だからこの人は好印象を持たれる①(有能さを印象つける)・多湖 輝
どんな人間関係においても、何より大事なのは、まず相手に、自分に対して好印象を持ってもらうことである。もし自分に好印象を持ってもらいたいと思うなら、積極的にそれをアピールしていって、はじめて他人に通じるのだ。自己表現とは、他人に自分の良い面に注目してもらうと同時に、ほんとうの意味での自分の能力を顕在化していく方法なのである。といっても、この本で紹介する「自己表現術」は、とくにむずかしい演技などは必要としない。日ごろ、あなたがしていることに、ちょっと工夫を加えればいいものばかりである。
著者の本もよく読んでいる。得るところは多いと思う!
題名通りにするにはどうすればよいのか?
そのテクニック 『イヤ、手練手管が・・・・』 記述されている。
内容については皆思い当たるところが多い!
5章からなる。
①自分の有能さを印象づける自己表現力
②自分を積極的に見せる自己表現力
③自分の信頼性を高める自己表現力
④自分を親しみやすくするための自己表現力
⑤自分の明るさと清潔感を強調する自己表現力
順次考えて行きたい。
①自分の有能さを印象づける自己表現力
(自己アピールは必要。出来る男と思わせる。イヤ勘違いさせる)
その為にはどのようなテクニックが必要か?大分あるがダブっている感じがしないでもない。
A、報告は結論から。要点は3つにまとめる。3分以内でまとめる。最悪の状態を伝えておく。 (何事も簡潔に)
B、意見の具申は上司の教えを請う形にする。提案は100%完成しない形で提出。 (上司をたてる)
C、端数のある数字を使う。約束の時間は、何時何分まで設定する。 (有能で確実な奴と誤解させる)
D、人と食事に行ったら迷わずに注文する。 (優柔不断と思われない)
E、予定で一杯の手帳をさりげなく見せる。約束は手帳で確認してから。 (有能で確実な奴と誤解させる)
F、場はあらかじめ下見をする。宴会は上司の隣に座る。 (ゴマすり)
G、誤字脱字はダメ、分かり易い表現をする事。 (頭が悪いと思われない為に)
自分もたいした人間ではないし、有能でもない。
が確かに報告が言い分から始まると、 「何が言いたいのか?」 となる。
少し前だが、打合せ中にこちらが質問した。
あわてて手帳を見た奴がいる。
ああ、それを見りゃ答えが出ると思った?
が違った。
何も書いていない。
要は何か言われた時に、逃げる手段で手帳を見ている。
別に有能でもないが・・・・・・
答を言いきられると、返す言葉が無くなる!
確かに具体的に数字を言われると、本間かいなと思ってしまう!
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