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2015年1月29日 (木)

本・東大で教えた社会人学 人生の設計篇②・草間俊介・畑村洋太郎

税金、住宅、年金、保険、相続、介護、借金、結婚、老後等ついて分かり易く解説してくれる。
企業による教育。畑村洋太郎は日立に勤めていたようだ。
そこの企業の教育について記述している。
中卒、高卒でも優秀なものはそれなりの教育をする。
人を育てると重要性を持っている。無駄になるかもしれないが・・・・・・・・
今は自分でやらなければならないが・・・・・・・
フリーターが多い。
がこのフリーターの潜在能力を取りだすのは難しいようだ。

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技術の囲い込み。
今の時代パクリが多い。
日本も最近は囲い込みを行う企業が多いと言う。
相手は中国韓国であるが・・・・・
『井戸水を飲む時は、掘った人の苦労を忘れてはいけない』
今の時代、簡単にその苦労した人間を切る。
個人として独立した考えや価値観を持つ。
会社の理論や都合はその次でよい!
借金は払える範囲で借りる。
連帯保証人は絶対になってはいけない。また頼んでもいけない。
人間には資質がある。
誰でもリーダーになれない。
面白い事を言っているが、リーダーシップ論より『親分道・子分道』を説いた方が良い。
住宅所得については、あわてる必要は無い。
ローンにも税金はかかる。
ローンの返済に追われて、小遣いも充分に貰えない生活が良いのか?

それより若いうちは自分に投資する方が良い。
年金の問題がある。
いずれ破綻する。責任はだれにあるか?
それより高齢者を誉めて(おだてて)働かして、と言うより働いて貰って年金支給を抑えた方が良い。
転職の話もある。
転職は能力を求められる。
結果を直ぐに出さなければならない。
報酬が良くなると言っても、倍にもならない。
結果を出さなければ逆に下がる。
35歳までに考える。せいぜい45歳までしか能力は発揮出来ないとされる。
40歳からの転職は考えた方が良い。
畑村流の終身雇用のからくりも教えてくれる。

成功する技術者がある。課長にはなったが、二郎自身成功したとは言い難い・・・・・・・
①   物事の本質を一言で表現できる人
②   マクロに全体を把握し、方向性を示すことのできる人間
③   所属する部、課などの組織を統括し、求心力の中心となれる人
④   自分なりの尺度を持ち、物事の価値や当否を判断できる人
⑤   他人が代替出来ない抜群の能力を持っている人
⑥   技術力があり、独創性を発揮できる人
⑦   ハードだけでなく、ソフトを理解して、ハードとソフトを融合させれる人
⑧   対外的に言ったことを確実に実行し、約束を守る人
⑨   人をいわれなく差別しない人
⑩   人から頼られる人、人の痛みがわかる人
⑪   存在感があり、親分としての行動様式を知り、風格のある人
⑫   コミュニケーション能力の高い人
⑬   運の強い人
成功は運だけでは無理であるようだ。『それは良く分かる』

金持ちは、金を使おう。
フィリッピンは出稼ぎに出かける男女が多い。
これらの送金された金が、社会福祉に使われる。
出稼ぎと言っても日の当らない職種が多い。
がその人達は尊敬されていると言う。
生命保険はインフレに弱い。
事故破産の方法。
相続の問題。
社会人になる前に読むと良い本である。
二郎も学生時代に読んでおきたかった本である。
それよりこう言う講義を聞きたかった・・・・・・

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