本・知的創造の作法・阿刀田 高
知識は創造のためにあり、創造にはアイデアが命である――。
900編を超える作品を生み、40年以上も 「アイデアの井戸」 を掘り続けてきた著者が、その思考法を大公開。実践的 「アイデア・ノート」 の作り方とは? ネーミングのコツは?
ぼんやりと考える効能とは? 読むほどに、魅力的に 「ダイジェスト」 する力、「不思議がる」 疑問力など、ひらめきを生み出し、発想を活かすための作法が見えてくる。
アイデアの天才作家からの 「知的創造へのヒント」 が満載! 知識をダイジェストしてアイデアへ、アイデアを飛躍させてユニークな創造へ――。
900編以上の短編小説を生み出してきた著者が、ビジネスにも創作にも活かせる 「独創的思考法」 を大公開!
言い方は悪いが、本人も相当な年になる。
短編小説、奇妙な短編の名手である。
好きな作家である。良く読んでいる。
特に、知っていますか?
のシリーズは面白い。
ギリシャ神話を知っていますか、は面白かった。
著者の話は記憶に残っている」。
トーナメントの論理!
何かと言うと、ノストラダムスの大予言!
ものの見事に外れた。これで儲けていた人は金を返しても良いと思う。
ここでトーナメントの論理が働く。
予言書なんて一杯ある。そして時期が来て外れる。
そしてその予言書は終わりになる。トーナメントに敗退する。
そしてまた時期がずれていない予言書が出て来る。そう言う事を記述していた。
知識をダイジェストしてアイデアへ、アイデアを飛躍させてユニークな創造へ!
それには雑多な方法がある。
執念を持ってやる。ボヤっとして待っている。
色々あるが著者のネタを明かす。
と言う事でいろいろ記述してある。
が著者も自分の年を考えている。ので残しておきたいのではないのかと思ってしまう!
阿刀田高を・・・・・・・
ネタは転がっている。アイデアを生む人間観察力。
メモをつける。ITが良いのか?メモが良いのか?
ネーミングの巧みさ!「いい加減さ」の効用。
奇想天外な嘘の効能。
アイデアを生む人間観察力。
自分の作品も例に出しているので信憑性がある。
松本清張と同じような発想になるようだ。著者は自慢している。
沢山の例があり面白い。
もちろん著者が良いと思っている、他人のネタも紹介されている。
漢字の六つのパターン。
象形、指事、会意、形声、転注、仮借。
漢字の進化?
組み合わさり発展する?????
一つの方法が限界になると、次を探す。
そう言うものなんだろう・・・・・
楽しい本でした!
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