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2015年3月 9日 (月)

本・日露戦争史(①~③)②国内事情・半藤一利

20150309_book1

そうして開戦前の混雑がある。
ロシアが脅威ならロシアとロシアと協調する考えもある。
日露協商!
敵の敵は味方!
ロシアの勢力が南下するのを喜ばない勢力もいる。
ロシアと同盟を結んでいるフランス。
ドイツへのけん制の為に、ロシアのヨーロッパの勢力がアジアに増強されるのは困る!
ドイツは逆である!
ロシアの戦力が東へ行き、ドイツの負担を軽減したい!
となれは列強で日本と利害関係が一致するのはイギリスになる!
条約を守ることについては、違反の常習犯がロシア!
イギリスは守る。
がイギリスは大国である。日本は小国である。
対等に同盟が結べるのか?
イギリスも事情がある!
日英同盟が成立する。

そう言う意味では、太平洋戦争時アメリカと協調する道はあったんだろうと思うが・・・・・
日露戦争も太平洋戦争も相手の首都まで攻める力は日本に無い!
何事も始めるのは簡単であるが、終わりは難しい!

戦略、戦術がある。
陸海軍の協調があるか?
どこも海軍と陸軍は仲が悪い!
情報の交換は必要である。
色々あるが太平洋戦争時と違い上手く交換で来ていたようだ。
山本五十六と宇垣纏が口もきかなかったのが、太平洋戦争!
著者らしくいたるところに、太平洋戦争との比較が出て来る。

陸軍は緒戦は勝たなければならない。
その為に敵に倍する兵を動員する。
当たり前の事である!
海軍も出来るだけの軍艦を揃える。
その為にアルゼンチンからロシアに買われ無い為に日本が買う。
それが揃う時まで開戦を待つ。

山本大臣は奇襲作戦を意図する。
それが前例となったと言う。
実際に奇襲作戦は成功する。
博打では無い。
司令官を変え、万全の体制をひく!
山本大臣も戊辰の役を経験している。
戦いのおいて独特の感があったんだろう!
東郷を連合艦隊司令官に持って行く。
『運が良い!』
それだけではないだろうが・・・・・・
作戦があるが、プロシア参謀総長モルトケは、前線の将軍の独断専行を許したようだ。
一番戦いの様子が分かっている。
ウラジオストックに残っている艦隊に通商破壊を行われる。
これを第2艦隊が攻撃するが、大本営が命令し混乱する。
これを山本大臣が見ている。
余計な口出しをしない方が良いと感じたようだ。
それで対馬か?津軽か・宗谷か?
バルチック艦隊の航路についても現場に任せていたようだ!
結局これが生きた!
これも「坂の上の雲」での記述の時代より、新しい事実が発見されている。
津軽への移動が決まりかけていたが、一人の軍人の踏ん張りによりそうはならなかったようだ!
その場にいた者にしか分からない事もある!
書き直しも必要なのか???
明治の軍人は自慢話はあまりしなかったようだ!
昭和の軍人はそうでは無いようだが・・・・・

機雷により初瀬、八島が沈んだ。
責任論がある。
二人の艦長を東郷は責めなかった。
「おはんらの命、わしに預けてくれんか!」
この時の、山本大臣と東郷元帥の態度を著者は褒める!
海軍は辛い。
艦と運命を共にすればしたで、生き残ったら又それで何か言われる!
そう言えば、ノモンハンで現場の指揮官に責任をなすりつけ腹を切らした陸軍参謀もいる。

一つの事実がある。
乃木司令部は旅順総攻撃に規則性を持たしていたようだ。
ロシアも察している。
26日に攻撃してくる。
①   火薬の補給が1カ月かかる。
②   南山攻撃の突破が26日であり、縁起が良い!
③   26日は偶数で割り切れる。つまり要塞を割れる。
著者は穏やかに記述しているが、司馬遼太郎はそうでは無い!
『兵も死ぬだろう!』
と、司令部を酷評している!

現場の指揮官が、日本兵は精神的に強くない!
と感じていたがこれはモミ消されたようだ。

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