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2015年1月

2015年1月29日 (木)

本・東大で教えた社会人学 人生の設計篇②・草間俊介・畑村洋太郎

税金、住宅、年金、保険、相続、介護、借金、結婚、老後等ついて分かり易く解説してくれる。
企業による教育。畑村洋太郎は日立に勤めていたようだ。
そこの企業の教育について記述している。
中卒、高卒でも優秀なものはそれなりの教育をする。
人を育てると重要性を持っている。無駄になるかもしれないが・・・・・・・・
今は自分でやらなければならないが・・・・・・・
フリーターが多い。
がこのフリーターの潜在能力を取りだすのは難しいようだ。

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技術の囲い込み。
今の時代パクリが多い。
日本も最近は囲い込みを行う企業が多いと言う。
相手は中国韓国であるが・・・・・
『井戸水を飲む時は、掘った人の苦労を忘れてはいけない』
今の時代、簡単にその苦労した人間を切る。
個人として独立した考えや価値観を持つ。
会社の理論や都合はその次でよい!
借金は払える範囲で借りる。
連帯保証人は絶対になってはいけない。また頼んでもいけない。
人間には資質がある。
誰でもリーダーになれない。
面白い事を言っているが、リーダーシップ論より『親分道・子分道』を説いた方が良い。
住宅所得については、あわてる必要は無い。
ローンにも税金はかかる。
ローンの返済に追われて、小遣いも充分に貰えない生活が良いのか?

それより若いうちは自分に投資する方が良い。
年金の問題がある。
いずれ破綻する。責任はだれにあるか?
それより高齢者を誉めて(おだてて)働かして、と言うより働いて貰って年金支給を抑えた方が良い。
転職の話もある。
転職は能力を求められる。
結果を直ぐに出さなければならない。
報酬が良くなると言っても、倍にもならない。
結果を出さなければ逆に下がる。
35歳までに考える。せいぜい45歳までしか能力は発揮出来ないとされる。
40歳からの転職は考えた方が良い。
畑村流の終身雇用のからくりも教えてくれる。

成功する技術者がある。課長にはなったが、二郎自身成功したとは言い難い・・・・・・・
①   物事の本質を一言で表現できる人
②   マクロに全体を把握し、方向性を示すことのできる人間
③   所属する部、課などの組織を統括し、求心力の中心となれる人
④   自分なりの尺度を持ち、物事の価値や当否を判断できる人
⑤   他人が代替出来ない抜群の能力を持っている人
⑥   技術力があり、独創性を発揮できる人
⑦   ハードだけでなく、ソフトを理解して、ハードとソフトを融合させれる人
⑧   対外的に言ったことを確実に実行し、約束を守る人
⑨   人をいわれなく差別しない人
⑩   人から頼られる人、人の痛みがわかる人
⑪   存在感があり、親分としての行動様式を知り、風格のある人
⑫   コミュニケーション能力の高い人
⑬   運の強い人
成功は運だけでは無理であるようだ。『それは良く分かる』

金持ちは、金を使おう。
フィリッピンは出稼ぎに出かける男女が多い。
これらの送金された金が、社会福祉に使われる。
出稼ぎと言っても日の当らない職種が多い。
がその人達は尊敬されていると言う。
生命保険はインフレに弱い。
事故破産の方法。
相続の問題。
社会人になる前に読むと良い本である。
二郎も学生時代に読んでおきたかった本である。
それよりこう言う講義を聞きたかった・・・・・・

本・東大で教えたマネー学・草間俊介・畑村洋太郎

東大工学部で行われてきた「授業」を「社会人学」という形式で紹介する本書の第二弾は、「金銭」が主題である。商社マン、税理士として世の中のお金の動きを表面的な流れから底流まで見つめ続けてきた草間氏の本領が発揮される。人はお金を通じて、人生なり自分の生き方というものを学んでいるのである。

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たかが20過ぎの秀才でも社会の事は何もわかっていない???
今の自分から見ると大変よく分かる本である。
が20歳で読んでみても理解できなかっと思う・・・・・・
現在、お金至上主義・拝金主義が日本を覆い尽くしている。
金銭を制するものが人生を制し、金銭破綻は人生破綻である。
お金の正しい知識を持たなければならない。
この本は消費税3%から5%の時代と、阪神大震災の頃の話である。
まだ国の借金も700兆円の頃である。
現在は、消費税5%から8%・10%であり、東北大震災があった。

第一章           お金と人生
第二章           稼ぐ
第三章           使う
第四章           借りる
第五章           貯める・備える・もらう
第六章           増やす・投資する
第七章           お金と日本経済

お金に対する名言を集めたことがある。
下記がそれである。『自己満足の世界である・・・・・・』
①  貧乏には楽しい事が沢山あるに違いない。でなければこんなにたくさんの人が
貧乏であるわけがない
。(ドン・ヘロルド
②   悪い人間に親切をすると2度ひどい目にあう。金を失って感謝もされない。
テオグニス
③   「貧乏は恥ではない」と言うのは、すべての人間が口にしながら誰一人心では納得していない諺である。 (コッツェブー
④   金は借りてもならず、貸してもならない。貸せば金を失うし、友も失う。
借りれば倹約が馬鹿らしくなる。(シェークスピア
⑤   欲しいと思うものを買うな。必要なものだけ買え。(カトー
⑥   貸すならば、なくしても惜しくないだけの額を貸すことだ。(ジョージ・ハーバード
⑦   毎月少しずつお金を貯めて行きなさい。そうすれば年末にはびっくりすることでしょう。あまりの少なさに。(アーネスト・ハスキンズ)
  若いときの自分は、金こそ人生でもっとも大切なものだと思っていた。今歳をとってみると、全くその通りだと知った。オスカー・ワイルド
⑨   貧乏はハシカと同じだ。どうせかかるなら早いほうがいい。貧乏な家に生まれたことを喜べ。(本多静六
⑩   金が何も出来ないと言う人間は、金があっても何も出来ない人間である。(小林一三
⑪   記者:「あなたが一番影響を受けた本はなんですか」預金通帳(バーナード・ショー
我ながら面白いと思っている。
読み返して参考にしている。

この本も格言・金言・諺で溢れている。
最後にアイウエオ順に整理されていて、何ページにあるかも分かるようになっている。
非常に参考になる。

お金はそれなりにある方が良い。
あり過ぎても苦労するだけではないか?そう思っている。
借金は家を買う時に、会社から借りた。
それ以外は借金したことは無い。
怖くてようしないと言うのが現実だったが・・・・・・・・
自分の親父を見ていたので、そうなった影響はある・・・・・・

著者の経験だろうが、自分の実力を把握しなければならない。
つまり個人と言うより、会社あっての、会社の中での個人と言う事と理解しなければならない。
一人で出来ることなんか知れていると思っている。
自分の市場価値は、自分がつける値段の30%と思う事!
だから投資は自分にする。

①   お金を蔑視する人にお金持ちはいない!
②   知らない人が、自分に儲け話を持ってくるはずがない!
それならば、人に勧めずに自分で儲け話にのるはず!

③   高利回り、高収益で低リスクの商品は存在しない。
④   「簡単、便利でオトクな」借金など絶対に無い。
⑤   プラスチックマネーの怖さ!
⑥   「愚直な努力を続ける事!」
⑦   ギャブルの鉄則
自分のお金の範囲、楽しみの範囲内で、自己責任でする。
負けを取り戻そうとするな。必ず深みにはまる。
借金してギャンブルするな。必ず破綻する。
⑧   良い借金?????
自分の能力や技術、技能を向上させる前向きなもの
生活を楽しんだり、幸せにするためのもの
返済の確実な当てがあり、無理なく返せるもの
利率が低く条件が緩いもの
⑨   保護されたものは原則的に弱い。『日本の農業か?』
⑩   「請求ねければ支払い無し」が世界の基本
⑪   パラサイトシングル、親が元気なうちだけである。また景気の足を引っ張る存在である。
⑫  「投資をすれば損をする」プロでも儲からない。儲けるのは胴元!
⑬    投資をするより、させる方が儲かる。
⑭   昔の相場師。
「二部に青空、新規、仕手」
二部上場株・店頭株・新規上場株・仕手株には、安全性・流動性・透明性に欠ける。
として手を出さなかった。
⑮    金融とは?金銭を融通する。その本質は「さやとり」にある。
⑯ 面倒臭いが儲けの元!人の嫌がる事をする。

最後に日本の財政危機について記述している。
IMFの破綻の報告書がある。
これは韓国が参考になる。
なったら我慢すことも並べてある。
誰も助けてくれない。日本国民で解決する。
そうなったら、自民党が悪いなどと言っても仕方がない!

保険、生活保護の話も盛り沢山である。
読んでいて楽しい本である。
自分にあてはまる事もあり、ドキッとする!

耳が聞こえない! 会話が成り立たない!

個人的な話になる。
旅行から帰って来てから急に耳が聞こえにくくなった。
自分でも分かる。
テレビの音声をかなり上げても聞こえない。
会社では、会話が成り立っていないと怒られる。
これで俺の人生も終わりかと!
前から聞こえ難いが、ますますひどくなったようだ!
耳鼻咽喉科に行こうとした。
もう30年から行っている耳鼻咽喉科があった。
当然医者とも顔なじみである。
従ってかなりの年だったと思う・・・・・・・
耳鼻咽喉科に行こうとしたら、あるべき場所に無い。
閉院となっていた・・・・・・
辛い!
何処もそう言う時代が来るのだろう・・・・・・
友人(X)に耳鼻咽喉科を教えて貰った。
ようやく行く事になった。

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やはり不安だった!
診察を受ける。
最近、旅行から帰って来てから極端に悪くなっている感じがすると言った。
テレビの音量もかなり大きくしている。
先生に、飛行機で10時間ぐらい乗っていると、気圧の差がありおかしくなる。
耳に水が溜まっていると言われた。
それが影響している。
とりあえず抜いて見る事にした。
何とも言えない!
くすぐったいのか?
水を抜くと世の中が変わってきた。
今まで静かだったのが急にうるさくなった。
ホッとした!
今回はそう言う事で聞こえるようになったが、これからもっと悪くなり聞こえなくなったらどうしようかと考えてしまった!
歳は取りたくないが・・・・・・

2015年1月28日 (水)

本・「持たない」ビジネス 儲けのカラクリ・金子哲雄

個人も企業も「資産を持つ」ことがリスクになる時代がやってきた。知っておくべき「身軽さ」のメリット。

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著者は面白い眼鏡をしている?
わざとしているのか?
そうだろう・・・・・・・
分かり易いと言うか、二郎でも分かるように記述してくれている。
わざと難しく書いて、違いを見せようとしている人達とは違う!

第一章       マイホーム「購入」「賃貸」の論争に決着
第二章       資産を持つ企業VS「持たない」企業
第三章       世界的製造業は圧倒的に「持たない」
第四章       日本で生き残る「持たない」企業
あとがき 持たない経営は私達を幸せにするか?

分かり易い例が並んでいる。
特にダイエーとセヴンイレヴンの比較は面白い。
華やかしころのダイエー!
昭和50年初めには、神戸三宮にダイエーの店舗が並んだ。
土地を持つ事にこだわったダイエー。こだわらなかったイトイヨカドー。
うたい文句は、「10歩歩いて次のダイエー」
①   が生活用品。② が男?で③ が女。逆かも知れないが・・・・・
④ が電器だったか?
⑤ がスポーツだったと思う。
それぐらい多かった・・・・・・

今はどうか?
①   は駐車場(阪神大震災で崩壊)
②   と③は物販店のビルに変わっている。これビルも阪神大震災で崩壊した。ユニクロも入っている。
④   は現在RAZAが入っている。
⑤   はパチンコ・スロット店に変わっている。劇的な変化である。
今やかっての面影は全くないと言ってよい!
そう言う意味では「そごう」もそうだったのか?

マイホームを買うのはどうなのか?
比較をちゃんとしてくれている。
35年ローンなんて果たしてメリットがあるのか?
畑村洋太郎によれば、ローンを組んでまでと言う事になる!
35年先に家と土地が自分の物になると言え、その頃は社会情勢もどうなっているか分からない・・・・・・
ローンにより人生を縛られる可能性もある。
資産価値も下がる!
マイホームは国家的な陰謀なのか?
住宅を造る事により建設業はじめ、潤うところは多い。
それが目的なのか?ちょっと考え過ぎか?

今はスピードの時代である。
それについて行く必要がある。
それには持たざる方が有利と言う。
ネット販売がある。楽天もそうだが店舗は無い。無駄を省いている??
音楽もかってはレコード店に置いて貰っていたが、今やダウンロードの時代である。
銀行業務、証券業務もネットの時代である。
ハードもソフトもリースの時代?
ゲームもソフトで売る。
メーカーが一致しない状況になる。

製造業も自分で制作しない。
受託生産工場で制作させる。
かって住んでいた尼崎。
ここにパナソニックがテレビの工場を造った。
が時代の流れは早い。
ついていけなくなり工場が遊んでいる。
誘致した尼崎市もだまされたみたいなものである。
自分の工場、持つ事の不利を記述している。

大量生産によるものだけではないが時計が安くなった。
がロレックスは相変わらず売れている。
ステータスアイテムのシンボルと言う。
そうであれば価格競争に巻き込まれない。
手造りで継続出来るようだ。

土地も建物も持たないホテルチェーン、東横イン!
土地オーナーから30年のリース契約を結ぶ。

その仕組みは詳しく記述されている。
航空運輸に海運業も自己の輸送機・船を持たなくても、持たない利点が記述されている。
ドイツからメルセデスを買う。がこの輸送船の国籍・メーカーにこだわる人はいない。
船員の国籍もこだわらない。
漁船も途上国から雇い入れている。
読んでいると何か違う感じがしないでもない。
最後には、教育の重要さを言っている。これは良く分かる!
面白い本でした!
著者が亡くなったのは大変残念です・・・・・・・

2015年1月26日 (月)

本・学校では教えてくれないお金の話・金子哲雄

独特のマネー理論と親しみあるキャラクターで愛された流通ジャーナリスト・金子哲雄氏が残した「お金」に関する一冊。若い世代に向け、「お金って何?」という基本的な経済の話から「お金がなくても幸せに暮らせる方法」など、自身のエピソードや身近な例を取り上げ分かりやすく説明している。

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著者を知ったのは、たかじんの、そこまで言って委員会!
この時初めて知ったが、面白い人と感じた。
小学校の時、買い物を頼まれ、もらったお金のお釣りが小遣いになる。
そうやって安く買い世の中の仕組みを覚えたと!
辛抱治郎が、「可愛くない子供だったんですネ!」と笑わせた。
温泉に行かなくても、温泉気分になれる。
最近は良い入浴剤も出来ている。
そんな話をしていたが、やはり温泉は温泉と思うが・・・・・
それ以来気になる人である。
亡くなったのは残念である。
たまたま本屋で見つけた。チョと読んでみたくなったので買ってしまった。
分かり易く記述している。
著者の経歴の記述が面白い。
何故慶應大学を選んだのか?
理由も面白い。
入るにはどうするか?
高校から一貫で入った方が大学に行き易い!
と言っても高校も試験がある。
合格には頭がいる。
著者は頭が良いのだろう!

自身の経歴を語る。
無料サービスを利用する。
安く印象に残るデートの方法!
ちょっとせこい感じがしないではないが・・・・・・
しかし何でも金額で比較するのもどうなのか?
言っている事はよく分かるし、正しいと思うが・・・・・・

中国人のおじさんの教え!
『教育に金を使え!』
財産は盗まれるし、持ち運びできない。
が知恵は自分の物であると言う事だろう・・・・・・

節約することの重要性を記述している。
確かにその通りと思う。
これをセコイと思う人は金が貯まらない!

ネットショップがある。
ここで値段を確認して、量販店に行って色々聞いて、ネットの方が安いと言う!
これはおかしいと言う!
ネットでは教えてくれない情報を量販店は教えてくれる。
当然情報料が入っている。
そう言う事を分かって利用すのも良いのだろうと思う!

教育には金がかかる!
絶対に連帯保証人になるな!!!!!
お金は使うもの!!!
ドリンクバーで元は取れない。
セットメニューは金を使わせるためにある。
お金を貸してくれと言われると、やったものとあきらめる金額を渡した方が良い。
友達は何よりの財産である。
色々格言じみた話がある。
謙虚に耳を傾けたいと思う!

播磨御着城・播磨志方城 宴の後が寂しい!!!!!!

実家に帰ったついでに行ってみたいところがあった。
播磨御着城・播磨志方城である。
昨年は官兵衛で賑わっていた。
御着城は、ボランティアの人も多く、訪ねる人も多かった。
今はどうなんだろう????
冷やかし(?)やじうま(?)
どうなっているか見に行った。

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まず御着城である。
昼過ぎの土曜日だったが観光客は居なかった。
がまだ仮設の観光ハウスはあった。
オレンジ色の上着の人も何人かいた。
まず目薬の木のところに行った。
まだあった。

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青山古戦場、御着城、妻鹿、圧巻は大宰府天満宮にもあった。
何となく笑ってしまう・・・・・
ボランティアの人も出て来たが、断ってしまった。
悪い事をしてしまったのか?
幟も少なくなっている。
宴の後である・・・・・・

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ここまで来たらついでに志方城跡も行く事にした。
昨年は、寺が工事中だった。
まだ工事中だったが、外観は格好がついている。
ここは幟も新しくしている。

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色あせていない。
色あせているのは道路上の幟である。
ここの幟は、九州まで遠征している。
光の墓がある寺だった・・・・・・・

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奥さんが幟を持って写真を写したが、少し場所が変わっていたようだ。
ともあれここも観光客はいなかった。
これが現実なのか???

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この幟は日焼けしていた。


2015年1月25日 (日)

本・男この言葉・神坂次郎

比類のない出世をなし遂げた豊臣秀吉の“出世する方法”。徳川270年の治世を支えた家康の遺訓。悲運の智将、真田幸村の敵兵も感動したという名ゼリフ。赤貧の米沢藩を救った名君上杉鷹山の辣腕とその心得。僅か十八年で三菱財閥の基礎を築いた岩崎弥太郎の奇抜な「社則」など、名将から大実業家まで歴史を変えた偉人46人の名言・金言を、その素顔に触れるエピソードとともに紹介。

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これはためになる本である。
メチャメチャ面白い。
企業の社是・社訓がある。
《顧客と共に栄える》
《顧客と共に~信頼と発展~》
《顧客と共に繁栄しよう。信用を重んじ、誠実に奉公する》
《證券業の使命を認識し顧客への奉仕を第一とする。信用を重んじ、誠実に奉仕する》

これが大口顧客への損失補填の、某有名證券会社の『社是である』
著者は皮肉っている。
しかし現在の経営者は本気で守ろうとしてはいないだろう・・・・・・・・
それとは違い、江戸時代からの大阪商人の家訓はストレートと言う。
『良い暮らしを望むなら、一所懸命働け!』

46人の名言がある。
戦国武将から商人まであるが、下手な教育よりこれを読んだ方が良い!
だいたい似たような家訓になる。
相反するような家訓もあるが、同じ事を言っている。
時代が変わり、その時と同じ事は出来ない。
と言って某證券会社のように、言っている事とやっていることが違うのはどうかなと!
談合がある。もう談合はしませんと言っても、次から次に出て来ている。
謙虚な気持ちが必要ではないか?

瀬戸清六 
温かき飯は食うに手間取り時間を空費す。
忙しき時はむしろ食わざること。
道をゆく時は、後足先へ先へと歩くようにすべし。人より早く歩くべし。
要は時間を惜しむなと言う事なのか??? 

安田善次郎
“勤倹貯蓄”を実行する。
意志の弱き人の例を出す!
まるで二郎の事のようだ・・・・・

北条早雲
万民に対し、一言半句にても虚言申すべからず!

山本勘介
「人食すといえども一升の米に過ぎず座して三尺、寝るは六尺を以って足る」

岩垣光定
「万事、時節の勢いを知りて進むときは進み、退くべき時は退くを賢い人というなり」
「世渡りの業は、傘のごとくすべし、運よき時はひらき、運がよからずと思う時はすぼめよかし」

徳川光圀
苦は楽の種、楽は苦の種と知るべし!

本間四郎三郎(山形酒田の豪商)
宗家の嗣子たるものは、必ず全国を漫遊すべし!
財産の1/4を献納、1/4を寄付、1/4を救助に、のこり1/4を其家経費に充てる。

豊臣秀吉
絢爛豪華な聚楽第が落成した時、洛書きがあった。
「奢るもの久しからず」
秀吉が書き加えた。
「奢らずとも久しからず」

最後に著者の好きな(?)岡左内がある。
短編で読んでいて紹介もしているが、読んでいて楽しい!
金は無いよりある方が良いが、あり過ぎてもろくなことは無い!(二郎)

面白いと思った言葉を集めてみた。
これは皆紹介したいが、紹介しきれない。
若い時からこう言う本は、副読本と読ませるべきである。
大変面白かったです!

2015年1月23日 (金)

本・今昔おかね物語・神坂 次郎

紀州みかんたった一つに大喜びの伊賀服部家の忍者たち。ボランティアと称して巨万の富を得た紀伊国屋文左衛門。文豪西鶴の言う大金持ちになる妙薬とは。古今東西おかねに振り回される悲喜劇は、絶えることなく繰り返される。いつまでたっても学習しない人間たちのオモシロ哀しい、平成版「今昔物語」94話。これを読まずして金持ちになれるか。

これを読んでも金持ちにはなれないだろう・・・・・
最近著者の本はよく読む。
メチャメチャ面白い!
よく研究していると思う。
何処からこんな話を持ち出してくるのかと思ってしまう!
思った事は、やはり正直でなければいけないのではないか?
面白い話が一杯あるので楽しい本である。
こういう本を副読書として読ますとよいと思うが・・・・・・

江戸の花見、
京は冷える。当然トイレがいる。
これに目を付けて仮設トイレを造る。当然金は要る。
ところがこれに目を付けて、豪華なトイレを造ったが流行らない。
そこで亭主が仮設トイレに一日入り、他の客を入れなかった。
当然儲かる。
ただで銭儲けは出来ない・・・・・・

江戸時代、富くじに当たる。100両と言う。
これを使い、60両を大家に預ける。手元に3両残る。
強盗に襲われ、3両渡す。
その時、大家に貰った酒を強盗が飲む。
これに毒がはいっていた。
つまり大家も60両盗ろうとした!

富豪になるための家訓、諸戸清六
借金を背負いながら富豪になる。
著者言う、二十ヶ条の家訓を実行した!
この家訓も目新しい事は無いと思うが、実行できるかどうかで勝負は決まる。

とうせき藤兵衛。サイコロの目を思うがままに出せる。
小林旭か?
そりゃ敬遠さると思うが・・・・・・

贋金造りがある。
江戸時代に真面目な職人が贋金を造った。
本物より精巧に作ったため、当時は悪貨乱発の時代であり、ばれた話!

金をつかむ話。
一旦つかんだ銭は離すな!

富くじを真面目な女房が買う。
酒も博打も女も大嫌いな亭主が怒る!『二郎と同じである!!!』
女房はそれで富くじを売ってしまう。
ところがこれが千両の当りくじと言う!
サァ大変!
結局亭主は首を吊る!!!
宝くじは買わなければ当たらない!

古代シナの話。
自慢の駿馬を市に出すが売れない。
そこで馬の鑑定の名人に馬のまわりを何言わずにまわって貰う。
馬の値段はたちまち10倍に上がったと言う!
「はてなの茶碗の話か???」

郭隗『隗よりはじめよ』
千里を走る馬を求めたが3年経っても見つからない。
見つけた名馬は死んでいた。
死んだ馬を買ったが、王は怒る。
が、死んだ馬でも買うなら、生きていたらどれだけ金を出すか?
そこで、隗よりはじめよ!
手前ごときでも重用されれば、人材は集まるでしょう!

「富者がその富を自慢しても、その富をいかに使うか分かるまで、ほめてはならない」
ソクラテス!

「沈黙は金の価値しかないが、雄弁は銀のごとく大きな値打ちがある」
デモステネス!
古代ギリシャは銀の方が貴重だったようだ!

そう言う話が沢山ある。
暇つぶしにでも、真剣にでも読んだらいい本と思うが・・・・・

軍師官兵衛(番外編⑪)天下統一とは???? 天下は尾張・三河・駿河・遠江の物か!

昨年1年は、軍師官兵衛巡りをした。楽しかった!
九州・四国・中国・京・尾張・美濃・伊豆と回っている。
NHKに感謝している。
名所旧跡、特に城址を見るたびに思う事がある。
城址の説明にもある。城主は誰か?
帰って来てから調べて思う事がある。
天下は中京地方の物なのか????
近畿も入るのか?
関ヶ原以降の大名の配置がある。

九州!
豊後中津に官兵衛(播磨)、後に細川忠興(丹後)、その後は奥平氏(三河)か?
豊後の小大名達。
臼杵の太田一吉(美濃)。
岡の中川秀成 (摂津)。
高田の竹中重利(美濃)。
佐伯の毛利高政(尾張)。
安岐の熊谷直陳(近畿地方?)。
富来の垣見一直(近江)。
筑前福岡に小早川隆景(備後三原)、後に黒田長政(播磨)。
肥後は、佐々成政(尾張)で、後に加藤清正(尾張)と小西行長(摂津?)。
関ヶ原後、加藤清正が一国を領し、後に細川忠興(丹後)。
筑後柳河は立花宗茂で、田中吉政(尾張)が入り、立花宗茂が元に戻る。
久留米は毛利秀包(中国)で、後に有馬氏(播磨)が入る。
肥前唐津は寺沢広高(尾張)、後に小笠原、松平、土井、水野が入る。(三河等)

こうなると元からの大名は、薩摩の島津、肥後人吉の相良、筑後柳河の立花、
肥前佐賀の鍋島、肥前平戸の松浦、肥前大村は大村嘉前、後は秋月、筑紫とかになる。
領主はほとんど変わっている???

四国!
土佐は長曽我部で、後に山内一豊(尾張)が入る。
阿波は蜂須賀家正(尾張)が入る。
讃岐は生駒正親(美濃)が入り、後には松平(三河)が入る。
伊予は小早川隆景(備後)が入り、後に加藤嘉明(尾張)、藤堂高虎(近江)は入る。
その後は、蒲生(近江・会津)、伊達(陸奥)、松平(三河)らが入る。
地の大名は残らなかったのか??

中国は毛利氏が支配した。
備前岡山は宇喜多氏で、その後小早川秀秋(尾張)が入る。
播磨、因幡は池田氏(摂津)。
安芸は福島正則(尾張)で次は浅野家(尾張)。
出雲松江は堀尾吉晴(尾張)で、後に松平家(三河)。
津和野は亀井氏、これは尼子の旧臣である。

となると大大名はほとんど、日本の真ん中の中京・近畿の人間なのか?
これで200数十年支配したのだから、影響は残っているだろうと思う!
結局島津・毛利・鍋島と地の大名が倒幕に立つ。
土佐は特殊であり、郷士と言う長宗我部侍が倒幕に立つ。
恨みは果たされたのか?

2015年1月22日 (木)

神戸三宮フラワーロード・三井住友銀行前でのビラ配り(フランス語会話学校の案内)

3ヶ月ぐらい前になるのか?
歩いていてとビラ配りをやっている。
近づくと外国人さんである。
何を配っているのか?
「ジャルダン・フランセ」
フランス語会話学校のレッスンの案内である。
フランス語とは珍しい。

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ビラを貰って、日本語で聞いたら、配布者は喋れない!
直ぐに奥さんに電話で連絡して代わった。
奥さんがフランス語で喋った。
何とか話は通じたようだ。
それから奥さんは体験レッスンに行った。
フランス人の先生と、日本人の奥さんが迎えてくれた。
とても印象がよかったようで、奥さんはしばらく通うことに決めた。
学費の事を聞いたが、二郎は興味ない!
奥さんが、自分のお金を切り崩して払っている??
『後で揉めそう・・・・・』

それからだが、ビラ配っているのをよく見かける。
二郎は外回りが多いせいもある。
今日も見かけた。
ご苦労さんです!
時々男性二人で配っている。
先生も一緒か?
これだけ会うと、お互い挨拶するようになる。
いつも笑顔で挨拶する・・・・・・・・
奥さんから「ボンジュール」で挨拶するように言われるが。。

やはりビラ配りの効果はあるようだ!
神戸はビラを受け取ってくれる。
東京は受け取ってもくれない様だ。
今日奥さんのレッスン日だったようで、先生から話を聞いてきている。
生徒が増えているそうだ!
フランス旅行前でNHKの講座を聞いている人や、退職後の趣味でフランス語に関心のある人たちが、ビラを見て来る気になったようだ。
ビラ配りのお兄さんもやりがいがあるだろう・・・・・・
奥さんが言うには、フランス人とは思えない程、教えることに熱心な先生とのことだ。フランス語に興味のある人は行ってみたらどうだろうか・・・・・・

ジャルダン・フランセ
神戸市中央区小野柄通6丁目1−9
078-261-2255
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2015年1月21日 (水)

本・絵画で読むグレコのスペイン・中丸 明

神秘の光を宿す画家エル・グレコに、スペインの古都トレドを案内してもらおう。鞄に教養忍ばせて、いざ情熱の国、スペインへ。スペインの魅力が凝縮した街トレドの食・歴史・文化、

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グレコの画業を楽しく軽快に案内する。
1999年発行である。20世紀最後に書かれた・・・・・
著者の本も良く読んでいる方である。
名古屋弁と言うか言葉に酔っている感じしないでもないが・・・・・
下ネタも沢山出て来る。面白いが・・・・・・
エル・グレゴは好きな画家である。
スペインに行った特に妙に印象に残った!
それ以来珍しく本を買ったりしている。
倉敷にも観に行った。昨年は大阪へグレゴ展を観に行った。
絵画の美術館でも時々一点だがある時がある。
そに時は嬉しい!
この本は一度読んでいるが、読み返した。それ程気にいっている画家だ!
最初に 『天正少年使節団』 がトレドに来た話から始まる。
かってのスペインの首都である。

トレドに行った時に観た絵画が、世界三大絵画の一つ、『オルガス拍の埋葬』!

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この絵の前に日本の観光客が三グループいた。
日韓ワールドカップ開催時に良くやっていると、自分ながら思った。
サントトメ教会にあるが、あるのはこの一枚だけらしい。
著者言う、スペインに来るならトレドだと!
著者自身、スペインに貧乏旅行?乞食旅行をしたようだ。
ギター?スペイン音楽に憧れていたのか?
それともスペインの情熱的な女性にハマったのか?
金のないのにと言ったら怒られるか?

グレコは良く金の事で依頼主と揉めたようだ・・・・・・
プライドが高いのか?死んだ時は一文無しだったようだ。
ギリシャ、クレタ島、ベネチュアを経てトレドに来た。

スペインの歴史が記述される。
侵略の歴史か?
ローマ、カルタゴ、西ゴード、ムーア人・・・・・・
イスラム、ユダヤ、キリストとそれなりに協調していた。
レコンキスタ、国土回復運動?
良かったのか?悪かったのか?
スペインはカトリック保護の国である。反宗教改革の国?異端と言われ追われた人も多い。

運河を造るかどうか?
「必要なら神が造っていたでしょう」
そりゃ技術の進歩が停滞する。

裏話と言うのが随所にある。
ルターが便秘だった。
ミケランジェロがホモ。
グレゴ自身、情人がいたとされる。

画風の説明がある。八等身?十等身?
顔も特徴がある。
オルガス拍の埋葬の絵の解説がある。
前から思っていたが、むっつりした顔しかない。
自身も絵の中に入っているようだが・・・・・・・
暗い絵なのか?
トレド風景。トレド景観と地図。異様な迫力を感じる。
お蔵入りにされた絵もある。
マリア等描くにはモデルがいる。そりゃ初恋の人なのか?
あまり高貴な女性では無かったようだが・・・・・
スペインの案内書でもある。面白かったです!

2015年1月20日 (火)

本・墨染の鎧 『安国寺恵瓊』・火坂雅志

戦国時代、禅僧にしてただ一人、城持ち大名となった男、安国寺恵瓊。安芸の名家に生まれながら、家が滅亡して出家。西国の雄・毛利家の外交僧として才覚を現し、戦国乱世に飛び込んでいく―。信長の死を予言し、秀吉の行末を読み切った男の生涯を描く。

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安国寺恵瓊の生涯を描く長編小説である。
大長編である。
はっきり言えば生臭坊主だ!
酒は飲む、女は抱く!
それでなければ外交僧など務まらないと思うが・・・・・・・
才能を認められて出世する。
そうして師の後を継いで毛利の外交僧になる。
毛利元就に両親は殺されている。
が恨みより才能を見出してほしい。
瞳の裏にある物を元就は見抜いている。
毛利にとって毒か?薬か?興奮剤か?

時代は恵瓊を要求している。
戦国時代だ。
毛利輝元と尼子の戦い。
元就は九州にも兵を出す。
大友、竜造寺にも使いに行く。
騙し騙される!裏切りもある!
誠心誠意嘘をついたのだろう・・・・・・

そうして最大の敵、織田信長!
情報が重要である。
そに為に配下の者を各地に走らせる。
この配下の者はどう言う立場の人か?
まさか忍びではない。
寺関係で地道に情報を集めるのだろう。
恵瓊も各地を訪れる。
そうして織田と交渉を担当する。
毛利の両川、吉川元春と小早川隆景!
隆景には信頼される。と言うより発想が似ている。
が戦国武将、元春を始めとする武将たちは力で物事を解決しようとする。
この辺りのやり取りはたいがいの本は同じ内容と思う!
毛利と織田の最前線、播磨・但馬・丹波がある。
当然官兵衛が出て来る。
恵瓊VS官兵衛!
調略の勝負になる。
恵瓊が有利である。毛利は信用がある。『どうかなと思うが・・・・』
その点織田は辛い!

三道併進策!
吉川元春が山陰から、小早川隆景は山陽道から、毛利水軍が瀬戸内から。
これはまとめ役が余程しっかりしていなければならない。
「司馬遼太郎 新史太閤記」では元春、隆景は第一級の武将であるが、これをやるにはその上の力がいる。つなり信長か秀吉と言う事だ!
確かに同時に進軍できなければ各個撃破されるだけである。
上月城攻防戦、三木城攻防戦!
荒木村重の反乱!
村重の家臣が本願寺に兵糧を売ったと言う噂を、あたかも真実のように広める。
村重を反乱に追い込む!
こう言う話は信憑性がある。
本能寺の変、光秀の密書が恵瓊に届けられる。
上杉にも届いていたと言うから・・・・・
これをまず官兵衛に見せる。
取引を持ちかける!
恵瓊は自信過剰になっている。
毛利の為と言うより自分の才能を見せる為に策を施す!
毛利からは離れている。
秀吉に優遇される!
それから隆景が健在なうちが花だったのか?
自身大名になり関ヶ原を迎える。
策士策に溺れる!
やはり時代の変りについて行っていない。
織田信長の転びを予測し、秀吉の未来を評価した。
関ヶ原の恵瓊はその頃の恵瓊ではない!
老いたのだろうか・・・・・・

2015年1月19日 (月)

本・『剣豪血風録・津本陽』VS『日本剣豪譚 戦国編・戸部新十郎』

塚原卜伝、伊藤一刀斎、富田勢源、宮本武蔵、柳生兵庫助など、伝説の剣豪たちの神技や強敵との闘いを描いた著者の傑作短編をセレクト。
剣豪小説はよく読む。
お気に入りは、戸部新十郎、新宮正春!
それでイメージは固まっている。
津本陽の本はあまり読まない。
読んでいて興奮しない。

剣豪血風録
①   塚原卜伝
②   富田勢源
③   伊藤一刀斎
④   佐野祐願寺
⑤   東郷重位
⑥   小野二郎右衛門
⑦   柳生兵庫助
⑧   宮本武蔵
⑨   柳生十兵衛
⑩   堀部安兵衛
10人の剣客がいる。
人選は悪くないが、堀部安兵衛はどうなのかと思う!
それに佐野祐願寺!これは知られていないだけに面白かった。
柳生但馬守は特に出していない。

日本剣豪譚 戦国編
①   塚原卜伝
②   上泉伊勢守信綱
③   富田勢源
④   根岸兎角
⑤   柳生三代
⑥   伊藤一刀斎景久
⑦   小野二郎右衛門忠明
⑧   東郷肥前守重位
⑨   宮本武蔵
こちらも根岸兎角を出している。柳生は3代に渡る。書けばきりがないだろう・・・・・・

戸部新十郎はよく読んでいる。
二文字熟語の剣豪小説、大捨・栴檀、花車・・・・・・
剣豪のイメージは戸部新十郎で固まってしまった。

丁度対比している連作集である。
塚原卜伝
津本陽の最初の塚原卜伝から気に入らない。
小説と割り切れば面白いのだろうが、山本勘介が弟子で登場する。
それは無いだろう・・・・・・

それに対して、戸部ワールドの常連、草深甚四郎が卜伝と立ち会う。
本道と異端と言うべき対決である。
著者の甚四郎が出て来る小説は面白い。必ず卜伝との絡みようだ・・・・・・
『鬼剣の中に甚四郎剣と言う短編がある。卜伝との絡みがあり面白い』

小野二郎右衛門忠明
小説の読み過ぎなのか?
小幡勘兵衛が推薦する。が初めは敬遠される。
鬼人の如くの強さなのか?
それを敬遠されるが、病み上がりでようやく相手を仕留める。
それで人の子であると抱えられる。
この相手が津本陽では秀忠。
戸部新十郎では家康となっている。
忠明の忠は秀忠の忠を貰っている。
そう言うところからは秀忠なのか?
柳生の道場に招かれ立ち会う。
十兵衛は戦う前から木刀を捨てた。
柳生の高弟達も相手にならない。
それほどの強さがあるが、政治能力はあまりない
それが柳生との差になった?

津本陽は、柳生兵庫助を入れている。
この章、柳生宗冬と連也との試合がある。
家光の前である。
昔の剣法は、戦場で太刀を振るう。
鎧兜を身に付けている。介者剣法!
時代は変わってきている。それより平時での戦いを想定しなければならない。
その工夫がいる。
それに対応できるように考えているのが尾張柳生、柳生兵庫助と言う。
構え方が違うと!
「沈なる身の位」から「直立ったる身の位」への進歩?
打ち込みの伸びが違うと言う!
これが江戸柳生と尾張柳生の違いになる。
家光も目をみはる!
宗冬の負け!
『鬼剣の中に秘太刀“放心位”と言う短編がある。兵庫助の本で面白い』

戸部新十郎は根岸兎角を入れている。
斎藤伝鬼坊との絡みが面白い。
関東の剣豪たちが登場して面白い。
それなりの剣客なのか?
『鬼剣の中に、「とかくこの世は」埋火のなかに「微塵」と言う根岸兎角の短編集がある。』

比較して読むのも楽しい・・・・・

2015年1月18日 (日)

本・蒙古襲来―海から見た歴史・白石一郎

元の大軍勢はなぜ敗れ去ったのか?海洋歴史小説の第一人者にして戦いの舞台・福岡在住の著者が、クビライの海洋帝国構想、玄界灘の北西季節風の影響、軍船の構造と建造日程など、海からの視点と大胆な推論で「蒙古襲来」の真相を解明する。13世紀の「日本」と「世界」の激突を、臨場感豊かに描く歴史読物。

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モンゴルの興亡がある。
匈奴の歴史から始まり、ジンギスカンが登場する。
英雄だ!
もっとも侵略された中東、イスラム世界にヨーロッパはの東部はえら迷惑だ!
朝鮮半島、日本、東南アジアもだ!
それと並んで鎌倉幕府の成立がある。
これだけ読んでいても面白い。
モンゴルは十進法体系の軍事組織と言う。
十人を一組に十長、十長を十人集めて百長、百長を十人集めて千長、千長を十人集めて万騎。
万騎が二十四人いたと言う。
24万の軍勢である。
ささいな事で進行する。
ホラズム王国を攻撃する。
十万の兵、馬五十万頭、羊三百万頭と言われる。
今はそんなに馬はいない。
この進軍は見てみたい風景である。

日本もモンゴルも国内には不平分子がいる。
後継ぎの問題がある。
末子相続が全てでもなさそう。

山内昌之の著書に、ハーン死亡の知らせを運ぶ使者の話があった。
西方にいるとしか分からない軍団に知らせる。
昼夜兼行で馬を走らせる。
何頭か従えているのだろう・・・・・
腹もさらし?を巻いているのだろう。
任務を果たしたと同時に死んだようだが・・・・・
そりゃ強いと思う!
馬を乗りこなし、弓にも長けている。
機動力が違う!

モンゴルは中国を制覇する。クビライである。
『東方見聞録』がある。
日本は黄金の国と言う!
朝鮮半島が辛い。
高麗はモンゴルに臣従している。
国土をモンゴルに荒らされている。
モンゴルは日本に使者を出し、国書を出す。

クビライに対するは北条時宗!18歳で執権になり34歳で死ぬ。
クビライはみな殺しをしなかったようだ。
日本も動揺する。
モンゴルの使者を返す。返事もしない。
井の中の蛙!大海を知らずか?
朝廷は、異国降伏の祈祷を命じる。
祈るだけで良いのかとも思うが・・・・・・
7世紀、百済救援で外征し新羅・唐連合軍に敗れた日本。

大堤防を築き、城砦を築く。対馬と壱岐には防人を置き、筑紫の諸国に関東の強兵を配置した。烽火も各地に設置している。
著者言う、何と言う違いか?
使者を追い返していながらほとんど何もしていない。

最初に文永の役がある。
高麗は日本遠征の船を造る。
欠陥品ではないが、長期に耐えれないと言う!
構造的にも問題があったようだ!
高麗も適当にやっていたのではないか?
日本も使者を追い返した割には、警備を強化するでも無し・・・・・
攻撃されるのは、対馬と壱岐なのは分かっている。
何と言うか何もしていないに等しい。
この攻撃はジャブみたいなものか?
一騎打ちの日本と集団戦のモンゴルの差が出た。
名乗りを上げる暇などない。
集団で囲んで殺されるだけである。
この遠征は10月、11月と言う。
この時期に台風は来ないと言う。
どうも風浪で難破したようだ。900隻の船と言う。
船に慣れていないモンゴル兵である。
勝利を収めていながら帰った理由はなにか?
分からないが推測されている。
とりあえずモンゴルが勝手にこけた感じ!

次は弘安の役になる。
それまでに日本は本腰を入れて警備体制を整える。
そして逆に中国本土に上陸する計画をたてる。
それをモンゴルも警戒する。
要害石築地、博多に2mの石垣を湾頭の沿岸に張り巡らす。
一応日本は用意が整っている。
モンゴルも前回の経験を生かしている。
が高麗はたまったもんじゃない!
前回に比べると格段に戦力は増強している。
10万以上の兵が船に乗っている。
船団も2つになる。
日本の松浦水軍も活躍したようだ!
陸上の戦闘も互角と言う。
攻めて来たのは7月である。
台風シーズンになる。
今回は台風と言う。2900隻の船が沈む。
生き残りもここぞとばかりに殺される。
神風が吹いたのだろう・・・・・・
モンゴルも3回目の遠征を考えている。
日本も中国本土遠征を考える。
どちらも疲弊している
日本は防衛に成功しているので、恩賞を与えなければならない。
当然要求するが、土地が無い。
朝鮮半島侵攻の話が出なかったことと思う。
読んでいてよく分かる本である。

2015年1月17日 (土)

1月17日 阪神大震災の日に思う事!

もう何年になるのか?
平成7年である。20年になる。
良く覚えている。
その時は播磨町に住んでいた。
朝仕事に出かける前に震災になった。
大きな音がして、一瞬何事かと思った。
地震と言う事は分かったが・・・・・・・・
我が家は被害は無かったので、どうしようかと思った?
後で気が付いたが、食器が何個か割れていた。
ニュースを見ていてもよくわからな。
とりあえず車で神戸三宮に向かった。
明石までは順調に走った。
それからが走らない。

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朝の7時前に出て、三宮に着いたのは16時過ぎだったと思う。
須磨のあたりで家が燃えていた。
それを横目に見て走ったが、どうなるのかと思った?
三宮は人気もあまり無かった。傾いているビルもある。
最初携帯も繋がったが、しばらくするとパンクである。
帰りはガソリンが無く、ようやく開いているスタンドを見つけた。
ここも釣りは出ない。
払った金額の、5千円だったら計算して5千円分入れてくれた。
帰りはまだスムーズに帰れた。

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それからが大変だった。
建築業に従事しているので、死ぬ思いで復旧作業にかかった。
三宮のメインと言うべき建物の復旧を担当した。
どこの会社も各地から応援に来ていた。
言葉が面白かったが・・・・・・・
北海道から九州、四国と来てくれた。
東京からも多かった。
やはり波長が合わないと思ったのは、二郎だけか?

ともあれ建物が復旧し、お客さんが入った時は新聞にも大きく出ていた。
今は三宮も様変わりしている。
これからも計画があり、色々変化あると思う。

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東北の大震災もあり日本はいつ地震が来てもおかしくない。                                    

備えあれば憂いなしと言うが、なかなか出来るものではない。
ニュースで東北の自動車教習所の避難の責任の判決が出ていた。                                 

『東日本大震災の津波で常磐山元自動車学校(宮城県山元町)の教習生と事務職員計26人が死亡したのは、学校が安全配慮を怠ったためだとして、遺族が学校な どに計約19億6700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、仙台地裁は13日、学校に約19億1000万円の支払いを命じた。』
教習所に責任があるとしていた。
責任が無いとは言えないが、あまりに他人のせいにし過ぎではないか?
「お金を貰っても、子供は帰って来ない!」
そう言う話なら、金は何処かに寄付でもするのかと思ってしまうが・・・・・・
大体19億円も支払う能力があるのかと!

畑村洋太郎が記述していた。
言い伝えがある。
『地震が来れば最低限のやる事をやって、何が何でも高い所に逃げろ!』
やる事と言うと、火を消す事だろう・・・・・・
北海道南西沖地震の時、テレビの放送で観たが、奥さんと子供を亡くした人がいた。
奥さんは高い所に逃げようしたが、津波に巻き込まれたようだった。
気の毒に思う!
『映画 八甲田山』
死が運命なら、生もまた運命である!

阪神地方、瀬戸内海に面しているところは、四国のおかげで津波の心配があまり無い。
東北はもろに津波の心配がある。
シカゴの博物館で観たが、『TUNAMI』の実験装置があった。
津波は世界語である。
自動車教習所で亡くなった人は気の毒と思う。
がそうなると、教習所をその場所に建てる事を許可した責任まで追及される。

近いうちに地震もあると思える。
コンクリートで守るのではなく、個人として何をまずすべきか考える必要があると思うが・・・・・・・・・・

2015年1月16日 (金)

本・名字と日本人―先祖からのメッセージ・武光 誠

数え方にもよるが、日本人の名字はなんと三十万種近くにもなるという。
その中でも「佐藤さん」「鈴木さん」たちが多いわけは?徳川家康はなぜ「源朝臣家康」なのだろう?身近でありながら疑問だらけの名字のルーツ。古代の「姓」から「名字」が生まれてくる過程を、武家支配と「家」の誕生という中世日本史のダイナミズムにからめて詳述する。

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分かり易い本である。
自分の名前のルーツを考える。
岩井二郎である。
著者の本に従って祖先を探す。
茨城県岩井市、今は坂東市になっている。
横浜市岩井、岐阜県高山市岩井、鳥取県岩美町岩井等がある。
特に関東から流れて来て地名の名前を名字にした????
実際は、オヤジに教えて貰ったが、岩の井戸があったので岩井としたようだ!
源氏でも平家でも藤原氏でもない!
そこらの百姓である。豪農でもない!

日本で多い名前。各地で多い名前を紹介している日本で多い名前。
各地で多い名前を紹介している。
源平藤橘から貴少姓を表している。
福島に多い佐藤姓。知事も佐藤だった。
下野佐野庄の領主、藤原秀郷の藤原系の子孫と、佐野の名前を合わせて佐藤になった。
伊藤氏、伊勢の藤原氏。
斎藤氏、斎宮頭を務めた藤原氏。
後藤氏、藤原氏の後継の意味だそうだ。
読んでいると面白い。
工藤、近藤もある。

鎌倉時代に御家人が全国に広がった。
その時にどう名前を付けたのか?
源氏、甲斐源氏―武田氏。信濃源氏―木曽氏。常陸源氏―佐竹氏・・・・・

武士が台頭した頃は源氏と平家で、赤旗と白旗で敵味方が分かる。
のどかなものであった。
平家が滅亡すると敵味方が分からなくなって来た。
区別の為に家紋が必要になる。
武田菱とかは知っている。
が元はと言えば貴族の牛車に家紋がつけられた。
牛車が多くなり集まりに混雑するようになり、牛車の区別が必要になった。
それで牛車に家紋を付けたようだ。
そう言う話が記述されていて面白い。

系図の話なる。
徳川家康が新田義貞、源氏の末と言うのは当てにならない。
はっきり言えばでっち上げである。
が勝者の歴史は残る。
徳川幕府は厳格な身分の固定を図ったと言う。
それは源氏の嘘が原因ではないかと思うが・・・・・・
松平も信長も最初は藤原氏、次に平氏とした。
現状に合わせて変える。
信長が本能寺で死ななかったら、平氏と言う事になっていたのだろう・・・・・
実際は古代の中流豪族斎部氏の子孫のようだ。
家康も、京都の加茂神社の御師の子孫と考えられているようだ。
系図の偽造も知識と技術がいる。
上手くつなぎ合わせなければならない。
そりゃ金になると思うが・・・・・・

通字、織田信長の信、北条時宗の時、北条氏康の氏、毛利元就の元とか有名である。
名前を与える時、通字でない名前を与える。
伊達輝宗、足利義輝の輝を貰った。
武田信虎、虎の字を家臣に与えた。甘利虎泰、飯富虎昌らがいる。
蒲生氏郷、蒲生の姓と郷の字を家臣にやり過ぎ、前田利家にたしなめられた・・・・・

明治維新。
実名と通称の併記が禁じられる。
板垣退助正形。通称を名前とした。

最後に家と先祖崇拝の話がある。
①   土地や屋号などの財産
②   苗字や家号などの家名。
③   家風や家柄などの家格。
④   神棚や仏壇などの祖先祭祀具。
⑤   家族
江戸時代はこの5条件がそろっていた。
そこで過去帳の話がある。
過去帳を作る。
そして寺院調査をする。
気の遠くなる話になる・・・・・・
方法まで記述してくれているが、はたして出来るのか?
面白い本でした!

2015年1月14日 (水)

本・北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録・伊東潤

関東の覇者、小田原・北条氏に生まれ、上杉謙信の養子となってその後継と目された三郎景虎。越相同盟による関東の平和を願うも、苛酷な運命が待ち受ける。己の理想に生きた悲劇の武将を描く歴史長編。

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著者の北条の本は2冊目である。
最初に読んだのが武田家滅亡だった。
面白かった。
どの作品も同じだが主人公は悪く書かれない。『藤堂高虎?』
上杉三郎景虎!
思っているイメージ通りに描かれていた。
が、その反面ライバルだった景勝、兼継がいやらしく記述されている。
当たっているのではないかと思うが・・・・・・・

北条三代目、氏康の息子であるが、北条氏も養子が多い。
一門がある。
家康の松平一門も多い。十八松平と言う。
長年勢力を張っている名門は同族が多そう・・・・
運命に翻弄させられる。
仏門に入れられるが、都合により還俗させられる。
北条幻庵の養子に入る予定が狂う。
上杉謙信の人質になる。
関東の争い。
北条、武田、上杉、葦名、佐竹等沢山の戦国大名がいる。
これらは合従連衡を繰り返している。
甲相駿三国同盟がある。
北条氏康、今川義元、武田信玄の同盟がある。
誰かが死ねば様相が変わる。

相越の同盟がある。
上杉、北条の同盟である。
この証に上杉三郎が謙信のところに行かされる。
上杉と北条の窓口になる。
謙信には優遇される。
養子になる。そして景虎の名前を与えられ、景勝の妹を貰う。
が越後も複雑な情勢である。
中央集権になっていない?
謙信も家臣によく反乱されている。
名の知れた家臣も多い。
地元に密着している。
侮りがたい勢力である。

この越相同盟は崩れる。
北条は武田と結ぶ。
景虎はこの時小田原に帰る事も出来た。
が帰らずに上杉の家督を継ごうとする。
対抗は景勝、兼継!
策謀家として描かれている。
この小説では、謙信の後は景虎と言う事になっている。
意外に真実なのかも知れない。
が謙信亡き後は景勝が主導権を握る。
景虎は北条の出身であるので、越後に地盤が無い。
景虎の為に死ぬ家臣のいないし、命令も聞かない。
反景勝派が集まっている。

北条が景虎の援助に走る。
が近いのは武田である。勝頼に兵を出してもらう。
これを阻んだのが兼継!
黄金を惜しげもなく勝頼に渡す。
これで勝頼は景虎に付かない。
この時に勝頼が景虎に味方すれば面白くなっていた。
越後上杉、甲斐武田、相模北条の三者同盟が出来ていた。
結果は信長に各個撃破されるだけかも分からないが・・・・・・
26歳で自刃する。
妹、桂も嫁いだ勝頼に殉じた。
二人とも小田原に帰れたようだが・・・・・・
乱の後の景勝の報復は凄まじかったと言う!

本・武田の謀忍・近衛龍春

天正十年、織田信長軍に攻められた武田家は、天目山の地で滅亡した。死の間際、武田勝頼は配下の忍び・諏訪次郎らに、小山田信茂、穴山梅雪、木曾義昌など武田家を裏切った武将に恨みを果たすよう言い遺す。闇殺、忍び同士の死闘、裏切り…。諏訪忍び「車衆」の仲間とともに困難な遺命を成し遂げようとする次郎の凄絶な“生”を描く戦国忍者エンターテインメント!

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諏訪の忍びの復讐がある。
武田勝頼を裏切った武将たちに復讐する。
勝頼の死ぬ前の命令である。
つまり殺しに行く!
長い時間をかける・・・・・・
裏切った一門で高名なのは、やはり穴山信君、木曽義昌が大物なのか?
それ以外にビックリするほど沢山の名前が出て来る。
信玄亡き後の関東、甲斐・信濃を巡る争い。
越後上杉、小田原北条、信長に家康が争う!
もっとも甲斐・信濃は家康がものにしたが・・・・・・

執念で狙う!
忍びの争いになれば、各地の忍びが出て来る。
伊賀、甲賀、風魔、諏訪、望月・・・・・
当然真田の忍びもいる。
歩き巫女も登場する。

次郎は次々に返り忠の遺臣たちを殺していく。
仲間もいるが、考えが違い離れていく。そうして殺される。
諏訪次郎に襲われて、自分のところまで来るのかと驚愕する武将たち。
ほっておいても死ぬのに、次郎は殺しに行く。
勝頼も戦費も無いのに無謀な戦いをして、武将たちに恨まれている。
上杉景虎と景勝の争いに、金に目がくらみ景勝に味方する。
判断力が悪いと思うが・・・・・
しかし織田の侵攻にどう出来たのか?
仁科五郎は玉砕した。
ほとんど裏切っている。
穴山信君、木曽義昌だけではない。
裏切っても信長に殺されている武将も多い。
佞臣と言われた長坂釣閑斎。
次郎に殺されるが、勝頼に殉じたと言う説もある・・・・・・・・

武田信玄は信濃侵攻で恨みを買っている。
諏訪御寮人、「井上靖 風林火山」由布姫の死をかけた罠がある。
どうかなと思うが?

忍びの裏切りも多い。
次郎自身、
それらを振り切って諏訪次郎は暗殺を続ける。
暗い人生なのか?
それとも充実した人生か?
最後もどうなっているのか分からない。
戦国忍者エンターテインメントです!

2015年1月13日 (火)

『D-Day 壮絶なる戦い』 BS世界のドキュメンタリー NHK BS1

年末の深夜に大戦のドキュメンタリーをやっていた。
BSである。全部見れなかったが、見逃しで観た。
大変面白かった。
第一次世界大戦、ヒトラーの台頭!
Dデイの話が、前後篇であった。2時間になる。

映画・史上最大の作戦がある。
これにはショーンコネリーも出演している。
本では、コーネリアスライアンの「史上最大の作戦」を読んだ。
パウルカレル「彼らは来た」も読んでいる。
見て読んだのは、いずれも20歳前後の話である。
その当時から比べると、知識も豊富になっている。
奥さんの史上最大の作戦は、「プラ―ベートライアン」である。
時代を感じる。

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このドキュメンタリーは、BBCの制作である。
つまりイギリス側から見ている。
それに将軍連中は登場しない。
戦った将兵のインタビューが多い。
もうかなりの年である。
イギリス・カナダ・アメリカと!

実際に戦っている話である。
カレー侵攻の欺瞞の話は、さらりと流している。
ドイツ側の上陸地点を決めかねているめぐる話もない。
ロンメル将軍もほんの少しだけ登場するだけである。

まず2年前のデュエップ海岸のへの上陸作戦から始まる。
多大な損害を出して失敗に終わるが、貴重な教訓をもたらした。

上陸地点の写真撮影を行う。
まんべんなく、何処か集中しては撮影されない。
すればバレる。
北欧からスペインまでまんべく無く偵察する。
これには写真撮影型のスピットファイヤーを使う。
武装を外し、スピードを重視する。
長距離は、モスキートの写真撮影型を使う。
どちらも撃墜するのは不可能に近い。
追われても振り切れるスピードがある。
写真の分析の話がある。
見ていて楽しいが・・・・・・

写真だけでは分からい。
従って砲台を攻撃目標に入れるが、砲台は下げられていた。
つまり攻撃しなくても良かった????

今は使われない、グライダーがある。
これは第2次世界大戦では活躍した。
「遠すぎた橋」でも活躍した。
30名が6機のグライダーに乗り、最初にノルマンディー後方に、最初に行く。
成功したようだ・・・・・・・

上陸してから海岸を確保できるか?
ドイツは水際で撃退したい!
幸運は連合軍に傾いたようだ。
ロンメルが戦場にいなくて、負傷する!
イギリス側から視点を絞ったドキュメンタリーである。
面白かったです!

2015年1月12日 (月)

本・壮心の夢『抜擢』『天神の裔』『老将』・火坂雅志

天下を統一した秀吉の許に、それぞれ胸に野望を抱いた者たちが群れ集まってきた。摂津の主となり、信長の部将として活躍した荒木村重の晩年の姿を描く「うずくまる」や、琉球征服を夢み、秀吉から琉球守の名を賜わった亀井茲矩の見果てぬ夢を綴った「おらんだ櫓」など、十四人の男たちを活写した歴史短篇集。

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著者お得意の隙間産業である。
あまり書かれることが無い武将に光を当てる。
蒲生氏郷や石田三成は入れなくても良いと思うが・・・・・
ただ選んだ中でこれはと思う人はいる。
文庫本で500ページを超える。
木村吉清、神子田正治、前野長康、今井宗久、神屋宗湛、菅道長、和久宗是が印象深かった・・・・・

木村吉清『抜擢』

元明智光秀の家臣。
東北で30万石を貰う。
それまでは5千石と言う。
理由が明かされるが面白い。
そんなものなのかと思ってしまう!

菅道長『天神の裔』
長曽我部水軍として秀吉に対する。
菅原道真の末と言う。
敵役に野崎内蔵助がいる。
秀吉に敗れて、秀吉の島津攻めに秀吉の水軍として参加する。
菅水軍は小田原攻め、朝鮮の役で活躍する。
関ヶ原では西軍に付く。受けた恩は返さなければならない。
筋を通そうとする。
野崎内蔵助は東軍に付き、藤堂高虎に仕える。
そして菅道長も藤堂高虎に仕える。
大阪の陣がある。
堀の埋め立てで家康は約定を違える。最初から守るつもりはない。
高虎が埋める様に命令するが、菅兵右衛門道長はこれに反対する。
約定は守らなければならない。
高虎と揉めて、腹を切る。
しかし一人だけでも家康に異を唱えたことで歴史の片隅に名が残った!


和久宗是『老将』

三好家、足利家、織田家に仕え秀吉の祐筆となる。
小田原の攻めで、伊達政宗に早く参陣するように促したと言う。
それ以降も何かと政宗をかばったようだ。
隠居してから伊達政宗に仕える。その時で80歳を超えている。
この小説はそれ以降を記述している。
少年が政宗に和久宗是の世話をするように命じられる。
最初はイヤイヤ仕えるが、人柄を知るにつれて慕うようになる!
大阪の陣が起こる。
和久宗是は大阪城に入城する決意である。
少年、小十郎も和久宗是について行くと言う。
希望はかない一緒に大阪城に入城する。
そこで元服する。
烏帽子親は真田幸村!
他の武将がわざわざ和久宗是に挨拶する。
小十郎はここで和久宗是と共に戦い死のうと思うが、和久宗是に夏の陣の前に追い返される。
そうして大坂夏の陣を伊達の兵として参加する。
真っ白な浄衣に一の谷の兜ばかりの宗是を見る。
「宗是さまッ、宗是さまーッ」と叫び続ける!
凄く爽やかな感じがする短編である。

こう言うあまり知られていない武将を短編で取り上げてくれるのは嬉しい!
これからも期待しています!

本・川中島の敵を討て・近衛龍春

越後守護代・長尾為景の末子・虎千代は、十四歳の時に還俗して景虎を名乗る。兄・晴景を助け、鎧袖一触、国内を平定した景虎。兄に代わって守護代に就くや、北条を攻めるべく関東に兵を進めた。関東管領となり、名を上杉政虎と改め、宿敵武田信玄と雌雄を決するべく川中島へ向かう

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真面目な小説である。
要は伝奇小説ではないと言う事を言いたい!
寺に入れられて、還俗させられる。兄がいる。
が謙信(謙信で通す)の方が出来が良い。こういう場合は問題が多い。
嫉妬!
実力で当主の座を勝ち取る。
毘沙門天に生涯の不犯を誓う!
そこまでしなければならないのか・
家臣の娘、近衛前久の妹、関東での妖艶な娘。
皆袖にする。『もったいない』
政略結婚は嫌だったんだろうが、珍しい武将である。
武田信玄も嫌な武将を相手にした。
関東甲信越は遅れている???
自立している勢力が多い。
土豪?
名門意識があり、狡猾なのか?
直ぐに変心する。裏切りなど日常茶判事なのか?
謙信は変わっている。
普通は領土が欲しい。信玄なんかはそうだ。
が頼まれたからと言って戦いを挑む。
異次元の人間なのか?
そのくせ軍神の如く戦いに強い!
が越後内部もまとまっていない。
中央集権になっていないのか?
わずかな土地争いで揉める。
謙信は嫌になり出家しようとする。
サア大変。みんなで謝り元に戻る。
これが関東に行けば、行った時は謙信に服従する。
が越後へ帰れば元の木阿弥になる。
謙信は京へ上がっている。
それも5千の兵を連れている。
問題の松永弾正がいる。
のちに織田信長に対して同盟?協調する。
将軍義輝に弾正成敗を具申する。
が義輝は煮え切らない。
謙信が越後に帰った時が心配になる。
結局何もせずに越後に帰る。

北条に包囲された唐沢山城。
ここにわずかな共を従えて城内に入る。
北条は手を出せない。
軍神の化身と言われる。

小田原城を10万と言われる兵で包囲する。
が謙信直属の部下ではない。
関東の諸将である。
戦意も不足している。
農家の収穫の問題もある。
織田信長のように、常備兵ではない。
農閑期しか戦えない。

越後は相変わらず反乱も多い。
信玄が調略してくる。
これに対して謙信側も武田に対して調略を行う。
謙信配下の軒猿。凄腕の忍びがいる。
武田の忍びを17名殺す!『本当かな?』
信玄の信濃侵攻に対して謙信も受けて立つ。
信濃の豪族達が謙信に助けを求める。
義によって立つのだろう・・・・・
そこで川中島の合戦になる。
第一回、第二回、第三回と戦い、高名な第四回になる。
信玄は影武者を使っている。

著者は啄木鳥の戦法と、山本勘介の献策を取り上げていない。
実際に現地に行っている。
謙信が陣を構えた妻女山に実際登っている。
この場所に1万3千人は在陣できないと言う。
武田側が啄木鳥戦法で通った道。
地元の人間もその時間では歩けないコースのようだ。まして夜である。
謙信は「車懸りの戦陣」をとったと言う。
がそんなものではないだろう?
戦いの中でそう言う陣形になっただけではないのかと!

この車懸りの陣と呼ばれる戦法は、各隊が放射状に並び風車のように回転しながら敵に当たるというものである。
最初に敵に当たった部隊が一旦退くと、すぐ次に新手の部隊が攻撃する。これを繰り返すことによって、敵は常に応戦しないといけないが、自軍は休憩を挟む部隊が出来る分有利になる。
実際に出来るか?
初めて聞いたときはまだ中学生の頃だ。
訳も分からず凄い戦法と思った。
が今はそうではない。実際に戦っていてそんな事が出来るのか?
絶対に無理と思う!
後世の創作ではないか?
が秋山真之はこれを参考にしたと言う。
海上ではなるほどそうなる場面がある。

要はそんなに決められた戦術で戦ったのではないと思う。
後は大将の力量と、部下の対応である。
典厩信繫が戦死する。
まれにみる戦死者が出た戦いだったようだ。
戦闘場面は迫力がある。
面白かったです!

2015年1月11日 (日)

明石市民会館中ホール 新春明石寄席 1月10日(土)

昨年、南光の落語のスケジュールを調べていて分かった。
明石に南光が来る。明石市民会館中ホール!
これは行かなければならない!
上手くチケットが手に入った。
米朝一門!ざこば・塩鯛・南光・南天・團治郎
約450人ぐらい入る?
ほぼ満席である。
係員は、明石市の職員だろう。

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13時半入場で、14時から開演である。
初めてのホールであるが、忙しそうに観客に渡すアンケート用紙とパンフレットを整理している。
そんなものもっと早くしておけるのではないかと思うが・・・・・・
ほうじ茶のサービスもある。
席は後ろは固定で、前の方はパイプ椅子のよいので、座布団を敷いている。
やはり狭く感じる。
が小さいホールなので落語家を目の前で見る感じになっている。

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桂 團治郎  動物園
桂 南天   ぞろぞろ
桂 南光   初天神
中入り
桂 塩鯛   阿弥陀池
桂 ざこば  シジミ売り

みんな面白かったです。
子供が主役である感じ!
最近の落語は、最初の人が必ず言う!
携帯の電源を切って欲しいと!
南光、オロナイン南光・・・・・・
南光・ち○こ・うんこ・・・・・・
二郎は南光にあっている。
聞いていて楽しい!
ざこばの、しじみ売りは、昨年に聞いている。
ざこば節である。
最初の小噺から急に本題に入る。
羽織を直ぐに脱ぐ。
その時に、直ぐ脱ぐなら最初から羽織って来なくてもよい。
決まりですからと!
大変面白かった!

南天が言っていたと思うが、閻魔帳がある。
何処で何を出したかをひかえている。
そりゃそうだろう。
やっている本人も分からなくなりそう!

駐車場で係員に、どうでしたかとと聞かれた。
何気ない一言が嬉しい!

大いなる勘違い? 単なる勘違いか?

先日、お得意さんの安全祈願があった。
参加することになっている。
時間的に間に合わないので、タクシーを使った。
地図で場所を示した。
運転手は、知っていますと言った。
ひと安心である。
行きたいのは、八幡神社である。
降ろされたのは、稲荷神社である。
降ろされた時に、赤い鳥居が多く少しおかしいと思ったが・・・・・・・
結局八幡神社まで歩いて行くことになり、遅刻になった!
情けなくなった!
良く三宮駅で待ち合わせで、阪急・阪神・JRの駅を勘違いした話はよく聞くが・・・・・・・

今年の運勢を象徴している?????
負けへんゾ!!!!!

2015年1月 9日 (金)

本・七人の武蔵

日本を代表する七人の作家が、各々のテーマと史観に基づいて描き上げた宮本武蔵。大衆小説研究の第一人者、磯貝勝太郎のセレクトにより豪華ラインナップで贈るオリジナル・アンソロジー。

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司馬遼太郎、津本陽、山岡荘八、光瀬龍、武者小路実篤、海音寺潮五郎、山本周五郎。

それぞれの作家の短編を集めている。
司馬遼太郎の 「京の剣客」は読んだことがあった。
その時に吉岡一門との戦いが武蔵側と吉岡側で違う事を知った。
知ったからと言ってどうなる物でもないが・・・・・
『気』 『止観!』 深夜の森で静かな時に、突如鳥が騒ぎ出す。
吉岡憲法の 気によって。
精神をも上回る。
天台・真言密教の高僧及び山伏・験者止観を行える者が万人に一人はいたと言う。
武蔵も山伏・験者と交わり気を会得したと言われる。
そう言う気質があったのだろう・・・・・
武蔵の親父の新免無二斎が先代吉岡憲法に挑む!
勝負は引き分けになったが、武蔵は自分の勝と言った。
なので鉢巻を取るように言われたが断った。
鉢巻が同色で血がついていても分からなかったと言う。
そこまで読んでいるのかと思うが・・・・・・・

武蔵の世話をした女性の話。やはり臭かったようだ。
光瀬龍はやはりSF作家なのか。そう思ってしまう内容だった。
対戦相手の事を前もって調べる武蔵も描かれている。
最後の、「よじょう」は今一の感じだった。
ついでに言うと、津本陽も興奮しない作家の一人だ。
何冊か読んでいるがほとんど印象に残っていない。

傲慢と言うか人に対する配慮が足らないように記述されている。

本・山河果てるとも 天正伊賀悲雲録・伊東潤

「五百年不乱行の国」と謳われた伊賀国に暗雲が垂れ込めていた。急成長する織田信長が触手を伸ばし始めたのだ。国衆の子、左衛門、忠兵衛、小源太、勘六の4人も、非情の運命に飲み込まれていく。歴史長編。 

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この小説、伊賀なら必ず登場する忍びが出て来ない。
百地三太夫、藤林長門、服部半蔵・・・・・・
少し寂しい感じがする。
著者の好みか?
好みと言えば、四語熟語が各章の題名に使われている。
難しい・・・・・・・・

物語は伊賀の国の独特さから始まる。
まとめ役がいない。
各地の土豪?が沢山いる。
評定衆がいる。
どこまでまとめれるのか?

織田信雄がいる。
無能と言う。織田家では無能だろうが、普通の頭である。
一般人ならそれを自覚するが、なまじ信長の息子なのでアホと言う事が分からない?
信忠、信孝らに負けまいとして信長に内密で伊賀攻めを行う。
後で褒めてもらうつもりである。
そこからしてアホである。
失敗したらほり出されるか?殺される。
信長の子供と言う安心感がある。
見事に失敗する。
勝った伊賀も勝過ぎを恐れた。
信雄なんか恐れていないが、信長を恐れている。
なまじ勝ったので織田軍を甘く見る!
そのツケは2回目の織田の伊賀侵攻で思い知らされる。
負けを見越して織田に帰順しようとする者。
元の国主、北畠の暗躍!
裏切りだらけである!

練達の忍び、左衛門!
負傷してキリスタンに助けられる。
手当を受けている間にキリスト教の教えにふれる。
いつの間にか帰依している。
信長憎しから、キリシタンの為に信長を守ろうとする。
その辺は面白い。
そうして、天正遣欧少年使節と共にヨーロッパに行く事になる。
そこまでの信者になっている。

信長旗下の武将、滝川一益・丹羽長秀・蒲生氏郷・堀秀政ら伊賀攻めに参加する。
信雄は飾りに過ぎない。
皆後ろの信長を恐れている。
なで切りにされる。
その描写は読んでいて辛くなる。
本当にあった話だと思う!
人間ドラマを読んでいる感じがした。

2015年1月 8日 (木)

本・翁・夢枕獏

美貌の貴公子・光の君の妻である葵の上に、妖しいものが取り憑く。六条御息所の生霊かと思われたが、どうやらそれだけではないらしい。
並の陰陽師では歯がたたず、光の君はついに、外法の陰陽師・蘆屋道満に調伏を依頼するが―。 「獣の首をした王が、黄金の盃で黄金の酒を飲みながら哭いている―これ、なーんだ?」 
葵の上に憑いたものが出したこの謎々は、一体何を意味しているのか。いまだかつてない源氏物語が、幕をあける。

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かってないどころか、思っていたのと全然違う!
陰陽師の話ではないかと思ってしまうが・・・・・・・
著者は源氏物語を読んでいない。
読めなかったという。
この本を記述する為に、読もうとしたが挫折したようだ。
それを聞いてほっとした・・・・・
沢山の著名な作家が現代語で書いている。
がダメだったようだ。
どうしたのか?
ますます夢枕漠が好きになる。
『大和和紀 あさきゆめみし』
何か?
漫画、全13巻を読んだそうだ。
何と言って良いのか・・・・・・
メチャメチャ親近感を持ってしまった・・・・・・

光の君と、播磨の外法の陰陽師・蘆屋道満が悪霊退治をする。
何かこのコンビで続編が書けそうである。
ネストリウス派が出来た。
キリスト教、景教だ!
これはかって見た、「NHKスペシャル 大モンゴル」 プレスタージョンに出ていたので覚えている。
読んでいて絶対に景教が出て来ると、確信していた。
恋愛小説ではない。伝奇小説だ。
が面白い。
こう言うのが好きだから、二郎にとっては面白かった。
妖しいもの。もののけ・・・・・

これは源氏物語と銘うってはいけないと思うが・・・・・

本・名将の法則―戦国十二武将の決断と人生・安部 龍太郎

武に優れ、智に長け、勇を奮うだけでは、「名将」とは呼ばれない──。信長、秀吉、家康はもとより、信玄、謙信、政宗から島津義弘、藤堂高虎まで、乱世にありながら誇り高く生きた男たちは、いかに危機を乗り越え、威信と声望を得たのか。武将にまつわる多くの逸話の典拠となっている『名将言行録』を中心に、他の諸史料を照らし合わせながら、彼らの生涯の中に歴史の核心を読み解く。

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一二将は、毛利輝元、三好長慶、武田信玄、上杉謙信、織田信長、細川藤考、前田利家、島津義弘、豊臣秀吉、伊達政宗、藤堂高虎、徳川家康。
妥当な選び方である。
短くまとまっているが知っている話がほとんどである。
その中で気になるのは下記の通りである。

①毛利輝元
冷徹な現実主と言う。「当家の事を良かれと思うもの、当国にも他国にも一人もいない!
尼子との戦いで、密書を偽造して内部の混乱を図る。これは信じにくいが・・・・・
戦争と調略に明け暮れた人生と言う。

②三好長慶
より松永弾正を出して欲しかった。最初に鉄砲を使用した。薩摩制作と言う。将軍足利義輝を殺せなかったのは、優柔不断なのか?

③武田信玄
一族は日本中に広がった。安芸、若狭、陸奥といる。この連絡網の為に日本海に出ようとした。おかげで上杉謙信と戦う事になった!

④上杉謙信
実り無いと言われる関東出兵は、「冬場の出稼ぎ」と言われる。経済的基盤はあった。やはり交易なのか?

⑤細川藤考
相当な曲者か?足利・織田・豊臣・徳川と家を保った。あまり好きではない。

⑥島津義弘
兄、義久との関係は微妙だったと言う。山内昌之言うところの嫉妬の世界なのか?
NHK大河ドラマの主人公にあげられていたが、どうしても朝鮮出兵の話になる。ましてや大活躍している。隣国が騒ぐ!揉めるネタはやめた方が良いのだろう・・・・・
関ヶ原の合戦がある。もっと名が知られて良い名将と思う!
島津は鉄砲を沢山持っていたようだ。日本の鉄砲の制作地は、堺、近江国友が産地だと思っていたが、そうでもなさそう・・・・

⑦藤堂高虎
大好きな武将である??????
記述されている内容だと、どんな武将かと思ってしまう。戦国武将を絵にかいたような武将なのか?真田昌幸とは違うが・・・・・・・
司馬遼太郎の本では絶対に無い内容かと思うが・・・・・・・・
関ヶ原の合戦が終わり、石田三成が東軍の諸将が家康に挨拶に来る。その時の対応がある。
黒田長政、福島正則、細川忠興、小早川秀秋・・・・・
その中で高虎は三成に自軍に不備があるか聞いたようだ。違いを見せようとしたのか?

短くまとまっている。
大物3人は特に言う事は無いが・・・・・・
すぐに読めた本でした。

2015年1月 6日 (火)

本・学び続ける力・池上彰

初めて語った、父の背中に学んだこと。記者時代、コツコツ独学したこと。そして、いま大学で一般教養を教える立場になって考えること。いまの時代に自分らしく生きるための「学び」について考えるエッセイ。

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著者の経歴がある。努力した人と思う。
学べば学ぶほど視野が広がる。
若い頃に学びの楽しさを知っておけば、生涯に渡って学び続ける事が出来る。

東京工大のリベラルアーツ!
人間としての教養!専門的知識だけの教育ではなく、ひとりひとりの人間性を高める。
その為の例が沢山ある。

技術者の話がある。日本のリストラで韓国、サムスン等に行った。多分高額の報酬を貰っている。
この技術者についてどう思うか?
裏切り者と言うのか?
生活の為に仕方が無いと言うのか?
意見が出される。
読んでいて、サンデル教授を思い出した。
そう言う風に学び、考えることが重要と言う。

技術担当が話すと技術用語が多くなる。
分からないとその都度質問を入れた。
2回目から分かり易く喋るようになった。学習して来たという。

アメリカ大統領選挙のプレゼンテーション。
」ケネディVSニクソンのテレビ討論。
ラジオを聞いた人はニクソンの勝ちと思い、テレビを見た人はケネディの勝ちと思った。
テレビ映りがが重要になる。

オバマVSロムニー。
一回目はオバマが鷹揚さを見せたが、逆に弱弱しいと思われた。
二回目はオバマはアグレッシブに攻めた。
積極的に攻めた!強さをアピールできた!日本ではこうはいかない!

新聞を読む重要性に触れている。それに本を読む魅力について!
著者は、丸山眞男の政治信条に見せられたと言う。固有名詞が出て来た。
先日読んだ本にも名前が出て来ていた。
例としては180度違うが・・・・・・
流石に読みやすい本です!   

本・知的創造の作法・阿刀田 高

知識は創造のためにあり、創造にはアイデアが命である――。
900編を超える作品を生み、40年以上も 「アイデアの井戸」 を掘り続けてきた著者が、その思考法を大公開。実践的 「アイデア・ノート」 の作り方とは? ネーミングのコツは?
ぼんやりと考える効能とは? 読むほどに、魅力的に 「ダイジェスト」 する力、「不思議がる」 疑問力など、ひらめきを生み出し、発想を活かすための作法が見えてくる。
アイデアの天才作家からの 「知的創造へのヒント」 が満載! 知識をダイジェストしてアイデアへ、アイデアを飛躍させてユニークな創造へ――。
900編以上の短編小説を生み出してきた著者が、ビジネスにも創作にも活かせる 「独創的思考法」 を大公開!

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言い方は悪いが、本人も相当な年になる。
短編小説、奇妙な短編の名手である。
好きな作家である。良く読んでいる。
特に、知っていますか?
のシリーズは面白い。
ギリシャ神話を知っていますか、は面白かった。
著者の話は記憶に残っている」。
トーナメントの論理!
何かと言うと、ノストラダムスの大予言!
ものの見事に外れた。これで儲けていた人は金を返しても良いと思う。
ここでトーナメントの論理が働く。
予言書なんて一杯ある。そして時期が来て外れる。
そしてその予言書は終わりになる。トーナメントに敗退する。
そしてまた時期がずれていない予言書が出て来る。そう言う事を記述していた。

知識をダイジェストしてアイデアへ、アイデアを飛躍させてユニークな創造へ!
それには雑多な方法がある。
執念を持ってやる。ボヤっとして待っている。
色々あるが著者のネタを明かす。
と言う事でいろいろ記述してある。
が著者も自分の年を考えている。ので残しておきたいのではないのかと思ってしまう!
阿刀田高を・・・・・・・

ネタは転がっている。アイデアを生む人間観察力。
メモをつける。ITが良いのか?メモが良いのか?
ネーミングの巧みさ!「いい加減さ」の効用。
奇想天外な嘘の効能。
アイデアを生む人間観察力。
自分の作品も例に出しているので信憑性がある。
松本清張と同じような発想になるようだ。著者は自慢している。
沢山の例があり面白い。
もちろん著者が良いと思っている、他人のネタも紹介されている。

漢字の六つのパターン。
象形、指事、会意、形声、転注、仮借。
漢字の進化?
組み合わさり発展する?????
一つの方法が限界になると、次を探す。
そう言うものなんだろう・・・・・
楽しい本でした!

2015年1月 5日 (月)

ハンガリーのお土産、『マジパン』 で出来た!

正月に実家に帰った。
甥っ子がいる。二人いて、どちらも二人の子供がいる。
昨年にハンガリーに行った。
その時のお土産がある。
『マジパン』

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粘土みたいなもので自分で好きなように形を作れる。
面白いと思って買った。
面白かったのか?
正月にその子供の女の子が作って来てくれていた。
見せる為に持って来てくれている。
なかなかうまく出来ていると感じたが・・・・・・

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2015年は???

2015年が始まる。
明けましておめでとうございます!
2014年は思わぬことから、官兵衛巡りが出来た。
まだ残っているが、九州から四国、中国に近畿、東海地方を回れた。
楽しく巡ることが出来た!
官兵衛で、ドラマ・本・名所巡りと出来た。
おかげで本もたくさん読めた。
2014年は海外は台湾とヨーロッパ(ハンガリー・スロバキア・スロベニア・スイス)!
えらく充実した年であったと思う。
奥さんにも感謝です!
今年はどうなるのだろう!
官兵衛巡りの残りをまず回ってみたい。
中国地方の、三原城・村上水軍・吉川元春館跡・・・・・・・
四国地方。
軍師官兵衛のおかげで、幟が沢山立っていて名所が分かり易かった。
今年はどうなんだろう?
宴の後か?
分かり難いだろうか?
今年は萩が賑わうだろう・・・・・
季節の良い時期に行ってみたいと思う!

今年の目標を決める。
光秀・幽斎・忠興・ガラシャ関係を回りたい。
これは相当まわっているので回るところは多くは無い。
次が蒲生氏郷を回りたい!

今年は無理かもしれないが、関東甲信越も回ってみたい。
北条・武田・上杉と関東の諸城を回りたいと思っている。

宮城谷昌光がの「古城の風景」はそれだけの知識が無いので行くのは難しい!
が行ってみたいと思う!
今年は、時間を作り順番に回りたいと思う!
頑張ろう!!!!

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2015年1月 3日 (土)

新春吉本お笑いバラエティーショー 2015 神戸国際会館

年初めの恒例の神戸国際会館の吉本に行った。
2日から5日までやっている。
我が家は、大木こだまひびきをメインに考えて行く事にしている。
と言う事で3日に行く事にした。
ラッキーだったのは、桂文枝がトリだった!

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第1部は漫才から始まった。第2部は新喜劇。
司会は桂三語。将来の大物か?
笑い飯・なだぎ武・ティーアップ・坂田利夫・大木こだまひびき・桂文枝と続く!
メチャメチャ面白かった!
最初から笑えた!
ティーアップは初めて見たが、年寄と若者のコンビが面白い。
アホの坂田も面白い。
3人の助演者のリーダーが面白かった。
どうも調べると、シンクタンクのようだった!
台本に無い事をやっていたようだが・・・・・・

大木こだまひびきは、毎年ここで聞いている。
YuoTubeでも聴いている。
ネタは同じネタである。
コーラと目薬、入れ歯とカスタネット、奥さんとの話、コカコーラのCM・・・・・・
何度聞いても面白い!!!
ウソみたいな話やな!
ウソやがな!
ユメみたいな話やな!
ユメやがな!

文枝は15分の落語だった。
それでも面白い。
我が身を感じる話があった。
病院はネタの宝庫と言う。
ここに来ている老夫妻。
奥さんが主人にボロカスに言う!
若い時は反対だったんだろう・・・・・
主人が車のエンジンをかけて待っている。
「早よせんかァ!」
その報いが今来ている・・・・・・
二郎の将来の姿なのか???
入って来る時も、手を観客に対して大きく振る!!!

新喜劇はめだかだ!
吉田ヒロに中條健一の神戸ネタがあるが、今回は出て来ない。
遠慮しているのか?
吉田ひろが、神戸ラーメンを食べる話をしていた。
毎年の事だが、楽しかったです!

笑福亭仁鶴一門会 神戸文化ホール 新春寄席2015年1月2日

笑福亭仁鶴一門である。
行く前にNHKの相談の番組で仁鶴を見ている。
出し物は下記の通りである。

笑福亭扇平  天災
笑福亭仁嬌  佐々木裁き
笑福亭仁智  ハードラック
中入
マジック   わんだふる佳恵
笑福亭仁鶴  道具屋

20150102_rakugo1

マジックと言うのは落語では初めてである。
着物でやり難いだろうと思ったが・・・・・・・
後に少し空席があった。

天災は聞いたことがある。
確かざこばで聞いた。
他は初めてである。
最初から声が大きい。
年輩の人も多く有難いと思う・・・・・
やはり面白い。
トリは仁鶴である。
仁鶴流の喋り方であるが、間が開く時に感じたが、セリフを思い出している感じがしたが・・・・・・
分からないが・・・・・
マジックと言うのはどうかなと思ったが、面白かったです!

2015年1月 1日 (木)

本・プロ野球の名脇役・二宮清純

“裏方”の仕事が分かれば野球はもっと面白くなる!大記録には必ず陰の立役者がいる。バイプレーヤーたちの生き様から見えてくるもう一つのプロ野球。

20141231_book2

著者の本はよく読む。面白いと思う!
今回は脇役と呼ばれている人を選んでいる。
オールスターの江夏の9連続三振!
これもパの強打者がフルスイングしたから出来た。
ちょこちょこ当てに来られたら出来ていない記録になる。
脇役になったが、パの強打者たちも意地があったんだろう・・・・・・
そう言う話から始まる・・・・・・・
下記のプレーヤー達のインタビューがある。

野手編
①   田口壮
②   大熊忠義
③   辻発彦
④   末次利光
⑤   緒方耕一
⑥   井端弘和
バッテリー編
⑦   谷繁元信
⑧   斉藤隆
⑨   大野豊
⑩   遠山奨志
スタッフ編
⑪   井原春樹
⑫   掛布雅之
⑬   伊勢孝夫
⑭   北野明仁
⑮   山口重幸

スタッフ編では知らなかった名前もある。
やはり面白い。
大リーガーの話は、田口壮、斉藤隆のインタビューでよく分かる。
二人とも未知の世界に飛び込んでいる。
いぶし銀と言う人がいる。
大熊、辻の話も面白い。

伊勢大明神!近鉄時代に三原監督にネーミングされた。
苦労人だと思う。

著者は意識して記述したのか?
2000本安打を打った元ヤクルト宮本慎也の名前が出て来る。
辻発彦が褒める。プレーの先を読むことが出来る。ゼニの取れる内野手である。
ヤクルトのスコアラー兼打撃投手の山口重幸。苦労人である。
甲子園で、PLの桑田・清原に勝つ。初出場で優勝する!
宮本は試合中に山口の意見を求める。スコアラーとしてである。
その会話の中で狙い球とかをヒントにする。
レベルの高い選手ほどスコアラーへの要求が高いと言う。

伊原春樹!
同じプレーの話が出て来る。
羅生門の世界か?
第3回WBC大会。
準決勝の走塁の話がある。
一塁内川で二塁が井端。
重盗のサインが出た。
失敗したようだ。
この場面のインタビューがある。
当事者の井端、内川もある。
コーチだった緒方耕一。
そして評論家的な伊原春樹。
こういうのは面白い。
羅生門の世界になると感じた。
かばう、批判される。結果で判断される。
みんな当たっているのだろう。

伊原春樹については面白い話がある。
眼、視力の重要性を言っている。
何気ない相手のしぐさから先を読む。
そう言えば投手のボールの握りから球種を読む。
いつも思っていたが、良く見えるものだと感心していた。
がそれなりの苦労はありそう!

阪急福本が盗塁できるのも、2番打者が我慢するからか?
そう言う意味で大熊忠義の話も面白い。

大野豊の成功例は本当に良かったと思う。
山陰の田舎からプロになる。
きっかけがある。
高校時代の後輩がテスト入団で阪神に入る。
本人もやってみたい!俺もやってやる。
ここで出会ったのが、広島木庭スカウト!
これも必然だったんだろう!

解説を聞いていても、田口、大野は感じが良い!
人柄によるのだろうか?
面白かったです!


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    呉の大和ミュージアムです。 2012年9月に訪れました。