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2015年3月28日 (土)

本・熊野まんだら街道②熊野路を往く・神坂次郎

第2章が「熊野路を往く」である。
熊野路では出てくると思った話は、やはり出ていた。
徐福伝説・くじら・トルコ軍鑑の遭難!!!
気になったのをまとめてみる。

①紀伊国屋文左衛門の話がある。この章は長い。謎の男と言う!出生もはっきりしていない。みかんから材木商になる。公儀御用、権力と結びつく!
没落もどうだったのかよく分からないと言う。しかし一大の風雲児である。やりたい事が出来たのだから満足しただろう。
②「天下の栖角」、湯浅の海商の財は銭屋五兵衛をもしのいだ。千島樺太の交換により樺太の漁場を失う。
③施無畏寺の明恵上人、旧仏教側に立ち、法然を批判する。
「欲望のまま暮らしていていても、南無阿弥陀仏さえ唱えれば誰でも浄土に行ける」
「僧なら僧らしく欲望を断ち、菩提心を求めてこ往生できるのではないか」
 施無畏寺とは、鳥獣虫魚すべての生き物がおそれもなくこの世に住めるための願いをこめると言う意味の    ようだ・・・・・・・
④江戸時代の湯浅のしょうゆ。紀州家の後ろ盾を失うと寂れる。が今も名産地である。
⑤日の岬!遭難していた日本の漁船を助ける為に、強風の中をデンマークの船員、ヨハネス クヌッセンが助けようとして亡くなった。
これを悼んだ人々がブロンズ像を建てた。感動ものである!
⑥道成寺!安珍と清姫の無理心中。藤原不比等の時代のシンデデラの話もある。大和朝廷の時代の話である。面白い!
⑦田渕豊吉!日本政界の怪男児であり、庶民の博打を禁止しながら国が競馬の大元になる。批判して干されて落選。
「今世界に大馬鹿者が3人いる。南にムッソリーニ、西にヒトラー、東に東条英機。世界情勢もしらずしてアメリカと戦争するくらいなら、昼寝でもしている」
落選して御坊の町長にならぬかと言われ、「鯨が泉水で泳げるかよ」
⑧エンドウ王国である。また日高産の野沢菜は信州に出荷する。みあげに野沢菜は要らない????
⑨印南町の神様。腰神さん、イボ薬師さん、足神さん、亀の地蔵さん、結びの観音さん。印南川流域に散在している
⑩田辺市、南方熊楠!著者により名前を知った。相当な人物である。また著者の南方熊楠の本を読んでみたい。
⑪紀州和歌山の難解な字。雑賀(さいが)、学文路(かむろ)、朝来(あっさ、播州ではあさご)、周参見(すさみ)、砂羅(じゃら)、夏山(なつさ)、日日(ぬかづか)、朝来帰(あさらぎ)、一雨(いちぶり)、矢底、田杭、論争、茶免はそのまま読める。辞職峠、あまりの険しさに辞職して帰ろう・・・・・・・
⑫紀州流恋の作法。ススキとヨメナを束ねて男に投げる。好きよ、お嫁にして!女の袂に小石を二ついれる。恋し恋し。捨てられればダメ!娘に牛か?馬か?と声をかける。牛はひずめが二つに割れている。二人なので恋人がいる。馬はひずめが一つ。独り身なのでOK!本間かいな????
⑬桃源郷万福寺。備長炭発祥の地!備中屋長左衛門が備長炭の創始者?著者はその説は取らない。
⑭徐福伝説。新宮市にも行った事がある。江戸時代は紀州家の付け家老であり、森林もあり裕福だったと言う。ここは徐福で売りまくっていた。徐福の歌もある。蓬莱山も見た。伝説が信じれるなら、この山が蓬莱山と言うのはかなり無理をしている。やはり富士山でなえればならないと思うが・・・・・・・・
ここには徐福の墓もある。
⑮大石誠之助。まるで赤ひげである。無実の罪で処刑された。
⑯トルコに行った事がある。凄いにぎわいの国と感じた。オスマン軍楽隊が楽しかった。
その時に、軍鑑エルトグローバル号の遭難の事を知った。NHKでもスペシャルでやっていた。
大島の村人総出で救助にあたった。感動的な話である
⑰鯨の町、太地!鯨で有名である。それなりの博物館もある。日本の歴史である。この本にはシーシェパードの話は無い。
あまり関心が無かったのか?
今の情勢を見ると著者はどう思うだろうか?
⑱熊野三山、本宮・速玉・那智と行ったことがある。車でだった。著者は歩いてみる事を勧めている??
いろんな話が記述されていて楽しい!八咫烏も登場する。
又行ってみたいと思っている・・・・・・・
面白い話が一杯ある。著者の本は最近よく読んでいる
読み直していると言ってよいのか!
面白い!
和歌山県は、神坂次郎に感謝しなければならない!
これだけ各地の伝承・伝説等を記述してくれいる。
後世に残るではないか???


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