本・マリア テレジア:ハプスブルク唯一の「女帝」・江村洋
生きた、愛した、戦った----。プロイセンをはじめ、周辺国の手からハプスブルク帝国を守り抜き、16人もの子をなした、まさに国母。波乱と情熱に満ちた生涯を描く。

著者の本は何冊か読んでいる。
最も大衆向きの本ばかりである。学術書は読む能力が無い・・・・・・・
16人も子供を生んでいる。
それでいてプロシア、フリードリッヒと戦い続けている。
フリードリッヒも悪い女と付き合った????
大体フリードリッヒも賢くない????
己の意地もあるのだろうが、作らなくてもよいよい女の敵を作り過ぎでは??
3枚のペチコート??
フリードリッヒを崇拝する王族も多い。
マリアテレジアの息子も崇拝している。
ロシアの皇帝も崇拝している。
女性でありながら帝位継ぐ。
かなり無理する。
ヨーロッパの王族の結婚は、お互いの兄弟でする事も多い。
下手な結婚をすれば、何かあれば王位継承権を主張される。
マリアテレジアの相手は、ロートリンゲンの公子フランツである。
小さな国である。つまり害が無いと言う事なのか????
が宿敵とも言うべきフランスの意向もある。
スペイン・イングランド・・・・・・・
フランツは穏やかな人である。
理財の才能はある。
軍事の才能は無い。
マリアテレジアが戦いの指揮をとる。
そういうオースリリアの弱体状況を見て、プロシアのフリードリッヒ2世が動く。
オースリリアのシュレージェンシ地方を簒奪する。
オースリリア継承戦争が始まる。
合従連衡の時代になる。
7年戦争が始まる。
カウニッツ伯!
宿敵、不倶戴天の敵フランスと結ぶ!
プロシア・イギリスVSオースリリア・フランス・ロシア!
毎年のように出産しながら、20年で16人の子供を産みながら、プロシアと戦う。
シュレージェンシを取り返す目前まで行きながら挫折する。
ロシアの女帝の死!
後はフリードリッヒ崇拝のピュートル3世である。
よく7年も戦ったと思うが・・・・・
マリアテレジア夫妻は仲睦まじかったと言う。16人の子供がいる。
妻が女帝では浮気も出来ない。
お腹が大きいのに、よく戦争指導なんか出来たと思うが・・・・・・
娘は攻略結婚の対象としてしか見ていない。
一人の例外を除いて。
徹底的に政略に使う。
特にブルボン家に嫁がせた。
言語も教育されているのだろう・・・・・・・
末の娘はルイ16世に嫁ぐ!
ハンガリー、ドイツ諸侯との軋轢、歴史がよく分かり面白い!
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