ワールドカップは誰のものか―FIFAの戦略と政略・後藤 健生
全世界の注目を集めるサッカーの祭典・ワールドカップ。しかし、華やかなピッチの舞台裏では、さまざまな利権がうごめき、あまたの軋轢が生じてきた。独裁者の介入、国家の政治的思惑、FIFAの権力闘争…。その歴史を紐解きながら、ワールドカップのあるべき姿を考える。
生々しい話が多い。生臭い話と言うべきか?
FIFAの会長は選挙で選ばれる。
サッカーと言うのは、ヨーロッパと南米が盛んである。
選挙は票読みがある。
たいがいヨーロッパと南米は対立する。
お互い有利な会長に票を入れる。
ワールドカップはヨーロッパと南米で開催されていた。
が、メキシコ・アメリカ・日韓と両大陸以外で開催されて、南アフリカでアフリカ初開催になった。
ドイツワールドカップも南アフリカとドイツは1票差で決まった。
ニュージーランドの危険がなければ、南アフリカで開催されていたのかもしれない。
これも裏がありそう・・・・・
「大陸持ち回り開催」
アメリカ・フランス・日韓・ドイツ・・・・
次はアフリカで、その次はブラジル。
これもどうかなと思うが・・・・・
アフリカではモロッコと南アフリカが立候補したが、モロッコは負けた!
裏があるようだ!
会長選挙の票読みに、各国の思惑が絡む。
これが開催地に影響する。
日韓ワールドカップ。
これも韓国が、会長に反対する意見を取り込んだ。
ヨーロッパの票を取り込んだと言う。
韓国はダメもとで上手くやったと言う。
が、ベスト4まで行ったが、審判の問題、ミスジャッジがあったが・・・・・
他の大会でも政治的な誤審は言われているが、韓国の場合は単なるミスだろう。
別に政治的意図はなかったと思う!
著者は日韓ワールドカップは正解だったと言う。
日韓友好に役立ったと言う!
確かにそう言うところはあったが、現在の日韓関係の悪さを見ればなんだったんだと言いたいが・・・・・
発展型の開催!アメリカ・日韓がそうだったと言う。
この開催により国内のサッカーの発展になる。
日韓はそう言う意味では大成功だったと言う!
南アフリカ大会は無事終了した。
南アフリカの歴史も記述されている。
歴史のIFもあり面白かった。終わってから読むのも面白い。
南アフリカ開催が危うくなった時に、ドイツ・日本の代替開催の打診があったそうだ。
それほど危うかったと言う事なのか?
ブラジルも南米で開催されると言う事で、単独になり計画がずさんだったと言う!
大陸持ち回りは無理になったようだ。
どう考えても無理だろう・・・・・・
ムッソリーニがワールドカップを、ヒトラーがオリンピックを政治的に利用した。
ロシア・ドーハも開催されて、政治的に利用されるのか?
これからはどうなるのだろうかと思う・・・・・・
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