NHK特集 『山本五十六の真実』
山本五十六の特集である。
山本五十六と言えば、半藤一利である。
特集でも何度が登場していた。
最近は凡将説まである。そう言う説を聞くと、ムカついてくる。
山本五十六
このドラマは書簡が中心になっている。
堀悌吉。山本五十六の盟友である。軍政家として有能と言う。
条約派として海軍を追われる。この時山本は相当怒っていたと言う。
山本五十六と堀悌吉の書簡がある。これを朗読する。
本心を綴っているのだろうと思う。
どちらも地方の出身である。
山本五十六は越後、堀悌吉は大分である。
大分の杵築の出身と言う。
9月中津の方に行く。当然官兵衛巡りの一環である。
杵築にも行くつもりだったので何か因果を感じる。
もう一つ言えば、「映画 トラトラトラ」が放映されていたので見たところである。
堀悌吉は192名中首席で卒業している。
予備役ならずに海軍大臣を務めていれば又違ったと言う。
それほどの大物だったようだ。
『映画、聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実』
これに堀悌吉役を演じたのが、坂東三津五郎だった。
今回も朗読役で登場している。
日露戦争、ワシントン軍縮会議、ロンドン軍縮会議、三国同盟、開戦、
戦死までが描かれる。
上下で100分ある。やはり短く感じる。
軍縮会議あたりから海軍、日本はおかしくなっている。
良く言われる対米比率7割。
何故7割で良いのか?
その根拠は無いようだ。
7割確保と言う主張が通れば勝ったとでも思っている?
日本は対米比6割9分7厘5毛でロンドン軍縮会議を調印した。
開戦時期も、7割をわずかにきれるこの時しかない!
石油の事もあるが・・・・・
どこの世界も派閥がある。
海軍も艦隊派、条約派と分かれている。
艦隊派には、超大物伏見宮がいる。
この人が本当に能力があったのか?
それらしい話は聞かないが、宮様であるので存在感があるようだ。
『ガンと言う声もあるようだが・・・・・』
坂東三津五郎
開戦へ。三国同盟に反対した米内光政、井上成美、山本五十六のトリオ。
暗殺を恐れて海に出す。
連合艦隊司令長官になる。
真珠湾攻撃。
この攻撃の艦隊司令官に南雲忠一がなる。
子供の頃から思っていた。
何と自信のない顔をしているのかと!
真珠湾攻撃後、キンメルを解任してチェスターミニッツを司令官に据える。
28人か29人ごぼう抜きの人事である。
山本は真珠湾攻撃の司令官に小沢冶三郎をもって行きたかったと言う。
がハンモッグ番号が優先されたようである。
山口多聞と言う線もあるが・・・・・
「黒島亀人は出て来なかった・・・」
真珠湾攻撃
珊瑚海海戦、東京空襲がありミッドウエー海戦になる。
この海戦では暗号が解読されていたのか?
『AF』の場所が分からない。
その為、平文で電報を打つ。「ミッドウエーに真水が不足している」
これに見事に引っかかった日本。
これでAFが分かった。
この海戦についてはいくらでも文献がある。
が、半藤一利が詳しいと思うが・・・・・・
山本五十六への攻撃がある。
ラバウルへ赴任する。
本人の強い希望により、前線の視察に行く。
一式陸攻2機に護衛のゼロ戦6機である。
この時は暗号は解読されている。
アメリカは日本の時間通りの行動にかけた。
情報主任参謀、エドウィン・レイトンが言うそう言う。
確かミニッツが、山本に代わる提督がいるのか?
山本以上の能力がある提督なれば困る。
レイトン言う。ミニッツ長官と同じです。代わりはいません!
ミニッツが、ゴ―を出す。双胴の悪魔P38ライトニングが攻撃する。
この頃に堀悌吉に手紙を出している。
昔の人は偉い!
筆で良く書いていると思う。今じゃワープロで終わりだ。
戦局の見通しが立たない。
愚痴めいた内容である。
山本五十六は死への願望があったのか?
良い時期に死んだとも言われる。
録画して置いておく。
又見直したい。
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