« マルハニチロホールディングスの農薬混入事件の社長辞任について | トップページ | 瀬島龍三―参謀の昭和史①参謀時代・保阪 正康 »

2014年2月 6日 (木)

コーカサス国際関係の十字路・廣瀬 陽子

コーカサスは、ヨーロッパとアジアの分岐点であり、古代から宗教や文明の十字路に位置し、地政学的な位置や、カスピ海の石油、天然ガスなどの天然資源の存在により、利権やパイプライン建設などをめぐって大国の侵略にさらされてきた。またソ連解体や、9・11という出来事により、この地域の重要性はますます高まりつつある。だが、日本では、チェチェン紛争などを除いて認知度が低いのが現実である。本書では、今注目を集めるこの地域を、主に国際問題に注目しつつ概観する。

20140206_book1

2008年にグルジア・ロシアで紛争があった。
当時は無謀な事をしてと思った。
最近読んだ中西輝政の著書にあったが、この紛争でアメリカは保護国とも言うべきグルジアを守れなかったとあった。
ロシアに負けたと言う・・・・・
この本はその紛争以前に発行されている。2008年発行。著者は女性である。
コーカサス!ひびきはよい。
地図がある。
アゼルバイジャン、アルメニア、グルジア、チェチェン、ダゲスタン、イグーシ、北オセチ・アアラニア・・・・
それにマアこれだけ自治共和国があると思うぐらい国がある。余程の専門家でなければ分からないと思う!
これだけ入り組んでいたのだったら、ソビエトを残していておいた方が良かったのではないかと思ってしまう・・・・・・
ゆるやかかな専制?????
人種、宗教とこんなにあるとは思わなかった。
言語と宗教が一致していないのが多いと言う。
廻りに大国?が多い。
アメリカ、ロシア、トルコ、イラン、EU・・・・・・
この本では中国の影は無かった。ホッとする・・・・・
国同士と自治共和国との争いがメチャメチャあるみたい!
後ろにどの国が付くか?

それぞれの国の資源が問題になる。
ある国と無い国では当然対応が違う。
ロシアとの関係も微妙な温度差がある。
カスピ海がある。
子供のころは、地図を見て大きな湖と思っていた!
これに接する国がある。
海か湖かによって資源の配分が違う!
海にすれは領海で自国の物になるが、湖では共同開発になる。
資源の無い国は、湖の方が良い。共同開発で分け前が貰える。
が海になれば貰えない。
それより海にしたら、水産資源はどうなるのか?
英仏海峡を泳いでいるヒラメは、イギリスではフィッシュアンドチップになり、フランスではムニエルになる!

ロシアによる天然ガスの戦略的利用。
それによりパイプラインをどのルートで敷設するか?
ロシアを介したくない。
余計にコーカサスが重要になる。
現在ではパイプラインもむき出しでなく、地中に敷設して地上は元通りにする。
放牧も出来るようだ・・・・・
がもし地中で事故でもあったらどうなのだろうか?

チェチェンにはページを割いている。
9,11以降、テロとの戦いであれば許される事が多くなった。
ロシアもそれを利用して、チェチェンと戦っている。
チェチェンは色々言われるが凄いと思う!
そんなに人口も多くないのに、国民は相当殺されている。
ソチオリンピックは大丈夫なのか?

この本でも出て来るが、トルコとアルメニアの関係。
トルコに虐殺されたと言う
トルコは意図していな、あくまで戦いの中での出来事と言う。
アルメニアも強硬見たい。
アメリカの慰安婦像!
これにはアルメニア系の議員も協力したと言う。
ただこう言う問題はそこらじゅうにあるのではないのか?
それを自国の事だけに絞って、日本だけを批判している中韓は賢いのか?

色革命がある。ひびきの良い言葉は要注意である。
ウクライナのオレンジ革命、グルジアのバラ革命、キリギスのチューリップ革命。
民主化後の混乱を見ている国、アゼルバイジャン!
民主化は必ずしも平和に繋がらない。むしろ混乱を招く。下手に民主化しない方が良い事を学んでいる。
豊富な資源がある故、対外的にも強気と言う。
プラハの春・・・・・
そう思えばアゼルバイジャンは賢いと思う。
極端に生活が良くなるわけがない!

スターリンは強制移住をすすめた。今その後遺症も残っている。
多民族国家は今後どうなるのか?
多民族国家でないスコットランド、カタルーニアと、ケベックもそうなのか?
独立したがる地域は多い。
中国は叡智の塊なのだから、現状の55の民族を今後どうまとめるのか?
いずれユーゴ、ソ連と同じ運命のような感じする。
ローマ帝国、オーストリア帝国、スペイン、トルコの運命と同じなのか?
ソチオリンピックが近いだけに気になります!

« マルハニチロホールディングスの農薬混入事件の社長辞任について | トップページ | 瀬島龍三―参謀の昭和史①参謀時代・保阪 正康 »

ロシア (バルト3国)」カテゴリの記事

中東」カテゴリの記事

インテリジェンス・国際情勢」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1402192/54878337

この記事へのトラックバック一覧です: コーカサス国際関係の十字路・廣瀬 陽子 :

« マルハニチロホールディングスの農薬混入事件の社長辞任について | トップページ | 瀬島龍三―参謀の昭和史①参謀時代・保阪 正康 »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
フォト
無料ブログはココログ

カテゴリー

大和ミュージアム

  • 20120917_yamato12_2
    呉の大和ミュージアムです。 2012年9月に訪れました。