な江戸を作った同じ民族の後裔がなし得た物とは想像しがたい。

パチンコ屋。サラ金ビル。
日本を訪れて、称賛した風景!
それが無くなっている。
日本を訪問したいと言う外国人が、来て満足出来る風景を残したい。
鞆の浦もそうなんだろう!
著者はそう言う回帰の活動もしている。

戦後日本が失ったもの 風景①(昔の話)・人間・国家・東郷 和彦

平和の代償に日本人は何をなくしたのか?新しい日本の国家ビジョンそのヒントは 「江戸」 にある。日本が見失った大切なものを回復する試み。

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個人的な話になる。
リクルート事件があった。これについて非難する気は無いが、建ぺい率を変えて建て物を大きくしたとあった。
これについては、そんなことしてもいいのかなと思った事を覚えている。
著者のオランダの話がある。外観は公共の物だと!
フランスの街並みもそうなんだろう!
日本はコンクリートが当たり前と思っている。
ばかでかい建物が出来た。
神戸フラワーロードの建築物を見ても何の共通性もない。
勝手に設計している感じ。
せめて高さでも調整すればもっと良いのにと思ってしまう!
先日紹介したが、奥尻島のコンクリートの防波堤!
東北、三陸海岸の防波堤!
ただえさえテトラポットだらけの海岸線である!
土建会社だけに儲けさせなくても、自然を残すことを考えた方が良いのではないのか?
あとの漁業にも影響が出る。
実際に防波堤だらけの海岸線を見ても嬉しくは無い!

鞆の浦の景観の話があった。
これもどうかなと思った。賛成反対には必ず利権が絡む!
しかし、「道路は芸術」 だと言った政治家!
本当に思っているのか?
それとも業界向けのジェスチャーなのか?

子供の頃尼崎に住んでいた。
田舎が高砂で、国鉄で明石まで行って、明石で山陽電車に乗り換えてていた。
この明石から高砂までの電車も、床は木材で、窓は開き風を入れるようになっていた。
何よりも風景が、一面の田んぼだった。
帰れば、蛙の鳴き声がうるさいぐらい聞こえる。
蚊帳があり、蚊取り線香をたいていた。
風鈴が鳴っている。
そんな風景があった。

小学校の時、八郎潟干拓が教科書に出ていた。
先生も凄い事をしていると教えてくれた。
この歳になってみると分かる。
凄い生態系だったと思う。
いろんな生物がいたのではないか?
もう田んぼが余る事も想定出来なかったわけではないだろう・・・・・
湖沼のままで残しておいた方が良かったと思うのが、後からでは何とでも言える!
琵琶湖に次ぐ大きさだった!

ヨーロッパと日本は風土が違う。
著者は海外生活が長い為、余計に感じる事が多いのだろう・・・・・・

2013年12月20日 (金)

直江山城守兼続・近衛 龍春

知将、直江兼続の人生を描いた書下ろし小説09年大河ドラマ、主人公の直江兼継。上杉謙信、景勝に重用され、秀吉、家康からも一目置かれた名将が貫いた、男の生き様とは。歴史小説の新星が描く要注目作!  毘沙門天の旗の下、戦場において無類の強さを誇った軍神・上杉謙信。その謙信は、一人の若者の才に目をつけていた。直江山城守兼続―秀吉が惚れ込み、家康が恐れた男。謙信の薫陶を受け、生涯を上杉家に支えた兼続の波瀾に満ちた生涯。その知られざるエピソードを通して丁寧な筆致で描く。

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これほど評価が定まっている人物も珍しいのではないか?
沢山の人が書いている。それぞれの思い入れがあると思うが・・・・・・・
長編である。文庫本で上下であり、900ページある。相当長い!それだけに詳しく記述されている。
戦国武将は名前が良く変わる。時々誰か分からなくなる時があるが・・・・・・

上杉謙信の晩年については、大分酒の影響があったようだ。酒は相当好きだったようだが・・・・・・・
景勝との君臣の関係がある。これはどの作家も同じような描き方と思うが・・・・・・
直江家に婿養子として入る。
高名なお船!草の者がいる。忍びの者。
これは直江家に仕えている。当主はお船?直江家に忠実に仕える。そう言う描き方だ。
しかし「藤沢周平 密謀」でも直江家が上杉の直属ではない直江家の忍びを飼っていた。
何かそういう事実があったのかと思ってしまう!
景虎との跡目争い。ここにも『義』が出て来る。
先手必勝!が景勝はこだわる。
伊勢新九郎、斉藤道三、松永弾正と同じことをせよと言うのか?

景虎の家臣で北条家から来た東山康光!
『大河ドラマ 天地人』では景虎が自刃した時に北条へ帰っている。
この本では、一緒に死んでいる。この辺りは難しいと思う。どっちだったんだろう?
そう言うあら探しをしているのか?
詳細に、直江の歴史上の流れが語られている。それはやはり面白い。
石田三成との交友!なんか上杉に都合の良いように図って貰っている!
こうなると公平感がなくなる。
上杉謙信がそれほど強く領国を支配しなかった。
なので自立しようとする、命令を聞かない武将も多かったようだ。
『君は船、臣は水』と言う事か?
謙信をもってしてもそうなのだから辛い!
秀吉に臣従してからの苦労がある!会津に国替え!なかなか面白い。
知らない話もある。そうして関ヶ原に向かう!

石田三成の挙兵が早すぎたと!上杉、徳川が衝突してから挙兵しなければならないと言う!
がそれは無理だったのではないか?
上杉の軍議がある。
徳川をいかに迎え撃つのか?この戦略は正しいと言う。
元関東軍参謀、石原莞爾が絶賛した上杉の布陣!
この席上で異を唱える!前田慶次郎!この名前が面白い!
「徳川が来なかったらどうする?引き返したらどうする?」
誰もそんな事を考えていない。
徳川が来て、戦う事に興奮している状況が面白い!
しかし上杉にも裏切る武将もいる。

徳川は実際に来なかった。
その後の対応!徳川追撃を行うか?やっていれば相当な激戦になっただろ・・・・・・
最上領に侵攻する。そして関ヶ原の敗戦!
この時も江戸城攻撃と言う策もあったと言う!
敗戦処理。ここから直江兼続の政治力が発揮される!
戦力は確保しようとする。徳川になめられない為に!一つ間違えれば取り潰しになる!
本多正信との交渉!
狐と狸か?我慢する必要もある。
まして上杉の誇りがある!
なかなか本多正信との駆け引きは面白い。
最近は評価もされているが、かっては佞臣の代表みたいに言われていたが・・・・・

その息子、政重を養子に迎える!
政重に言う。
「天下取りの戦いとは、広く布石を打てねば出来ぬこと。上杉は目の前の敵は挫く事は出来ても、天下を治める戦いには向いていない!」
謙信以来そうなんだろう!上杉の家風なのか?
景勝の正室、勝頼の妹の菊姫。この本では自刃したと言う。
そう言う事を記述したのは、そう言う事も言われていたのだろう!
病死と思っていたが・・・・・・
跡継ぎが生まれていれば、上杉・武田の血を引いている。

人間の格がある。持って生まれた物か?
豊臣政権の時は、30万石の陪臣だったが、一国の国主の扱いをされた。
が徳川の時代になる。
殿中ですれ違う時、陪臣は幕臣に先に挨拶をして、出くわしたときは譲る。
が兼続は6尺豊かな体格で、先に徳川の幕臣が先に譲ってしまったようだ。
後で直江山城と気づいたと言う。
兼続は譲られても当たり前と思っていたのか?
自然な風格があると言う事なのか?
長い本だった。
がそれだけに直江山城守兼続の歴史がよく分かった!

2013年12月19日 (木)

リーダーの英断―日本を動かした偉人100人に学ぶ・山内 昌之

「リスクがあっても自己を高めることに躊躇しない」(吉田松陰の実行力)、「組織を強くするのはより下部の者への気配り」(北条早雲の洞察力)、「悔しさを忘れないよう失敗もありのまま記録する」(徳川家康の胆力)―。歴史上の偉人100人が人生の岐路で下した「すぐれた決断(=英断)」を紹介しながら、リーダーに求められる7つのスキルを解説する。

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著者は戦国時代から明治維新の専門家なのか?
100人のリーダーを選んでいる。
①大局観
②洞察力
③胆力
④責任感
⑤寛容心・和の心
⑥発想力・実行力
⑦敢闘精神
以上に分類されている。
最初にこの分類による適性判断がある。
これにより自分に欠けている力を見つけようとある。
そして各項目ごとに武将、リーダーが記述される。

藤堂高虎、やはり出て来る。見方によっては先を見通したともいえる。
やはり司馬遼太郎の影響がある。徳川の先鋒は、譜代の井伊と、外様の藤堂をもっする。
鳥羽伏見の戦いで、錦の旗の登場で徳川を裏切る。
司馬遼太郎曰く、藩祖高虎の体臭がしみついている!
10人の主に仕えたと言う。が不義理はしていないようだ。
あまりに秀吉亡き後の態度が気に入られていない。がそこまでやったから家は残った!
能力を発揮できる、おのれに適した職場を求める。ちょっと良いように言い過ぎではないか?

辻将曹、幕末の芸州浅野家の家老。リスクを分散した。
佐幕、倒幕とどちらに傾いても対応できる政策をとった。
コウモリか?八方美人なのか?

黒田如水、すこし足らないぐらいがちょうどよい!頭の事かと思ったら違った。
何事も少し足りないぐらがいい。奢侈を戒めたと言う。世間体を気にして、分不相応なものを求めてはならない。

山本権兵衛。リストラはコスト削減ではなく、組織の再構築を目的に。
今のリストラと言えば人員整理しか思いつかない会社とはえらい違い!
無能な士官を放逐する。それで日清・日露戦争に勝った?

平田靭負。(ひらた ゆきえ)薩摩藩家老。
江戸中期に治水工事を最後までやる。そして最後に責任をとって腹を切る!
著者は今の政治家に言いたいようだ!
「不退転の決意を持って!」
「政治生命をかける!腹を切った政治家はいない!」
それより少しできたことを大きく言う!

蜂須賀家政、人に大切なのは思いやり!不正を追及するのではなく、あえて優しい言葉をかける。
嘘もあえて見逃すことも必要なのか?

風通しをよくする。
伊藤博文。あえて反対の意見の持ち主を取り入れる。
黒田長政。だれでも自由に発言できる場を造る。「意見会」を開催する。

山県昌景。武田家四天王のひとり!常在戦場!
山本五十六も言っている。各企業に掲げられている言葉だ!
必要に迫られてからでは遅いと言う!常に、毎日鍛錬すると言う!

高橋紹運。筑前岩屋城。島津の猛攻に玉砕した。
玉砕と言うのは日本ではそんなにない。
織田信長がやっているが・・・・・・・
退勢の大友家に忠誠を尽くした。著者言う、
自己犠牲による愛社精神もプラスになる。
見切りを早くつけるのも考え物なのか?この玉砕が、息子立花統虎に引き継がれる。
無駄にはなっていないようだ!

大谷吉継、関ヶ原の戦場で戦死した一番の大物ではないか? 
愚直までに、義に準じたと言う!
昔々のテレビドラマ。
真田幸村! 中村錦之介主演で、志村喬が大谷吉継を演じていた。
それ以来何か引き付けられる武将だった。
司馬遼太郎、関ヶ原でイメージは固まってしまった!
家臣、湯浅五介の忠誠心!
言っちゃ悪いが、藤堂高虎と対局ある感じがする!   

他にも100人登場するのだから色々な話が多い! さっと読める本だと思う! 

2013年12月18日 (水)

ベイシティローラーズの公演終了・・『長い夏・秋、そして宴が終わった』

12月17日、大阪で元ベイシティローラーズのレスリーの公演があった。
奥さんは東京に次いで二度目で、公演前に又お茶会を開催してファンの親睦を深めたようだ。

ライブ会場で何人かに挨拶されたそうだ。
奥さんの記事で公演を知った人も多かったようだ。
面白い事を言っていた。
アメリカ在中の人も来ていたようだ。
ブログで公演の事を知って、日本に帰る期間を公演に合わしたそうだ。
なかなか面白い。
福井県から兄妹で来られた人達に、お礼を言われたそうだ。
寝ている子を起こした?それとも世の為人の為になったのか?
奥さんは大満足である。

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レスリーの大阪公演、和やかな雰囲気

レスリーと東京でも大阪でも一緒に写真を写している。
これで落ち着くだろうと思う・・・・・・
宴は終わった・・・・・・・

奥さんのブログ  ベイ・シティ・ローラーズの記事

2013年12月17日 (火)

ベイシティローラーズ・レスリーの日本公演『宴のあとは?』

奥さんが日曜日の朝に、夜行バスで東京から帰って来た。
元ベイシティローラーズのレスリーの東京公演に行っていた。
楽しかったみたいである。
あと17日の大阪公演が済めば少しは落ち着くのか?
それにしても奥さんのブログにはビックリ!
コメントだらけである。
もっともベイシティローラーズの記事に対するコメントがほとんどである。
コメントすることは楽しいのか?
奥さんと同世代であれば、今更騒ぎ立てる年でもない。
おとなしく生活している人がほとんどだろうと思う。
そんなに必死になって、眼の色を替えるほどのこともないだろう。
が今回の大騒ぎには少しあきれる・・・・・・
奥さんも酔っている!
何に?
自分の記事にだ!
寝ている人たちを起こした感じである。
みんなそれだけルーティンの繰り返しなのか。

奥さんが面白い事を言っていた。
主宰者がサインをもらった人達に、早く帰るように大声を上げたそうだ。
それでも帰らない。
「人生壊れるから、早く帰った方が良いですよ!」
意味が分からない。
「ご主人や子供さんが家で待ってますよ!」
「だんなさん、居なくなりますよ!」
「別にいいけど」、と奥さんの近くにいた人達が囁いたそうだ。
???????????????
宴のあとはどうなるのか?

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12月14日の東京公演のラスト

奥さんのブログ 日々の出来事 Bay city rollers の記事

2013年12月14日 (土)

だからこの人は好印象を持たれる⑤(清潔感を強調する)・多湖 輝

⑤自分の明るさと清潔感を強調する自己表現力
性格が明るい、暗いは正確ではなく自己表現に寄るものとある。
不潔なものに対する嫌悪感は、もしあるとした好印象を吹き飛ばす。
明るく清潔感がある印象は、好感や信頼感を与える。

A、 挨拶。相手より先に。声は高は高く、ボソボソ話さない。時候の挨拶に自分の感想を入れる。
B、 服装には注意。ハンカチ・ズボン・靴・襟元・袖口には注意する。分不相応な身なりは避ける。
C、 派手な服装で明るく見せる。ブルーの服で清潔感を演出する。
D、 自分について語る時は、-語を使わない。
E、 自分の気持ちを表に出す。失敗はユーモラスに。ライバルが褒められたら気持ちは正直に出す。
F、 電話で話す時は笑顔で。

実際の話である。自分ではない。えらいさんの話だ。
電話でお客さんと話している。確認の為、手で受話器を押さえて話していた。
が相手に話が聞こえていたようだ。良い話ではない。お客さんが何も言わないで不問にしてくれた。
大分腹を立てていたようだが・・・・・・
電話と言え、相手が目の前にいるつもりで話しなければならない。

最初の印象・・・・・
言われる通り、服装・喋り方、やはり注意が必要である。
分かっていても出来ない人は多いが。
ただ自分で気を付けていることがある。
気は病からではないが、朝の挨拶は大きな声で言うようにしている。
明るく大きな声を出すことによって、表面上の明るさを内面からに変えようとしている。
『ホンマかいな?』 こちらが小さな声で挨拶しても、お客さんがそうは思ってくれない事があった。
それ以来注意しているつもりである。

騙しのテクニック?手練手管?
実行すればかなり印象が変わると思う人は多い!
自分も注意しようと思う!
『もう遅いか・・・・』

だからこの人は好印象を持たれる④(親しみやすくする)・多湖 輝

④自分を親しみやすくするための自己表現力
A、自分の長所は第三者の言葉として伝える。
B、ワイ談をするときは失敗談を話す。方言も使う。
C、初対面の相手には、横に席をとる。
D、出張旅行でも同僚・上司にはお土産を買う。家族が喜ぶものを買う。
E、会話での注意事項。真っ先に相手の意向を聞く。些細な事も覚えておく。共通点は些細な事でも強調する。
F、私たちで仲間意識を持たせる。陰の部分を褒める。会う回数を増やす。関心のある情報を提供する。
D、服装について。整った服装の中にチョッと変わったものを入れる。相手の些細な変化を指摘する。

ここの章はよく分かる話が多い。
何事もそうだが、自慢話ほど退屈する物は無い。ええ加減にして欲しいと思う・・・・・・
以前業者の人を褒めたことがある。褒めたいわけではないが嫌な仕事をやらしていた為に。
それを、別の人間に言わせた。もちろん頼んのだが・・・・・

これも昔の話だが、稚内出身で旭川で仕事していた若者がいた。
話している時、寒さの話になり旭川は寒いのかと?
「そんなに寒くないですよ!零下10何度・・・・」
みんな笑い出した。こちらは雪が降ったら寒いと言うところだ!
本人は何で笑われたのか分かっていない。
場が一挙に和やんだ。
意識した訳ではないが・・・・・

特に自分がいかに女にもてると言う話をする人がいる。自慢したくて仕方がない。
成功談?それもほんとかどうかわからないが・・・・・
親しみなんて全然感じない!アホかと言いたい。
人の自慢話ほど当てにならないものは無いと思うが・・・・・・

横に座ると言う事は、相手の視線をまともに受けなくてよい。
雰囲気が悪くなった時の逃げ道か?会話での注意事項は当たっている。

以前女の子だが、髪形を変えた。分かっていたが何も言わなかったので責められたことがある。
「なんで言うてくれへんの!」
俺に褒めてもらってうれしいか?と言ってしまい喧嘩になりかけたことがある・・・・・
やはり褒めて欲しかったみたいだった・・・・
相手の事は覚えていた方が良いし、強調すべきである。
その注意事項は納得する!
先日もヨーロッパ旅行に行った。
もう土産なんか買ってこない。がやはりいるのか?と思ってしまった。
難しいところである・・・・・

だからこの人は好印象を持たれる③(信頼性を高める)・多湖 輝

③自分の信頼性を高める自己表現力
信頼感を相手に植え付けるのに通じているのは、詐欺師と言う!
A、初対面の人の前では足を組まない。腕を組んで話を聞かない。 (態度から)
B、反論、怒っている相手には間を置く。相手の意見を受け入れてから。質問の形をとる。 (不快感を与えない)
C、知らない事は知らないと言う。欠点をさらけ出す。ゆっくり話す。自信のある話は小さな声で。自身のない話は断定的に! (相手が優位を感じるように)
D、待ち合わせの時間より10分早く行く。 人を待たせる時は心つもりより10分長う言う。 (常に心がける)
E、帰り支度をしながら挨拶しない。 (態度がでかい)
F、お話したいより、聞いていただきたい。 (謙虚さを出す)
G、不利な事は前置きなしで話す。 ()
H、落ち度には相手の予想以上に謝る。不快感を与えそうな事は最初に言う。 (誠意を印象つける)
I、電話をかける時は相手の都合を聞く。 (電話の相手の状況は分からない!)

謙虚さが必要ではないか?傲慢な態度は良くない!傲慢不遜?
本音を聞き出すのに、自分の秘密を言う。これはよく分かる。自分もそういう事はやる。
信頼感を相手に印象づける自己表現術に一番通じているのは、詐欺師と言う!
服装、会う時間に気を使い、金を借りたら小口でもきっちり返す。ホストもそうなのか・・・・・・
謙虚さとは・・・・・・
知らない事を知ったかぶりをしない。
待ち合わせ時間も相手を待たせない。
謝る時は徹底的に先に謝る。
人を待たせる時は誰しも時間を少なめに言う。10分と思っても5分ぐらいか・・・・・・
だから自分が聞くとき、相手の状況を考えて何分かを判断する。
相手によって割り引いて考えているが、本当の時間は分からない。
つまり信頼に欠けるようになる。

「お話したい」より 「聞いていただきたい」 下手に出る。
その方がスムーズに運ぶ。
「日曜日であろうと伺います」 に通じる。
要は、謙虚になれと言う事なのか・・・・・・・
自分中心に考えない。
電話の態度は相手の都合を考える。会議中かもしれないし、周りに人がいるかもしれない。
要は自分の都合で喋るなと言う事なんだろう・・・・・
人間心理の問題?

だからこの人は好印象を持たれる②(積極的に見せる)・多湖 輝

②自分を積極的に見せる自己表現力
積極的?
やる気を見せると言う事のようだ!
騙すみたいなものだが・・・・・・・

A、朝早く出社する。人より早く電話をとる。発言の際立ち上がる。 (目立つように!)
B、相手の話は、メモを取る。 (これは手練手管でない!双方の為にやるべきである!)
C、無駄な努力、意外な努力が武器になる。 (これは手練手管では無い!やるべきである!)
D、会議では上役に近い席をとる。忘年会等の幹事は積極的に引き受ける。 (ゴマすり)
E、「日曜日であろうとどこでも伺います」 相手のテリトリーに近づく。 (相手に合わす。謙虚さをアピールする)
F、長袖のシャツを腕まくりする。相づちはオーバー気味に。アクションを交えて話す。 (見栄え良くする。やる気があると錯覚させる)
G、上役から誘われても5回に1回は断る。社長相手でも反論する。 (主体性があると勘違いさせる)
H、上役が知っている事実もマメに報告する。 (上役のプライドをくすぐる)

何かと目立ちがり屋がいる。
それが積極的なのか?
会議でも真ん中に座りたがる人間がいる。
発言したがる。たいした意見では無い!
こう言うのを積極的と褒める人もいる・・・・・
「報・連・相」
何かと信頼関係を気付く。その為には会話が必要。上司には報告が必要とは思う。
メモをとる。無駄な努力。これは派手ではないが自分の為に必要。それが相手に評価される元になる。

実際にあった話だが、お客さんの都合に会わせず、自分の都合を言う。
下手に出ているようだがそうではない!
日曜日でもと言うのは納得する意見である!
やる気を見せるのも辛い!

だからこの人は好印象を持たれる①(有能さを印象つける)・多湖 輝

どんな人間関係においても、何より大事なのは、まず相手に、自分に対して好印象を持ってもらうことである。もし自分に好印象を持ってもらいたいと思うなら、積極的にそれをアピールしていって、はじめて他人に通じるのだ。自己表現とは、他人に自分の良い面に注目してもらうと同時に、ほんとうの意味での自分の能力を顕在化していく方法なのである。といっても、この本で紹介する「自己表現術」は、とくにむずかしい演技などは必要としない。日ごろ、あなたがしていることに、ちょっと工夫を加えればいいものばかりである。

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著者の本もよく読んでいる。得るところは多いと思う!
題名通りにするにはどうすればよいのか?
そのテクニック 『イヤ、手練手管が・・・・』 記述されている。
内容については皆思い当たるところが多い!
5章からなる。
①自分の有能さを印象づける自己表現力
②自分を積極的に見せる自己表現力
③自分の信頼性を高める自己表現力
④自分を親しみやすくするための自己表現力
⑤自分の明るさと清潔感を強調する自己表現力

順次考えて行きたい。
①自分の有能さを印象づける自己表現力  
(自己アピールは必要。出来る男と思わせる。イヤ勘違いさせる)
その為にはどのようなテクニックが必要か?大分あるがダブっている感じがしないでもない。
A、報告は結論から。要点は3つにまとめる。3分以内でまとめる。最悪の状態を伝えておく。 (何事も簡潔に)
B、意見の具申は上司の教えを請う形にする。提案は100%完成しない形で提出。 (上司をたてる)
C、端数のある数字を使う。約束の時間は、何時何分まで設定する。 (有能で確実な奴と誤解させる)
D、人と食事に行ったら迷わずに注文する。 (優柔不断と思われない)
E、予定で一杯の手帳をさりげなく見せる。約束は手帳で確認してから。 (有能で確実な奴と誤解させる)
F、場はあらかじめ下見をする。宴会は上司の隣に座る。 (ゴマすり)
G、誤字脱字はダメ、分かり易い表現をする事。 (頭が悪いと思われない為に)

自分もたいした人間ではないし、有能でもない。
が確かに報告が言い分から始まると、 「何が言いたいのか?」 となる。
少し前だが、打合せ中にこちらが質問した。
あわてて手帳を見た奴がいる。
ああ、それを見りゃ答えが出ると思った?
が違った。
何も書いていない。
要は何か言われた時に、逃げる手段で手帳を見ている。
別に有能でもないが・・・・・・
答を言いきられると、返す言葉が無くなる!
確かに具体的に数字を言われると、本間かいなと思ってしまう!

2013年12月12日 (木)

保科正之―徳川将軍家を支えた会津藩主・中村 彰彦

徳川秀忠の子でありながら、庶子ゆえに嫉妬深い正室於江与の方を怖れて不遇を託っていた正之は、異腹の兄家光に見出されるや、その全幅の信頼を得て、徳川将軍輔弼役として幕府経営を真摯に精励、武断政治から文治主義政治への切換えの立役をつとめた。一方、自藩の支配は優れた人材を登用して領民の生活安定に意を尽くし、藩士にはのちに会津士魂と称される精神教育に力を注ぐ。明治以降、闇に隠された名君の事績を掘り起こす。

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中央公論社の新書判である。小説は別にある。
著者は会津に思い入れがある。
沢山記述しているので、読む本は沢山ある。。
保科正之についても何冊か記述している。
順次読んで行くつもりである。
保科正之の名前を知ったのは、やはり司馬遼太郎だ。
松平容保の話ではどうしても藩祖、保科正之が登場する。
「会津藩家訓」 徳川家に忠誠を尽くす。
これがある為に、反対が多かったにもかかわらず幕末京都に行く事になった。
そう言う話で知っていた。

保科正之は秀忠の息子である。
著者と山内昌之で経歴を知ったようなものだ。
高遠は、仁科五郎信盛が玉砕した城として知っていた。
一度行きたいと思っていたが、著者のおかげでますます行きたくなった。

高遠、山形、会津と国替えになる。
家光は、弟忠長を殺した。
柳生一族の陰謀の世界だ。
が正之は家光、4代将軍家綱に忠実に仕えた。
家光も信頼した。
領国に帰らず、江戸で政務をとった。
国元の家老たちがしっかりしていたのだろう。
元会津藩主、蒲生氏郷は万石級の家臣を多く抱えた。
この方式は氏郷ほどの統率力があれば有効と言う。
会津松平家は千石級の家臣を多く抱えた。
風通しを良くしたと言う!
どちらが良いのかは分からない?

明暦の大火の後の江戸城天守閣を再建しなかった。
他にすることがあると言う事だろう・・・・・・

望まれない出生?助ける人も多かったようだ。
こうなると、秀忠の妻は、淀君の妹と言うがおかしいんじゃないかと思う?
名門意識が強すぎるのか?
保科家に対する思い。松平の姓を名乗らず保科正之で通した。
御三家に次ぐNo4の立場にある。
石高も水戸家より多くならないようにしたと言う。

やった業績が記述されている。
明暦の大火の後の指導力
三大美事。
①末期養子の禁の緩和。
②殉死の禁止。
③大名承認制度の廃止。
会津藩の社倉制度。これにより米を備蓄して凶作時の対策が出来ている。
実際に役に立ったと言う!

『御政事御執行之御趣意』 がある。現代でも出来ていないのではないか?
①90歳以上の者への老養
②間引きの禁止
③旅人への配慮
今の政治家に参考させたいような話である。
小泉元総理も、米百俵の精神だけでなく、こちらも言えばよかったのにと思うが・・・・・・

ただ私生活はそれほど恵まれたとは言えないみたい!
著者は何度も思うが、こう言う埋もれた話を掘り出している。
良く調べているともう。
著者の本は、積んである本も多いので、順次読んで行くつもりである。

2013年12月11日 (水)

シュメル―人類最古の文明・小林 登志子

五千年前のイラクの地で、当時すでに文字やハンコ、学校、法律などを創り出していた民族がいる。それが、今までほとんどその実像が明らかにされてこなかったシュメル民族である。
本書は、シュメル文明の遺物を一つ一つ紹介しながら、その歴史や文化を丹念に解説するものである。人類最古の文明にして現代社会の礎を築いた彼らの知られざる素顔とは―。
多様かつ膨大な記録から、シュメルの人々の息づかいを今に伝える。

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5000年前の事を発掘した遺跡で想定する。
文字も暗号みたいななものだ。
中近東の乾いた気候なので遺跡が残った。
粘土板に書かれた文字を解読する。
現在にように紙の文明では何も残らないだろう。
ましてフロッピーに入れても分からないだろう。
そう言う意味では古代文明は凄かったと思う。

何年か前にドイツに旅行した。
ベルリン国立博物館、ペルガモン博物館に行った!
感動ものだった・・・・・・
そこで「イシュタル門」を見た。
それと神々と巨人族の戦いの彫刻。これは圧倒された。

それからメソポタミアに少し興味を持った。
その流れで見つけた本である。
当然ブックオフである・・・・・
最初の挿絵の写真に、現地人だと思うが遺跡を写している場面で、くわえ煙草をしている。ちょっとおかしかった。
シュメル語は楔形文字と言う.約600語。
大した数字では無いが・・・・・・
よく分かるものだと感心する。
農業の風景。
はんこ社会。
戦争。
学校。
物語と言うか小説もある。
神々の存在。
家畜、牛は重要だったと言う。畑を耕す。耕耘機の代わりになる。
それらを読み解いていく! 

『大洪水伝説』 から 『ノアの方舟』 洪水伝説がある。
神々の意志により洪水は起こされ、特定の人間が船に乗って難を逃れる。
旧約聖書の話は元ネタがある??????
洪水は肥沃な土壌をもたらす。
豊かな収穫を約束する。
洪水を納得させるために、神々が洪水を引き起こしたと理由付けする。 

シュメルの世界観も記述されている.。歴史も記述されている。
専門家でなければとても覚えきれない。

豊かな土地に住んでいれば侵略を受ける。
防御の為には城壁もいる。その遺跡も多いようだ。
乾燥した荒らされていない中東だから遺跡は残ってる。 

『バベルの塔』 バビロン市にあるジグラトがモデルと言う!
天に通じる階段!
言葉が分かれていなければ、一つであれば争いは起こらないと、シュメル人は考えたとある。 

世界最古の法典 『ウルナンム法典』 シュメル語で書かれている。
殺人や強盗は死刑。が、傷害罪は賠償で償われるべきの考えとある。
これが300年後の 『ハンムラビ法典』 では、目には目を!同害復讐法の考えになる。

『ウル王墓』 の殉葬者の復元想像図。中国の殷より1000年前と言う。
なんとなく兵馬俑を思い出した!
よくまとまっていると思うが、なじみがないだけに記憶に残らない。
これから色々西アジアの歴史を読んで行くつもりなので、又読み返すだろう!   
   

ローマとギリシャの英雄たち 栄華篇―プルタークの物語・阿刀田 高

アレクサンドロス大王の知られざる名言、ジュリアス・シーザーの離婚と恋愛、ブルータスの3つの失敗。目からウロコのエピソードに導かれ、教科書で著名な指導者達が生き生きと動き出す!ギリシャのインテリ、プルタークが“偉大な人たちの見ならうべき特質”を記した『英雄伝』が、かつてない分かり易さで現代によみがえる。古代ヒーロー列伝の決定版。

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こちらは時代が進んでいるのでよく知っている人物が登場する。
アレクサンドロス
カエサル
ポンペイウス
カトー
キケロ
プルータス
アントニウス
アウグストスは章としては無いみたい。
ここでは何と言ってもアレクサンドロスとカエサルの対比がぴか一である。
時代は同じではないが・・・・・
英雄色を好む!
カエサルも色々手を出しているようだ・・・・・・・・・・
両者の話は面白い。
しかし両者共戦いに明け暮れている。

ローマ帝国になる過程、カエサル、ポンペイウス、暗殺者プルータス、アントニウス、
アウグストス。
それぞれの話は面白い。
歴史物として読んでも面白い。
ローマと言えば、ローマ人の物語がある。
これを読んでいるが長い!
そう言う意味では読みやすいと思う。
クレオパトラは絶世の美女か?
どうもそうでは無さそう・・・・・・・・・・
著者の本にあった。
スターウォーズのレイア姫。
銀河帝国きっての美女でなければならない。
が、普通のお姫さんだった!
あまり関係ない話だ!

最後が短い運命のローマ皇帝、ガルバとオトー。
一気に読めて楽しい本である。
最後に思うが、洋の東西を問わず人間は同じことをしている。
日本はカエサルの時代は、まだ縄文弥生の時代か?
中国、説客列伝、舌先三寸で国を動かす。
蘇秦、相手を思うがままに操る、揣摩の術!
ギリシャローマでも演説がうまくなければ説得できない。
その為の学問もあったようだが・・・・・・
口がものを言うのか?
そんな事を思いましたが・・・・・・・・・・
もう一つ、女は怖いですよね・・・・・・・・・・

2013年12月10日 (火)

戦うハプスブルク家・菊池良生

近代の国家併存システムはいかに生まれたか17世紀前半、最大にして最後の宗教戦争“三十年戦争”は新たな国家間システムを生みだした。
世界帝国を目ざすハプスブルク家はこの時代の流れにどう対応したか 。


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30年戦争がある。1618年から1648年までの戦争を言う。
一つの戦いが30年続いたと言う事ではない。戦争なんてせいぜい5年と言う。
30年の間に、13度の戦争があり、10度の平和条約が結ばれたと言う。
つまり個々の戦争であり、相手も変わる。
この30年に、チェコ、スウェーデンも登場する。
今回行った国である。それで読み返してみる気になった。
大変面白い!

この戦争で人口が半減したと言う。特に戦場となったドイツ国内。
が当時の統計をそのまま信じるわけにはいかない。
スウェーデンがまとめた被害で、実在の村より破壊された村の方が多かった例もある。
どちらにしても 相当な人間が死んだ!
ただこの戦争を、必要以上に悲惨な戦争に仕上げている歴史観がある。
19世紀のプロイセンで出来あがったと言う。
今の中国・韓国の反日教育みたいな感じなのか?

チェコの宗教紛争。
窓から役人をほり投げる話から始まる。カトリックとプロテスタントの対立!
この行為はチェコでは反乱になる。

宗教の対立が原因と教科書では習った。
が最終的には宗教は関係なくなる。単なる方便なのか?
現にプロテスタント、スウェーデンはカトリック、フランスと結ぶ。
要はその時の情勢によってどうにとでもなる。
敵の敵は味方!
敵の味方は敵!
要はハスプブルク家に対抗する戦争なのか?
中欧に巨大な勢力が出来れば困る!特にスペインとオーストリアに挟まれているフランスは深刻である。
ドイツも諸侯が多く、わけが分からない。
読んでいても複雑なのはよく分かる。理解したとは言えないが・・・・・

最後の傭兵の話もある。
最後の大物と言われる。ヴァレンシュタイン!
その他にも名前が多く出て来る。
兵は飢えさせてはいけない。
その為には、飢えさせない程度の略奪が認められる。
飢えさせないと言うのがどの程度なのか?
これを出来る傭兵隊長の元には部下が集まる。

スウェーデンのグスタフ・アドルフが登場する。
大国スウェーデンと言う。
本人の死によりスウェーデンは没落?する。
わざわざスウェーデンより遠征してくる。相当な財政を危機に陥れる?
この時に戦死していなければどうなっていたかの、イフは面白い。
スウェーデンの没落が始まる。

スウェーデンで見た戦艦ヴァーサ号は1628年に就航している。
この戦争の真っ最中にだ。
最新の技術が結集されていたのだろう!
スウェーデンも気合が入っていたのか?
が戦場はドイツ・チェコだ。
活躍の場もなかったのでないか?
デンマークとの争いか?
イングランド、スペインハスプブルク家、ドイツ諸侯に備える為か?
大艦隊が、バルト海を往く。
壮観だろう!

勢力均衡!
パワーポリテクス!
小さな諸侯は存続を許されない?
何かゲームを見ている感じがするが・・・・・
著者の本は何冊か読んでいるが、読み返したくなってきた。

2013年12月 7日 (土)

プーシキン美術館 フランス絵画300年 神戸市立博物館

神戸市立博物館で開催されている、「プーシキン美術館 フランス絵画300年」は、12月8日まである。のに4日に観に行った。

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ロシアの貴族が買い占めた絵画なのか。
知っている名前が一杯ある。
ゴッホ、マネ、モネ・・・・・・
貴族が絵画を買う。金は持っている。
そして、無名の画家に援助もしているようだ。

それにしても沢山の人がいた。
年配にお人が多かった。
締め切り前の賑わいなのか?

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マムルークがあった。
エジプトの王朝、奴隷が王になる。
その地位を守るために無理をしている。
もっともモンゴルの侵攻を阻止した。
イスラム最強の騎兵を持っていたと思う。
この美術館には、奥さんは実際に行ってみたいと思っているが、どうなのかな?


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シャガールのノクターン

2014年ルミナリエ開幕  (ケバフサンド)

12月5日より神戸ルミナリエが始まる。
今日は初日である。
ぶらぶらと観に行った。
やはり沢山の人がいる。

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ルミナリエの写真はこちら

屋台が沢山出ている。
たこ焼き屋を探したが見当たらない。
寂しくなった。
が面白い物屋台を見つけた。
ケバフサンドを売っている。
中は外人である。トルコ人だと思うが・・・・・・・
いつもの肉を焼いている。香ばしいにおいがしている。
牛500円、チキン500円、ミックス600円だった。
何が美味しいかと聞いたら、ミックスと言う返事!
愛想のいいおじさんである。
もっともこちらもおじさんと呼ばれた。
ソースが甘口、辛口、激辛とある。
ミックスを買ってしまった・・・・・・・
変わったところではクラムチャウダーにパスタの屋台もあった。
探し方が悪いのか、たこ焼き屋が見当たらなかった・・・・・

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2013年12月 6日 (金)

ローマとギリシャの英雄たち 黎明篇―プルタークの物語・阿刀田 高

いつか歴史の授業で習ったローマの皇帝、ギリシャの賢人。彼らの功績は暗記はしても、どんな人間だったかまでは知りえなかった。教科書の記述からこぼれ落ちてしまった古代リーダーたちの素顔を、恋、性格、家族関係など、魅力的なアプローチで解き明かす。伝説の古典的名著 『英雄伝』 を、熟練の筆致で解かりやすく翻案した新しい歴史の入門ガイド。

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阿刀田高流の分かり易く読める本である。
文庫本で上下2巻に分かれている。
これで『プルターク英雄伝』を読んだ気になるのはいかがなものなのか?
中国が人間学の宝庫と言われるが、ギリシャローマも同じく宝庫である。
ローマとギリシャの英雄を対比させている。
正しくは、対比列伝と言うシリーズになる。
『史記列伝』を思い出させる。

上巻、黎明編!
ギリシャ、アテネ建国者、テセウス。
ローマ、ローマ建国者、ロムルス。
そう言う風に対比させているが、この両者のように比較対象としてはぴったりと言う場合もある。
が、対応する人物に差がある?
そう言う場合もあると言う。

ローマギリシャ以外で当然登場すべき英雄がいる。
カルタゴのハンニバル!
二郎はファンである。何冊か読んでいる。
が塩野七生のローマ人の物語、ハンニバル戦記が最も面白かった。
悲劇の英雄?
ハンニバルをもってしてもローマは破れなかった!
この時期のローマの人物を取り上げるなら、当然ハンニバルにふれなくてはならない。
そう言う風にハンニバルを扱っている?

ギリシャの歴史も分かるようになっている。
アテネ・スパルタ・テーベと覇権が移って行く。
ローマも分かる。建国からの歴史。
グラックス兄弟・スピキオ・カトー・スラ・ファビウス

知らないと言うか、同じような名前で分かり難い。
特にギリシャは神話が入り分かり難い。
ヨーロッパ人はみんな理解しているのかと思うが・・・・・・・・・・
気軽に読めて楽しい本である!

大本営参謀は戦後何と戦ったのか・有馬 哲夫

大本営参謀たちにとって、敗戦は「戦いの終わり」を意味しなかった。彼らは戦後すぐに情報・工作の私的機関を設立し、インテリジェンス戦争に乗り出したのである。国防軍の再興を試みた者、マッカーサーの指示で「義勇軍」を作った者、そして吉田茂暗殺を企てた者…。五人の誇り高き帝国軍人は何を成し遂げようとしたのか。驚愕の事実がCIAファイルには記録されていた。機密文書から読み解く昭和裏面史。

著者の本は何冊か読んだ。
特に終戦後の暗躍の話が多い。
前から思っていたが、○○機関と言うのが多すぎるのではないかと!
著者も辛抱強いのではないのか? 公開された資料から読み解く!
終戦後の再武装への暗躍。
参謀たちは責任と言うものをどう考えているのか?
服部、辻と出て来る。 出番だと言う事なのか・・・・・・
機関と言っても運営には金が要る。
どこから金が出て来るのか?アメリカが出す。
不足分は自分たちで稼ぐ。密輸をするのか・・・・・

最初に根本博が出て来る。 台湾に対する「日本義勇軍」の派遣!
10万単位での派遣だったようだ。
根本博が助言した金門島の戦いでの勝利の後、相当数駆け付けたと言う。
日本の軍部は蒋介石より毛沢東を嫌ったのか?
この中心になったのか宇垣一成。宇垣派と言われる軍人の戦争犯罪を免責させ協力したと言う。
宇垣機関の下の相当な数の機関がある。
実態はどうなのか? 河辺機関、有末機関、辰巳機関、服部機関、辻機関。 その下にまだまだ多くの機関がある。

日本・アメリカ、それぞれの思惑がある。
別に日本の将来を真剣に考えたとは思えないが・・・・・
とやかく言われる辻政信! 半藤一利は、昭和の愚将としている。
兵の命を何と思っているのか?
ノモンハン、相手の戦力も無視?して一撃を与えると言うバカなことを考えていたようだが・・・・
シンガポールで華僑の虐殺を指示したようだ。 迫力はメチャメチャあったようだ。半藤一利がそう記述していたと思うが・・・・
死刑になってもおかしくない。現に終戦後は潜伏していた。表に出て来ていない。
ソ連の脅威がなければどうなっていたのか?
もっともシンガポール作戦については、評価する声もある。
潜伏中も助ける人間も多くいたようだ。
面白い事が記述されていた。
アメリカから見れば生かしてやっているのにと思うだろうが、ソ連にアメリカは負けると言った!
数字をあげて主張したようだ。
当然アメリカは激怒した!その後実際にソ連に行って考えを変えたようだ!
要は本当に相手の戦力を理解していたのかと言いたくなるが・・・・・・
服部卓四郎、東条英機にアメリカについての戦力を偽造して太平洋戦争に踏み切らせたと言う!
太平洋戦争に負けたとはいえ、国防軍の再建を夢見る。
宇垣一成。戦争に直接タッチしなかったので乗り出す。その下にかっての部下が集まる。
アメリカの占領政策の対立がある。これに日本の政治家の対立もある。吉田茂、鳩山一郎・・・・・
暗躍する元軍人達。これもイテリジェンスの専門家もいれば作戦課の人間もいる。前線で指揮する軍人もいる。
国防軍を再建、運営できる人間も限られてくる。ここで服部が出て来る。
が吉田茂は太平洋戦争を誘導した服部を嫌っている。
まして辻と組ませれば何をやるか分からない。最終的には切られたようだが・・・・・・
そんな話の中で、吉田茂暗殺計画があったようだが・・・・・・
外務省随一のソ連通と言われていた人物が、ソ連のエージェントだったと言う。
日教組も中国から資金援助をしてもらっている。社会党もだろう・・・・
もっともアメリカも同じことをしている。
こうなると誰が信用できるかなんて分からない・・・・・・
そう言う中で旧参謀たちはどう動いたのか?
面白かったです!          
                      

2013年12月 4日 (水)

恩も恨みも・・・・・・・(菅穂美穂)

仕事先のお客さんに教えて貰った話である。
困った時にどうするのか?   
企業の話であるが、経営的に苦しい時に助けを求めた。
マアそうすれば助けるところもあり、断るところもある。
それぞれ事情がある。
が断られた方は恨みに思う。
「あいつとこは助けてくれなかったと」
ある程度業績が回復する。
がそうなった時に仕事出すのは助けてくれたところが優先される。
最悪の場合、断ったところへは仕事が出されなくなる。
マア気持ちとしては分からなく無い!
そう言う例を教えて貰った。   

その時に違う例を教えて貰った。
菅野美穂がいる。
坂の上の雲で、正岡律役で出演していた。 適役だったと思う!
が売れていない時代もある。
その時代にCMと言うか、イメージガールとして採用してくれた企業がある。
恩を忘れていないのか、今でも当時のギャラのままで出演していると言う。
そう言う人もいるのかと思うとホッとするが・・・・・・      

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お金とツキを呼ぶちょっとした「習慣術」・和田秀樹

運やツキを科学的につかむ方法は存在する!ついている時、うまくいっている時に、それをなぜかと考え、成功のエッセンスをつかみとり、それを習慣化して「ツキの好循環」を維持する。ここ数年、認知心理学を研究し、この勝ちパターンが正しいことを確信した。

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著者の自信がうかがえる本である。
何しろ実績が物を言う。
華やかな実績がある。

運、ツキとは?
将棋の米長の運の話がある。
よく似ていると思う。
プラス思考で考えると言う事なのか?
よい方に考えれば、そう言う風に世間は回る。
ついていないと思うのであれば、本当にツキも来なくなる。
ひがみ根性が、悪循環を呼ぶ!
その為に小さな事から、習慣つける事が必要。
どう言う事をやるのか?
いろいろ記述してくれている。
実戦できれば運も味方になるだろう・・・・・
下記に面白いと思った項目をまとめてみた。

①偉くなっても頭を下げれる人はは、ツキが循環する
②頭を下げる事で、賢い人はより賢くなる。
③恋愛でも受験でも、上手く行った時の事を思いだす。成功体験を忘れない事。
(受験と言うのは著者らしいが、たいがい失敗した人間の方が多いのでは・・・)
④天才と凡才の能力差は2倍もない。ついていない時ほど自分を信じよう!(テレビのCMにありますが・・・・)
⑤自分を励ましてくれるパートナーを探そう!
⑥出会う人が増えれば、出会い運も広がる。
⑦努力する才能がある人に、ツキはころがり込む。(米長の本にもあった・・・・)
⑧日頃から妻を褒めておく。
⑨潔く失敗を認めて、傷口を広げなければ再起はチャンスはつかみとれます。
⑩「全て素晴らしい」も「全てダメ」も、世の中にはいない。
⑪卑屈と謙虚は紙一重。謙遜するより自分の長所を相手に伝える。
⑫自分で悪循環を断ち切る。落ち込んだ時のリフレッシュ法を習慣化しておく。¥(果報は寝て待てではないのか・・・・)
⑬ケチケチ節約しても金持ちになれない。
⑭時代の変わり目を読めない人間が、ツキが無いと言う。
⑮日頃から迅速に決断する訓練をもつ。

そう言う例が、自身の経験を踏まえて記述されている。
納得できる話が多い。が実践できるかどうかは分からない。
少しでも習慣つけたい・・・・・

話が変わるが森永卓郎が登場する。
年収1億円の1%の大金持ちと、年収300万の一般サラリーマンと、100万円のフリーターの3重構造になる。
だから、年収300万円で生活できる発想を持とうと言う!
これには著者も納得していない。
ますます階層が固定されてしまう。
そうなる前に今から成功者を目指す事が重要と言う。
結局は頭の良い奴が金儲けするのか?
それよりこの森永卓郎と言う人はどんな人なのか?
人に300万で生活しろと言いながら、自分はテレビでフィギアのコレクションを自慢している。
にやけた顔を見ていると気分が悪くなる。
今回東京オリンピックが開催が決定された。
このオリンピック招致を賛成していた。
が4年前は反対していた。
今回は状況を見て賛成と言う。
要は確固たる考えがあるのかと言いたいが・・・・・
嫌いなタイプの人間である。
森永卓郎を反面教師としたい・・・・・・

2013年12月 3日 (火)

神戸の製菓学校の学園祭

12月1日(日) 奥さんと昼食をとった帰りである。
にぎやかなビルに突き当たった。
何かと思ったら、学園祭がある。
神戸製菓専門学校!

20131202_yokan1

自分たちで造った菓子を販売している。
安い値段である。
4階で食べさせてくれる。
洋菓子と和菓子のコーナーがある。
洋菓子の方はお客さんも多い。
和菓子の方ではぜんざいが売りきれている。

20131202_yokan2

少し和菓子を食べた。
甘い!!!
奥さんは気に入って食べていた。

みんな楽しそうに販売している。
が服を見ればここの学生だと分かる。
あまり言いたくは無いが、ここの学生で女性がいる。
彼氏なのか?私服の男性がいる。
男性が前で、女性が後ろで、べったりひっついている。
よくやると思った!
沢山の学生がいた。いなければ学校として成り立たない!
この学生たちは将来は自分の店を持つ事が夢なのか?
みんながそうなるわけでもない。
個人の店は味で勝負になる。大変だと思う!
楽な商売は無いと思うが、夢を持ってがんばってもらいたい!

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二郎は羊羹、奥さんはいちご大福を食べた。


後2週間なのか・・・・(ベイシティローラーズが終わる?)

奥さんがチョッとおかしいと思うほどのめり込んでいる!
何?????
奥さんがベイシティローラーズから離れられない。
ブログを通じてお友達が沢山出来ているみたい。
こう言うのにハマるのは若さかと思っていたがそうでもなさそう!
先日三宮のブックオフに行った。
その上の階はダイソーがある。
そこへ行きたいと言う。
何なのか?
今度のコンサートに行くが、その時に使うペンライトを見に行った。
あえて言うと、ミーハーなのか?
家に帰ると、一生懸命CDを録音している。
多分DVDもだろうと思う・・・・・・
お友達の為にやっているようだ。

ブログにベイシティローラーズを記述してから、おかしくなった????
奥さんは若い時からのファンみたいだ。
そう言えば大きなポスターを大事に持っていた。
二郎は全然興味が無い!
間違いなく演歌系の人間である。
そのブログの書き込みも色々あるようだ。

14日東京に行く。
コンサートの前にお茶会も開く。
楽しそうである・・・・・・
うらやましい!
14日東京で、17日は大阪である。
それを過ぎれば抜け殻になるのだろうか?

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1976年初来日したベイシティローラーズ
今回はボーカルのレスリーが来日。奥さんはドラマーのデレクのファンだったそうだ。

2013年12月 2日 (月)

信長の家臣団「天下布武」を支えた武将34人の記録・樋口 晴彦

戦国時代にとどまらず、日本史上における稀有の英雄・織田信長。文字通り弱肉強食の熾烈な競争を生き抜き、勝ち抜いていった信長の「業績」を支えたのは、彼一人の資質だけではなく、その組織、何より家臣の力によるところが大きかった。本書では、膨大な資料を詳細かつ多面的に分析し、羽柴秀吉、明智光秀、菅谷長頼や簗田出羽守など、織田家臣団精鋭34人の足跡を追っていく。従来の史観の枠にとどまらず、著者独自の視点を盛り込んで綴った、歴史ファン注目の書。

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信長の家臣団と言う本は読んでいる。
皆それぞれ特徴がある。
著者は、歴史的事実と思われている事についても、独特の考えを記述している。
押しつけがましくなく・・・・・・
それはそれで面白い。
①信長の親衛隊
②歴史を彩った男たち
③反逆者の肖像
④悲運の将星
⑤異色の群像
梁田出羽守。
桶狭間で活躍したが、以降はどうなのか?

前田利家。
それ程の武功はあったのか?
末森城での佐々成政との争いに勝った?????
このポイントを守り通したのではないか?
言われてみると一軍の将としての活躍は無かったようだ。
しょせん二番手なのか?

堀秀政。
早すぎる死。もう少し長生きしていれどうだったのか?
惜しまれて亡くなったのが花か・・・・・

蒲生氏郷の父、賢秀!
律義な性格か?単なる小心者か?
著者の解説通り、今一の武将に感じる。

平手政秀。信長の父信秀の腹心。金庫番と言う。
信長を諌める為に腹を切る。
美談として伝えられるが、どうなのか?
著者言うように、信長にとっては煙たい、最大の抵抗勢力だったようだ。
最後の意地だったのか?

信長は執念深いのか?
佐久間信盛を追放した。
この本ではないが、信長に面と向かって 「そうは言っても、私たちほどの家臣はなかなか持てないものです。」
よく言ったと思うが、信長をなめているとしか思えないが・・・・・・
荒木村重も信長の命令を断っている。
恨みに思わない訳がないと思うが・・・・・・
いずれ滅びる運命だったんだろう・・・・

森一族。
本能寺で亡くなった、森乱丸。
この一族は信長に忠誠を尽くした。
信長も応えている。何も冷酷非情な扱いばかりではない。
森長可は小牧長久手の合戦で戦死した。
乱丸、坊丸、力丸と弟は本能寺で戦死した。

この長久手の作戦も、秀吉が承認したのではないか?
著者はことさら秀吉のへまを糊塗する為に秀次が悪者になっていると!
例えば、浅井長政が信長を裏切ったが、これは突然ではなく、情報は流れていた。
信長はさっさと撤退した。その時にしんがりを務めたのは木下藤吉郎!
凄い撤退戦と言われているが、実際はたいした戦いではなかった?
著者言う、歴史は勝者がねつ造する?

塙直政。文武両道と言う。
才人である。が若くして戦死した。
本願寺との戦いでの戦死が信長は気に入らなかったようだ!
無理せず、撤退して再起を図ることが重要だと!
本人だけでなく、塙一族を追放し部下を罪人として捕縛したようだ。
高級幹部でありながらその自覚に欠けると言う事のようだ。
能力のある上司に仕えるのは辛い・・・・・・

そう言う話が記述されている。
おもしろかったです。

2013年12月 1日 (日)

会津のこころ・中村 彰彦

混迷する幕末の京都守護職をあえて引き受け、戊辰の戦いで刀折れ矢尽きるまで、徳川への忠誠と尊王に殉じた会津藩。その強く、清らかな心根はどこから生まれたのか?本書は、会津の下級武士「弥太」のたくましい暮らしぶりから、独自の子弟教育―「什の誓い」、篭城戦で活躍した山本八重の覚悟まで、現代に受け継がれる“会津のこころ”を繙いていく。日本人が誇りにすべき精神の粋がここにある。   

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著者は会津贔屓か?それとも保科正之か?
別の本だが、秀吉は東北を治めるのに、水戸・会津を重要視した。
地政学上もそうなると読んだ事がある。
水戸には土着であったが佐竹義宣がいた。会津には最初蒲生氏郷、亡き後は上杉景勝をいれた。
いずれも徳川に対してよい感情を持っていない。
徳川もそれを引き継いだという。
水戸に御三家を、会津には最初藤堂高虎をもって行こうとしたが、加藤嘉明をもって行った。
改易後、家光の弟になる保科正之を配した。
会津は重要なところと理解していた。

会津は藩祖より教育がしっかりしてる。
明治時代の、姿三四郎のモデルと言われる、西郷四郎は会津出身である。
会津は朝敵、敵役と思っていたのは学生時代まで。
やはり司馬遼太郎だ。『王城の護衛者』
松平家の当主からお礼の連絡があったと言う。
公平な立場で会津を書いてくれたと。

会津藩は恭順しているにも関わらずに攻められた。
著者言うように、慶喜のおかげで攻撃されたと言ってもいいのだろう。
奥羽列藩同盟、会津を助けるために結成されたと言う。
別に薩長に対抗する為では無かったと言う。
幕末の騒乱による死傷者の数の少なさは、山内昌之も記述していたが、少ない!

会津に関するエッセイがある。
保科正之
会津藩士列伝
会津の女性達が記述されている。
最後に対比の意味で、長州がある。

保科正之の生まれから名君ぶりが記述されている。
自身お江の方の嫉妬より、堕胎されそうになった経験かがあるために、これを禁止した。
『三大美事』を達成。
末後養子禁止の緩和、大名証人制度(人質)の緩和、殉死の禁止。
玉川上水開削の建議。
明歴の大火の後しまい。

大火の時の果断な決断。食料、米をほっておけば焼かれるだけだと。
町民に取り放題だと言って、焼失を免れた。
石田三成にも同じような話があった。
堤防が決壊した時に、米をもって土表代わりにして防いだ。のちに本来の土表と取り換えて米は農民に与えた。
領民に慕われる人は違うのだろう・・・・・
沢山の善行
が記述されている。

そして家臣たち。女たち!具体的な前がある。
NHK 『坂の上の雲』 これに決死隊が登場する。白襷隊!
結局二〇三高地は取れずに、参謀に批判されていた。嫌な場面だった!
この白襷隊の中隊長が、会津藩士、町野武馬。
会津戦争に反対したが、いざ開戦となると、最後の一人まで戦うべしと!
佐川官兵衛も登場する。

女は自害したので悲惨である。
21人自害した西郷家。
薩長もよくやる。戦死した会津藩士を埋葬させなかったという。
当然新島八重も出て来る。井深八重と言う名前もある。
当時の女性にしても武士階級は、和歌が出来る。そう言う勉強をしている。
今とはえらい違いだ!

会津の武士たちの生活もよく分かる。
著者の本は、よく共著している山内昌之の本と共に、読もうと思って積んでいる。
順次読んで行きたい。

 

最後の陪審員・ジョン グリシャム

うら若き未亡人が殺された。それも幼子二人の前で、無惨にもレイプされる。ときは’70年代、大学を出たばかりのウィリーは思わぬなりゆきから南部フォード郡の地方小新聞を買収したばかりだった。がむしゃらに新聞を軌道に乗せようとしていた彼が出会ったその大事件は、彼の人生そのものを変えることになる・・・・。リーガル・スリラーの巨匠が、満を持して描くアメリカの過去と深き闇。   

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やはり面白い。
ベトナム戦争の頃のアメリカの田舎の話である。
大学でたての若造が新聞社を買う。地方であるが新聞社だ。
その時、レイプ殺人事件が発生する。犯人は分かる。
当地の名門?実力者の家系である。
島にこもり一族で合法、違法の商売で稼いでいる。
禁酒法の時代にも儲けている。
当然島の中で麻薬も栽培している。
逮捕に行けない。行った警官が殺された事もある。
そに一族の人間が犯人である。それから逮捕され、裁判になる。
登場人物が面白く記述されている。

主人公は新聞でも評価される。黒人の夫妻をとりあげる。
8人の子供のうち7人は大学教授だ。
それを紹介し、黒人夫妻とも仲良くなる。

主人公は言う。「言論の自由はなんとしても守らねばなりません!」
こんなでまかせを、どの口が言わすのか?
この新聞は、犯人追及の急先鋒になる。それを新聞に載せる。裁判が始まる。
この辺は著者の独壇場である。陪審員にこの黒人の妻が選ばれる。
100人の中から選ばれる。だれか買収されてるいるのでは無いのか?そう言う状況での裁判がある。
偽証もある。アリバイがある。こう言うのはたいがい不倫になる。結果犯人と特定されるが、量刑について紛糾する。
死刑にはならない。終身刑になる。終身刑は10年ほどで出所出来るようだ。
終身刑が10年で出所出来るなら、死刑判決が増えるかもしれない。だからそれを言ってはいけない!
これは事実と言う。

途中で面白い話がある。
選挙の時の出馬声明!
「数か月の祈りののちに・・・・・・・」
「多くの方々の推挙を受けて、今般私は・・・・・・」
新聞は選挙で儲けている。
今はちょっと違うだろうが・・・・・

結局出所する。が町は大騒ぎである。
仕返しにくるのではないか?
大騒ぎついでに殺人事件が発生する。サア大変だ!
陪審員が殺される。犯人は?当然レイプ犯人が疑われる。
ここで犯人はこの人ではないかと独断で推測した。
が外れた・・・・・・・

70年代のアメリカの田舎町がどういうものなのか?
面白かったです!

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    呉の大和ミュージアムです。 2012年9月に訪れました。