本・戦国武将はイケメンがお好き?・渡邊大門
群雄が割拠し、戦に明け暮れた乱世。男だらけの戦場で、重宝されたのが戦国版デリヘル、出張サービスだ。売春婦集団は、各地に遠征する。宣教師ルイス・フロイスも目を丸くした、戦国時代の下半身事情。お姫様は政略結婚の道具にされ、敗北した領地の女性は容赦なく敵に犯された。猛将たちが美少年の尻ばかりを追いかけ、処女の純潔など少しも重んじられなかった、そんな世の中であった。
本の題名が悪い。
なにか誤解されるような題名である。
要は戦国時代の性事情を記述している。
読んでいて思うが、今も昔も性事情は変わらない・・・・・
尼???
寺でも売春がある。
女が一人で出歩く。旅をする。
襲われることも多いと言う。
ルイス・フロイスの報告書がある。
ヨーロッパは処女性を重要視する。
が日本は関係ない。やりたい放題なのか?
戦国時代の法令集に、妻以外とみだらに交わってはならない。
と言う事は、それが多かったんだろう・・・・・・・
日常茶飯事だった堕胎や子供殺し!
性病の治療法もある。
男性性器の治療法がある。病状により対処方法が違う。
「蝦蟇とウサギの糞を同僚ずつ採取して搗き、盛り上がったおできに散布する」
そういう薬が沢山ある。
果たして効くのか?
足利義満の愛妾。
遊女であり、性のテクニックにより義満を籠絡したと言う。
戦いの後は、女、子供は慰み者にされる。
又、戦利品として売買されたりする。
そういう事例が沢山ある。
イケメンの問題では無さそう。
日本人の特性にかかわる話である。
最後に男色の話がある。
上杉謙信、武田信玄、伊達政宗、家康等の例がある。
信玄のラヴレターまで残っている。
うかつに手紙は残せない・・・・・
面白い本ではあるが、戦国も現在もあまり変わらないと思った!
« 本・牢人たちの戦国時代・渡邊大門 | トップページ | 九州の関ヶ原① 豊前・豊後 JR別府駅 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 本・零戦 その誕生と栄光の記録(2012/12)・堀越 二郎(2016.04.23)
- 本・韓国人がタブーにする韓国経済の真実(2011/6)三橋貴明・室谷克実(2016.04.22)
- 三橋貴明の、「大マスコミ 疑惑の報道」を読んで……… 万華鏡写輪眼の瞳術「別天神」(2016.04.21)
- 本・愚韓新論(2014/2)三橋貴明(2016.04.20)
- 本・物語 イランの歴史 誇り高きペルシアの系譜・宮田律(2016.04.19)
「 戦国武将(武将)」カテゴリの記事
- 本・日本異譚太平記(1999/11)・戸部新十郎(2016.03.31)
- 本・戦国時代の計略大全(2011/7)・鈴木眞哉(2016.03.30)
- 本・戦国軍事史への挑戦“疑問だらけの戦国合戦像”(2010/6)・鈴木眞哉(2016.03.29)
- 本・NHK歴史番組を斬る!(2012/5)・鈴木眞哉(2016.03.26)
- 本・織田信長の外交 (2015/11)谷口 克広(2016.03.24)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント