本・七人の武蔵
日本を代表する七人の作家が、各々のテーマと史観に基づいて描き上げた宮本武蔵。大衆小説研究の第一人者、磯貝勝太郎のセレクトにより豪華ラインナップで贈るオリジナル・アンソロジー。
司馬遼太郎、津本陽、山岡荘八、光瀬龍、武者小路実篤、海音寺潮五郎、山本周五郎。
それぞれの作家の短編を集めている。
司馬遼太郎の 「京の剣客」は読んだことがあった。
その時に吉岡一門との戦いが武蔵側と吉岡側で違う事を知った。
知ったからと言ってどうなる物でもないが・・・・・
『気』 『止観!』 深夜の森で静かな時に、突如鳥が騒ぎ出す。
吉岡憲法の 気によって。
精神をも上回る。
天台・真言密教の高僧及び山伏・験者止観を行える者が万人に一人はいたと言う。
武蔵も山伏・験者と交わり気を会得したと言われる。
そう言う気質があったのだろう・・・・・
武蔵の親父の新免無二斎が先代吉岡憲法に挑む!
勝負は引き分けになったが、武蔵は自分の勝と言った。
なので鉢巻を取るように言われたが断った。
鉢巻が同色で血がついていても分からなかったと言う。
そこまで読んでいるのかと思うが・・・・・・・
武蔵の世話をした女性の話。やはり臭かったようだ。
光瀬龍はやはりSF作家なのか。そう思ってしまう内容だった。
対戦相手の事を前もって調べる武蔵も描かれている。
最後の、「よじょう」は今一の感じだった。
ついでに言うと、津本陽も興奮しない作家の一人だ。
何冊か読んでいるがほとんど印象に残っていない。
傲慢と言うか人に対する配慮が足らないように記述されている。
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