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2014年8月10日 (日)

軍師官兵衛(第三十二回) さらば父よ!

ちょっと展開が早すぎる。
冒頭から小牧長久手の戦いになる。
本能寺以降、清須会議・賤ヶ岳の合戦と早い。
小牧長久手めでのプロセスは一切ない。『寂しい・・・・・・』
家康の家臣も、井伊直政・本多忠勝・榊原康政は登場している。
酒井忠次はともかく、石川数正は出すべきではないのか???

小牧長久手の合戦には官兵衛は参画していない。
毛利との国境をどうするか打ち合わせしている。
当然交渉相手は安国寺恵瓊である。
蜂須賀小六も同行している。
戸部新十郎によれば、小六の方が主役である。
地図に赤線を引いて決める。
半国を一国と読む妥協をしている。
その秀吉側に、備中岩屋城がある。
この勢力が講和による立ち退きを拒んだ。
その場面はあった。地侍である。360年の領地と言っていたが・・・・・・
ドラマは拒む場面だけだったが、実際は秀吉に攻められる。
攻めたのは宇喜多勢のようだ。
この場面を出したのは、九州での名門、城井城、宇都宮鎮房と同じ事を官兵衛がするからか?

20140810_kanbei1

ドラマで秀吉がおねに言われる。
官兵衛の居ないところでの合戦は負けている。
何故官兵衛の意見を取り上げないのか???
秀吉はおねに言う。
備中高松城での本能寺の変の知らせが入った時の事である。
この場面は、司馬遼太郎 新史太閤記が面白い。
官兵衛が秀吉に言う!
殿の天下取りの機会ですぞ!
言われた秀吉はぎょっとする。
その通りであるが、ここはそれを言ってはいけない!
言った官兵衛は秀吉にどう思われたか直ぐに察する。
えらい事を言ってしまった。
やはり秀吉は官兵衛を警戒するようになる。
豊前一国では無く、12万石しか与えられなかった原点である。

20140810_kanbei2

秀吉は家康との再戦を考えている。
三成はその考えに賛成である。
官兵衛は家康、三河の田舎侍???家臣を誉める!
家康に対する忠誠心がある。
兵は田舎ほど強い!
都会の兵は弱い!当時で言えば、尾張・摂津・河内・和泉・山城か?????
強いのは越後・甲斐・薩摩・・・・・・
それより家康を孤立させることを勧める。
まわりの反秀吉の勢力を潰していく。
ドラマではなかったが、雑賀攻めがあり、越中の佐々成政攻めもある。
そうして四国・九州攻めがある。
ドラマでは四国攻めがあり、あっと言う間に長曽我部元親が降伏している。
早い!早過ぎる・・・・・・
想像するに、後は九州と関ヶ原に時間を取ると感じたが・・・・・・

黒田長政が山崎領の領民と話する。
この山崎城だが、死ぬ思いで上の主郭まで登った。
実際に足の悪い官兵衛は、ここまで登ったのか?
絶対に登っていないと思う!

長政は若い!
言いたい事を言え、と言っておきながら言われると刀に手をかける。
家臣が心配する。
後藤又兵衛までが心配する。この頃は仲が良かったのか?
そうして祖父に相談に来る。
長政は祖父から子供の頃の失敗談を聞き、遠まわしに諭される。
そして父にはきつく叱られる。

20140810_kanbei3

後年福岡城で一部屋儲けて、決められた日に何を言いに来ても構わないと!
そうやって家臣との対話を図った話もある。
この時は若かったんだろう・・・・・

祖父が死ぬ。庭で孫と遊びながら座りながら陽光を浴びて死ぬ。
同じ大河ドラマ、天地人でも、与六の父が壁にもたれて死んで行く。
同じ演出者なのかと思った?

これからは三成が秀吉の軍師になる。
官房長官と言う!
官兵衛とも対立するだろう・・・・・・
ドラマでは官兵衛はいつキリスト教に入信したのか?
天正12年と言う。
勧めたのは高山右近に蒲生氏郷と言う。
天正15年に秀吉は禁止令を出したと言う。
一応棄教している・・・・・

来週は九州攻めが始まるのか?
落ち着いて見れないのが寂しい・・・・・・・

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